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歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

お金にならない考古学をお金にしよう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 考古学・歴史ニュースの決定版╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

2018ねん 4がつ 22にち(どよーび、晴れ)

麻酔の注射が痛い

麻酔の注射が痛くなくなる麻酔が欲しい

というかもう常に全身麻酔にしてくれぃ!。・゚・(ノД`)

・・・・・・・・・・・・
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【目次】
  1. Aviciiの急死報道について
  2. アヴィーチーの言葉「十分に努力すれば、成功するだろう」
  3. Wake Me Upの歌詞が素敵!
  4. おわりに:全ての「推し」を持つ者よ...


1.Aviciiの急死報道について

今回の内容は考古学や歴史とは全く関係がありません。


ただ個人的に大好きだったので、後述の「Wake Me Up」に励まされたこともありましたので追悼の意味で書かせて頂きます。


さて、みなさん、EDMをご存知でしょうか? 「エレクトロニック・ダンス・ミュージック」の略称で、クラブとかでよく流れている曲になります。


クラブに行く機会は少ないかも知れませんが、YouTubeでは「テンションが上がる曲」などの検索でよく耳にする曲でもあります。


ノリのいいアップテンポの作業用BGMとして、私もよく聴いていました。ヴィーチーさんはこのEDMの先駆者として有名なトップアーティストの一人で、数多くの楽曲を世に出しています。


ちなみに彼はLaidback Luke Forumsのメンバーとしても活動しており、またティム・バーグやトム・ハングスといった別名のアーティスト活動も行っています。EDMに限らず多才な人なのです。


さて、彼は2018年4月20日に中東オマーンの首都、マスカットにて28歳の若さで急死したと報道されています。死因について詳細は不明なようです。ただ飲酒による急性膵炎を患っていたそうです。


お酒がやめられない研究者にとっては他人事でないですね(ρ゚∩゚) グスン



2.アヴィーチーの言葉「十分に努力すれば、成功するだろう」

下積み時代の長さや過酷さではけっこう色々な人がアーティストの中に見られるように思います。最近ではエド・シーランとかでしょうかね。個人的にはレイチェル・プラッテンも苦労したそうですが、だからこそ「Fight Song」のような奮い立たせるような曲が生まれたのでしょうね。


さて、アヴィーチーは「十分に努力すれば、成功するだろう」と言っていたわけなのですが、彼は自身のポリシーとして守ってきた10+3のことがあるそうです。


  1. 実現させる
  2. 全力を尽くす
  3. とにかくやってみる
  4. 進む道を見つける
  5. 批評家を笑い飛ばす
  6. 創造的なプロセスを見つける
  7. インスピレーションを見つける
  8. 偉大な人の中に身を置く
  9. 自分がしていることを愛する
  10. 楽しむ


これに加えて、アヴィーチーが意識している3つのことがあるそうです。


  1. 注目を集める
  2. 努力する
  3. 素晴らしい演奏をする


彼自身は音楽の世界に生きた人ですから、そのまま受け止められない部分も当然ありますが、共感できる部分もあるのではないかなと思います。


やはりどの世界でも努力は大事なのだなと気付かされます。考古学者も他の研究者も狭き門を競って進む身ですからね。気を引き締めたいなと思います。


ところでAviciiの語源はサンスクリット語の「avici」から来ているそうです。意味は「無間地獄(むげんじごく)」です。八大地獄の中で最も大きく恐ろしい地獄で、他の地獄が生ぬるく感じるくらいの責め苦を受ける地獄なのだそうで、ひっきりなしに苦難に苛まれるさまを表現している言葉です。


アーティスト名だけで登り詰めるまでの苦労が窺えますね。



3.Wake Me Upの歌詞が素敵!


↑Avicii公式の「Wake me Up」


私個人が「Wake Me Up」の歌詞が大好きなので紹介しますね。EDMなので歌詞は短く、繰り返しが多いです。前半部だけ載せましたが、良さが分かってもらえると嬉しいです。

Feeling my way through the darkness
Guided by a beating heart

I can't tell where the journey will end
But I know where to start

They tell me I'm too young to understand

They say I'm caught up in a dream

Well life will pass me by if I don't open up my eyes

Well that's fine by me

So wake me up when it's all over

When I'm wiser and I'm older

All this time I was finding myself, and I

Didn't know I was lost

【以下、日本語訳】  

暗闇の中を通っているように感じる

この心臓の鼓動に導かれて


この長い旅がどこで終わるのかは分からないよ

でもどこから始まるかは分かっているんだ


僕が若いから理解できないんだって皆は言う

僕が夢ばかり見ているって皆は言う


そうだね、しっかり目を開けていないと人生は通り過ぎていくだろうね

けど、僕は別にそれで構わない


だから僕の目を覚ましてよ、全てが終わったその時に、

歳をとって賢くなったその時に、


これまでずっと自分を探してきたけど

迷ってるなんて思ったことはないんだ



…とまぁこんな感じです。どうでしょうか、少しでも励みになれば幸いです。



4.おわりに:全ての「推し」を持つ者よ...

見出しはゴールデンボンバーの歌広場淳さんのツイッターから使いました。


まぁ研究者ってオタクの一種みたいなものかなと思うことがあります。私は数ある分野の中で考古学「推し」で、特にメソアメリカ「推し」なだけですね。


数あるアイドルグループの中で、乃木坂「推し」で、特に齋藤飛鳥「推し」みたいな感じですね!


ということで、、、当ブログの目的はたくさんあるのですが、考古学・歴史好きな方々に情報発信を!というのが中心になりますけども、若手研究者や院生のような何かしらの専門の道を突き進んでいく方々に対して何かしらの支えになればとも思っているわけです。


なので、最後に歌広場さんの言葉をお借りして、際限なく苦難が降りかかる狭き道の途上にいる全ての方々に送ります。


「全てのオタクよ、全ての「推し」を持つ者よ、手を取り合おう。大丈夫だ。俺たちは1人じゃない。」


十分にに努力すれば成功するはず、そして私たちは一人じゃない! そう自分に言い聞かせて、また明日から頑張りましょう!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ


最後になりましたが、Aviciiさんのご冥福をお祈り申し上げます。2018.4.22 だんご



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2018 ねん 4がつ 10にち(かよーび、晴れ)

だんご(管理人名)です。

どんなに反省しても酒がやめられないとです。

今では自省するために酒がやめられませんっ!

・・・久々にヒロシ見ると面白い!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

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東京_日高屋_油そば2


【目次】
1.「油そば」は型式学的分類上、「ラーメン」か?
2.日高屋の油そばのデータ
3.結論:
ラーメンの大別と細別、ラーメン好き札幌人が東京で油そば食べた、美味しかった


1.「油そば」は型式学的分類上、「ラーメン」か?
今回のタイトルは日本考古学を勉強したことのある人を引き寄せる効果を期待してつけました。内容ははっきり言って大したことありません!

さて、前回の「【ラーメンの考古学】らーめん がんてつ札幌駅西口店【実践編①】」の最後に今後の方針について書きまして、ラーメン食べ続けるのしんどいからとりあえず写真から判別できる範囲で分類しよう!となったわけです。

初回の記事、「【色々な考古学】「らーめんの考古学」について真剣に考えてみた…【ラーメン美味しい】」でも様々な分類属性(分類していく際の基準です)を提示しましたが、写真の場合は特に具材に重点を置くことになるのかなと考えておりました。

そんな折、出張で東京に行った際に、油そばが安かったもので食べてみたんですよ。上記写真ですね。

…いかがでしょう?昼からビールを飲んでいるのはご愛嬌!仕事終えてますので!見て欲しいのは具材と麺ですね。黄色い縮れ麺(黄色やや弱、縮れ中)に白ゴマ、ネギ、メンマ、チャーシューですよ!

