歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

お金にならない考古学をお金にしよう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 考古学・歴史ニュースの決定版╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

2018ねん 8がつ 1にち(すいよーび、晴れ)

クーラーをつけると寒い。

くしゃみ出る、乾燥するのか喉も調子悪くなる。

かといって止めるとすぐに暑くなる。

ちょうどいい温度設定を探しておる( -д-)ノ


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こんにちは、今回は毎月はじめ恒例の「本当にブログは稼げるのか?」企画です。もう3度目になるのですね~。

今回の経過報告は、以前よりグラフデータを充実させて報告させて頂きます!


表1. 2018年7月までの各データの推移
2018年7月まで表

この表に基本的なデータをまとめてみました。順当に成長してることが分かるかと思います。今回、記事の本数も数値化してみましたが、どれだけさぼってるかがよく分かりますね。反省しております( -д-)ノ

次にこれらのデータをそれぞれグラフ化して表示してみました。

2018年7月まで
図1. 2018年7月までの各種データの推移

こう見てみると、やはり5月にほぼ1日1記事を達成している際に、全ての値がぐぐっと成長していることが分かるかと思います。

ただPV数、UU数に関しては、Twitterのフォロワー数増加によって、基本的に少しずつ増加していますね。

現在までに78本の記事がありますが、新しく訪問してくれている方がいくつかの記事を読んでくださるようで、サボっててもPV数、UU数に大きなマイナス変化は与えないようです。

一方で記事を書くことをやめるとダイレクトに反映されるのが収益ですね。6月にガクッと下がっています。

ただし7月の後半からほぼ毎日更新して12本書くことによって、収益の値が一気に成長しました。「ブログは100記事から」とか言われますけど、やはり①記事を書き溜めること、②ブログを長い期間運営すること、③フォロワー数を増加させること、が重要になってくるようです。

それによって(私は6月中旬~7月下旬まで一か月以上サボりましたが( ・Д・))、サボりへの耐性が付くのかなと思います。

学会発表や論文投稿で仕事が重なって多忙な時期もありますし、資料調査(1週間~1ヶ月程度?)や発掘調査(2週間~3か月程度?)を行うとまとまった時間が取れないこともありますよね。

ブログ運営は比較的融通が利くのが利点で、PCとネット環境さえあれば場所を選ばないわけです。でも国内調査であっても、田舎(発掘は田舎のことが多い!)だとネットがないことも多々あります。

調査だと肉体労働による疲労で余裕がないこともありますしね。いつも目標に掲げてる「1日1記事」は大事ですが、できないこともあると諦めが肝心かも知れません。

それよりも上に挙げた3点を重視して、多少のサボりへの耐性を付けていくことが大事ですね。ただ、長期に渡ってサボると、訪問してくれる方々が戻ってくるのに多少のラグが発生するなと感じてます。

実際、戻ってきていない方もいるかも知れませんしね。無理はよくないですけど、やたらに更新頻度下げるのも宜しくないですね。反省しますヽ(TдT)ノ

最後に、6月のPV数768を超えることを目標に、7月の後半は頑張りました!結果は902PVということで、満足いく結果となりました。

今月、8月は是非、かねてよりの目標値であった1000PVを目指して頑張っていきたいと思っております。皆様の応援よろしくお願いいたします(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

↓さて、今月も頑張りますか~い!!!(・∀・)つ↓

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2018ねん 7がつ 31にち(かよーび、晴れ)

最初は下手なもの書けないなと、とてもプレッシャーだったが、

気付けば、面白おかしく記事を書くことに喜びを感じている。

相変わらずのんびりだけど、

しっかり継続していきたいと思う今日この頃(*・ω・)ノ


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今回紹介するのは、エジプトのアレキサンドリアで発見された巨大な黒い石棺に関係するお話です。この石棺は長さ2.7m、幅1.5m、高さ1.8mという通常より大きなサイズあり、花崗岩製なのですが見た目が真っ黒なのが特徴です。


周辺で出土した遺物から、石棺の帰属年代はおよそ2000年前と推定されていました。そのため当該地域をアレクサンドロス3世が征服した紀元前332年以降のものである可能性が高く、もしかするとアレクサンドロス3世本人の棺かも知れないと期待される声もありました。


しかしこの石棺の近くには男性の頭部を模った石膏像がある他には金石文などの決定的に重要な情報を有する遺物が見つかっていませんでした。


一般誌等の噂としては、これこそがアレクサンドロス3世の棺であり、開ければ呪いが解き放たれるとの情報も流れていました。「歩け、マヤ」でも以前に扱ったツタンカーメン王墓発掘にまつわる「ファラオの呪い」の最新バージョンですね( ・Д・)


【いにしえの呪い】国宝展示ケースから有害ガス!&ツタンカーメンの呪いとマヤの呪い【文化遺産保護】


まぁ考古学者は例え呪われようとも、せっかく見つけた棺を開けないわけないので、彼らもやっぱり開けてみたのです。エジプト考古省の発表によると、中に納められていたのは将校と思われる3人分の人骨だったのです。この内の一人は頭蓋骨に矢による傷が見受けられたそうです。


