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歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

お金にならない考古学をお金にしよう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 考古学・歴史ニュースの決定版╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

20XXねん 3がつ 26にち(げつよーび、晴れ)

酒を断ったら食べる量が増えた…

タバコやめる時と同じでストレスを感じてるのだろうか('A`|||)

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【目次】
  1. 研究をお金に換える方法について考える必要性
  2. 専門的なブログを始める
  3. 対法人コンサルティングを行う
  4. 対個人コンサルティングを行う
  5. おわりに -お金を稼ぐシステムを考えるー


1.研究をお金に換える方法について考える必要性

医学や歯学、薬学、工学等のいわゆる実学系の研究分野を多く含む理系研究はやはり強い。つまり世界的にみても、国や企業による投資が潤沢に行われている。


一方で文系学問は非常に肩身の狭い思いをしている。我が国のとある政治家が述べるように「文系学問はもはや不要」とまで言われる有様である。この原因は、非実学系の学問・研究が現実社会の在り方と大きく乖離してしまったためとも思える。


文系学問の中でも、経済学、法学を筆頭に社会学、政治学、心理学等はまだ良いのかも知れない。他方で考古学を含む歴史学や人類学は本当にこの先、明るい未来があるのか不安になってしまう。


特に考古学は、特に発掘調査やその後の整理作業に莫大な時間とお金がかかるのに、社会に還元できる「実益」が割りに合っていないようにも思える。


考古学を始めとして、全ての非実学的学問分野は、現代社会に寄り添う努力を今後より一層強く意識し、実践していかなければならないと考える。


さて、このような日本の現状において、文系の大学院生や若手研究者が貧困に喘いでいる現実もトピックとして扱われることがしばしばである。


大学院生や若手研究者が研究を継続的に行っていく上で、経済的なバックアップはどうしても必要なのである。研究生活を支えるために嫁や家族の援助、非常勤講師等の専門的であるが一時的かつ少額の雇用による稼ぎが重要である。


特に学生の場合は、専門とは無関係のアルバイトによって生計を立てている場合がほとんどである。ここに個人の研究や専門的知識を活かした金儲けについて考える必要があるのである。


実際に研究生活を行うためには最低でいくらくらい必要なのだろうか? 筆者の海外考古学を例に考えてみよう。

①生活費15万円(地方都市で最低限度必要と予想される額)
②研究費100万円(渡航費30万円+調査費・人件費70万円)
③交通費10万円(学会発表等の移動費)
④学会費5万円(学会員として発表・投稿の権利取得費用)


概ね、このようなものだろうか。税金も考えると年収220万円あれば生活自体は何とかなりそうである(生存可能である)。但し所属があり、科学研究費助成金(科研費)を申請できて且つ、②~④の研究に関わる経費分の負担を助成金で賄える場合である。


仮に科研費申請が通った場合、どの研究種目であっても上記の研究費用の額であれば支払い可能であろう。しかし上記の「但し~」以下の条件を全てクリアすること自体が、大学院生等の研究を志す者あるいは若手研究者にはかなり厳しいものである。


ざっくりと計算すると月25万円を手取りで獲得できるのであれば、生活も研究もできるのであり、その一部でも効率的な稼ぎ方で取得可能であれば、研究に費やせる時間の確保もできよう


つまるところ、専門性を活かした不労所得の獲得が研究生活を支える上で重要であり、これは若い内から考え、行動に移しておく価値があると考える。


とは言っても資産家でもない限り、完全なる不労所得を得ることは困難であろう。以下に個々の研究や専門性を活かしたお金の稼ぎ方、つまり「研究をお金に換える方法」について記すことにする。



2.専門的なブログを始める

このサイト、「歩け、マヤ」がそうであるように、専門的なブログを立ち上げて広告収入を得ることが最も簡易に参入かつ専門性を活かせる働き方であろう。


しかしこの方法にはメリットとデメリットがあるので、それを十分に指摘しておきたい。


ブログ製作のデメリットは、本当に稼げるのか不明であることである。ブログのコツについて調べたところ、多くの先人が指摘している目安が300記事の執筆である。


筆者の場合、1枚の見出し画像+2000文字の記事を目安に執筆しているが、実際にかかる時間は平均45分である。テーマを決定し、関係する事柄を調べ、方向性を考える時間が別途必要だが、考古学・歴史ニュースを拾ってすっと書くのであれば、トータルで約1時間を要するだろう。


1日に1記事を投稿するとして、300記事を掲載するのに1年かかってしまう。ブログに関するサイトを見ていると半年程度で稼げるとか300記事書けるともあるが、プロブロガーになることが目的ではないので1年をかけた地道な作業となろう。


1日1時間働いて、仮にアルバイトで時給1000円だとして、年間300時間の労働、つまり30万円分の対価を先行投資する形になる。


結果として1年後に月間10万PVを達成して、期待として月3万円稼げるのであれば、長期的に見れば十分な成果である。


ブログが成長し、1日1時間の労働に対しての報奨金が増えない限り、最初の先行投資を回収することはできないが、好きな時間に場所を選ばずに1時間労働することで、生活費ないし研究費の一部を賄えることは素晴らしいことである。


しかしやはり1年後に稼げるようになる保証はどこにもなく、精神的にも険しい道のりとなるだろう。


一方で個人の専門を扱ったブログには不労所得だけではなく、大きなメリットがあることを記しておきたい。それは自分の専門に関する最新のニュースに関するアンテナが敏感になること、個別のニュースに対してしっかりと考察し文章にすることで記憶に残ることである。


つまり専門のブログを運営することは、自分の専門性を高める上で役立つ部分があると私は実感している。



3.対法人コンサルティングを行う

この方法はなかなかに実践が難しいが、頭に入れておくことは必要であろう。法人といっても一般企業を対象とはしていない。


ここでのコンサルティングとは、考古学や人類学、歴史全般を取り扱う一般書や漫画、映画といった制作物に対する監修行為である。


よほど著名な研究者でもない限り、通常監修の依頼は来ないであろう。であるからこそ、前述の専門ブログ運営等で名前を知ってもらう行為と信用を得る行為が重要になる。これもブログのメリットと言えるだろう。


実際に世の中には、発掘調査や理化学分析の代理業者が存在している。あるいは測量会社や、博物館展示等に関わるVRコンテンツ作成会社といった様々な形態の企業が考古学やその他の学問や組織に対してサービスを提供している。


新規事業を立ち上げることがお金を稼ぐ上では理想的であるが、研究生活を支えるという意味ではそのような法人に対するコンサルティングも視野に入れると良いかも知れない。


但し前述のように、信用が大きな障壁となろう。このような研究者や研究機関を顧客とする会社には当然その道の専門家が存在しているわけで、恐らく専門としてのプライドが高いであろう彼らに、彼らの専門に対するアドバイスを行うという難しさがある。


この点に関しても、ブログ等を通じて関連する諸科学のニュースに精通し、どのような新規サービスが考え得るか、あるいは既存のサービスがどのように変化すべきかを十分に考え、信用に足る重厚な記事にする必要があると考える。



4.対個人コンサルティングを行う

これは例えるなら大人の家庭教師のようなものであると考えている。現在「タイムチケット」なる、手軽に自分の時間を売るサービスが導入されている。


信用性の保持あるいは詐欺行為への警戒として、実名登録であるフェイスブックのアカウントの取得が条件となっている。しかし比較的参入しやすいサービスである。


この時間を売る行為は、専門性がなくとも関係ないのであるが、ここではせっかくなので専門的な内容でのサービス利用が好ましいだろう。


例えば、昨今、卒論代行サービスが問題視されているが、担当教員との折り合いがつかなかったり、アカハラ被害といった大学生や大学院生が抱える諸問題の相談に乗ったり、簡易の卒論指導を行うことや考古学、歴史についてのプチ講義を行うことも可能であろう。


