あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

    お金にならない考古学をお金にしよう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 考古学・歴史ニュースの決定版╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

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    2018ねん 4がつ 16にち(げつよーび、くもり)

    出張先が一番仕事が進むのはなぜでしょう?

    ずっと出張していたい!

    ・・・・・・・・・・・・
    a030
    【目次】
    1. 考古学者で印税1000万円が実在する!
    2. 印税の仕組みと、ロードトゥ手取り印税1000万円!
    3. 日本の大学数と考古学者数を踏まえて現実の印税生活を考える


    1.考古学者で印税1000万円が実在する!

    先日の出張の際に、様々な大学での勤務経験をお持ちの高名な某考古学教授にお会いしてきました。その際に聞いた話なのですが、現役の考古学者で新刊出したら印税1000万円の人物がいらっしゃるそうですよ!


    実は私は報告書の出版とか専門書として研究に関する本の出版には興味あったのですが、出版助成に支援頂く形での非営利的な出版しか考えたことなかったのです。


    日本の考古学の世界では報告書の出版自体は全くお金になりませんし、というかむしろお金がかかる!海外に比べると助成金も非常に少ないですしね、実際多くの市が報告書を印刷できても発送費用がなかったりするのが現状だと聞きました。


    まぁ海外の場合と言いますか、アメリカの場合は報告書にISBN付けて販売してますし、売れるんですよ!もちろん全てじゃないですけどね。日本的な純粋な報告書ではなくてカラー写真とか関係論文も載せたような見栄えのいいものが一部見受けられますが、平均すると3000~5000円とかでしょうかね。


    まぁ価格はマチマチです。正直古書で入手するケースがほとんどなので市販価格に詳しくありません(ごめんなさい)。古書に限って言えば、重要な報告書は10万円とかもごろごろしてます。その場合は印税関係ないか…


    ということで、金にならない考古学をお金に換える!がモットーの「歩け、マヤ」にとって、印税について考えるのは重要かなとふと思い、この記事を書いた次第です。


    出版書籍の執筆であれば、自分の専門と直結ですし、何より業績にもなる!いいこと尽くしですね!売れればね!



    2.印税の仕組みと、ロードトゥ手取り印税1000万円!

    印税は出版物の価格の3~10%が権利者に支払われるものです。税金も払わなければならないので即手取りにはなりません!

    ネット上の漫画の無断・無料配信とか問題になっていますけども、漫画ってやっぱ売れるみたいですね。さらっと昨年、一昨年の人気漫画をいくつか調べてみると700万部とか売れてたりします。

    印税を5%で考えても3億円ですよ!いやはや凄いです!

    じゃあ実際、考古学者はどれだけ売れば1000万円もらえるのか、考えてみましょう!

    印税には2種類あって、それが「実売契約」「刷り部数契約」になります。前者は売れた分だけ支払われるということで、売れなかったら何ももらえません!だから印税生活は無理!って書かれている記事も散見されましたが、実際にそんなことはありません。

    何でかって、出版社も商売だから売れる見込みない本は刷りませんから!もちろん出版助成とか自費出版なら、会社に不利益ないですからやってくれますけど、それだと印税生活にはなりませんからね。

    そもそも印税のパーセンテージが低いのは、実際の印刷費用や会社の純利の他に、広告費が含まれてるからですね。なので出版の企画を持ち込むと担当の方が真剣にモノになるかどうかよく話を聞いて判断してくれるのです。

    後者の「刷り部数契約」は初版で刷った分はもらえることになります。執筆者にとっては安定な契約ですが、その分印税のパーセンテージは下がってしまいます。

    さて、最初の話に出てきた某考古学教授は一体何冊売ったんでしょうね?

    手元にある専門書を見てみると単価が2500円~3500円くらいものが多いようですね。博士論文的なものだと7000~10000円クラスもありますね。

    ここでは仮に単価3000円、擦り部数契約で印税5%で考えてみましょう。所得が印税のみとは考えにくいのですが、ひとまずそう考えることにして、900~1800万円の所得税33%、控除額150万円で計算します。すると…

    8.5万部!!!

    売れ筋漫画と比べたら大した数量じゃないように感じますけど、専門書だと思うとまぁわけわからん量売れてますね。ちなみに芥川賞とか有名な賞を受賞した際の最初の刷り部数は5万部だそうです。専門書8.5万部がいかに遠い数字がお分かり頂けたでしょうか(ρ゚∩゚) グスン


    3.日本の大学数と考古学者数を踏まえて現実の印税生活を考える
    さて、もう少し計算してみましょう。夢を捨てたくないので!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

    よくよく考えてみると(よく考えなくとも)、印税生活しちゃうと研究者じゃなくて物書きになってしまうやん!と、ふと思いましたが、まぁいいでしょう。お金は大事ですから。

    印税で生活するということは、正直1000万円も要らないです。仮に200万円だとしても、毎年継続的にそれを貰う方が難しいでしょう!

    なので専門書は継続的に書けるものではないからこそ、一発当てて、4~5年細々と研究に打ち込むのが現実的(ほんとか?)なようにも思えます。

    さて、私たち考古学者が書く本をどれだけの人が買ってくれるのでしょうか? とりあえず買ってくれそうな対象として大学を選んでみました。

    現在、新規の学生を募集している大学は、764大学! 多いと言えば多いけど、8.5万部売りたい私たちからするとめちゃくちゃ少ない! しかもこの中には美術大学とか看護系も含まれるそうなので、考古学の図書なんか要らない可能性大!

    一方で考古学者の数は、某論文によると約7000人(2010~1014年のデータらしい)! けっこう多いですね! これは大学教員300人、埋蔵文化財調査員6000人、民間調査機関や博物館職員を足した推定値だそうです(っていうか大学教員少ない!アカポスが超狭き門なのが分かりますねヽ(TдT)ノ)。

    海外でも聞いた話ですが、論文によると日本は考古学者大国なんですね。ヨーロッパでは多くとも5000人未満のようです。まぁ人口比率としてはあちらが上ですけどね。

    では考古学を専攻する学生の数は? 2016年度のデータによると平均7人が考古学で卒業論文を提出しているとのこと。考古学を専攻できる大学は200大学くらいあるので、1400人! 他専攻の受講生も本を買ってくれるといいのですけどね~。まぁ専攻生が4年生までずっと同数いるとして5600人

    まぁということで、考古学の専門書を執筆・出版したとして、全国の大学図書館や研究室、考古学者及び考古学学徒が購入してくれたとして1.3万部です。けっこうすごい!

    一般就職された考古学研究室OBや、日本にたくさんいる考古学・歴史好きな人々が購入してくれたら3万部くらいはいけそうじゃないですか? …まぁ現実は厳しいでしょう!(ρ゚∩゚) グスン

    最後に結論と致しまして、素晴らしい専門書を書くことができたなら200~300万円はもらえそうだと思います! 名著であれば後の考古学徒も買ってくれるかも知れませんしね。中古で買わなければね!

    一方で、印税で1000万円というのは不可能ではないのでしょうが(実際存在しますし)、まぁ難しいでしょう。もし印税を狙うのであれば、多くの考古学・歴史好きな一般の方々を惹き付けるような魅力ある本を書かなければならないと思います。ゴリゴリの専門書ではいけないのですね。

    ともかく考古学関連の書籍を出版して印税のみで生活するのは不可能に近いと思いますが、売れずとも研究者にとって業績になりますからね。報告書も出さないような考古学者も目立つ昨今、考古学の未来を担う若き研究者には是非、報告書の出版だけではなく一般書籍、専門書の出版も視野に入れて欲しいなと思いつつ、日本・世界における考古学の発展を祈りながら筆を置くことにします。


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    2018ねん 4がつ 10にち(かよーび、晴れ)

    久々の東京は・・・楽しいっ!