古代エジプトでは紀元前3000年頃から始まったミイラ作りがずっと盛んで、アレクサンダー大王がファラオとなった時期(紀元前4世紀頃)もまだキリスト教が浸透(後5世紀頃)しておらず、ミイラ作り文化は残っていました。


ミイラは場所を取るし、残るし、墓の再利用は禁じられていたため、すし詰め状態の共同墓地も多数存在していた時代です。


この石棺に納められた3人の将校も、もしアレクサンダー大王の部下であるならば、有名なガザ包囲戦等で戦死した後にまとめて埋葬されたのかも知れませんね。


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↑発見された石棺、中の様子、黒い液体、臭いなってきっと思ってる方々(「Discovery」の記事内の画像を転載)

今回のお話の問題点は、考古学者らが石棺の蓋を開けた時に石棺の内部を、上の写真に見られる真っ黒な水が満たしていたことです。この水の正体は下水溝から漏れ出た下水だったのです( ̄▽ ̄;)!!ガーン

そしてなぜかこの石棺の中の液体がネットで注目を浴び、様々な目的のためのキャンペーンにオンラインで署名を集め届け出る「Change.org」では、なぜか「黒い石棺からの赤い液体を人々が飲めるように」という不思議なキャンペーンが掲載されたそうです。


このキャンペーンの趣旨は、「我々は呪われた黒い石棺の赤い液体を炭酸入りエナジードリンクみたいに飲んで、その力を受け継ぎ死なねばならない」ということだそうです。


死者のエネルギーみたいなものを得る気なのでしょうか……てか下水だし、飲んだら死者になる気がする( ・Д・)


とまぁ普通に考えて非常に奇妙な署名活動なのにも関わらず、2万人以上の署名が集まっているそうです。署名が2万5000人に達すればこの嘆願が届けられるようですが……


ミイラの出汁はめちゃ利いてるかも知れませんが、それ以前に他の出汁の方が危険です。呪いよりも確実に死者を出すでしょう。あるいはこのようなキャンペーンが行われること自体が呪いなのでしょうかね。


(……ツタンカーメンやアレクサンダー大王ならいざ知らず(?)、ただの将校にさえも呪われるなら、きっと「考古学者は墓が好物」なんて言えるわけがない!( ・Д・))


↓死者のパワーを得るために「超真黒水」を飲みたい方は押してみよう!( -д-)ノ↓

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2018ねん 7がつ 30にち(げつよーび、晴れ)

「人は皆、孤独である」

「変えられるのは自分だけ」

ここ数年この2つの言葉の意味を考えさせられる経験が多い。

このペースなら悟りを開く日は近いかも知れない( ・´ー・`)ドヤ

……なんて、別に悟らなくていいから、人生イージーモードでありたいものだ!( ・Д・)


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  1. はじめに ー「シュリーマン理論」ー
  2. 商人としてのシュリーマン
  3. 考古学者としてのシュリーマン
  4. 考古学者になるために必要なお金を算出してみた
  5. おわりに

1.はじめに ー「シュリーマン理論」ー

今回の主人公はハインリッヒ・シュリーマン! トロイの木馬で有名なトロイ遺跡を発見したギリシア考古学の父のお話です。

彼はホメロスが書いた叙事詩「イリオス」、「オデュッセイア」に出てくる伝説的都市、イリアスを発見したことで有名です。このイリオスという都市は、古代ギシリアのイオニア方言系での発音で、アッティカ方言系では「トロイア」、英語では「トロイ」と発音されます。

そのため本来地元の言葉ではイリアスなんですけども、映画でも度々扱われる「トロイの木馬」と「トロイア戦争」のように、「トロイ」や「トロイア」として聞いたことがあるかも知れません。発音は違えど意味している都市は同じになります。

本記事ではホメロスの記述を重要視して遺跡ないし都市をイリアスと呼称し、一方で一般的に有名である木馬はトロイ、戦争はトロイアとしてそれぞれ慣例に倣って記述していくことにします。

さて、シュリーマンは伝説の都市、イリアスの発見を目的として事業を営み、発掘調査を実施できるだけの自己資本を集めようとしたと述べています。

つまり彼は「夢の実現にはお金が必要」ということで、非常に現実的な考え方をしていたと思われます。

実際には後付けの論理なようですが、考古学に限らず好きな研究を続けていくに際して現実問題としてどうしても金銭面の問題が立ちふさがるというのは現在にもおいても共通するでしょう。


2.商人としてのシュリーマン

1846年にサンクトペテルブルクに商社を設立し、この時期に成功した。さらにゴールドラッシュに沸くカリフォルニア州サクラメントにも商社を設立して成功を収める。クリミア戦争に際してロシアに武器を密輸して巨万の富を得た(wikiより)。
シュリーマンは1822年生まれですので、24歳で既に商才を発揮していたようです。1844年、22歳の時にアムステルダム最大の貿易商シュレーダー商会に入社し、僅か2年でロシアのペテルブルグ支店長になったようで、その時の年収が7500グルデン、およそ3000万円だったようです(1グルテン=4千円計算)。