これも人気や需要の問題があるので、安定的な稼ぎになるかは不明瞭な点が多いが、自己の研究や専門性をお金に換える一つの方法として心に留めてもらいたい。



5.おわりに -お金を稼ぐシステムを考えるー

最後にお金を稼ぐシステムを日常的に考えてみるという習慣を付けることを推奨したい。


私自身、どうすれば考古学がお金になるのか、あるいはどうしたら考古学はより現代社会と密接な関係を構築できるのかについて明確な答えは持ち合わせていない。


これはある種のベンチャー企業を立ち上げることにも繋がり、また考古学という一研究分野が現代社会に対して担う還元能力を指摘することにもなるだろう。


日常的に研究がお金を稼ぐシステムを考えることは、そのアイデアの閃きと実践が個人の研究生活を支えるだけではなく、研究者として生きていくために重要な素養となるではないかと、私は考える。


今回の記事では、個々の「専門によるお金の稼ぎ方」の項目で、専門ブログ運営の大切さ、メリットについて私見を述べてきた。

個人差はあるだろうが、実際に私にとってブログ運営はかなり面倒である。しかし普段から専門や関係諸科学についての情報を収集し、熟考し、文章におこし、広く発信するという継続的な行為は、そう遠くない将来において各人の研究者としての人生そのものを強く支えるのではないかと思っている。


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20XXねん 3がつ 20にち(かよーび、曇り)

出張が決まった。ちゃんとブログ更新できるか心配だ。

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↑月刊ムーPlusの記事の扉絵より

【目次】
  1. はじめに
  2. マヤ文明がゾンビによって滅ぼされた説
  3. ゾンビ説の検討
  4. おわりに
1.はじめに
「マヤ文明がゾンビによって滅ぼされた!?」は、2018年2月18日に月刊ムーPlusにて紹介された記事である(原文は上記リンクを参照)。

本記事では、このゾンビ説の紹介を行った上で、提示された根拠等について個別に検討していく。内容が批判的検討になることをご了承願いたい。


2.マヤ文明がゾンビによって滅ぼされた説
以下は、原文を引用、ないし参考にしつつ、論理構成を明らかにして記述したものである。

①ゾンビは実在する
「ゾンビ・アポカリプス」は映画等で見られるように、ゾンビによって現代文明が滅ぼされてしまうというシナリオである。映画だけの話だと思われていたが、現在は各分野の専門家を巻き込みながらひとつの認識を端的に示すキーワードになっている。つまりゾンビは存在するというのである。

②古代におけるゾンビの事例は既に発見されている
有史以前から人間は、死せる者の復活と復ふく讐しゅうを恐れていた。ギリシア文明等の遺跡からも「ゾンビ・アポカリプス」を示す遺物が見つかっている。中でも特筆すべきはマヤ文明である。

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↑人肉を食する「アステカ」の壁画(原文頁より)

③マヤ文明がゾンビによって滅んだ根拠

西暦250年から900年頃に最盛期を迎えたマヤ文明は、世界史上稀まれに見る人口密集型文明で、社会的動力に満ちていた。しかしマヤ文明は突如として人口が急激に減少し姿を消すことになってしまった。このマヤ文明崩壊の謎は、考古学最大のミステリーのひとつとされている。


一般的には急激な人口減少の理由は大干ばつと言われているが、実はマヤの都市から発掘される遺骸や遺骨に、共通する奇妙な特徴が見られる。それは数多く残された咬かみ傷と思われる痕跡である。


また関節部分に、無理やり引きちぎられたような痕跡も目立つ。こうした特徴のある遺骸が、あちこちの遺跡から掘りだされるのだ。しかも、墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。


マヤほどの文明が、死者をその場でまとめて埋葬したとは考えにくい。おそらく、そうせざるを得ない「理由」があったはずである。また、大規模な村がまるごとひとつ、数日で全滅してしまった証拠も見つかっている。干ばつで食糧の備蓄が徐々に減っていったのではない。しかもそこには、「共喰い」を連想させる凄せい惨さんな場面の証拠や、子供が親を食べたことを思わせる痕跡さえ見つけられるのだ。


④「代替考古学論」の紹介と専門的裏付け
オルターナティブ・アーケオロジーという研究分野がある。主流派科学の枠組みから離れたところで大胆な仮説を展開していく「代替考古学論」だ。この論でよくいわれるのが、マヤ文明崩壊の理由は「ゾンビ病」の蔓延だったという仮説である。

この仮説に特化してマヤ文明崩壊の謎に迫ろうとする「ゾンビ・リサーチ・ソサイエティ(ZRS)」というグループがある。その中核メンバーであるユージーン・フレデリックによれば、古代マヤ人が死体をその場に埋めざるを得なかった理由は、ウイルスに感染した人たちがそれ以上の悪影響を与えないようにするためだというのだ。

⑤その他の考古学分野からの裏付け
スペイン国立調査委員会所属の考古学者、ファン・ホセ・イバニェス博士は、シリアの石器時代の遺跡で発掘調査を行い、頭蓋骨が完全に粉砕され、胴体と切り離された遺骸を発見した。しかも埋葬後一定の時間が経過してから頭蓋骨を砕き、首と胴体を切り離した痕跡が認められる。


この発見に対する解釈として、「生ける者の世界に対する脅威は、生ける者たち自身が排除しなければならない。そのための手段として選ばれたのが、だれの目にも明らかな、一番わかりやすいアイデンティティーである顔を奪うことだったのだろう。頭を切り落とすことで、生者の世界と死者の世界の境界線を明確に示したのだ。頭を頭蓋骨ごと潰つぶし、境界線を越えられないようにした例もある」と述べている。


また「ヒストリック・ミステリーズ・ドット・コム」というウェブサイトを運営管理するキンバリー・リンによれば、「墓から甦る死者という概念は、何千年も前から存在しつづけている。世界中の文明にアンデッドに関する迷信や伝説が残っており、そういう概念が今日でも受け容れられていることには何の疑いもない」のだそうだ。


3.ゾンビ説の検討
では、順を追ってこのゾンビ説を検討していこう。

①ゾンビは存在する?
ムーの記事では、ゾンビは「映画で見られる」⇒「専門家が扱っている」⇒「だから存在する」という論理展開である。三段論法のような疑似論理であり、結論に飛躍がある。

特に根拠としているのは「専門家が扱っている」ことであり、実際に各分野で有識者がどのようにゾンビを扱っているかは記載されていない。

各専門家がゾンビという言葉を用いたとしても、「ゾンビ会社」や「ゾンビプログラム」といった用語に見られるように比喩として用いており、ゾンビそのものが存在すると結論付けている科学者はいないであろう。

医療関係でも災害対策の一環として、ウィルスの蔓延に関するシミュレーションを行う際にもゾンビという言葉は見られるが、あくまで「もしゾンビウィルス存在したら」という仮定の下であるし、それほど強力なウィルスに備える目的が半分、注目を集める目的が半分であり、やはりゾンビの存在を肯定してはいないのが通常である。

②古代におけるゾンビの事例は既に発見されている?