    古書店で衝動買いした本が重い!

    ・・・・・・・・・・・・
    グラフ

    【目次】
    1.反省文と1日当たりのPV数の変化について
    2.言い訳:「考古学」とか特化型記事の難しさについて
    3.展望、てか宣言!頑張りたい!(*・ω・)ノ



    1.反省文と1日当たりのPV数の変化について
    はい、出張準備やらなんやらで丸一週間何も記事書いていませんでした!

    2000字程度の記事を1日一本書くことを目標にして

    二週間は頑張ったんですけどね、

    最早これですよ!ヽ(TдT)ノ


    ブログの書き方みたいな記事はゴロゴロしてるものですが

    最近読んでると、一日に50PVでも凄いんだって!

    上位30%くらいに入るんだって!


    だってそれくらいたくさんの人がブログ始めて、

    すぐに放置するからだって!!!

    耳がいた~~~い!。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン


    ちなみに初めてまだ3週間、

    というかここ1週間はさぼってるので

    実質的に2週間しか稼働しなかった当ブログのPV数は・・

    10くらいです!!!


    これまでの投稿記事は18です。

    最初の挨拶文や、始めの頃の短文、

    プライバシーポリシーがあるので、

    実質的には15記事です。

    稼働日数が2週間ですから、ほんと1日1記事ペースですね~


    さて、私が利用してるライブドアブログですが

    ブログランキングなるものに自動で登録されるようです。

    システムについては不明ですが、

    調べてみたところ、

    どうやら現在は1日当たりの平均PV数でランキング分けされているようです。


    この「歩け、マヤ」は1日10PVなので☆1です。

    ☆☆☆☆☆(5つ星)まであるみたいですね

    そこまでいくとは思ってないですけど

    ☆4まで行きたいな~て漠然と思ってますv( ̄∇ ̄)v


    ま、当面はまじめに継続して

    ☆2になるだけでもかなりアツイですね!


    いや、ほんと1週間もさぼったものだから

    「☆なし」に落ちると思ってたんですけどね

    何でか「PV数/1日」も大きく変動してないんですよね

    ただし激しい波があります。

    新記事書いてないんで当然ですけども


    いやー、ほんと嬉しいことではありますが

    どーやってみんなこの新米ブログに辿り着いてるんだろう?

    と不思議でたまらない今日この頃です。


    2.言い訳:「考古学」とか特化型記事の難しさについて
    ヤフーニュースを始めとして

    色々なニュースがネット上で見られる現代社会ですけども・・・

    まぁ正直どれもそんなに代わり映えしない!

    当然と言えば当然なんでしょうけども・・・

    記事ネタを探している立場としては悲しいです(ρ゚∩゚) グスン


    さて、最近のシステムはめちゃ優秀ですから

    考古学ネタとか、歴史・科学ネタばっかり検索してると

    あなたへのおススメ的に勝手に表示してくれるんですよね!

    ありがたい!!!


    考古学はモノを扱う研究ですけど

    (ざっくり言えば)最終的な目標は人類の理解ですからね

    所謂、史学系以外の科学研究でもタメになるし

    日常のちょっとしたことでも気に留めておくと

    後から役に立つこともあるわけで・・・


    元々考古学をやる上で、関係しそうな様々な知識を溜め込むよう心がけてきました。

    でもほんとブログやってて、

    色々調べて、

    考古学に活かせないか、あるいは考古学的な話に繋げれないか

    と日々考えるのが癖になるのはいいこと
    だなぁと感じております。

    (その割にサボりましたが( ・Д・))


    というわけで歴史や関連諸科学まで手を伸ばすとそれなりにニュースは見つかります。

    でもかなり波があることに気付きました!

    考古学に限って言えば、


    こんなに発見ってあるんだ!(ネタ祭りや~!v( ̄∇ ̄)v)

    って時もあれば、

    何もない時もある!むしろ基本何もない!


    特化型のブログの方が趣味の合う人を固定的に惹きつけられるし、

    書いてる方も書きやすいのが良いのだけど

    自分の考え方を示すだけで個性出ますからね

    (あんまり下手なことは書けないな~ってプレッシャーもあります)


    しかしながらネタ探しが大変!!!

    記事書いてる時間よりネタ探しに時間がかかるのではと思ってしまいます。

    最初は書きたいこといくつかあったのでサクッと書けましたけど

    今は正直、調べるのに1時間、書くのに1時間で

    計2時間で2000文字の記事1本
    って感じですね


    3.展望、てか宣言!頑張りたい!(*・ω・)ノ
    ブログ運営を行う上で、大事なのはやっぱり「継続」です。

    もちろん世の中のほぼ全ての事柄に関して

    「継続は力なり」と言えるでしょうが。


    ブログの場合は、それが顕著で、

    挫折が早いと全く意味がなくなってしまうんですよね

    もちろん完全に趣味であれば問題ないですけど

    当ブログ「歩け、マヤ」のモットーは

    「お金にならない考古学をお金に換える!」

    ですので。

    「考古学」の部分は「研究」あるいは「趣味」に置き換えて頂いて構いません。

    そうすると当ブログの趣旨がより明確になるやも知れません。


    一般的には、ブログはとりあえず100記事目指しましょう!

    ってありますね。

    半年~1年は耐え抜いて、300記事溜めましょう!

    ってありますね。


    ・・・いや、、頑張れるかな?(´・ω・`)

    がんばろ~!!!よいしょ~!!!( ・Д・)


    ってことで、久しぶりの記事をこんな雑談で誤魔化しておりますが、

    今後とも継続していきたいので宜しくお願い致します。

    またブログを始める方は今後もいらっしゃるでしょうから、

    一研究者(ブログ素人)が暇みて書き続けた結果として

    定期的に記事数の増加とPV数の関係や収益について

    具体的に提示していけたら
    と思っております。


    我が国の現状として、研究の未来を支える院生が貧困に苦しむ状態ですが、

    専門は違えど(同じこともあるでしょう!)、研究者ないし研究者を志す者同士

    仲良く、強く生きていきましょー!!!よいしょ~!!!( ・Д・)


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    20XXねん 4がつ 2にち(げつよーび、晴れ)

    ここ数日喉が激しく痛くてつらいヽ(TдT)ノ

    ・・・・・・・・・・・・
    a029

    【目次】
    1. 中世ドイツにおける発見
    2. 頭蓋骨変形の文化の分布
    3. 歴史的な差別? -マヤ文明と宇宙人ー


    1.中世ドイツにおける発見
    写真の頭蓋骨は、ドイツ南部にある1400年前の墓地から見つかったものです。通常の頭蓋骨と比べると明らかに縦長に伸びていることが分かります。

    4世紀から7世紀のヨーロッパは、世界史でも有名な「ゲルマン民族の大移動」の真っただ中でした。この頃にゲルマン系のゴート族、バンダル族が、衰退期のローマ帝国領内に侵入し定住していきました。