白ゴマを抜けば、普通にラーメンの具材と変わらないな~とショックを受けたわけですよ。弱った胃腸を心配して写真で分類しようした矢先に、本当にこの属性だけでいいのかと、不安にかられたわけです。

具材と麺だけ見たら、油そばってほぼほぼラーメンではないのかと思ってしまったわけです。ということで以下に東京、日高屋の油そばを美味しく頂いた情報を載せておきます。


2.日高屋の油そばのデータ
油そばって札幌じゃそんなに店ないし、食べないけど美味しかった! ラーメンは飲みの締めの役割があるなと思いますけど、油そばはどろっと感のある濃い目の味付けなので、アテにいいなと思いました。札幌人的には「ラーサラ(ラーメンサラダ)」っぽい感じでおつまみ感があります。


【日高屋 日暮里南口店】
日付:2018.4.10
対象:汁なしラーメン(390円...通常は550円らしい)

①麺の太さ: ???mm(未計測)、中
②麺の色調:黄色(やや弱)
③麺の縮れ:?波頂 / ?cm(未計測)、中
④麺のコシ:中、断面形態が方形
⑤スープの色調:黒色。鰹出汁の醤油ベースで濃い目、粘性あり
⑥ダシの種類:鰹節
⑦油分:汁の量が少なく、不明瞭。
⑧店の味:醤油のみ。
⑨具材:温玉(完形1点)、ネギ(緑・白部分)、メンマ、チャーシュー(4枚)白ごまの5種

評価:【評価】★★★★☆(3.5)
美味しかったですよ。ただ食べなれてないんで評価のしようがなかったので3! 0.5ポイントはコスパですね。通常価格の550円だったらどうでしょう。まぁ大盛りのラーサラだと思えばやっぱお得なので3.5くらいかな。

↑注:個人的なものです。ラーメンブログの性質も付加しようかと打算的に実施しております。

3.結論:ラーメンの大別と細別、ラーメン好き札幌人が東京で油そば食べた、美味しかった
結論として、見た目はほとんどラーメンなわけですよ。第一商品名が「汁なしラーメン」ですからね。ですけど次の写真を見てください。

東京_日高屋_油そば

ほい!付いてきた温玉割っただけでこれですよ!
ヽ(・∀・)ノ

この絵面ならラーメンぽくない!

つまるところ、やはり具材の違いは大きいわけですよ。不安から始まって自信がついたパターンですね。あとですね、麺の断面形態を確認したところ、こちらは方形だったのですが、けっこう違いがあるんだなぁと実感しております。これは写真ではなく、実見(実食)しないと分からないですね。

方形、丸型方形、円形(適当に名付けました)の3種ですかね。麺自体に丸麺とか種類あるのですが、麺の太さやゆで加減とかで角が残る場合と崩れる場合があるんでしょうか、体感したのは3種でした。最終的な答え合わせの時には、製麺についても調査して元々何種類あって、どこが何使ってるのか調べてみますね。

ということで具材に着目した分類だけでもラーメンとその他は分けられそうです。ラーメンの大別と細別と仰々しく銘打ちましたけども、日本における「中華麺」を大別とすると、細別は「ラーメン、つけ麺、油そば」なのかなと思います(ボク、イケメンと続けたかった...)。

つけ麺はスープが別に用意されてますので区分は比較的簡単ですね。使う食器がもう違いますから。油そばは別名が多くて「まぜそば」はまだしも「あぶらーめん」もあるようです。日高屋も「汁なしラーメン」と呼称されていますし、その違いはスープの量と濃さでしょうね。

液体の粘性が非常に高く、よく混ぜて麺に絡めて食べるものです。札幌のラーメンが麺と絡むように強く縮れるように新たな麺を開発したことを考えると、最初から絡む前提のあぶらそばとラーメンでは麺の選び方に違いがありそうです。

またあぶらそばは醤油ベースのみのようですね。店によって違いはあるかも知れませんが、一見すると麺で隠れてスープ見えないくらいなのがあぶらそばと定義して良いでしょう(但し出来上がった直後に判定するものとする。一日以上放置してスープを吸い尽くしたのびのびのラーメンは含まない、というか認めない(≧ヘ≦) ムゥ)

基本は北海道のラーメンで分析していこうと思いますが、出張の時は積極的にラーメンやその他の麺類を食べていこうと思います。今後の分析成果に乞うご期待!


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2018ねん 4がつ 16にち(げつよーび、くもり)

出張先が一番仕事が進むのはなぜでしょう?

ずっと出張していたい!

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【目次】
  1. 考古学者で印税1000万円が実在する!
  2. 印税の仕組みと、ロードトゥ手取り印税1000万円!
  3. 日本の大学数と考古学者数を踏まえて現実の印税生活を考える


1.考古学者で印税1000万円が実在する!

先日の出張の際に、様々な大学での勤務経験をお持ちの高名な某考古学教授にお会いしてきました。その際に聞いた話なのですが、現役の考古学者で新刊出したら印税1000万円の人物がいらっしゃるそうですよ!


実は私は報告書の出版とか専門書として研究に関する本の出版には興味あったのですが、出版助成に支援頂く形での非営利的な出版しか考えたことなかったのです。


日本の考古学の世界では報告書の出版自体は全くお金になりませんし、というかむしろお金がかかる!海外に比べると助成金も非常に少ないですしね、実際多くの市が報告書を印刷できても発送費用がなかったりするのが現状だと聞きました。


まぁ海外の場合と言いますか、アメリカの場合は報告書にISBN付けて販売してますし、売れるんですよ!もちろん全てじゃないですけどね。日本的な純粋な報告書ではなくてカラー写真とか関係論文も載せたような見栄えのいいものが一部見受けられますが、平均すると3000~5000円とかでしょうかね。


まぁ価格はマチマチです。正直古書で入手するケースがほとんどなので市販価格に詳しくありません(ごめんなさい)。古書に限って言えば、重要な報告書は10万円とかもごろごろしてます。その場合は印税関係ないか…


ということで、金にならない考古学をお金に換える!がモットーの「歩け、マヤ」にとって、印税について考えるのは重要かなとふと思い、この記事を書いた次第です。


出版書籍の執筆であれば、自分の専門と直結ですし、何より業績にもなる!いいこと尽くしですね!売れればね!



2.印税の仕組みと、ロードトゥ手取り印税1000万円!

印税は出版物の価格の3~10%が権利者に支払われるものです。税金も払わなければならないので即手取りにはなりません!

ネット上の漫画の無断・無料配信とか問題になっていますけども、漫画ってやっぱ売れるみたいですね。さらっと昨年、一昨年の人気漫画をいくつか調べてみると700万部とか売れてたりします。

印税を5%で考えても3億円ですよ!いやはや凄いです!

じゃあ実際、考古学者はどれだけ売れば1000万円もらえるのか、考えてみましょう!