実際、有史以前から人間は、死せる者の復活と復ふく讐しゅうを恐れていた。石器時代のシリア、ルネッサンス期のイタリア、ギリシア文明の遺跡からも、ゾンビ・アポカリプスを示し唆さするさまざまな遺物が見つかっている。中でも特筆すべきは、マヤ文明だろう(原文ママ)。

 先に述べたように、現在の研究によってゾンビの存在を肯定し、次には突如として有史以前からゾンビの存在はあったことになっているような記述である。特別根拠は示されていない。

③マヤ文明がゾンビによって滅んだ根拠は?
まずは図版の引用であるが、アステカと明記されている。アステカ文明とマヤ文明は異なる言語集団に基づく文化であり、時代も異なる。この図版を引用するのは不適切である。またこの図像は人身供犠の一端を示していると解釈されている。人肉を食する各人物も生者として表現されており、死体として描かれてはおらず、ゾンビを示してはいないだろう。

 マヤの都市から発掘される遺骸や遺骨に、共通する奇妙な特徴が見られるのだ。

それは、数多く残された咬かみ傷と思われる痕跡である。あるいは関節部分に、無理やり引きちぎられたような痕跡も目立つ。こうした特徴のある遺骸が、あちこちの遺跡から掘りだされるのだ。しかも、墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。(中略)

 また、大規模な村がまるごとひとつ、数日で全滅してしまった証拠も見つかっている。干ばつで食糧の備蓄が徐々に減っていったのではない。しかもそこには、「共喰い」を連想させる凄せい惨さんな場面の証拠や、子供が親を食べたことを思わせる痕跡さえ見つけられるのだ(原文ママ)。

まず1点目に、私は形質人類学は専門ではないが、それでもマヤ考古学の専門として、噛痕や千切られた痕のある人骨が多数出土したという事例を知らない。また共食いや子供が親を食べたと思わせる痕跡が発見されたという事例も知らない。少なくともこのような事例があちこちの遺跡から検出されるなどということはあり得ない。

2点目に、古代マヤの葬制に関して、墓域は存在しない。住居基壇に埋葬し、住居を一回り大きく更新することで、床下の祖先と共に暮らすという葬制を取る。そのため「墓所でないところに」という表現が不適切である。もちろん住居床下が古代マヤにおける「墓所」と呼ぶなら間違いではないが、通常そのような表現は用いない。

仮にこの文章、つまり「墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。」を認めるとするならば、これは古代マヤの話ではなく、近現代史の内容であろう。1930年代から90年代後半までグアテマラでは内戦状態であり、現代マヤ人を中心として推定で20万人に及ぶ人々が虐殺された。

この虐殺された遺体は墓所(教会墓地)ではなく、廃棄されるかの如くまとめて埋められたということが近年分かってきた。この近現代における虐殺の事実を明らかにし、遺体を遺族に返還することを目的とした考古学調査も行われている。原文の文章は恐らくはこのことを指しており、時間的も歴史的にも無関係の内容を根拠に用いていると考えられる。

④「代替考古学論」の紹介と専門的裏付け?

 オルターナティブ・アーケオロジーという研究分野がある。主流派科学の枠組みから離れたところで大胆な仮説を展開していく「代替考古学論」だ。この論でよくいわれるのが、マヤ文明崩壊の理由は「ゾンビ病」の蔓まん延だったという仮説である。

 ゾンビ病――正確にいえば、ゾンビ・ウイルスということになるだろうか――の蔓延。主流派科学の中ではなかなか出にくい発想であることは間違いない(原文ママ)。

「主流派科学の枠組みから離れたところで・・・」という表現は、このゾンビ仮説を展開する「代替考古学論」が、「主流派ではないが科学」というように述べているように感じる。

マヤ学会において、未だ定説とはなっていないテーマで、議論が分かれる場合があり、その内一方が現在は主流である、有力であるといった状態はあり得る。しかしもし彼らの業績が真に科学なのであれば、学会で発表して我々「主流派科学の連中」を納得させればいい話だと思う。

ちなみに国内外のマヤ学に関する学会誌等において、考古学やその他の分野を含めてゾンビに関する論文はこれまで一度も見たことがない。もし私が不勉強なだけで存在するなら紹介して欲しい(但し一般紙や査読なし論文は認めないが、読む分には面白そうなのでそれでもやはり紹介して欲しい。比喩表現として用いている場合は不可である)。

 こうした可能性に特化して、マヤ文明崩壊の謎に迫ろうとする「ゾンビ・リサーチ・ソサイエティ(ZRS)」というグループがある。その中核メンバーであるユージーン・フレデリックは、次のように語っている(原文ママ)。

このグループが実際にどうのような組織なのか不明である。「組織名称と人物名を具体的に出す」とあたかも有識者が言及しているような「如何にも感」が出るだけではないだろうか。

⑤その他の考古学分野からの裏付け

 博士はシリアの石器時代の遺跡で発掘調査を行い、奇妙な状態の遺骸を大量に発見した。頭蓋骨が完全に粉砕され、胴体と切り離された遺骸である。しかも、埋葬後一定の時間が経過してから頭蓋骨を砕き、首と胴体を切り離した痕跡が認められる。

そこでスタッツ博士は、次のような解釈を提示した。

 「生ける者の世界に対する脅威は、生ける者たち自身が排除しなければならない。そのための手段として選ばれたのが、だれの目にも明らかな、一番わかりやすいアイデンティティーである顔を奪うことだったのだろう。

 頭を切り落とすことで、生者の世界と死者の世界の境界線を明確に示したのだ。頭を頭蓋骨ごと潰つぶし、境界線を越えられないようにした例もある」(原文ママ)

ここではスタッツ博士とイバニェス博士の解釈が引用されている。引用元が示されていないため、各原文に当たることができなかったが、恐らく引用の仕方が間違っているのではなかろうか。

上記引用文はイバニェス博士の解釈であるが、これはシリアの石器時代における葬制と再葬の事例について述べている。

アニミズム等の初期の信仰にも、説明原理としての性格が認められ、生と死の区別は古代から現在に至るまで重要な関心ごとである。死そのものや死者に対する恐怖を取り除く他に様々な目的で、一度埋葬した遺体を「再び埋葬する(再葬)」という行為がしばしば行われることが確認されている。

現代日本では火葬のため、あまり馴染みが薄い。イメージとしては、火葬後に遺骨を自宅で(一時的に)保管し、四十九日の法要後に納骨の儀を行うという行為であり、保管場所を変えるという意味では現代日本における再葬の一形態と言えるかも知れない。

ちなみに古代マヤでは再葬の習慣があり、再葬の際に、場所を変更する、副葬品を追加する、遺骨の一部を取り出す、朱をかける等といった様々な儀礼的な行為が加えられた例が分かっている。

このような葬送儀礼の過程において、遺骨の一部を故意に取り出したり、破壊する行為は、儀礼的行為と解釈されており、ゾンビ対策とは考えられていない。そもそもゾンビ対策なら、最初に埋める前に頭部の切断や破壊が必要であろう。

つまりイバニェス氏の解釈の引用文は特定の人類の葬制や死生観、宗教観について言及しているのであって、人類がかつてゾンビと戦ったことには触れていないだろう。

 『ザ・ゾンビ・サバイバル・ガイド』(2003年)、および『ザ・ゾンビ・サバイバル・ガイド:レコーデッド・アタックス』(2009年)の著者マックス・ブルックスは、考古学関連の専門誌のインタビューに対し、次のように語っている。

 「ゾンビが実在した証拠を求める考古学者が捜すべきものは、頭をはねられた死体、あるいは脳みそが取り除かれた形跡がある頭蓋骨である。リビング・デッドを止めるには、このふたつしかないからだ」(原文ママ)

この引用に関しては、1点目に、そもそもゾンビが実在した証拠を求める考古学者がいるのか?ということである。私はいないと思う。いたとしても自称考古学者であろう。

もちろん古代においてゾンビが比喩的に使われた可能性はある。人類学者がハイチ島で観察したように、フラフラと歩く知的障害者をゾンビと見間違える事例のように、古代にも何かしらの勘違いは起こり得る。感染症のような死を振り撒く死にかけた人間がゾンビに見えたかも知れない(そもそもゾンビという概念が古代にはないであろうが)。しかしそのような個人的な現象は考古記録として残らないのが通常である。

仮に、上記引用のように、頭をはねられた死体あるいは脳みそが取り除かれた痕跡のある頭蓋骨が出土したとして(実際多数の例がある)、どのようにゾンビと結びつけることが可能だろうか。何故ゾンビにこだわるのか、何故他のより普遍的な可能性を無視するのか不明である。