    問題となるドイツ南部では、6世紀頃にバイエルン人が移住してきましたが、彼らに頭蓋骨変形の文化はなかったのです。そのためこの頭蓋骨の女性は一体何者なのかと半世紀以上もの間、研究者の中で一つの謎とされてきました。

    近年の化学技術の発展は考古学研究を始めとする歴史研究に新たな分析方法を与えてきました。今回、用いられたのは頭蓋骨のDNAを調べるというものでした。

    頭蓋骨は細かく分けると23のパーツから構成されており、頭部形状に流動性を持たせることで出産時の母体への負担を軽減していると考えられます。この頭蓋骨は成長に伴ってすぐに固まっていきますが、成人後の頭蓋骨にも割れ目の痕が残っています。

    この頭が柔らかい時期に赤ちゃんの頭部を布などで締め付けることで頭蓋骨を変形させているわけです。つまり後天的に物理的に変形させているため、DNAには変化が現れるわけではありません。

    今回の研究では同じ墓地から見つかった通常の頭蓋骨と変形した頭蓋骨のDNAを比較することで、通常の頭蓋骨はバイエルン人男性のもの、変形した頭蓋骨は東アジア由来の遺伝子を最大で2割も有していることが分かりました。

    バイエルン人男性は金髪・碧眼だったのに対し、変形頭蓋骨を有する女性は金髪ないしは茶髪で茶色の瞳という似ても似つかない様相だったことが明らかになりました。

    頭蓋骨を変形させる風習は、ヨーロッパでは現在のハンガリーなど東方の一部でのみ見られ、さらに東方のアジア圏ではフン族では女性の頭蓋骨変形が多く確認されています。

    つまり南部ドイツで発見された変形頭蓋骨を有する女性は異国の花嫁だった可能性が指摘されたのです。


    2.頭蓋骨変形の文化の分布
    さて、この頭蓋骨を変形させるという風習は世界でどれだけ確認されているのでしょうか。

    ヨーロッパでは先ほどのハンガリー周辺の他は、15世紀のドイツ、16世紀にギリシャ、トルコ、17世紀にベルギー、フランス、19世紀にもフランスにて事例が確認されています。

    こう見ると非常に一般的にも見えますが、実際には小規模の風習で散発的に発生・消失しています。頭蓋骨を変形させる目的については研究者間でも意見が別れています。

    当時の女性の風俗である頭巾を被るため、美的観念から、骨相学からくる優生学的な意味合いなどの解釈が提示されています。

    アジアではさきほどのフン族の風習の他、日本の弥生時代にも僅かな事例が存在しています。弥生時代終末期の3世紀頃のもので、鹿児島県に所在する広田遺跡にて出土した人骨に見られます。


    3.歴史的な差別? -マヤ文明と宇宙人-
    さて、この頭蓋骨変形は中南米でも多く見られる風習です。南米ではインカ文明に関連してチチカカ湖周辺で見られ、また20世紀のアマゾン周辺でも記録が残っています。

    中米ではオルメカ文明やマヤ文明に見られます。特にマヤ文明では一般的な風習であり、他の事例で多く見られるように女性だけではなく男性に対しても行われているという特徴があります。

    さて、マヤ文明のこの手の話になると出てくるのが、「宇宙人」の存在です。

    当時の技術では作り得ないオーパーツとしてのクリスタルスカルとか、パレンケのパカル王の石棺のモチーフが宇宙船を操縦するマヤ人を描いているとか、非常に天文学知識に長けた古代マヤ人は宇宙人によって知識を与えられていたとか、マヤ文明は突如として滅びたのではなく技術が発達し過ぎて宇宙へ他の星へと移住したとか・・・

    本当に色々なことが言われています。南米で発見される奇形のミイラも宇宙人か?と騒がれることも多いですよね。

    ヨーロッパの話とか自分たちの祖先に関わると途端に現実的な解釈になるような気がします。今回の中世ドイツの花嫁はフン族等の東方の民族由来と言われるわけで、ドイツでは中世から宇宙人と交雑していた!とはならないわけですよね。

    オカルトは見ていて楽しいとも思いますし、ある種の期待を持つ気持ちも分かります。しかし自分とは直接関わりがないということは、他者にとっては直接関係する場合があるわけで、あまり好き勝手言っていいわけではないのではと思ったりします。

    あなた方、日本人は愚かなので自ら文化を発展させることができず、弥生時代に宇宙人から知識を与えられて今の文化の礎を築いたんだ!って言われたらイラっとしませんか?

    そう、古代の知恵とか技術が素晴らしい時に、その根拠を宇宙人とか超古代文明に求めるのは、その地の人々の自発的な発展の可能性を無視していることになるのです。

    歴史解釈と無関係な場合、ま、個人的には宇宙人いたら面白いなと思いますけども(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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    20XXねん 3がつ 29にち(もくよーび、晴れ)

    今日は文章をたくさん書いた。

    こうしてブログまで書いている。えらい!( -д-)ノ

    ・・・・・・・・・・・・
    コラム チチェン・イツァの写真
    ↑チチェン・イツァ遺跡ののエル・カスティーヨ(筆者撮影)

    【目次】
    1. 神殿の前で手を叩くと奇跡の音がする?
    2. 反響音について調べてみた
    3. 私の経験と現地で聞いた「真の歴史」(オチ)


    1.神殿の前で手を叩くと奇跡の音がする?

    上の写真は、メキシコ、ユカタン州に位置するチチェン・イツァ遺跡のピラミッドです。1988年に世界遺産に登録されたこの古代都市は、マヤ都市の中でも非常に大きな規模を有しています。


    居住時期は古典期後期から後古典期前期にかけて、つまり西暦600年~1200年頃です。遺跡南部には居住時期前半期のマヤ的様式であるプウク様式をもつ景観が見られ、一方で遺跡北部では後半期のメキシコ的様式であるトルテカ様式をもつ景観が見られるという特徴を有しています。


     このピラミッドは通称「エル・カスティーヨ」と呼ばれ、スペイン語で「城塞」を意味します。一方で、四角錘の4面全ての階段数と最上段の神殿を1段として合計することで365段になることから、「暦のピラミッド」とも呼ばれます。


     さらに、階段の縁石部の最下部にはククルカン(羽毛の生えた蛇)の頭部が造形されており、春分・秋分の日の太陽が沈む時に階段の西側面に影によってククルカンの胴体が現れることで有名です。そのため「ククルカンのピラミッド」とも呼ばれています。


     さて、この神殿ピラミッド、実は正面で手を叩くと奇跡の反響音がするとのこと…


     手を叩くとすぐに「ケトゥン、ケトゥン」と音が返ってくるのである。これがケツァールの鳴き声だと言うのです。



    ↑それがこれだ!