印税には2種類あって、それが「実売契約」「刷り部数契約」になります。前者は売れた分だけ支払われるということで、売れなかったら何ももらえません!だから印税生活は無理!って書かれている記事も散見されましたが、実際にそんなことはありません。

何でかって、出版社も商売だから売れる見込みない本は刷りませんから!もちろん出版助成とか自費出版なら、会社に不利益ないですからやってくれますけど、それだと印税生活にはなりませんからね。

そもそも印税のパーセンテージが低いのは、実際の印刷費用や会社の純利の他に、広告費が含まれてるからですね。なので出版の企画を持ち込むと担当の方が真剣にモノになるかどうかよく話を聞いて判断してくれるのです。

後者の「刷り部数契約」は初版で刷った分はもらえることになります。執筆者にとっては安定な契約ですが、その分印税のパーセンテージは下がってしまいます。

さて、最初の話に出てきた某考古学教授は一体何冊売ったんでしょうね?

手元にある専門書を見てみると単価が2500円~3500円くらいものが多いようですね。博士論文的なものだと7000~10000円クラスもありますね。

ここでは仮に単価3000円、擦り部数契約で印税5%で考えてみましょう。所得が印税のみとは考えにくいのですが、ひとまずそう考えることにして、900~1800万円の所得税33%、控除額150万円で計算します。すると…

8.5万部!!!

売れ筋漫画と比べたら大した数量じゃないように感じますけど、専門書だと思うとまぁわけわからん量売れてますね。ちなみに芥川賞とか有名な賞を受賞した際の最初の刷り部数は5万部だそうです。専門書8.5万部がいかに遠い数字がお分かり頂けたでしょうか(ρ゚∩゚) グスン


3.日本の大学数と考古学者数を踏まえて現実の印税生活を考える
さて、もう少し計算してみましょう。夢を捨てたくないので!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

よくよく考えてみると(よく考えなくとも)、印税生活しちゃうと研究者じゃなくて物書きになってしまうやん!と、ふと思いましたが、まぁいいでしょう。お金は大事ですから。

印税で生活するということは、正直1000万円も要らないです。仮に200万円だとしても、毎年継続的にそれを貰う方が難しいでしょう!

なので専門書は継続的に書けるものではないからこそ、一発当てて、4~5年細々と研究に打ち込むのが現実的(ほんとか?)なようにも思えます。

さて、私たち考古学者が書く本をどれだけの人が買ってくれるのでしょうか? とりあえず買ってくれそうな対象として大学を選んでみました。

現在、新規の学生を募集している大学は、764大学! 多いと言えば多いけど、8.5万部売りたい私たちからするとめちゃくちゃ少ない! しかもこの中には美術大学とか看護系も含まれるそうなので、考古学の図書なんか要らない可能性大!

一方で考古学者の数は、某論文によると約7000人(2010~1014年のデータらしい)! けっこう多いですね! これは大学教員300人、埋蔵文化財調査員6000人、民間調査機関や博物館職員を足した推定値だそうです(っていうか大学教員少ない!アカポスが超狭き門なのが分かりますねヽ(TдT)ノ)。

海外でも聞いた話ですが、論文によると日本は考古学者大国なんですね。ヨーロッパでは多くとも5000人未満のようです。まぁ人口比率としてはあちらが上ですけどね。

では考古学を専攻する学生の数は? 2016年度のデータによると平均7人が考古学で卒業論文を提出しているとのこと。考古学を専攻できる大学は200大学くらいあるので、1400人! 他専攻の受講生も本を買ってくれるといいのですけどね~。まぁ専攻生が4年生までずっと同数いるとして5600人

まぁということで、考古学の専門書を執筆・出版したとして、全国の大学図書館や研究室、考古学者及び考古学学徒が購入してくれたとして1.3万部です。けっこうすごい!

一般就職された考古学研究室OBや、日本にたくさんいる考古学・歴史好きな人々が購入してくれたら3万部くらいはいけそうじゃないですか? …まぁ現実は厳しいでしょう!(ρ゚∩゚) グスン

最後に結論と致しまして、素晴らしい専門書を書くことができたなら200~300万円はもらえそうだと思います! 名著であれば後の考古学徒も買ってくれるかも知れませんしね。中古で買わなければね!

一方で、印税で1000万円というのは不可能ではないのでしょうが(実際存在しますし)、まぁ難しいでしょう。もし印税を狙うのであれば、多くの考古学・歴史好きな一般の方々を惹き付けるような魅力ある本を書かなければならないと思います。ゴリゴリの専門書ではいけないのですね。

ともかく考古学関連の書籍を出版して印税のみで生活するのは不可能に近いと思いますが、売れずとも研究者にとって業績になりますからね。報告書も出さないような考古学者も目立つ昨今、考古学の未来を担う若き研究者には是非、報告書の出版だけではなく一般書籍、専門書の出版も視野に入れて欲しいなと思いつつ、日本・世界における考古学の発展を祈りながら筆を置くことにします。


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2018ねん 4がつ 10にち(かよーび、晴れ)

久々の東京は・・・楽しいっ!

古書店で衝動買いした本が重い!

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グラフ

【目次】
1.反省文と1日当たりのPV数の変化について
2.言い訳:「考古学」とか特化型記事の難しさについて
3.展望、てか宣言!頑張りたい!(*・ω・)ノ



1.反省文と1日当たりのPV数の変化について
はい、出張準備やらなんやらで丸一週間何も記事書いていませんでした!

2000字程度の記事を1日一本書くことを目標にして

二週間は頑張ったんですけどね、

最早これですよ!ヽ(TдT)ノ


ブログの書き方みたいな記事はゴロゴロしてるものですが

最近読んでると、一日に50PVでも凄いんだって!

上位30%くらいに入るんだって!


だってそれくらいたくさんの人がブログ始めて、

すぐに放置するからだって!!!

耳がいた~~~い!。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン


ちなみに初めてまだ3週間、

というかここ1週間はさぼってるので

実質的に2週間しか稼働しなかった当ブログのPV数は・・

10くらいです!!!


これまでの投稿記事は18です。

最初の挨拶文や、始めの頃の短文、

プライバシーポリシーがあるので、

実質的には15記事です。

稼働日数が2週間ですから、ほんと1日1記事ペースですね~


さて、私が利用してるライブドアブログですが

ブログランキングなるものに自動で登録されるようです。

システムについては不明ですが、

調べてみたところ、

どうやら現在は1日当たりの平均PV数でランキング分けされているようです。


この「歩け、マヤ」は1日10PVなので☆1です。

☆☆☆☆☆(5つ星)まであるみたいですね

そこまでいくとは思ってないですけど

☆4まで行きたいな~て漠然と思ってますv( ̄∇ ̄)v


ま、当面はまじめに継続して

☆2になるだけでもかなりアツイですね!


いや、ほんと1週間もさぼったものだから

「☆なし」に落ちると思ってたんですけどね

何でか「PV数/1日」も大きく変動してないんですよね

ただし激しい波があります。

新記事書いてないんで当然ですけども


いやー、ほんと嬉しいことではありますが

どーやってみんなこの新米ブログに辿り着いてるんだろう?

と不思議でたまらない今日この頃です。


2.言い訳:「考古学」とか特化型記事の難しさについて
ヤフーニュースを始めとして

色々なニュースがネット上で見られる現代社会ですけども・・・

まぁ正直どれもそんなに代わり映えしない!

当然と言えば当然なんでしょうけども・・・

記事ネタを探している立場としては悲しいです(ρ゚∩゚) グスン


さて、最近のシステムはめちゃ優秀ですから

考古学ネタとか、歴史・科学ネタばっかり検索してると

あなたへのおススメ的に勝手に表示してくれるんですよね!