つまりあくまでゾンビ説ありきで、ゾンビ説を支持するための都合の良い根拠を、世界中のありとあらゆる時間軸から集めてきたに他ならない。例えば、中世においてギロチンで首を刎ねられた遺体もゾンビだったからとでも言うのであろうか。


4.おわりに
さて、これまでの記事とは異なり、上記文章はですます調ではなく、である調で書きました。批判的文章となるのでしっかりと書きたいなと思ったからです。

実際書いてみて感じたのは、世の中、ツッコミどころ満載の記事は多々あれど、批判的な文章を書くというのはあまり気持ちの良いものではないですね。

そして、オカルト的な内容は、考古学が重要視する時間的・空間的枠組みを無視して、様々な話に飛ぶので全部を専門的に批判することは困難だなと感じました。

今後はいつも通り、考古学・歴史・マヤ文明に関係する記事の紹介に留めて、批判的な文章は書かない方向でいきたいなと思います。書くとしても専門的に扱える範囲の場合に限定しようと思います。

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0XXねん 3がつ 19にち(げつよーび、晴れ)

お腹が壊れ続けている。お酒を控えよう。

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↑オフィシャルサイトより一部加工

【目次】
  1. はじめに
  2. ゾンビとは?
  3. ゾンビの歴史とその進化
  4. ゾンビ世界に有効なサバイバル術
  5. 「生きているゾンビ」に人類は勝てない説
  6. おわりに

1.はじめに

「月刊ムーPlus」にて、「マヤ文明はゾンビに滅ぼされた!? 古代から息づくゾンビ禍の恐怖」という記事が掲載されました。考古学を中心として歴史関係、特にマヤ文明に関する記事を扱う「歩け、マヤ」としては触れられずにはいられません。


このテーマを本気で検討するに当たって、そもそもゾンビとは何か?を考えることから始めようと思い、この記事を書くことにしました。



2.ゾンビとは?

ゾンビの原点はアフリカにおけるヴォドゥン信仰における「ンザンビ(Nzambi)」、「不思議な力を持つもの」になります。これを信仰する黒人奴隷達が中米域に送られ、ゾンビという名称に変わっていきました。この中米域におけるハイチのブードゥー教が一般的にはゾンビのルーツと考えられています。


ブードゥー教ではゾンビは「生ける死体(living the dead)」として扱われています。ではゾンビは生きてるのか?死んでるのか? これが本記事における重要なテーマとなります。


ゾンビはどのように発生するのか? ブードゥー教の司祭の一種であるボコが、土葬された死体が腐る前に掘り出して、祈祷等の一連の儀式を経ることでゾンビとなります。この際、魂は壺に封じ込められます。面白いことにゾンビの使い道は奴隷です。未来永劫に働く奴隷として農園に売却されます。


以上が現地における民間信仰の教義・伝承に見られるゾンビ像となります。実際に人類学者によってゾンビに関する研究が行われており、結論として以下のような見解を提示しています。

「ゾンビ化」とは、嫌われ者や結社内の掟を破った者に社会的制裁を加えるための行為であり、この場合の「死者」とは生物的なものではなく、共同体の保護と権利を奪われる、つまり「社会的な死者として扱われる」ことである(wiki、ゾンビよりハーストン、メトロ―の説を引用)

この見解に即すると、先に述べた伝承中の「魂を封じ込められること」が「自由意思のはく奪」を、「農園の奴隷」が「行動の制限」を暗示していると言えるでしょう。


このように人類学研究において映画作品に見られるようなゾンビの存在は完全否定されていますが、本記事ではゾンビが存在する方向で考えていきます。そもそも存在を否定してしまうと、マヤ文明がゾンビに滅ぼされた説とある意味真摯に向き合っていけないからです。


そのためハイチのブードゥー教を起源とするゾンビは、死体を材料に人為的に作成可能な「心なき動く死体」と定義付けることにします。


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↑最強のゾンビの例(男性は殺しにくいと考えられる)


3.ゾンビの歴史とその進化

さて、ゾンビ映画とかパニック映画が大好きな筆者ですが、最初のゾンビ映画は1932年の「恐怖城(「White Zombie」: 原題、「ホワイト・ゾンビ」: ビデオ化タイトル)」であり、かなり古い作品になります。


1932年時点でのゾンビは「生きる死体」として描かれてはおらず、ゾンビパウダーによって仮死状態となった人間がマスターの命令に中実に動くという存在でした。そのため無差別に人を襲うことも、人を食べることもない。また仮死状態から元に戻る、つまりゾンビから人に戻ることが可能として描かれています。


1968年、ジョージ・A・ロメロによる「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(Night of the Living Dead)」によって現行のゾンビの原点が描かれる。つまり60年代後半がゾンビ史における一つの転換点と言えよます。ここでのゾンビはまさに「生ける死体」であり、人を襲い、喰らい、増殖するという特徴を有しています。


つまり映画史におけるゾンビは60年代後半に、「使役される不思議な存在」から「人を襲う恐怖の存在」へと転換しのです。近年のゾンビ映画では、ゾンビ発生の理由として、科学実験、ウィルス、寄生虫が挙げられているが、基本的な特徴はロメロの提示する3特徴と一致します。


ただし最上部画像にて提示した「レイプゾンビ」は異色であり、男性にしか感染せず、被害にあった女性は死に至るという設定です。また筆者の大好きなゾンビ映画である「ウォーム・ボディーズ(Warm Bodies)」では、人の脳を喰らうことでその人物の記憶を追体験可能であること、僅かに生前の記憶や理性を残しており愛情によって人に戻るという設定です。


加えて、ウォーム・ボディーズのゾンビは、腐敗が進むと骸骨(ほぼ骨と皮)になり、更に腐敗が進むと自壊するという設定です。このように近年の作品によっては一風変わったゾンビが描かれており、基本的的3特徴を踏まえつつ、今日的なゾンビは進化し続けていると言えるでしょう。


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↑最強のゾンビの例(イケメンはゾンビでも愛され、人間に戻れる。例え元カレの脳みそを喰らっても。)


4.ゾンビ世界に有効なサバイバル術

さて、ゾンビが実際に発生した場合、人類は生き残ることができるのだろうか? 最初の定義通り、ゾンビが「心なき動く死体」である場合、可能性はあると言えます。


ゾンビ・パンデミックをウィルス感染として捉えた場合、人類は3か月程度でほぼ全滅となるというシミュレーションがなされています。これは感染者が人を襲うことで被害が拡大する構図のため、爆発的にゾンビが増加するためです。


では何故、「心なき動く死体」だと生き残れる可能性があるのだろうか。答えはゾンビが死んでいるからです。先の映画「ウォーム・ボディーズ」の設定のように、死んでいる以上は腐敗し続けるのである。空気中に死体を放置した場合、環境差と個人差を踏まえても3か月から1年で死体は白骨化するのです。


つまりシミュレーション通り、僅か3か月で人類がほぼ死に絶えたとしても、その時点で初期の多くのゾンビは白骨化、ないし筋肉の腐敗によって運動力の著しい低下が見られ、結果として危険度が著しく低下しているのです。


であるならば、ゾンビ・パニックな世界が到来した際の適切なサバイバル術とは、


①3か月以上の飲料水・食料の確保

②シェルターのような隔絶された空間の確保


が最重要となるでしょう。


実際人間は長期間、高ストレス下において真に孤独には生きていけないので、二人以上でのサバイバルが望ましいと思います。しかし不和が起こると全滅する恐れがあるので、信頼できる極力最小限の人数にすべきでしょう。


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↑露出度高くてもゾンビと戦える事例。「高慢と偏見とゾンビ」より。