    ↓ケツァールという鳥 カワ(・∀・)イイ!!

    a028

     ケツァールはマヤ文明の領域の内大部分を占めるグアテマラ共和国の国鳥です。お金の単位にもなっています。オスの尾羽は非常に長く美しいんです。そのため古代マヤではコンゴウインコの羽と並んでお王族やエリートの頭飾りの一部として非常に重宝されていました。


     ちなみにケツァールの胸が赤いのは、グアテマラにおけるマヤ人の英雄テクン・ウマンが1524年にスペイン人のコンキスタドールであるペドロ・デ・アルバラードとの戦争にて戦死した際、ケツァールがその死を悲しむようにテクン・ウマンの死体の上を撫でるように飛んで行った時に血が付いたためと現地にて伝承が残っています。



    2.反響音について調べてみた

    反響(はんきょう)とは、音波が壁などに衝突しはねかえって来る現象である。いわゆるやまびこ、こだま。 音波は壁などの物体に衝突すると、その壁自体が音波と同じように振動する。その物体の振動により再び音波が発生する。これによって生じたものが反響である。物体の性質によって、反響してくる音波は変化する。(wikiより)

     ということで、反響という現象はどこでも起こるんですね。音楽関係施設のように特別な対策をしていない限り、反響や残響は起こると考えて良いでしょう。


     さきほどのクラップ音がケツァールの鳴き声に聞こえる現象ですが、実はあれ、チチェン・イツァ遺跡のエル・カスティーヨ以外でも起こる現象なのです。


     実際にやってみたことあるので間違いないです。現地ではピラミッドの正面で手を叩くと…と言われてまして、最上段の神殿の内部に入った音が鳥の声のような反響を起こすと言われてますが、ほんとかは分かりません。


     今度ピラミッドの側面や背面でも試してみますね。反響現象の説明によれば、反射する物質の性質や形状によって音が変化するそうですので、ピラミッド自体平らな壁ではないのでそれが原因のように思えます。


     あんなに高いところの神殿の内部に入った音だけが鳥の声のように変化するとは思えませんしね。また多くのマヤのピラミッドは石灰岩から造られていますし、漆喰の上塗りがある場合もあります。メキシコの修復例ではセメントで固めてる場合もありますね。


     そういったピラミッドの石材や表面を覆っている素材によって、あのような音に変化している可能性が高いです。



    3.私の経験と現地で聞いた「真の歴史」(オチ)

     さて、果たして古代マヤ人は、あのようなクラップ音が神聖なケツァール鳥の鳴き声に変化するように計画して神殿を建設したのでしょうか?


     これについては分かりません。証明も難しいと思います。しかしながらきっと偶然の産物なのではないでしょうか。


     私はグアテマラのティカル遺跡にて、初めてこの現象についての話を聞きました。聞いた相手はガイドさんでした。


     最初は驚きました。現地のガイドさん達は最寄りの学会に参加して勉強する等、かなり熱心な人たちもいるのです。なので聞いてみました。そのような研究や発表があったのかと。


     答えはこうでした。


     「いや、ガイドのパフォーマンスとして数年前に~(ガイドさんの名前)が始めたんだよ。」って。


     どうやら現地に残る伝承というわけでもないようです。


     それでももしかしたら古代マヤ人も、神殿の前で手を叩いてこの反響音を楽しんでいたかもしれませんね。例えそれが計画的でも偶然であっても。



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    20XXねん 3がつ 28にち(すいよーび、晴れ)

    久々の歯医者。

    めちゃくちゃ怒られた。

    歯磨きします。酔い潰れません。


    ・・・・・・・・・・・・


    a027
    ↑お酒たくさん並んでいるよ~の図(出典不明、(m´・ω・`)m ゴメン…)


    【目次】
    1. 「お酒の考古学」について
    2. 古代マヤ人が飲んだお酒
    3. 古代メキシコ人のお酒とテキーラの歴史
    4. おわりに


    1.「お酒の考古学」について

    今回の内容はなんちゃって考古学です。巷でよくある、例の「~の考古学」です。



    考古学的な内容にはほとんど踏み込めないかなと思っています。善処致しますけども!




    さて、なにも酒に限らず「食」に関する文化って考古学的にはよく分からない世界なんです。


    というのも「調理」特に「煮炊き」は人類の偉大な発明ですし(食べれる物が増えたのです)、人工物(?;人が作った技術なので無形文化財か?)かも知れませんけど、少なくとも「遺物」じゃないんですよね。



    食べ物・飲み物は残る可能性はあるんですけど、基本的には腐敗してなくなってしまいます。


    エジプトの乾燥気候は有名でミイラとか色々残りますけど、魚の干物も残ってるそうですね。まぁ魚のミイラみたいなものですから!



    一方で日本では酸性土壌が広く分布しておりまして、まぁ動植物の依存体の残りはさほどよくないです。人骨もほとんど残らないです。


    貝塚の周辺だと、貝片由来のアルカリが作用して人骨など通常残らないものが残ったりします。



    中米の事例ではパナマは酸性土壌が深刻らしいですが、マヤ地域の多くをカバーするグアテマラ、メキシコはあたりはどうなんでしょう。


    石灰岩が母岩ですし、高温多湿で微生物の代謝速度が速いため土壌も発達しない地域なので、石灰岩の影響を受けそうですよね。




    詳しく知らない上に、調べても出てきませんでした。今度現地に行く時にリトマス試験紙でも持って行こうかな。


    マヤ文明で最も有名な都市の一つ、ティカル(グアテマラ北部にあります)では、母岩である石灰岩層まで現地表面から20~30cm程度のとこもけっこうありますし、土壌が石灰石粒をけっこう含んでるんです。


    なので予想では石灰の影響を受けてアルカリ土壌なのではないかなと思います。




    まぁ古代マヤ文明の貴族住居は石灰岩の切り石で作られていますし、立派なお墓になれなるほど、遺体は石灰岩の切り石で囲まれています。


    そのためマヤ地域では人骨が残存し易いんですね。




    そんなマヤ地域でさえ、食べ物は残りません!


    まぁ腐る、残るどうこうの前に、基本的に食べちゃうもんね!( ・Д・)



    残るとすればお墓の中に副葬された土器の中に残滓として発見されます。



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    ↑The Walters Art Museum所蔵の円筒形土器



    主に王墓ではこういった土器が10~20個とか副葬されます(時期、都市の規模、政情等々によって数量は変化します)。


    写真の土器は古典期後期(A.D.600-1000)のマヤ中部低地で典型的に見られる絵文書様式(コデックス・スタイル)の土器です。口縁部(土器の上部の口の辺り)に横走するマヤ文字帯があるのが分かると思います。



    ここには土器の所有者の名前やその役職、守護霊が書かれることがあります。



    その他にこの土器が何のためのものなのか、例えば、「これは~王の所有物で、ココアを飲むための器」なんて書かれている事例もあります。



    土器は様々な形を有していますけど、形からその機能を推定するのはなかなか難しいのです。このような文字記録、そして中に残った残滓の化学分析によって機能が推定されることがあります。




    ・・・・・・あ、ちなみにカカオの原産地はマヤ地域ですね。



    ココアを最初に飲んだのもマヤ人!