ありがたい!!!


考古学はモノを扱う研究ですけど

(ざっくり言えば)最終的な目標は人類の理解ですからね

所謂、史学系以外の科学研究でもタメになるし

日常のちょっとしたことでも気に留めておくと

後から役に立つこともあるわけで・・・


元々考古学をやる上で、関係しそうな様々な知識を溜め込むよう心がけてきました。

でもほんとブログやってて、

色々調べて、

考古学に活かせないか、あるいは考古学的な話に繋げれないか

と日々考えるのが癖になるのはいいこと
だなぁと感じております。

(その割にサボりましたが( ・Д・))


というわけで歴史や関連諸科学まで手を伸ばすとそれなりにニュースは見つかります。

でもかなり波があることに気付きました!

考古学に限って言えば、


こんなに発見ってあるんだ!(ネタ祭りや~!v( ̄∇ ̄)v)

って時もあれば、

何もない時もある!むしろ基本何もない!


特化型のブログの方が趣味の合う人を固定的に惹きつけられるし、

書いてる方も書きやすいのが良いのだけど

自分の考え方を示すだけで個性出ますからね

(あんまり下手なことは書けないな~ってプレッシャーもあります)


しかしながらネタ探しが大変!!!

記事書いてる時間よりネタ探しに時間がかかるのではと思ってしまいます。

最初は書きたいこといくつかあったのでサクッと書けましたけど

今は正直、調べるのに1時間、書くのに1時間で

計2時間で2000文字の記事1本
って感じですね


3.展望、てか宣言!頑張りたい!(*・ω・)ノ
ブログ運営を行う上で、大事なのはやっぱり「継続」です。

もちろん世の中のほぼ全ての事柄に関して

「継続は力なり」と言えるでしょうが。


ブログの場合は、それが顕著で、

挫折が早いと全く意味がなくなってしまうんですよね

もちろん完全に趣味であれば問題ないですけど

当ブログ「歩け、マヤ」のモットーは

「お金にならない考古学をお金に換える!」

ですので。

「考古学」の部分は「研究」あるいは「趣味」に置き換えて頂いて構いません。

そうすると当ブログの趣旨がより明確になるやも知れません。


一般的には、ブログはとりあえず100記事目指しましょう!

ってありますね。

半年~1年は耐え抜いて、300記事溜めましょう!

ってありますね。


・・・いや、、頑張れるかな?(´・ω・`)

がんばろ~!!!よいしょ~!!!( ・Д・)


ってことで、久しぶりの記事をこんな雑談で誤魔化しておりますが、

今後とも継続していきたいので宜しくお願い致します。

またブログを始める方は今後もいらっしゃるでしょうから、

一研究者(ブログ素人)が暇みて書き続けた結果として

定期的に記事数の増加とPV数の関係や収益について

具体的に提示していけたら
と思っております。


我が国の現状として、研究の未来を支える院生が貧困に苦しむ状態ですが、

専門は違えど(同じこともあるでしょう!)、研究者ないし研究者を志す者同士

仲良く、強く生きていきましょー!!!よいしょ~!!!( ・Д・)


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20XXねん 4がつ 2にち(げつよーび、晴れ)

ここ数日喉が激しく痛くてつらいヽ(TдT)ノ

・・・・・・・・・・・・
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【目次】
  1. 中世ドイツにおける発見
  2. 頭蓋骨変形の文化の分布
  3. 歴史的な差別? -マヤ文明と宇宙人ー


1.中世ドイツにおける発見
写真の頭蓋骨は、ドイツ南部にある1400年前の墓地から見つかったものです。通常の頭蓋骨と比べると明らかに縦長に伸びていることが分かります。

4世紀から7世紀のヨーロッパは、世界史でも有名な「ゲルマン民族の大移動」の真っただ中でした。この頃にゲルマン系のゴート族、バンダル族が、衰退期のローマ帝国領内に侵入し定住していきました。

問題となるドイツ南部では、6世紀頃にバイエルン人が移住してきましたが、彼らに頭蓋骨変形の文化はなかったのです。そのためこの頭蓋骨の女性は一体何者なのかと半世紀以上もの間、研究者の中で一つの謎とされてきました。

近年の化学技術の発展は考古学研究を始めとする歴史研究に新たな分析方法を与えてきました。今回、用いられたのは頭蓋骨のDNAを調べるというものでした。

頭蓋骨は細かく分けると23のパーツから構成されており、頭部形状に流動性を持たせることで出産時の母体への負担を軽減していると考えられます。この頭蓋骨は成長に伴ってすぐに固まっていきますが、成人後の頭蓋骨にも割れ目の痕が残っています。

この頭が柔らかい時期に赤ちゃんの頭部を布などで締め付けることで頭蓋骨を変形させているわけです。つまり後天的に物理的に変形させているため、DNAには変化が現れるわけではありません。

今回の研究では同じ墓地から見つかった通常の頭蓋骨と変形した頭蓋骨のDNAを比較することで、通常の頭蓋骨はバイエルン人男性のもの、変形した頭蓋骨は東アジア由来の遺伝子を最大で2割も有していることが分かりました。

バイエルン人男性は金髪・碧眼だったのに対し、変形頭蓋骨を有する女性は金髪ないしは茶髪で茶色の瞳という似ても似つかない様相だったことが明らかになりました。

頭蓋骨を変形させる風習は、ヨーロッパでは現在のハンガリーなど東方の一部でのみ見られ、さらに東方のアジア圏ではフン族では女性の頭蓋骨変形が多く確認されています。

つまり南部ドイツで発見された変形頭蓋骨を有する女性は異国の花嫁だった可能性が指摘されたのです。


2.頭蓋骨変形の文化の分布
さて、この頭蓋骨を変形させるという風習は世界でどれだけ確認されているのでしょうか。

ヨーロッパでは先ほどのハンガリー周辺の他は、15世紀のドイツ、16世紀にギリシャ、トルコ、17世紀にベルギー、フランス、19世紀にもフランスにて事例が確認されています。

こう見ると非常に一般的にも見えますが、実際には小規模の風習で散発的に発生・消失しています。頭蓋骨を変形させる目的については研究者間でも意見が別れています。

当時の女性の風俗である頭巾を被るため、美的観念から、骨相学からくる優生学的な意味合いなどの解釈が提示されています。

アジアではさきほどのフン族の風習の他、日本の弥生時代にも僅かな事例が存在しています。弥生時代終末期の3世紀頃のもので、鹿児島県に所在する広田遺跡にて出土した人骨に見られます。


3.歴史的な差別? -マヤ文明と宇宙人-
さて、この頭蓋骨変形は中南米でも多く見られる風習です。南米ではインカ文明に関連してチチカカ湖周辺で見られ、また20世紀のアマゾン周辺でも記録が残っています。

中米ではオルメカ文明やマヤ文明に見られます。特にマヤ文明では一般的な風習であり、他の事例で多く見られるように女性だけではなく男性に対しても行われているという特徴があります。

さて、マヤ文明のこの手の話になると出てくるのが、「宇宙人」の存在です。

当時の技術では作り得ないオーパーツとしてのクリスタルスカルとか、パレンケのパカル王の石棺のモチーフが宇宙船を操縦するマヤ人を描いているとか、非常に天文学知識に長けた古代マヤ人は宇宙人によって知識を与えられていたとか、マヤ文明は突如として滅びたのではなく技術が発達し過ぎて宇宙へ他の星へと移住したとか・・・

本当に色々なことが言われています。南米で発見される奇形のミイラも宇宙人か?と騒がれることも多いですよね。

ヨーロッパの話とか自分たちの祖先に関わると途端に現実的な解釈になるような気がします。今回の中世ドイツの花嫁はフン族等の東方の民族由来と言われるわけで、ドイツでは中世から宇宙人と交雑していた!とはならないわけですよね。

オカルトは見ていて楽しいとも思いますし、ある種の期待を持つ気持ちも分かります。しかし自分とは直接関わりがないということは、他者にとっては直接関係する場合があるわけで、あまり好き勝手言っていいわけではないのではと思ったりします。

あなた方、日本人は愚かなので自ら文化を発展させることができず、弥生時代に宇宙人から知識を与えられて今の文化の礎を築いたんだ!って言われたらイラっとしませんか?