5.「生きているゾンビ」に人類は勝てない説

さて、最初の私の定義は後に「マヤ文明がゾンビに滅ぼされた説」の検討のための前準備に過ぎません。ここでは敢えて、ゾンビが生きていたら?について考えてみましょう。


①ゾンビの原因が通常のウィルスだった場合

ウィルスの目的は増殖です。感染者は非常に短い時間で死に至り、ゾンビ化するケースが多く見られます。つまりウィルスの増殖スピードと致死性は非常に高いと言えます。


ウィルスはただひたすらに人体を構成する何かをエネルギーとして増殖し続けます。この場合、人体は基本的に生命活動を停止しているため、先に述べたように人体は腐敗し、最終的に自壊することになります。


この場合、何故ゾンビは人を襲うのか? 最も重要な基本的欲求として食欲が残るためと説明されることがありますが、ウィルスがエネルギーの搾取や増殖に伴って発生させる電気信号によって、死体がそのように動く、つまり捕食活動を行っているように見えると考えられます。


このパターンでは、前述のように腐敗と自壊のため人類が生存する可能性が高いでしょう。



②ゾンビの原因が寄生系の場合

ゾンビを殺す方法は頭部の切断、あるいは脳の損壊がオーソドックスです。これは神経による命令系統を破壊することで、ゾンビを行動不能にする働きがあると言えるでしょう。


つまりゾンビは操られていると考えられます。この場合、寄生虫ないし、寄生系のウィルス等々だった場合、ゾンビは死んでいないと考えられます。もちろん自我はありませんし、人間だった頃の人物は死んだと考えて良いでしょう。


ゾンビ化の原因が寄生である場合、宿主である人間は死なず(生命活動を停止せず)に、ある種の乗り物として利用されていると考えられます。この場合、ゾンビによる捕食活動はゾンビの生命維持活動であり、またゾンビの種の保存のための活動(一種の生殖)とも捉えることができるでしょう。


この場合、時間経過によるゾンビの自壊があり得ませんので、人類は限定的な閉鎖空間において自給自足の生活を続けていく他はないと考えられます。しかし先に検討した超小規模での耐久戦からの自給自足への移行は困難であり、映画やドラマに出てくる自給自足的な防御型の小コミュニティの確立はパニック下において現実的に困難であると思います。


つまるところ人類は絶滅する可能性が非常に高いと言えます。またバイオハザードのように鳥や犬といった動物類まで感染してゾンビ化する場合、人類は防御手段がほぼありません。大小様々な各種動物が群れを成して襲ってくるのに無傷で何度も防ぐのは無理ゲーと言わざるを得ません。


つまり寄生型ゾンビと対抗するには人類は、シェルター型の完全に外界と隔離された空間で自給自足生活を行う必要があり、空気孔等の不可欠な設備からゾンビネズミ等が侵入できない仕組みを用意する必要があります。ゾンビが昆虫類にまで及ぶ場合、人類の絶滅は免れないと考えられます。


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↑やはり薄着は感染率が高い。噛みたくなるのか。噛み癖まで感染しないで欲しい。「ウォーキング・ザ・デッド」より。


6.おわりに

ゾンビがマヤ文明を滅ぼした説を検討しようとした場合、そもそもゾンビとは如何なるものか、どのように人類は立ち向かう必要があるのを考えてみた結果、多少抑えて書いたのに結構な長文になってしまいました。

ムーに書かれた通り、古代においてゾンビが存在したならば、現在の文明が存続していることから、どうやらゾンビは寄生系ではないようです。

ともかくも現代マヤの人々は生き残っているわけですから、仮に古典期マヤ文明がゾンビによって崩壊したとしても、どうやら我々人類はゾンビに対抗して生存することが可能なようです。

現代社会においては古代よりも交通の便が良いですから、パンデミックを引き起こして世界的な問題にはなりそうですし、ゾンビ化の原因が生物的な何かである場合、いつか寄生系へ進化するという最悪なケースも考えられます。

人類が絶滅し、最強な寄生系ゾンビに支配された世界は、再び先史時代に突入するでしょう。であれば、ゾンビ種が消えた遠い未来に、どうやら考古学者の時代が再来しそうですね。例えそれが人ではないにしても。


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20XXねん 3がつ 18にち(にちよーび、曇り)

ラーメンは大好きだが、一日に2回ラーメンはつらいな。

アルコールで弱った胃腸に響くぜ。

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↑がんてつ札幌西口駅店(筆者撮影)

【目次】
  1. 「ラーメンの考古学」を実践してみて
  2. 「がんてつ」ラーメンからの取得データ
  3. 今後の方針について

1.「ラーメンの考古学」を実践してみて
今日は休みだったこともあり、「ラーメンの考古学」を実践すべく、ラーメンを食べに行きました。最初は老舗から攻めていきたかったのですが、日曜なので早く閉まるお店も多いので、開いてる店かつ好きな店にしました。

まずラーメン店を調べてて思ったことは、有名店はチェーン展開していることが多いってことですね。札幌市内に800件とかラーメン店があるって情報がありましたけど(本当か?)、まぁ対象を本店にのみ絞る予定なので対象件数は少なくなるでしょう。

というか札幌人にも観光客にも人気の有名店を網羅しつつ、ネット評価で常に上位にランクインにするような50店舗を分析対象にしようかなと思っています。

実際にラーメン店でデータを取ってて思ったことは、

①恥ずかしい(特に麺の太さとか計測してる時)
②実際の考古学分析のように、データの客観化が難しい
③設定した分析属性以外にも取れるだけデータが欲しくなる
④記述に熱中するとラーメンがのびる、冷める


の4点です!まぁ資料を実見しに行って、見る目が変わるというか実践に基づいて取得データの種類や方法が改良されることはよくあることです。しかし対象がラーメンなので、④ののびる。冷めるが辛い。

お客様の回転も気になるので、店員さんの目が気になる(自意識過剰)。ご飯時のような混み合う時間帯には絶対行けないですね。長蛇の列ができる超有名店も難しいかも知れません。

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↑がんてつの味玉味噌らあめん880円(筆者撮影)

2.「がんてつ」ラーメンからの取得データ
以下が今回取得したデータになります。どの属性が分析に有効かは未だ不明ですが、2店舗で食べてみた結果、具材群の組成に「札幌ラーメンという斉一性」を感じました。

【がんてつ 札幌駅西口店】
日付:2018.3.18
対象:味玉味噌らあめん(880円)

①麺の太さ: 3mm、中
②麺の色調:黄色(やや弱)、やや白味がかる
③麺の縮れ:5波頂 / 5cm、やや強い
④麺のコシ:強い
⑤スープの色調:白味がかった淡黄褐色系統、メンマの色調に近似
⑥ダシの種類:豚骨か?
⑦油分:小さな径の油が少し見られる、油膜は薄い部類か
⑧店の味:味噌、醤油、塩が揃っている。「一番人気」はあるが店が特別押す味はない。
⑨具材:味玉(完形1点)、ネギ(緑部分)、もやし(少量)、メンマ、ノリ、チャーシュー(1枚)の6種

備考:札幌ラーメンの記述は暖簾等に見受けられない。(聞き取り調査は行わないが、店内外に広告として見られる表記は、遺跡における碑文資料と同様な感覚で文字資料として扱うことにする。)

【評価】★★★★★(4.5)
私は好きです!味噌の濃さ、どろっと感がいいですね。2種類の味噌使っていて濃厚な味わいです。辛味噌が尚良いでしょうヽ(・∀・)ノ

↑注:個人的なものです。ラーメンブログの性質も付加しようかと打算的に実施しております。


3.今後の方針について
実践してみた結果、年齢のせいか本当に何度も食べるのがつらい。データが集まりにくいのでモチベーションが下がる。上がるのはコレステロール値だけか?

ネット上に私よりも遥かに上手に美味しそうなラーメンの写真を挙げている人がたくさんいらっしゃるんですよね。麺のコシとか断面形態とか食べなきゃ分からないこともたくさんあるんですけど、食べなくても写真から分かる情報もたくさんあるんですよね。むしろその方が多い!