    ただハチミツとトウガラシで味付けしたもので、現代のように甘い飲み物ではなかったようです。王族・貴族が飲む貴重な飲み物だったようですね。


    (加筆・修正;上の「甘い飲み物ではなかった」ってのは、私たちが想像するようなココアとは全く異なるものだよって意味で、蜂蜜も唐辛子も風味程度のちょい苦い水って感じだったみたいです。どの材料も貴重品なんでバカスカ入れられなかったと思われます。)



    つまるところ、食べ物・飲み物はもちろん、お酒に関しても考古学情報は少なく限りがあるのです!ということを確認したところで、マヤ地域、メソアメリカ地域におけるお酒について見ていきましょう。




    2.古代マヤ人が飲んだお酒

    古代マヤ人が飲んだお酒は記録によれば「バルチェ酒」です。バルチェと呼ばれる樹皮を使ってハチミツと水の混合液を発酵させたお酒です。蒸留の技術はなかったのでアルコール度の低い飲み物だったようです。


    現代マヤ人にも作られていまして、マメ科植物の樹皮を利用して発酵させているそうです。また類似のお酒にシュタベントゥンという飲み物がありまして、これはハチミツではなく、朝顔の種の蜜を使って作っているそうです。確かこのシュタベントゥン、メキシコで普通にお土産として売っていたような…気のせいかな。



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    ↑お土産で見たシュタベントゥン(お酒の販売ページから画像借用したためGoogle AdSense規約に反しないようリンクを貼りません;必要な方は「Xtabentun」で検索下さい( -д-)ノ)



    これだ!朝顔の種の蜜の他に、アニスを使っているそうです。アニスって香草の一種で、エジプトやギリシアなどで使われた最古のスパイスの一つです。


    私はこのアニスの独特の味や香りがダメで、シュタベントゥンも全然飲めなかった記憶がございます。よかったらお試し下さい。


    回し者ではないので、画像クリックしても通販サイトに飛びませんのであしからず。



    さて、古代マヤのお酒の話はほとんど出てきませんでしたが、古代マヤのエリート層の人々は一種の「ハチミツ酒」なんてお洒落なものを飲用していたんですね。




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    ↑浣腸してアルコールを摂取する土製人形(出典不明(m´・ω・`)m ゴメン…)



    ちょっとショッキングかも知れませんが、このような土偶が出土しております。



    古代マヤの貴族らは自分の舌や性器を傷つけたり、トゲトゲの植物を通したりして放血儀礼を行っていたので決して楽な身分ではなかったようです(現代国家の支配階級とも言える政治家たちも自らを犠牲にする勢いで国を良くして欲しいものです)。




    上の画像では植物性か土製容器で、下の画像では海産の大型巻貝の貝殻を加工した容器を用いて浣腸をしています。


    直腸からアルコールを摂取するとあっという間に酩酊しますので、古代マヤの神官やシャーマンたちは、貴重なアルコールを少量浣腸して使うことで神との交信といった儀礼行為に及んでい模様です。


    みなさんは危険なのでやめましょうね。ふつーに冷えたビールを飲むだけで幸せになれますから( -д-)ノ



    ・・・・・・ラテンだけかも知れませんが、ちなみにスペイン語の表現で「死ぬまで飲む」は「アスタ ベル マリア」=「マリア様が見えるまで飲む」です。今でもお酒で神との交信はできるようですが、お酒はほどほどに!( ・Д・)




    3.古代メキシコ人のお酒とテキーラの歴史

    古代メキシコのお酒と言えば、「プルケ酒」です!


    リュウゼツラン(スペイン語でマゲイ)の樹液を発酵させて造る白色のお酒です。見た目は甘酒みたいな感じですね。アルコール度数も4%程度と軽いお酒です。




    一般にはスペイン期の記録に残っているのでアステカ時代(14~16世紀初頭)のお酒と説明されています。


    原料となるリュウゼツランはその繊維から縄、棘から針、葉の薄膜は料理用の紙として生活の様々な場面で利用され、古くから栽培されていたと考えられています。


    西暦200年頃には栽培が始まっていたと考えられており、テオティワカンの南東部に位置するチョルーラではプルケ酒を飲んでいたと解釈されている壁画が見つかっています。




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    ↑チョルーラで発見された壁画(「Ancient Origins」の記事内画像より転載;英文)



    チョルーラはテオティワカンやマヤ諸都市と同時期の都市遺跡で、タルー・タブレロ様式建造物といったテオティワカンに類似する美術・建築様式を有しています。


    恐らくリュウゼツランの栽培が開始される西暦200年頃からプルケ酒も作られ始めたんでしょうね。




    さて、メキシコのお酒と言えば「テキーラ」



    こちらは1600年に最初の工場ができたのだとか。1521年にアステカの首都、テノチティトランがエルナン・コルテスにより陥落したと考えると結構古い歴史を有しています。世界的に有名になるのは19世紀末以降で、それまでは国内消費されていました。



    こちらのテキーラもリュウゼツランから作られています。メキシコのイメージのせいか、テキーラはサボテンから作られるお酒と言われることもありますが、リュウゼツランはサボテンじゃないです。


    ユリ科の植物で見た目はアロエっぽいです。棘はありますけど、棘あったらサボテンなわけじゃないので(その理屈だとバラもサボテンになります)。



    シャンパンがフランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけを指し、その他はスパークリングワインになってしまうように、テキーラも基本的にテキーラ村で作られたものを指します。


    正式名称はサンティアゴ・デ・テキーラです。現在はテキーラ町です。



    実際には町のあるハリスコ州とグアナファト等の周辺域で生育したテキーラ専用のリュウゼツラン(アガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル)を総原料の51%以上使ったものであればテキーラと名を打つことができます。


    最低2回の蒸留を行うなど細かい規定はありますけどね。



    ということで、日本でもお馴染みとなったテキーラは、古代マヤ文明のお酒バルチェ酒と同じくらい古い歴史をもつ古代メキシコのプルケ酒を源流にしているお酒なのです。



    4.おわりに

    お酒のウンチクが必要な場面は限られているかも知れませんが、考古学や古代史の方に重点を置いて話せばそこまで嫌がられることもないでしょう!


    世の中、どんなことどんな物にも歴史があるものです。普段何気なく口にしているお気に入りの飲食物の歴史について調べてみるのも面白いかも知れません。


    最近の各会社のサイトでは商品開発等について様々な企業努力をしていることが手軽に窺ますし、身近な日本酒の蔵やビール工場などに見学に行くのも良いかも知れませんね。


    是非、身の回りにある「歴史」に触れてみてください。


    ↓それ、ぽちっとな!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓


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    20XXねん 3がつ 27にち(かよーび、晴れ)

    今日は一日中働いてみた。趣味の時間も作った。

    三日坊主でもいい。三日間連続でリア充でいたい。

    ・・・・・・・・・・・・
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    ↑トウモロコシを咥える犬

    【目次】
    1. 古代マヤにおける最古の犬の飼育痕跡の発見
    2. 古代マヤの家畜
    3. 古代マヤ人と動物の霊的関係
    4. 犬の飼育は儀礼目的?


    1.古代マヤにおける最古の犬の飼育痕跡の発見
    セイバルの位置
    ↑セイバル遺跡の位置(Nacional Geographicより一部加工)

    今回の発見は、グアテマラ共和国にあるマヤ遺跡、セイバルにおいてなされました。グアテマラ北部のペテン県に所在するセイバル遺跡は、パシオン川西岸の丘陵上に位置しています。

    セイバルの語源は「セイバ(ceiba)」という「聖なる木のある場所」です。この聖なる木であるセイバの若木の幹には多数のトゲトゲがついており、古代マヤ人の儀礼目的の土器、つまり香炉などにトゲトゲの装飾が見られます。

    ちなみにこのセイバの木は、成長するとトゲトゲがなくなり、高さ60m、直径6mという巨大な樹になります。古代マヤにおける世界樹なのです。

    セイバル遺跡はかつてハーバード大学によって大規模な調査が実施されました。現在ではアリゾナ大学の猪俣健と茨城大学の青山和夫によって調査が実施されており、これまでに先古典期から古典期(B.C.900-A.D.900頃)に関して多くの新しい発見がなされています。日本人研究者が調査責任者であるプロジェクトの一例です。