そう、古代の知恵とか技術が素晴らしい時に、その根拠を宇宙人とか超古代文明に求めるのは、その地の人々の自発的な発展の可能性を無視していることになるのです。

歴史解釈と無関係な場合、ま、個人的には宇宙人いたら面白いなと思いますけども(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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20XXねん 3がつ 29にち(もくよーび、晴れ)

今日は文章をたくさん書いた。

こうしてブログまで書いている。えらい!( -д-)ノ

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コラム チチェン・イツァの写真
↑チチェン・イツァ遺跡ののエル・カスティーヨ(筆者撮影)

【目次】
  1. 神殿の前で手を叩くと奇跡の音がする?
  2. 反響音について調べてみた
  3. 私の経験と現地で聞いた「真の歴史」(オチ)


1.神殿の前で手を叩くと奇跡の音がする?

上の写真は、メキシコ、ユカタン州に位置するチチェン・イツァ遺跡のピラミッドです。1988年に世界遺産に登録されたこの古代都市は、マヤ都市の中でも非常に大きな規模を有しています。


居住時期は古典期後期から後古典期前期にかけて、つまり西暦600年~1200年頃です。遺跡南部には居住時期前半期のマヤ的様式であるプウク様式をもつ景観が見られ、一方で遺跡北部では後半期のメキシコ的様式であるトルテカ様式をもつ景観が見られるという特徴を有しています。


 このピラミッドは通称「エル・カスティーヨ」と呼ばれ、スペイン語で「城塞」を意味します。一方で、四角錘の4面全ての階段数と最上段の神殿を1段として合計することで365段になることから、「暦のピラミッド」とも呼ばれます。


 さらに、階段の縁石部の最下部にはククルカン(羽毛の生えた蛇)の頭部が造形されており、春分・秋分の日の太陽が沈む時に階段の西側面に影によってククルカンの胴体が現れることで有名です。そのため「ククルカンのピラミッド」とも呼ばれています。


 さて、この神殿ピラミッド、実は正面で手を叩くと奇跡の反響音がするとのこと…


 手を叩くとすぐに「ケトゥン、ケトゥン」と音が返ってくるのである。これがケツァールの鳴き声だと言うのです。



↑それがこれだ!


↓ケツァールという鳥 カワ(・∀・)イイ!!

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 ケツァールはマヤ文明の領域の内大部分を占めるグアテマラ共和国の国鳥です。お金の単位にもなっています。オスの尾羽は非常に長く美しいんです。そのため古代マヤではコンゴウインコの羽と並んでお王族やエリートの頭飾りの一部として非常に重宝されていました。


 ちなみにケツァールの胸が赤いのは、グアテマラにおけるマヤ人の英雄テクン・ウマンが1524年にスペイン人のコンキスタドールであるペドロ・デ・アルバラードとの戦争にて戦死した際、ケツァールがその死を悲しむようにテクン・ウマンの死体の上を撫でるように飛んで行った時に血が付いたためと現地にて伝承が残っています。



2.反響音について調べてみた

反響(はんきょう)とは、音波が壁などに衝突しはねかえって来る現象である。いわゆるやまびこ、こだま。 音波は壁などの物体に衝突すると、その壁自体が音波と同じように振動する。その物体の振動により再び音波が発生する。これによって生じたものが反響である。物体の性質によって、反響してくる音波は変化する。(wikiより)

 ということで、反響という現象はどこでも起こるんですね。音楽関係施設のように特別な対策をしていない限り、反響や残響は起こると考えて良いでしょう。


 さきほどのクラップ音がケツァールの鳴き声に聞こえる現象ですが、実はあれ、チチェン・イツァ遺跡のエル・カスティーヨ以外でも起こる現象なのです。


 実際にやってみたことあるので間違いないです。現地ではピラミッドの正面で手を叩くと…と言われてまして、最上段の神殿の内部に入った音が鳥の声のような反響を起こすと言われてますが、ほんとかは分かりません。


 今度ピラミッドの側面や背面でも試してみますね。反響現象の説明によれば、反射する物質の性質や形状によって音が変化するそうですので、ピラミッド自体平らな壁ではないのでそれが原因のように思えます。


 あんなに高いところの神殿の内部に入った音だけが鳥の声のように変化するとは思えませんしね。また多くのマヤのピラミッドは石灰岩から造られていますし、漆喰の上塗りがある場合もあります。メキシコの修復例ではセメントで固めてる場合もありますね。


 そういったピラミッドの石材や表面を覆っている素材によって、あのような音に変化している可能性が高いです。



3.私の経験と現地で聞いた「真の歴史」(オチ)

 さて、果たして古代マヤ人は、あのようなクラップ音が神聖なケツァール鳥の鳴き声に変化するように計画して神殿を建設したのでしょうか?


 これについては分かりません。証明も難しいと思います。しかしながらきっと偶然の産物なのではないでしょうか。


 私はグアテマラのティカル遺跡にて、初めてこの現象についての話を聞きました。聞いた相手はガイドさんでした。


 最初は驚きました。現地のガイドさん達は最寄りの学会に参加して勉強する等、かなり熱心な人たちもいるのです。なので聞いてみました。そのような研究や発表があったのかと。


 答えはこうでした。


 「いや、ガイドのパフォーマンスとして数年前に~(ガイドさんの名前)が始めたんだよ。」って。


 どうやら現地に残る伝承というわけでもないようです。


 それでももしかしたら古代マヤ人も、神殿の前で手を叩いてこの反響音を楽しんでいたかもしれませんね。例えそれが計画的でも偶然であっても。



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20XXねん 3がつ 28にち(すいよーび、晴れ)

久々の歯医者。

めちゃくちゃ怒られた。

歯磨きします。酔い潰れません。


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↑お酒たくさん並んでいるよ~の図(出典不明、(m´・ω・`)m ゴメン…)


【目次】
  1. 「お酒の考古学」について
  2. 古代マヤ人が飲んだお酒
  3. 古代メキシコ人のお酒とテキーラの歴史
  4. おわりに


1.「お酒の考古学」について

今回の内容はなんちゃって考古学です。巷でよくある、例の「~の考古学」です。



考古学的な内容にはほとんど踏み込めないかなと思っています。善処致しますけども!