ということで、今日一日2回ラーメンを食べて思ったことは、とりあえず写真から分類してみようということです。写真から得られる情報から「札幌ラーメン」の全体性を把握し、また写真から得られる属性を基にタイプ分類を行ってある種の傾向性を掴みます

その上で疑問点を感じた特定の対象群に対して、直接、実見ならぬ実食によって詳細な分析を行っていく。これがお財布と健康に優しい「ラーメンの考古学」の方法論ではなかろうかと思います。

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20XXねん 3がつ 17にち(どよーび、晴れ)

卒業祝いにこれまでで最大の花束を買ったよ

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↑Proyecto Arqueológico Waka’のフアン・カルロス・ペレス撮影

【目次】
  1. どこにある遺跡?
  2. いつ頃の、どのような社会だったのか?
  3. 何が発見されたのか?
  4. おわりに

1.どこにある遺跡?

最初の写真は見つかった王墓の写真です。これを撮ったのがプロジェクトディレクターのフアン・カルロス・ペレスさんです。グアテマラ人考古学者で、すごく優しいいい人です。


と言うのも、2015年くらいに国際学会において、私が人間違いをして出会ったのが最初なんですよね(私が探してたのは別のフアン・カルロスさんでした。よくある名前なもので(;'∀'))。ともかくも知り合いが素敵な発見をしたことは嬉しく思います。


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↑Nacional Geographicのマヤ地図を一部加工


さて、今回の発見があった遺跡は、ワカ遺跡です。エル・ペルーやペルー・ワカとも呼ばれます。遺跡の所在は上図に示したようにグアテマラ北部のペテン県にあります。


古典期(西暦250-550)マヤ文明における最重要都市ティカルの西方約65kmの地点にあります。立地としてはサン・ペドロ川とエル・ペルー湖の傍にある都市遺跡で、現在は鬱蒼とした密林の中にあります



2.いつ、どのような社会だったのか?
ペルー・ワカは、西暦250~1000年頃のマヤ低地における古典期遺跡の一つです。当遺跡の調査チームによって、古典期には交易の要所であったと推定されています。

古代マヤの歴史では、最も早い国家の成立は先古典期後期~古典期初頭(西暦250年前後)と考えられており、ペルー・ワカは最も古い時期(2世紀)に王朝が成立した都市の一つと考えられています。またこれまでの調査で、5~7世紀に属する6つの女王の墓と人身供犠に関係する遺構が検出されています。

今回発見された王墓の写真(上写真)を見ると、多量の土器が副葬されていることが分かります。これらの土器の分析から西暦300~350年の王墓と考えられています。

つまりこれまでの成果と比較して、王朝の系譜において早い段階の王様の墓が見つかったという意味で重要な発見なのです。王朝成立後の支配者の墓は、それ以前の墓と比べて副葬品の種類や数に大きな違いが確認できる例が多いため、今回の発見は国家形成の問題に関わる大きな成果と言えるでしょう。


3.何が発見されたのか?
副葬品として、22個体の土器、スポンディルス貝の殻、翡翠製の装飾品、鰐が彫刻された貝製品等が発見されました。また重要都市ティカルの王墓で事例のある「トウモロコシの神のシンボルを有する被葬者のマスク」も発見されました。

王墓には精巧な多彩色土器が副葬されるケースが非常に多く見られます。貝の殻については、なぜ?と思われるかもしれませんが、内陸のジャングルに立地する都市国家のため、遠隔地である海産の大型貝の殻は、遠距離交易品としての高い価値を有していました。

また古代マヤ人にとって宇宙の中心の色は「緑」であり、緑色黒曜石を始めとして緑色の鳥の羽や鉱物類は重要視され、特に翡翠が王権を象徴する最重要の威信材の一つであったと考えられています。またジャガーや鰐は中米域で最強の生物であり、王権の象徴として度々利用されていました。

今回の出土品は、西暦300~350年に帰属するということで、「テオティワカンの影響」という古代メキシコ文化の影響を受ける以前の奢侈性の高い土器資料群データを提供するという意味で、私個人としても非常に興味深い発見であると考えています。


4.おわりに
近年の碑文研究の進展により、特に古典期後期(西暦550-900/1000)の都市国家間の政治的関係が鮮やかに描かれるようになってきました。また発掘調査の進展により、先古典期終末期(西暦1-250)における各社会の複雑化の様相についても明らかになってきました。

一方で比較的石碑資料や考古学資料の少ない古典期前期に関して、各都市の国家形成過程や都市間関係について明らかにしていくことが現行のマヤ考古学における課題と言えるでしょう。

翡翠製品しか出ない古代マヤ文明における王墓の発見は、もしかすると金銀財宝の出るエジプト文明やインカ文明等における発見と比べて、心惹く要素が少ないかもしれません。

しかしながら今回の発見は古代マヤの歴史を明らかにしていくための今後の研究に大きく貢献し得る重要なものと思います。


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20XXねん 3がつ 16にち(きんよーび、晴れ)

今日は一日中眠かったよ

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↑ROSEMARKIE CAVESPROJECTより転載

【目次】
  1. いつ、どこのイケメン?
  2. 現代に蘇るイケメン
  3. どんな最期だったのか?
  4. おわりに

1.いつ、どこのイケメン?
スコットランド北部沿岸の洞窟で、古代人の人骨が出土した(上写真)。2011年より地元のスコットランドの調査隊が継続的に発掘調査を実施している。問題の人骨は2016年次調査によって発見され、5~7世紀のピクト人と推定されている。

ピクト人は、古代ローマ時代にスコットランドのハイランド地方を支配し、8世紀頃に突然歴史から姿を消した部族であり、謎の多い人々である。この北部沿岸域には複数の洞窟があることが分かっており、その内の一つである「ブラック・アイランドの洞窟」で古代の超イケメンが無残な姿で発見されたのである。


2.現代に蘇るイケメン
調査チームが破砕された頭蓋骨を接合し、本来の頭部を復元したところ、超イケメンが現れたのである(下写真)。

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↑ROSEMARKIE CAVESPROJECTより転載

ハリウッドスター並みの超イケメンである。私は形質人類学の知識もこのような復元技術の知識もないので、復元した人の好みが反映されているのではないかと嫉妬してまうレベルだ。

確かに基本骨格的にはこのようになるのであろうが、鼻の軟骨部分もっと低かったかもよ?タラコ唇だったかもよ?おデブさんないしモヤシだったかもよ?とついつい嫉妬してしまうレベルである。

ちなみにこの洞窟では鉄の破片が複数出土していることを根拠に、かつては鍛冶仕事を行っていた場所だと推定されている。凛と整ったこの顔に、マッチョ・ボディ…最強である!


3.どんな最期だったのか?
事件が起きたのは西暦430〜630年(放射性炭素年代測定による)の某日、酷い暴行を受けて惨殺されたことが判明している。頭蓋骨は損壊した出土状況であったが、割れ方が土圧ではなく、加害によるものと判定されたのである。

スコットランド・ダンディー大学の人体解剖学センター所属の分析を担当したスー・ブラック教授によれば、殺人者は執拗に顔を狙って殴っているとのこと。円形の鈍器で、右の頬を殴って歯を折った後、左の顎の骨を打ち砕き、後頭部や頭頂部も打っているとの推定結果となった。

この超イケメンが殺された理由は想像の域を出ないとしつつも、発掘チームの責任者のスティーブン・バーチさんとスー・ブラック教授は、これほど残忍な殺し方が実行されたのは、「人間関係のもつれ」が高じて「怨みを買った」可能性が高いと指摘している。



4.おわりに
調査隊によると男性による嫉妬が原因の殺害との解釈のようですが、イケメンに嫉妬する私としては女性に殺された線はないのかとも思いますね。恐らく洞窟を鍛冶場と推定しているため、犯人を男性に特定しているのかなと思います。

また巨大な石の下に隠すように人骨が横たわっていたそうです。巨大な石を動かせるのは男性ということもあるのかも知れません。人骨の写真からすると頭蓋骨以外に目立った損傷はありませんから、上に被せたわけではないように思えます。巨大な岩陰に隠したのであれば女性の犯行も可能ですよね。

そして隠したところで鍛冶場として使っていたならすぐバレるわけで、鍛冶場=男性による犯行とはいかなるものか。痴情のもつれとしてイケメンマッチョが複数の女性に殴打されて殺害された線に一票を投じたいです(特に意味はないです)。

あ、それはそうと、この調査チームの主体はUniversity of Dundee(スコットランド第4の都市名)だそうです。復元された顔もイケメンだけど、大学の名前がすでに「ダンディー」なんですけど( ・Д・)

↓ぷち修正記念に押して下され(`・ω・´)↓


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2018ねん 3がつ 15にち(もくよーび、雨)

 ヴァンパイアものの作品がやっぱ好きだなと感じたよ。

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↑ABCNewsより転載

【目次】
  1. 近年の日本国内で最高額は?
  2. 世界の最高額は?
  3. トレジャーハンターの聖地?