    当該遺跡では、動物の骨や歯といった動物依存体が検出されており、その分析結果から古代マヤ人による動物の交易や飼育が行われていたことが分かりました。また飼育した動物を生贄として捧げる儀礼行為が重要な役割を果たしていた可能性が指摘されました。


    2.古代マヤの家畜
    私たち日本人が学校で習う「世界史」では、馬や牛といった運搬や農耕に利用される大型動物の家畜化が歴史における早い段階で行われます。牛はB.C.8000頃にインド、北アフリカ等にて、馬はB.C.4000頃にユーラシアにてです。ちなみに犬はB.C.15000に東アジアやアフリカにて、羊や山羊はB.C.10000頃に南西アジアにてです。

    家畜の定義は「食用」か「労働用」です。現在の愛玩用のペットは家畜ではありません。今回の発見は儀礼目的と解釈されていますので、「飼育」であり、古代マヤ人が犬を家畜化したわけではありません。

    いわゆる新大陸の諸文明では家畜化はほとんど行われず、南米におけるリャマが最も有名だと思います(リャマはラクダ科で、シュッとしたアルパカみたいな動物です)。

    古代マヤ文明においては、家畜化された動物として挙げられるのは七面鳥です。感謝祭で食べるターキーです(ボーリングのターキーの語源ですね、3連続ストライク出すとターキー奢ってやるぜ!的なノリだった模様)。

    七面鳥の家畜化についてもいくつかの研究がありますが、証拠となる動物依存体の検出例に乏しいため、今後の調査・研究の進展に期待が高まります。


    3.古代マヤ人と動物の霊的関係
    古代マヤ人の思想の一つとして、「ナワル」というものがあります。天文学や暦に長けた彼らは、誕生年や誕生日によって、それぞれの人はナワルという守護霊的動物を有していると考えていました。

    この守護霊的な動物によって各人の個性に影響が出ると考えるので、まぁ「マヤ版 動物占い」だと思って頂ければ、イメージとして間違ってはいないはずです。

    家畜化が発達しなかったマヤ文明では、狩猟による動物性タンパク質の確保が重要でした。一般層の人々は主に豆類等の植物性タンパク質源が重要でした。

    現在はスペイン植民地期を経て、馬、鶏、豚、牛が家畜化されています。しかし現地の一般の人々が普段タンパク質源として口にするのはフリーホーレス(甘くない小豆みたいなもの)と鶏肉です。

    一方でジャングル近くの農村部では、現在でも狩猟によって雉や鹿、コトゥーサ(ネズミの一種でデカいモルモットみたい)、蛇、鰐、亀、アルマジロ等を食べたりもします。この辺の文化は変わっていないようにも感じます。

    狩猟でジャングルを探索する際に、脅威となるのがジャガーや鰐です。特にジャガーは中米最大の肉食獣であり、王権の象徴としてジャガーの毛皮を纏った王が多くの図像として残されています。

    また王墓への副葬品として、ジャガーや鰐が捧げられる事例も発見されています。他方で多彩色土器の図像として、あるいは土器の形状として、各種動物が表現・造形される例も多数あり、古代マヤ人と動物の関係は単なる「食用」ではなく、精神的な繋がりや特別な象徴性を有する重要な存在であったと解釈されています。


    4.犬の飼育は儀礼目的?
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    ↑今回の発見に関わる分析を実施したアシュリー・シャープ氏。カワ(・∀・)イイ!!

    今回の動物依存体の分析では、イヌの他、ネコ科の動物(マーゲイ)や鹿が同定された。この中で犬の骨が有する炭素同位体の分析結果として、犬がトウモロコシを食べていたことが分かりました。

    トウモロコシはメソアメリカにおいて古くから品種改良されてきた主食であり、犬が主にトウモロコシを食べていたことがイヌが飼育されていた根拠として提示されたのです。

    同定されたイヌのいくつかは、遠隔地の山岳地帯出身であることも分かり、動物の交易が行われていた可能性が指摘されました。

    また実際に犬の骨の出土量は限られており、小型のイヌを運搬や農耕といった労働に使用したとは考えにくいため、特別な儀礼の際に生贄として利用されたのではないかと解釈されています。

    以前から、古代マヤでは七面鳥とイヌが家畜化ないし飼育されていた可能性がそれらの動物依存体の検出により指摘されてきました。今回の、動物の交易に関する発見は、複雑な交易・社会ネットワークを有していたと考えられる古代マヤ社会を理解する上で非常に重要な新たな視座を与えたと言えるでしょう。


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    20XXねん 3がつ 27にち(かよーび、晴れ)

    お酒を飲む必要性を感じなくなった。

    これを機会に「お酒を嗜む」ということを覚えてみたい。

    ・・・・・・・・・・・・
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    【目次】
    1. 超集中するための儀式とは
    2. 簡単に集中する方法の一例
    3. 自己内における儀式化とプラシーボ効果


    1.超集中するための儀式とは

    バカみたいに集中できる時もあれば、全くやる気が起きない時もありますよね。研究は特に自分で立てた計画に基づいて行います。


    会社で定められた時間内で働くのは異なり、かなり自由裁量が利く代わりに全て自己責任となります。


    考古学とか自分の研究が好きでたまらない内は良いのですが、属する組織の諸業務に忙殺されていく内に、研究そのものをやめてしまう人たちを少なからず知っています。


    研究してもお金になるわけではないですから、仕方ないことかも知れません。しかし少し物寂しい感じがしてしまいます。


    大学の授業や業務が終わった後に、自宅等で1時間だけ研究を行うとします。あるいは週末にまとめて7時間程度研究を行うとします。この時、集中力がいつも保てるとは限りません。


    研究を習慣にしようとしても、論文投稿や学会発表といった何かしらの区切りで、一息ついてしまうのが人間じゃないでしょうか(私だけ…少数派かも知れませんが)。


    集中するのに必要なもの、それは1冊のノートです。ページ数もさして必要ないので、小型の100円くらいのもので十分でしょう。


    何を書くかというと、集中する方法を書きます。そしてその方法が自分に合っているかどうか、効果的であったかどうかを書きます。


    これを行っていくと、検索で山ほど出てくる集中する方法のどれが自分に合ったものなのかが分かります。


    確かに個人の趣向等と相まって、各集中方法に対する向き不向きは存在するでしょう。でもいいんです。とりあえず試して、結果を書く。これが大事です。


    暫く続けていくと、自分が集中するための方法をまとめた本になります。この自分だけの本を読み返して、自分の経験としてかつて確かに効果があった方法を選択する。


    この自己の経験に基づく集中方法の選択自体が一種の儀式として効果を発揮します。自己の体験が大事です。それが医者であろうと偉人であろうと他者の意見ではダメです(権威主義とまではいかないまでも、スティーブ・ジョブズが言ったから、ビル・ゲイツが言ったから…で集中できる方は構いません)。


    自己の経験知として、その効果を自覚することが重要な過程になるわけです。魔法陣を描くような儀式における前準備だと思って下さい。人任せにしてはいけません。



    2.簡単に集中する方法の一例

    さて、先に述べたように集中する方法というのは色々情報が転がっています。Youtubeでも集中できる音楽は溢れてますし、方法を探すこと自体は簡単でしょう。


    そこから自分に合ったものを見つける。これが大事になります。ここでは私の場合の一例を示す。良かったら試してみてください。


    ①散歩する

    これには二つのパターンがあります。基本的に何も考えないで、周りの音や景色に自然に意識を向ける場合。もう一つは今抱えてる問題について考えながら歩く場合です。


    基本的に研究に関する仕事は座ってやると思います。現在ではパソコンなしで研究を進めることは少ないでしょう。遺物整理だとしても座ってることの方が多いように思います(洗浄の時は立ってるかな…)。