さて、なにも酒に限らず「食」に関する文化って考古学的にはよく分からない世界なんです。


というのも「調理」特に「煮炊き」は人類の偉大な発明ですし(食べれる物が増えたのです)、人工物(?;人が作った技術なので無形文化財か?)かも知れませんけど、少なくとも「遺物」じゃないんですよね。



食べ物・飲み物は残る可能性はあるんですけど、基本的には腐敗してなくなってしまいます。


エジプトの乾燥気候は有名でミイラとか色々残りますけど、魚の干物も残ってるそうですね。まぁ魚のミイラみたいなものですから!



一方で日本では酸性土壌が広く分布しておりまして、まぁ動植物の依存体の残りはさほどよくないです。人骨もほとんど残らないです。


貝塚の周辺だと、貝片由来のアルカリが作用して人骨など通常残らないものが残ったりします。



中米の事例ではパナマは酸性土壌が深刻らしいですが、マヤ地域の多くをカバーするグアテマラ、メキシコはあたりはどうなんでしょう。


石灰岩が母岩ですし、高温多湿で微生物の代謝速度が速いため土壌も発達しない地域なので、石灰岩の影響を受けそうですよね。




詳しく知らない上に、調べても出てきませんでした。今度現地に行く時にリトマス試験紙でも持って行こうかな。


マヤ文明で最も有名な都市の一つ、ティカル(グアテマラ北部にあります)では、母岩である石灰岩層まで現地表面から20~30cm程度のとこもけっこうありますし、土壌が石灰石粒をけっこう含んでるんです。


なので予想では石灰の影響を受けてアルカリ土壌なのではないかなと思います。




まぁ古代マヤ文明の貴族住居は石灰岩の切り石で作られていますし、立派なお墓になれなるほど、遺体は石灰岩の切り石で囲まれています。


そのためマヤ地域では人骨が残存し易いんですね。




そんなマヤ地域でさえ、食べ物は残りません!


まぁ腐る、残るどうこうの前に、基本的に食べちゃうもんね!( ・Д・)



残るとすればお墓の中に副葬された土器の中に残滓として発見されます。



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↑The Walters Art Museum所蔵の円筒形土器



主に王墓ではこういった土器が10~20個とか副葬されます(時期、都市の規模、政情等々によって数量は変化します)。


写真の土器は古典期後期(A.D.600-1000)のマヤ中部低地で典型的に見られる絵文書様式(コデックス・スタイル)の土器です。口縁部(土器の上部の口の辺り)に横走するマヤ文字帯があるのが分かると思います。



ここには土器の所有者の名前やその役職、守護霊が書かれることがあります。



その他にこの土器が何のためのものなのか、例えば、「これは~王の所有物で、ココアを飲むための器」なんて書かれている事例もあります。



土器は様々な形を有していますけど、形からその機能を推定するのはなかなか難しいのです。このような文字記録、そして中に残った残滓の化学分析によって機能が推定されることがあります。




・・・・・・あ、ちなみにカカオの原産地はマヤ地域ですね。



ココアを最初に飲んだのもマヤ人!



ただハチミツとトウガラシで味付けしたもので、現代のように甘い飲み物ではなかったようです。王族・貴族が飲む貴重な飲み物だったようですね。


つまるところ、食べ物・飲み物はもちろん、お酒に関しても考古学情報は少なく限りがあるのです!ということを確認したところで、マヤ地域、メソアメリカ地域におけるお酒について見ていきましょう。




2.古代マヤ人が飲んだお酒

古代マヤ人が飲んだお酒は記録によれば「バルチェ酒」です。バルチェと呼ばれる樹皮を使ってハチミツと水の混合液を発酵させたお酒です。蒸留の技術はなかったのでアルコール度の低い飲み物だったようです。


現代マヤ人にも作られていまして、マメ科植物の樹皮を利用して発酵させているそうです。また類似のお酒にシュタベントゥンという飲み物がありまして、これはハチミツではなく、朝顔の種の蜜を使って作っているそうです。確かこのシュタベントゥン、メキシコで普通にお土産として売っていたような…気のせいかな。



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↑お土産で見たシュタベントゥン(お酒の販売ページから画像借用したためGoogle AdSense規約に反しないようリンクを貼りません;必要な方は「Xtabentun」で検索下さい( -д-)ノ)



これだ!朝顔の種の蜜の他に、アニスを使っているそうです。アニスって香草の一種で、エジプトやギリシアなどで使われた最古のスパイスの一つです。


私はこのアニスの独特の味や香りがダメで、シュタベントゥンも全然飲めなかった記憶がございます。よかったらお試し下さい。


回し者ではないので、画像クリックしても通販サイトに飛びませんのであしからず。



さて、古代マヤのお酒の話はほとんど出てきませんでしたが、古代マヤのエリート層の人々は一種の「ハチミツ酒」なんてお洒落なものを飲用していたんですね。




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↑浣腸してアルコールを摂取する土製人形(出典不明(m´・ω・`)m ゴメン…)



ちょっとショッキングかも知れませんが、このような土偶が出土しております。



古代マヤの貴族らは自分の舌や性器を傷つけたり、トゲトゲの植物を通したりして放血儀礼を行っていたので決して楽な身分ではなかったようです(現代国家の支配階級とも言える政治家たちも自らを犠牲にする勢いで国を良くして欲しいものです)。




上の画像では植物性か土製容器で、下の画像では海産の大型巻貝の貝殻を加工した容器を用いて浣腸をしています。


直腸からアルコールを摂取するとあっという間に酩酊しますので、古代マヤの神官やシャーマンたちは、貴重なアルコールを少量浣腸して使うことで神との交信といった儀礼行為に及んでい模様です。


みなさんは危険なのでやめましょうね。ふつーに冷えたビールを飲むだけで幸せになれますから( -д-)ノ



・・・・・・ラテンだけかも知れませんが、ちなみにスペイン語の表現で「死ぬまで飲む」は「アスタ ベル マリア」=「マリア様が見えるまで飲む」です。今でもお酒で神との交信はできるようですが、お酒はほどほどに!( ・Д・)




3.古代メキシコ人のお酒とテキーラの歴史

古代メキシコのお酒と言えば、「プルケ酒」です!


リュウゼツラン(スペイン語でマゲイ)の樹液を発酵させて造る白色のお酒です。見た目は甘酒みたいな感じですね。アルコール度数も4%程度と軽いお酒です。




一般にはスペイン期の記録に残っているのでアステカ時代(14~16世紀初頭)のお酒と説明されています。


原料となるリュウゼツランはその繊維から縄、棘から針、葉の薄膜は料理用の紙として生活の様々な場面で利用され、古くから栽培されていたと考えられています。


西暦200年頃には栽培が始まっていたと考えられており、テオティワカンの南東部に位置するチョルーラではプルケ酒を飲んでいたと解釈されている壁画が見つかっています。




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↑チョルーラで発見された壁画(「Ancient Origins」の記事内画像より転載;英文)



チョルーラはテオティワカンやマヤ諸都市と同時期の都市遺跡で、タルー・タブレロ様式建造物といったテオティワカンに類似する美術・建築様式を有しています。


恐らくリュウゼツランの栽培が開始される西暦200年頃からプルケ酒も作られ始めたんでしょうね。




さて、メキシコのお酒と言えば「テキーラ」



こちらは1600年に最初の工場ができたのだとか。1521年にアステカの首都、テノチティトランがエルナン・コルテスにより陥落したと考えると結構古い歴史を有しています。世界的に有名になるのは19世紀末以降で、それまでは国内消費されていました。



こちらのテキーラもリュウゼツランから作られています。メキシコのイメージのせいか、テキーラはサボテンから作られるお酒と言われることもありますが、リュウゼツランはサボテンじゃないです。


ユリ科の植物で見た目はアロエっぽいです。棘はありますけど、棘あったらサボテンなわけじゃないので(その理屈だとバラもサボテンになります)。



シャンパンがフランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけを指し、その他はスパークリングワインになってしまうように、テキーラも基本的にテキーラ村で作られたものを指します。


正式名称はサンティアゴ・デ・テキーラです。現在はテキーラ町です。



実際には町のあるハリスコ州とグアナファト等の周辺域で生育したテキーラ専用のリュウゼツラン(アガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル)を総原料の51%以上使ったものであればテキーラと名を打つことができます。


最低2回の蒸留を行うなど細かい規定はありますけどね。



ということで、日本でもお馴染みとなったテキーラは、古代マヤ文明のお酒バルチェ酒と同じくらい古い歴史をもつ古代メキシコのプルケ酒を源流にしているお酒なのです。



4.おわりに

お酒のウンチクが必要な場面は限られているかも知れませんが、考古学や古代史の方に重点を置いて話せばそこまで嫌がられることもないでしょう!