1.近年の日本国内で最高額は?

日本史上、最大量の埋蔵金の発見!の記事を書いたので、実際どれくらいの金額のものが見つかってるのか気になってしまい、さくっと調べてみました。今回の内容は「量」じゃなくて「¥」です!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

テレビ番組で埋蔵金伝説を定期的に扱ってますよね。そしていつも結局何も見つからない。埋蔵金伝説に挑んで追っかけていくこと自体ワクワクしますけどね。なんか寂しさも感じます。

ところが見つかった事例があるようですね。場所は滋賀県、発見場所はタンスの中だそうです。からくり仕掛けになっている古いタンスで、中の隠しスペースにお宝が眠っていたそうです。

お宝の内容は、江戸時代の金貨・銀貨で、その額なんと2000万円! 徳川埋蔵金のようなものと比べるとさすがにスケールが小さく、発見の経緯にストーリー性もないですけど、それにしても凄い額ですよね。
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2.世界の最高額は?
世界では億越えの発見が散見されます。その多くが沈没船に積み込まれた金塊等のお宝です。ただ国によって法律が異なりますので、実際に見つけた額ともらえる額には差があるようです。また船からのレーダーやスキューバによる海の捜索には相当な経費がかかるでしょうし、調査メンバーの数も多いですから、個人としてどれくらいのプラスになるのかは不明です。

2015年7月にアメリカ合衆国のフロリダ沖で発見された事例を見つけました。見つけたのは18世紀のスペイン船で、ハリケーンによって財宝諸共、海深くに沈んだものでした。その総額は1億2000万円!州法によって20%が州の取り分となり、残りを発見者(トレジャーハンター一家)と業務委託した会社での折半とのこと。サルベージ海域に対する権利を有する会社は4800万円もらえるわけですからね。素晴らしい発見です。また今回発見したのは極一部であり、記録によれば500億円相当の財宝がまだ沈んでいるそうです。

一方で海底探査会社オデッセイ・マリン・エクスプロレーション(フロリダが本拠地)が、大西洋で沈没船を発見した時の財宝が最高額だと思われます。金貨・銀貨あわせて50万枚にのぼり、その総額約600億! こちらも桁違いの額ですね。

こちらもスペイン船なんだそうで、しかも発見した場所が公海なのが問題になるようです。実際スペイン政府との裁判に敗北してしまったとのこと。5年間の訴訟の期間における引き上げた財宝の保管・維持費すら認められなかったってことは、まさかの報奨金無し? あまりに辛い話です。

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3.トレジャーハンターの聖地?
大航海時代以降の沈没船には大量の財宝が眠っているようです。しかしどれも歴史的な記録があるため、国の法律によっては、あるいは公海上だと何かと利権に引っかかるようですね。

そのような中、さきほど紹介したフロリダ州は8割もらえるわけですから素晴らしいですよね。またフロリダは船や飛行機の行方不明事件で有名なバミューダ・トライアングルが近いですし、大航海時代以降の金銀を積んだスペイン船や海賊船が沈んだ記録がたくさんあるそうです。

ハリケーンなどが原因で沈んでますから危険な海域ではあるとは思いますが、一攫千金のトレジャーハンターの夢を見るなら、フロリダが最適ではないかなと思います。まぁ移住するのも大変ですから、徳川埋蔵金といった国内の財宝探しにチャレンジするのもいいかも知れませんね!


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2018ねん 3がつ 14ひ(すいよーび、曇り)

 愛する息子に昼から献杯。

 心も曇り時々雨かな。飲んでる内に色々と晴れてきたや

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↑産経新聞、ヤフーニュースより転載

【目次】
  1. 最大量の発見
  2. 実際おいくら万円?
  3. 埋蔵金は誰のもの?
  4. おわりに

1.最大量の発見
日本史上、最大量の埋蔵金が見つかった! 考古学研究はお金にならないから(調査には莫大にお金がかかるのにね)、こういうのはちょっとワクワクする。

この発見のポイントは「最大量」ということ。金額じゃないのです(ノ◇≦。) ビェーン!! これまでの最大量の発見は約18万枚だったそうで、今回の発見は26万枚の可能性があるんだとか。正直数えるのが面倒だから、共伴して出土した木簡の記述(枚数)を信じたくなる。

とりあえず全体で計量して、一回全部古銭を出しちゃってから甕の重量を引いて、あとは一枚何gか調べるのがいいのかな。まぁ錆とかあるから信用性に欠けるけど、「18万枚 VS 26万枚」の判定なら十分かなって思う。もし私が担当なら、、、とりあえず数えなくて済む方法を全力で考える会議を行うだろう。


2.実際おいくら万円?
それはそうと、出土したのは、埼玉県蓮田市黒浜の「新井堀の内遺跡」です。出土した古銭は、中国の唐の時代の「開元通宝」(初鋳年621年)や明の時代の「永楽通宝」(初鋳年1408年)など19種類が確認されているのだとか。埋設時期は永楽通宝が多く入っていることを根拠に、埼玉県埋蔵文化財調査事業団によって15世紀以降と判定されています。

コインコレクターって趣味の人は世界中にいるわけで、骨とう品屋さんでも古銭はみかけますよね。まぁ私は骨とう品好きなんで特殊かも知れませんが、探せばけっこう骨とう品屋さんあるんですよ? ちなみに私もコイン好きで、マヤ文明の興ったユカタン半島において17世紀以降のアシエンダ制のプランテーション型農園で流通した硬貨とか持ってますね。16世紀のエンコミエンダ制期のコインは現存するならすごく高いと思うけども、コインとは主に素材と希少価値なのだと思います。

さて、今回発見された埋蔵金の総額が気になるところですが、鑑定士によると今回の古銭はどうやら1枚10円くらいの価値らしいですね。まぁ金貨じゃないし、最大量ってだけあって希少価値も少ないですからね。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

つまるところ、今回の埋蔵金のお値段は・・・約260万円!

多いのか少ないのか微妙な額ですが、「ねこばば」被害に遭う可能性が低いことが幸いなのかも知れませんね。仮に1枚1万円とかだったら、めんどいけど学術的に直接しっかり数えるべき!と提案しつつ、少し貰いたいなぁ~と弱い心が叫び始めますよね。


3.埋蔵金は誰のもの?
さてもう一つ気になるのが、埋蔵金は誰のもの?ってことですよね。今回の発見者というか調査主体は前述の埼玉県埋蔵文化財調査事業団です。同県の出資によって設立された財団法人です。ということで公益を目的としていて営利法人ではないんですね。

なので、私のように、「やったー!260万円だー!('▽'*)ニパッ♪」とはならないんですね、きっと。

それはさておき、埋蔵金というのは「遺失物法」の適用を受けます。そのため発見者は所轄の警察に届け出る必要があります。そして遺失者が現れるまで3か月待ちます。まぁ埋蔵金関しては遺失者は間違いなく亡くなってますし、その血族であることを証明することもほぼ不可能でしょう。もし遺失者ないし遺産相続可能な血縁者が遺失者として現れ、法的に認められた場合は5%~20%が「報労金」として支払われます。慣例では10%であるので、今回の場合は26万円!(あ~、そう聞くとイイ感じの額!独り占めできるわけではないが、これは妄想なのでアリ!)