    経済学を主として考古学でもおなじみのマルクスによれば、立った状態で仕事をした方が能率が上がるそうですね。実際足の裏に刺激を与えると集中力が増すことが分かっています。


    なので散歩は気分転換にもなりますし、集中力アップにも繋がるんです!雨の日は無理ですけどね(ρ゚∩゚) グスン


    ②音楽を流す

    もう好きな曲をYoutubeで探して聞いてみてください。私はデータ入力等のルーチンワークや図版作成であれば、激しいテンポの曲を聴きます。何語でも気にしません。


    一方で文章を書いてる時は、歌は避けます。特に日本語の歌は避けます。どうしてもふとした瞬間に聴いて理解しようとしてしますからです。


    曲や歌を選ぶ時はCMの少ない、またはないものにしましょう。集中力がそこで切れてしまいます。また再生時間を気にしましょう。例えば30分頑張るんだ!って時にそれ以下の曲では集中力が途絶えます。


    なので好きな歌を一曲だけ選ぶのもよろしくないです。好きなメドレーが見つからない時は自分で作っちゃいましょう(*・ω・)ノ


    ③とりあえずやる!、時間を決める

    最強な方法はとりあえずやることです。絶望的にやる気ないな~て時は大抵まだやってない時ですから。重い腰あげてとりあえずやってみると、なんだかんだ15分~30分程度は続けれるものです。


    あるいは音楽の事例のように、時間を最初に決めてしまうことです。1時間は実際にけっこう長いので30分でどうでしょうか? 大学の90分の講義は長過ぎと言われていまして、本当に集中できるのは40~45分程度らしいです。


    とりあえず30分を目安に取り組んでみて、集中力切れたり、疲れを感じたら他の方法を試してみましょう。


    ④計画を練る、タスクを細分化する

    長期的計画をもちましょう。例えば二か月で投稿論文を書く、が大きな目標です。では中期的目標として一か月目は~を二か月目は~をすると決めましょう。


    次に短期的目標として一週間ごとに~をすると決めましょう。するとやらなければならないことが山積みなことに気が付きます。


    焦りは禁物?かも知れませんが、焦燥感は重い腰を上げるための重要な起爆剤となりえます。夏休みの宿題的な感じです。


    一日の中でも、必ず達成できる計画を持ちましょう。緩くていいです。自分に激甘にこれだけはやる!と決めましょう。そしてやります。達成したら自分をめちゃ褒めます。


    自分はできる人間、優秀な人間、コツコツと続けれる人間等々、自分自身にプラスのレッテルを貼ってみましょう。そして実践して、ほら、やっぱり!て経験を積み重ねるのです。



    3.自己内における儀式化とプラシーボ効果

    さて、実際に自分で体験することの重要性を説いてきました。各種ある集中の方法を自分の経験に基づいて裏付けしていくことが大事です。


    そうして一種の儀式化した行為、つまり自分だけのマル秘集中力UP本を読み返して、過去の体験を追体験した上で、状況に応じた方法を選択していくことが重要です。


    前述のプラスのレッテルのように、自己暗示は非常に重要です。尊敬する偉大な人物の方法をまねるのも良いですが、私としては自己経験に裏打ちされた方法の方がプラシーボ効果が高いように感じます。

    近年、SNS等の利用が活発化する中で、他者による「承認欲求」について取り出される機会も多々見られます。

    自分が認められたいとは簡単に感じる一方で、他人を認めるというのはけっこう難しい行為のように思えます。一部の熱狂的なファンは「天使すぎる~」とかべた褒めしますけど、アンチも多いのが事実(ちなみに私は「~すぎる」がよく分かりません。天使過ぎたら西洋画のキューピッドみたいになるのでは?と思ってしまいます)。

    つまり人は我儘なんだと思います。自分は認められたいが、他人は安易に認めたくないのではないでしょうか。ならば自分を認めてあげるのは自分なのだと思います。

    ここでの超集中するための方法、つまり自己経験を通した集中の儀式化(集中のためのプロセス)、自己による承認・暗示とプラシーボ効果は、単に仕事や研究を行う上での能率を上げる方法であるだけではなく、現代社会で強く生きていく方法なのかも知れません。


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    20XXねん 3がつ 26にち(げつよーび、晴れ)

    酒を断ったら食べる量が増えた…

    タバコやめる時と同じでストレスを感じてるのだろうか('A`|||)

    ・・・・・・・・・・・・
    a023

    【目次】
    1. 研究をお金に換える方法について考える必要性
    2. 専門的なブログを始める
    3. 対法人コンサルティングを行う
    4. 対個人コンサルティングを行う
    5. おわりに -お金を稼ぐシステムを考えるー


    1.研究をお金に換える方法について考える必要性

    医学や歯学、薬学、工学等のいわゆる実学系の研究分野を多く含む理系研究はやはり強い。つまり世界的にみても、国や企業による投資が潤沢に行われている。


    一方で文系学問は非常に肩身の狭い思いをしている。我が国のとある政治家が述べるように「文系学問はもはや不要」とまで言われる有様である。この原因は、非実学系の学問・研究が現実社会の在り方と大きく乖離してしまったためとも思える。


    文系学問の中でも、経済学、法学を筆頭に社会学、政治学、心理学等はまだ良いのかも知れない。他方で考古学を含む歴史学や人類学は本当にこの先、明るい未来があるのか不安になってしまう。


    特に考古学は、特に発掘調査やその後の整理作業に莫大な時間とお金がかかるのに、社会に還元できる「実益」が割りに合っていないようにも思える。


    考古学を始めとして、全ての非実学的学問分野は、現代社会に寄り添う努力を今後より一層強く意識し、実践していかなければならないと考える。


    さて、このような日本の現状において、文系の大学院生や若手研究者が貧困に喘いでいる現実もトピックとして扱われることがしばしばである。


    大学院生や若手研究者が研究を継続的に行っていく上で、経済的なバックアップはどうしても必要なのである。研究生活を支えるために嫁や家族の援助、非常勤講師等の専門的であるが一時的かつ少額の雇用による稼ぎが重要である。


    特に学生の場合は、専門とは無関係のアルバイトによって生計を立てている場合がほとんどである。ここに個人の研究や専門的知識を活かした金儲けについて考える必要があるのである。


    実際に研究生活を行うためには最低でいくらくらい必要なのだろうか? 筆者の海外考古学を例に考えてみよう。

    ①生活費15万円(地方都市で最低限度必要と予想される額)
    ②研究費100万円(渡航費30万円+調査費・人件費70万円)
    ③交通費10万円(学会発表等の移動費)
    ④学会費5万円(学会員として発表・投稿の権利取得費用)


    概ね、このようなものだろうか。税金も考えると年収220万円あれば生活自体は何とかなりそうである(生存可能である)。但し所属があり、科学研究費助成金(科研費)を申請できて且つ、②~④の研究に関わる経費分の負担を助成金で賄える場合である。


    仮に科研費申請が通った場合、どの研究種目であっても上記の研究費用の額であれば支払い可能であろう。しかし上記の「但し~」以下の条件を全てクリアすること自体が、大学院生等の研究を志す者あるいは若手研究者にはかなり厳しいものである。