世の中、どんなことどんな物にも歴史があるものです。普段何気なく口にしているお気に入りの飲食物の歴史について調べてみるのも面白いかも知れません。


最近の各会社のサイトでは商品開発等について様々な企業努力をしていることが手軽に窺ますし、身近な日本酒の蔵やビール工場などに見学に行くのも良いかも知れませんね。


是非、身の回りにある「歴史」に触れてみてください。


↓それ、ぽちっとな!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓


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20XXねん 3がつ 27にち(かよーび、晴れ)

今日は一日中働いてみた。趣味の時間も作った。

三日坊主でもいい。三日間連続でリア充でいたい。

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↑トウモロコシを咥える犬

【目次】
  1. 古代マヤにおける最古の犬の飼育痕跡の発見
  2. 古代マヤの家畜
  3. 古代マヤ人と動物の霊的関係
  4. 犬の飼育は儀礼目的?


1.古代マヤにおける最古の犬の飼育痕跡の発見
セイバルの位置
↑セイバル遺跡の位置(Nacional Geographicより一部加工)

今回の発見は、グアテマラ共和国にあるマヤ遺跡、セイバルにおいてなされました。グアテマラ北部のペテン県に所在するセイバル遺跡は、パシオン川西岸の丘陵上に位置しています。

セイバルの語源は「セイバ(ceiba)」という「聖なる木のある場所」です。この聖なる木であるセイバの若木の幹には多数のトゲトゲがついており、古代マヤ人の儀礼目的の土器、つまり香炉などにトゲトゲの装飾が見られます。

ちなみにこのセイバの木は、成長するとトゲトゲがなくなり、高さ60m、直径6mという巨大な樹になります。古代マヤにおける世界樹なのです。

セイバル遺跡はかつてハーバード大学によって大規模な調査が実施されました。現在ではアリゾナ大学の猪俣健と茨城大学の青山和夫によって調査が実施されており、これまでに先古典期から古典期(B.C.900-A.D.900頃)に関して多くの新しい発見がなされています。日本人研究者が調査責任者であるプロジェクトの一例です。

当該遺跡では、動物の骨や歯といった動物依存体が検出されており、その分析結果から古代マヤ人による動物の交易や飼育が行われていたことが分かりました。また飼育した動物を生贄として捧げる儀礼行為が重要な役割を果たしていた可能性が指摘されました。


2.古代マヤの家畜
私たち日本人が学校で習う「世界史」では、馬や牛といった運搬や農耕に利用される大型動物の家畜化が歴史における早い段階で行われます。牛はB.C.8000頃にインド、北アフリカ等にて、馬はB.C.4000頃にユーラシアにてです。ちなみに犬はB.C.15000に東アジアやアフリカにて、羊や山羊はB.C.10000頃に南西アジアにてです。

家畜の定義は「食用」か「労働用」です。現在の愛玩用のペットは家畜ではありません。今回の発見は儀礼目的と解釈されていますので、「飼育」であり、古代マヤ人が犬を家畜化したわけではありません。

いわゆる新大陸の諸文明では家畜化はほとんど行われず、南米におけるリャマが最も有名だと思います(リャマはラクダ科で、シュッとしたアルパカみたいな動物です)。

古代マヤ文明においては、家畜化された動物として挙げられるのは七面鳥です。感謝祭で食べるターキーです(ボーリングのターキーの語源ですね、3連続ストライク出すとターキー奢ってやるぜ!的なノリだった模様)。

七面鳥の家畜化についてもいくつかの研究がありますが、証拠となる動物依存体の検出例に乏しいため、今後の調査・研究の進展に期待が高まります。


3.古代マヤ人と動物の霊的関係
古代マヤ人の思想の一つとして、「ナワル」というものがあります。天文学や暦に長けた彼らは、誕生年や誕生日によって、それぞれの人はナワルという守護霊的動物を有していると考えていました。

この守護霊的な動物によって各人の個性に影響が出ると考えるので、まぁ「マヤ版 動物占い」だと思って頂ければ、イメージとして間違ってはいないはずです。

家畜化が発達しなかったマヤ文明では、狩猟による動物性タンパク質の確保が重要でした。一般層の人々は主に豆類等の植物性タンパク質源が重要でした。

現在はスペイン植民地期を経て、馬、鶏、豚、牛が家畜化されています。しかし現地の一般の人々が普段タンパク質源として口にするのはフリーホーレス(甘くない小豆みたいなもの)と鶏肉です。

一方でジャングル近くの農村部では、現在でも狩猟によって雉や鹿、コトゥーサ(ネズミの一種でデカいモルモットみたい)、蛇、鰐、亀、アルマジロ等を食べたりもします。この辺の文化は変わっていないようにも感じます。

狩猟でジャングルを探索する際に、脅威となるのがジャガーや鰐です。特にジャガーは中米最大の肉食獣であり、王権の象徴としてジャガーの毛皮を纏った王が多くの図像として残されています。

また王墓への副葬品として、ジャガーや鰐が捧げられる事例も発見されています。他方で多彩色土器の図像として、あるいは土器の形状として、各種動物が表現・造形される例も多数あり、古代マヤ人と動物の関係は単なる「食用」ではなく、精神的な繋がりや特別な象徴性を有する重要な存在であったと解釈されています。


4.犬の飼育は儀礼目的?
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↑今回の発見に関わる分析を実施したアシュリー・シャープ氏。カワ(・∀・)イイ!!