時を同じくして1846年には商社も設立していますし、30代で巨万の富を得ていたようです。まぁ武器の密輸はやり過ぎだとは思いますけどね( ・Д・)

実際この事実が、この後述べる考古学者としての彼の人柄や「やり方」をよく暗示していると思います。


3.考古学者としてのシュリーマン

ギリシア考古学の父とは一部で言われているものの、考古学者としてはシュリーマンは高い評価を受けていません。当時の評価としてシュリーマンはただの素人だったのです。現在では偉大な発見をしたものの、考古学者というよりはトレジャーハンターの部類でしょう。


というのも彼は事業で十分な資本金を貯めた後に、事業をたたみ、1870年に調査をトルコにて開始します。しかしこの調査は無許可で行われたのです。


正式な許可を得たのは翌年であり、1873年に「プリアモスの財宝」を発見し、伝説のトロイアを発見したと宣伝しました。


この「プリアモスの財宝」はオスマン帝国政府に無断でギリシアのアテネに持ちだされ、1881年に「ベルリン名誉市民」の栄誉と引き換えにドイツに寄贈しました。かなりむちゃくちゃなことをやってます( ・Д・)


シュリーマンは発掘調査に際して、オスマン帝国政府との協定を無視して出土品を国外に持ち出したり私蔵するなどしたため、政府が発掘の中止を命じました。

しかしイスタンブールに駐在する西欧列強の外交官を動かして再度発掘許可を出させ、トロイアの発掘を続けました。時代の問題もありますが、こうした盗掘レベルの発掘調査のため遺跡にはかなりの損傷がみられ、現在に至っても考古学者による再発掘・再考証が困難な状況になっています。

ちなみにシュリーマンが発見したこの「イリアス遺跡」が、トロイの木馬で有名なトロイア戦争の舞台となった本当の「イリアス」なのかは分かっていません。



4.考古学者になるために必要なお金を算出してみた

さてお金が必要なのは政治だけじゃないわけですが、考古学者になるにはどれくらいのお金が必要なのか計算してみました。

普通に大学、大学院に進み、順当に大学教員になるコースではありません。最近、いわゆる「在野」の研究者がライフワーク的な研究発表を行い、その業績が評価されているケースがありますが、そのように「一般就職した状態」で、考古学者になる場合を考えてみました。

また日本考古学だと専攻する人口も比較的多く難しそうですから、海外考古に絞ってみます(海外は海外で難しいけどね!)。

生活費は都市にもよると思いますが15~20万あれば、なんとかなるでしょう(きっと)。海外の渡航費はこれも場所にもよりますが10~30万で往復できます。

調査費用も国によって大きく異なります。法律の問題や人件費、物価の問題があるからです。私の経験だと1か月の発掘調査と1か月の整理作業で150万円くらいです。もっと安く済むケースも多々あります。

2~3年で資金を貯めて、次の1年の間に調査を行い、翌年に最終的に整理作業を完了させて学会発表等を行う5カ年サイクルを想定すると……

ざっと400~500万円の年収が必要です。さらには調査に行くために少なくとも5年に2度程度、各1ヶ月のバケーションが必要です( ̄▽ ̄;)!!ガーン

こう考えると、やはり大学等の研究機関に所属することや研究助成金が下りることがどれだけありがたく、重要なことなのかよく分かりますね。

学生の頃、とある考古学教員が言っていました。「考古学者になる方法?まずは上手くヒモになることだよ。僕はそうした」と。ちなみに彼の弟子の一人も「逆玉」で似た道を辿りました。

今思うとあの先生の研究室は何故か美男美女ばかりだったような……手っ取り早く研究者になるには金か顔が必要なのかも知れませんねっ!( ・Д・)


5.おわりに

うん、現実とは世知辛い!そう言えばうちの学会も美男美女が最近増えてきているような……Σ(・ω・ノ)ノ

事実、アメリカの社会学研究によると、イケメンの方が研究者になりやすいとの結果が報告されています。ただしイケメンの方が、ブサメンより研究能力が劣ると評価される傾向が強いことも報告されています。

どっちがいいのか分からないけれども、研究者なんだから、就職に際してもその後についても研究内容で正当に評価してくれよと思ってしまいます。

でも人間、美男美女に弱いのも事実!整形でもしようかな(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!(とある書籍のように人間見た目が9~10割なら、何故人類は美男美女しか残らないように淘汰されないのだろうか!?(゚Д゚)ゴルァ!!)

結論としまして、シュリーマンの述べるように、「夢を叶えるためにお金は必要」です!研究を続けるには最低限のお金がどうしても必要になります。しかしながら逆に言えば、十分な資本を用意できるならば、「アカポス」にこだわる必要もないのですよね。

クラウドファンディングに考古学者も参入し始めてきた昨今、研究資金の調達方法も多様化してきているように思います。従来通り順当に大学院からアカポスコースを狙いつつ、他の手段で生計を立てたり研究資金を集める方策を考え実践していくことが、今後研究者になるための地道&堅実な方法なのかも知れませんね。

↓うん、シュリーマンはやりたい放題にも程があるよ!( -д-)ノ↓

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