先に述べた通り、このような考古学調査の場合、遺失者は現れません。この場合、発見者と土地の所有者で所有権の折半になります。つまるとこ売れば(売れれば)130万円!

また埋蔵文化財保護法に関係する場合もあります。この場合も国ないし都道府県から同価値の報奨金が支払われます。つまり今回のケースでは発見者は130万円ゲット!(我々考古学者が自分の所有地で発掘するケースはほぼありません。お金ないので土地もありません。あっても家立ってます、きっと。マヤ文明研究ではかつてそのような時代もありました。)

但し、埋蔵文化財保護法では、報奨金の代わりに所有権が与えられることがあります。この場合は、歴史的重要な価値のある文化財を勝手に売却できないため、発見者がもらえるのは0円! 一番悲しいパターンです。なので個人で博物館でも開いてお金を取る(土地の所有者と利益は折半)とか、一種の寄贈のような形で買い取ってもらう(同じく折半)という話も聞いたことがあります。


4.おわりに
でも裏庭掘ってて見つけたのとはわけが違うわけで...「発見者」とは具体的に誰なのか。調査主体全体のことなのか、あるいは出土させた特定の個人なのか、はたまた「調査責任者」なのか。私の研究室ではきっと有無を言わさず「調査責任者」でしょうね(アカハラ怖い、ダメ、絶対!)。

この辺りまで踏み込んでこそ、本当に面白いかなとは思うんですが、正直分からないです。法律関係とか埋蔵文化財関係の知り合いにちょっと聞いてみますね。分かり次第、追記します。


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2018ねん 3がつ 13にち(かよーび、晴れ)

 なんか太った気がする... またダイエットしなきゃか

 考古学者から酒を取ったら何が残るのか

 屍である(ρ゚∩゚) グスン

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↑Laula GhiandaさんのFacebook投稿画像より一部加工


 ちょっと前に話題になっていた上記の画像。

 猥褻な画像、危険なポルノに該当としてフェイスブックに削除されたそうだ。

 まぁ確かに日本の土偶に比べたら写実的か?とは思う。


 ところで猥褻って何だろう。

 調べてみた。

[文] ナリ ① いやらしいこと。みだらなこと。また,そのさま。 「 -な行為」 ② 〘法〙 いたずらに性欲を興奮・刺激させ,普通人の正常な羞恥心を害し,善良な性的道義観念に反すること。またそのようなさま。(Weblio辞書より)

 つまるとこ、古代のビーナスはフェイスブックにとってエロいってこと?

 AIで判定してるのか担当がいるのか不明だけど

 判断した存在は、古代のビーナスを見て、性的に刺激を受けて興奮したってこと?
 
 
 そう判断した何者かが最もエロく、やらしいのではと思う今日この頃である。
 


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2018ねん 3がつ 12ひ(げつよーび、晴れ)

今日もなんだかんだやる気が起きなかった。

そーだ、明日から本気を出そう!(_´Д`) アイーン



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 【目次】
  1. テーマの成立過程 ー考古学を身近にー
  2. 「らーめんの考古学」の目的
  3. 「らーめんを考古学する」方法
  4. おわりに

1.テーマの成立過程 -考古学を身近に-
 考古学の専門の人と飲んでて、よく話題になるのが、「考古学」という言葉自体はありふれているのに、理解されていない現状についてである。そのミステリアスさこそが、考古学という響きにロマンを感じさせる要因であると思うので、むやみやたらに現実を知らしめるようなことはできないというジレンマもある。

 さて、(飲みながら)真剣に考えてみた結果、世の中に溢れた「なんちゃらの考古学」というのはやはり人々を惹きつける何かがあるように思う。つまり考古学に対する夢やロマンを壊さずに、面白おかしく(?)多くの人に知ってもらおうとするには「なんちゃらの考古学」は偉大な手法ではないかと感じたのである。

 しかし差別化は図らねばならない。一般的には、実際の内容として考古学と無関係だったり、歴史的な内容に過ぎない旧来の「なんちゃらの考古学」に対して、ガチで考古学な手法を用いて取り組んでみようという試みの下、「らーめんの考古学」プロジェクトは始動したのである…


 *注意: とは言っても、対象がラーメンですからね。限界はありますから!まぁ現在の見通しでは、考古学的手法を食品に応用した歴史文化論的な内容になるの
かなと思っております。また考古学専門の読者様に関しては、酒席の際のネタになればなと思っております。ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ

ラーメンだんごくん

2.「らーめんの考古学」の目的 
 現在、日本には膨大な種類のラーメン店がある。ラーメン好きな筆者としては、究極のラーメンは存在せず、ラーメンはあくまで好みであると思っている。

 しかし、敢えて言わせてもらおう!やはり札幌ラーメンが好きなのである。味噌・醤油が好きだし(辛味噌もいいよね)、麺はめちゃ黄色くて太くて激しく縮れてなきゃ認めないのである。玉ねぎ、もやし、キャベツも載せて欲しいのである。観光客向けのコーンは余計なのである!(・ε・)ムー

 やや興奮し過ぎたが、実際に札幌ラーメンのイメージとは人によって差があることが分かってもらえただろうか? 知名度のためか「札幌ラーメン」と銘打った店もすこぶる多いこの世知辛い世の中で、そもそも「札幌ラーメン」とは如何なるものなのであろうか。 

 当該プロジェクトでは、老舗店を標準型式として比較的新しい店舗のラーメンと比較し、各属性間の類似性から札幌ラーメンの型式分類を行っていく。その上で現在の全国的に有名な「札幌ラーメン」とは何かを明らかにすることを目的とする


DSC_0146

3.「らーめんを考古学する」方法
考古学で扱う対象は土器・石器等の人工物である。非常に特殊なケースを除き、通常、食品は扱わないが(腐敗するので残ることが稀であるため)、本プロジェクトでは(敢えて)ラーメンを取り扱う。

 声高に言わせてもらおう!

ラーメンはアーティファクト(人工物)であると!

さて、分析の方法であるが、まず札幌ラーメンの老舗店として「味の三平」と「龍鳳」を取り上げる。この二店舗の主力ラーメンを札幌ラーメンの標準型式として仮に扱う。


 *「老舗のラーメン=新の札幌ラーメン」とは考えていない。ただラーメンばかり食べてられないし、データが集まるまでかなりの時間を要する見込みであるため、最初に分かりやすい基準が欲しいだけである!) グスン


分類属性は以下の通り。計測に用いた麺もちゃんと食べます。

  • 麺の太さ(ノギスで測る)
  • 麺の色(マンセル土色帳で対比する)
  • 麺の縮れ具合5cm当たりにいくつの波頂部が認められるか)
  • ダシの味(味音痴では分からんこともあるだろう
  • ベースの味(味噌・醤油・塩; 主力商品が明確な場合はそれを選択する)
  • 具材の種類

 但し、「考古学」や「物」に執着することに意味があるので、店長さんへの聞き取り調査(ダシの種類、のれん分け等の系統性etc.は一切行わないことにする。フィールドには出るが文化人類学ではないのである!あくまでラーメンを一つの物質的対象として、自分の目と触感、味覚で勝負するのである。そのために出るエラーは仕方ないのであるヽ(TдT)


4.おわりに

 実際どれだけ時間がかかるのか、面白い結論を導けるのか、どれだけ太るのか、全て未知数である。しかしながら「歩け、マヤ」の人気テーマとなれるよう善処するのみであるどうか生温かい眼で見守って頂きたい!(。・ω・)ノ゙


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