今回の動物依存体の分析では、イヌの他、ネコ科の動物(マーゲイ)や鹿が同定された。この中で犬の骨が有する炭素同位体の分析結果として、犬がトウモロコシを食べていたことが分かりました。

トウモロコシはメソアメリカにおいて古くから品種改良されてきた主食であり、犬が主にトウモロコシを食べていたことがイヌが飼育されていた根拠として提示されたのです。

同定されたイヌのいくつかは、遠隔地の山岳地帯出身であることも分かり、動物の交易が行われていた可能性が指摘されました。

また実際に犬の骨の出土量は限られており、小型のイヌを運搬や農耕といった労働に使用したとは考えにくいため、特別な儀礼の際に生贄として利用されたのではないかと解釈されています。

以前から、古代マヤでは七面鳥とイヌが家畜化ないし飼育されていた可能性がそれらの動物依存体の検出により指摘されてきました。今回の、動物の交易に関する発見は、複雑な交易・社会ネットワークを有していたと考えられる古代マヤ社会を理解する上で非常に重要な新たな視座を与えたと言えるでしょう。


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20XXねん 3がつ 27にち(かよーび、晴れ)

お酒を飲む必要性を感じなくなった。

これを機会に「お酒を嗜む」ということを覚えてみたい。

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【目次】
  1. 超集中するための儀式とは
  2. 簡単に集中する方法の一例
  3. 自己内における儀式化とプラシーボ効果


1.超集中するための儀式とは

バカみたいに集中できる時もあれば、全くやる気が起きない時もありますよね。研究は特に自分で立てた計画に基づいて行います。


会社で定められた時間内で働くのは異なり、かなり自由裁量が利く代わりに全て自己責任となります。


考古学とか自分の研究が好きでたまらない内は良いのですが、属する組織の諸業務に忙殺されていく内に、研究そのものをやめてしまう人たちを少なからず知っています。


研究してもお金になるわけではないですから、仕方ないことかも知れません。しかし少し物寂しい感じがしてしまいます。


大学の授業や業務が終わった後に、自宅等で1時間だけ研究を行うとします。あるいは週末にまとめて7時間程度研究を行うとします。この時、集中力がいつも保てるとは限りません。


研究を習慣にしようとしても、論文投稿や学会発表といった何かしらの区切りで、一息ついてしまうのが人間じゃないでしょうか(私だけ…少数派かも知れませんが)。


集中するのに必要なもの、それは1冊のノートです。ページ数もさして必要ないので、小型の100円くらいのもので十分でしょう。


何を書くかというと、集中する方法を書きます。そしてその方法が自分に合っているかどうか、効果的であったかどうかを書きます。


これを行っていくと、検索で山ほど出てくる集中する方法のどれが自分に合ったものなのかが分かります。


確かに個人の趣向等と相まって、各集中方法に対する向き不向きは存在するでしょう。でもいいんです。とりあえず試して、結果を書く。これが大事です。


暫く続けていくと、自分が集中するための方法をまとめた本になります。この自分だけの本を読み返して、自分の経験としてかつて確かに効果があった方法を選択する。


この自己の経験に基づく集中方法の選択自体が一種の儀式として効果を発揮します。自己の体験が大事です。それが医者であろうと偉人であろうと他者の意見ではダメです(権威主義とまではいかないまでも、スティーブ・ジョブズが言ったから、ビル・ゲイツが言ったから…で集中できる方は構いません)。


自己の経験知として、その効果を自覚することが重要な過程になるわけです。魔法陣を描くような儀式における前準備だと思って下さい。人任せにしてはいけません。



2.簡単に集中する方法の一例

さて、先に述べたように集中する方法というのは色々情報が転がっています。Youtubeでも集中できる音楽は溢れてますし、方法を探すこと自体は簡単でしょう。


そこから自分に合ったものを見つける。これが大事になります。ここでは私の場合の一例を示す。良かったら試してみてください。


①散歩する

これには二つのパターンがあります。基本的に何も考えないで、周りの音や景色に自然に意識を向ける場合。もう一つは今抱えてる問題について考えながら歩く場合です。


基本的に研究に関する仕事は座ってやると思います。現在ではパソコンなしで研究を進めることは少ないでしょう。遺物整理だとしても座ってることの方が多いように思います(洗浄の時は立ってるかな…)。


経済学を主として考古学でもおなじみのマルクスによれば、立った状態で仕事をした方が能率が上がるそうですね。実際足の裏に刺激を与えると集中力が増すことが分かっています。


なので散歩は気分転換にもなりますし、集中力アップにも繋がるんです!雨の日は無理ですけどね(ρ゚∩゚) グスン


②音楽を流す

もう好きな曲をYoutubeで探して聞いてみてください。私はデータ入力等のルーチンワークや図版作成であれば、激しいテンポの曲を聴きます。何語でも気にしません。


一方で文章を書いてる時は、歌は避けます。特に日本語の歌は避けます。どうしてもふとした瞬間に聴いて理解しようとしてしますからです。


曲や歌を選ぶ時はCMの少ない、またはないものにしましょう。集中力がそこで切れてしまいます。また再生時間を気にしましょう。例えば30分頑張るんだ!って時にそれ以下の曲では集中力が途絶えます。


なので好きな歌を一曲だけ選ぶのもよろしくないです。好きなメドレーが見つからない時は自分で作っちゃいましょう(*・ω・)ノ


③とりあえずやる!、時間を決める

最強な方法はとりあえずやることです。絶望的にやる気ないな~て時は大抵まだやってない時ですから。重い腰あげてとりあえずやってみると、なんだかんだ15分~30分程度は続けれるものです。


あるいは音楽の事例のように、時間を最初に決めてしまうことです。1時間は実際にけっこう長いので30分でどうでしょうか? 大学の90分の講義は長過ぎと言われていまして、本当に集中できるのは40~45分程度らしいです。


とりあえず30分を目安に取り組んでみて、集中力切れたり、疲れを感じたら他の方法を試してみましょう。


④計画を練る、タスクを細分化する

長期的計画をもちましょう。例えば二か月で投稿論文を書く、が大きな目標です。では中期的目標として一か月目は~を二か月目は~をすると決めましょう。


次に短期的目標として一週間ごとに~をすると決めましょう。するとやらなければならないことが山積みなことに気が付きます。


焦りは禁物?かも知れませんが、焦燥感は重い腰を上げるための重要な起爆剤となりえます。夏休みの宿題的な感じです。


一日の中でも、必ず達成できる計画を持ちましょう。緩くていいです。自分に激甘にこれだけはやる!と決めましょう。そしてやります。達成したら自分をめちゃ褒めます。


自分はできる人間、優秀な人間、コツコツと続けれる人間等々、自分自身にプラスのレッテルを貼ってみましょう。そして実践して、ほら、やっぱり!て経験を積み重ねるのです。



3.自己内における儀式化とプラシーボ効果

さて、実際に自分で体験することの重要性を説いてきました。各種ある集中の方法を自分の経験に基づいて裏付けしていくことが大事です。


そうして一種の儀式化した行為、つまり自分だけのマル秘集中力UP本を読み返して、過去の体験を追体験した上で、状況に応じた方法を選択していくことが重要です。


前述のプラスのレッテルのように、自己暗示は非常に重要です。尊敬する偉大な人物の方法をまねるのも良いですが、私としては自己経験に裏打ちされた方法の方がプラシーボ効果が高いように感じます。

近年、SNS等の利用が活発化する中で、他者による「承認欲求」について取り出される機会も多々見られます。

自分が認められたいとは簡単に感じる一方で、他人を認めるというのはけっこう難しい行為のように思えます。一部の熱狂的なファンは「天使すぎる~」とかべた褒めしますけど、アンチも多いのが事実(ちなみに私は「~すぎる」がよく分かりません。天使過ぎたら西洋画のキューピッドみたいになるのでは?と思ってしまいます)。

つまり人は我儘なんだと思います。自分は認められたいが、他人は安易に認めたくないのではないでしょうか。ならば自分を認めてあげるのは自分なのだと思います。

ここでの超集中するための方法、つまり自己経験を通した集中の儀式化(集中のためのプロセス)、自己による承認・暗示とプラシーボ効果は、単に仕事や研究を行う上での能率を上げる方法であるだけではなく、現代社会で強く生きていく方法なのかも知れません。


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