    ざっくりと計算すると月25万円を手取りで獲得できるのであれば、生活も研究もできるのであり、その一部でも効率的な稼ぎ方で取得可能であれば、研究に費やせる時間の確保もできよう


    つまるところ、専門性を活かした不労所得の獲得が研究生活を支える上で重要であり、これは若い内から考え、行動に移しておく価値があると考える。


    とは言っても資産家でもない限り、完全なる不労所得を得ることは困難であろう。以下に個々の研究や専門性を活かしたお金の稼ぎ方、つまり「研究をお金に換える方法」について記すことにする。



    2.専門的なブログを始める

    このサイト、「歩け、マヤ」がそうであるように、専門的なブログを立ち上げて広告収入を得ることが最も簡易に参入かつ専門性を活かせる働き方であろう。


    しかしこの方法にはメリットとデメリットがあるので、それを十分に指摘しておきたい。


    ブログ製作のデメリットは、本当に稼げるのか不明であることである。ブログのコツについて調べたところ、多くの先人が指摘している目安が300記事の執筆である。


    筆者の場合、1枚の見出し画像+2000文字の記事を目安に執筆しているが、実際にかかる時間は平均45分である。テーマを決定し、関係する事柄を調べ、方向性を考える時間が別途必要だが、考古学・歴史ニュースを拾ってすっと書くのであれば、トータルで約1時間を要するだろう。


    1日に1記事を投稿するとして、300記事を掲載するのに1年かかってしまう。ブログに関するサイトを見ていると半年程度で稼げるとか300記事書けるともあるが、プロブロガーになることが目的ではないので1年をかけた地道な作業となろう。


    1日1時間働いて、仮にアルバイトで時給1000円だとして、年間300時間の労働、つまり30万円分の対価を先行投資する形になる。


    結果として1年後に月間10万PVを達成して、期待として月3万円稼げるのであれば、長期的に見れば十分な成果である。


    ブログが成長し、1日1時間の労働に対しての報奨金が増えない限り、最初の先行投資を回収することはできないが、好きな時間に場所を選ばずに1時間労働することで、生活費ないし研究費の一部を賄えることは素晴らしいことである。


    しかしやはり1年後に稼げるようになる保証はどこにもなく、精神的にも険しい道のりとなるだろう。


    一方で個人の専門を扱ったブログには不労所得だけではなく、大きなメリットがあることを記しておきたい。それは自分の専門に関する最新のニュースに関するアンテナが敏感になること、個別のニュースに対してしっかりと考察し文章にすることで記憶に残ることである。


    つまり専門のブログを運営することは、自分の専門性を高める上で役立つ部分があると私は実感している。



    3.対法人コンサルティングを行う

    この方法はなかなかに実践が難しいが、頭に入れておくことは必要であろう。法人といっても一般企業を対象とはしていない。


    ここでのコンサルティングとは、考古学や人類学、歴史全般を取り扱う一般書や漫画、映画といった制作物に対する監修行為である。


    よほど著名な研究者でもない限り、通常監修の依頼は来ないであろう。であるからこそ、前述の専門ブログ運営等で名前を知ってもらう行為と信用を得る行為が重要になる。これもブログのメリットと言えるだろう。


    実際に世の中には、発掘調査や理化学分析の代理業者が存在している。あるいは測量会社や、博物館展示等に関わるVRコンテンツ作成会社といった様々な形態の企業が考古学やその他の学問や組織に対してサービスを提供している。


    新規事業を立ち上げることがお金を稼ぐ上では理想的であるが、研究生活を支えるという意味ではそのような法人に対するコンサルティングも視野に入れると良いかも知れない。


    但し前述のように、信用が大きな障壁となろう。このような研究者や研究機関を顧客とする会社には当然その道の専門家が存在しているわけで、恐らく専門としてのプライドが高いであろう彼らに、彼らの専門に対するアドバイスを行うという難しさがある。


    この点に関しても、ブログ等を通じて関連する諸科学のニュースに精通し、どのような新規サービスが考え得るか、あるいは既存のサービスがどのように変化すべきかを十分に考え、信用に足る重厚な記事にする必要があると考える。



    4.対個人コンサルティングを行う

    これは例えるなら大人の家庭教師のようなものであると考えている。現在「タイムチケット」なる、手軽に自分の時間を売るサービスが導入されている。


    信用性の保持あるいは詐欺行為への警戒として、実名登録であるフェイスブックのアカウントの取得が条件となっている。しかし比較的参入しやすいサービスである。


    この時間を売る行為は、専門性がなくとも関係ないのであるが、ここではせっかくなので専門的な内容でのサービス利用が好ましいだろう。


    例えば、昨今、卒論代行サービスが問題視されているが、担当教員との折り合いがつかなかったり、アカハラ被害といった大学生や大学院生が抱える諸問題の相談に乗ったり、簡易の卒論指導を行うことや考古学、歴史についてのプチ講義を行うことも可能であろう。


    これも人気や需要の問題があるので、安定的な稼ぎになるかは不明瞭な点が多いが、自己の研究や専門性をお金に換える一つの方法として心に留めてもらいたい。



    5.おわりに -お金を稼ぐシステムを考えるー

    最後にお金を稼ぐシステムを日常的に考えてみるという習慣を付けることを推奨したい。


    私自身、どうすれば考古学がお金になるのか、あるいはどうしたら考古学はより現代社会と密接な関係を構築できるのかについて明確な答えは持ち合わせていない。


    これはある種のベンチャー企業を立ち上げることにも繋がり、また考古学という一研究分野が現代社会に対して担う還元能力を指摘することにもなるだろう。


    日常的に研究がお金を稼ぐシステムを考えることは、そのアイデアの閃きと実践が個人の研究生活を支えるだけではなく、研究者として生きていくために重要な素養となるではないかと、私は考える。


    今回の記事では、個々の「専門によるお金の稼ぎ方」の項目で、専門ブログ運営の大切さ、メリットについて私見を述べてきた。

    個人差はあるだろうが、実際に私にとってブログ運営はかなり面倒である。しかし普段から専門や関係諸科学についての情報を収集し、熟考し、文章におこし、広く発信するという継続的な行為は、そう遠くない将来において各人の研究者としての人生そのものを強く支えるのではないかと思っている。


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    20XXねん 3がつ 20にち(かよーび、曇り)

    出張が決まった。ちゃんとブログ更新できるか心配だ。

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    ↑月刊ムーPlusの記事の扉絵より

    【目次】
    1. はじめに
    2. マヤ文明がゾンビによって滅ぼされた説
    3. ゾンビ説の検討
    4. おわりに
    1.はじめに
    「マヤ文明がゾンビによって滅ぼされた!?」は、2018年2月18日に月刊ムーPlusにて紹介された記事である(原文は上記リンクを参照)。

    本記事では、このゾンビ説の紹介を行った上で、提示された根拠等について個別に検討していく。内容が批判的検討になることをご了承願いたい。


    2.マヤ文明がゾンビによって滅ぼされた説
    以下は、原文を引用、ないし参考にしつつ、論理構成を明らかにして記述したものである。

    ①ゾンビは実在する
    「ゾンビ・アポカリプス」は映画等で見られるように、ゾンビによって現代文明が滅ぼされてしまうというシナリオである。映画だけの話だと思われていたが、現在は各分野の専門家を巻き込みながらひとつの認識を端的に示すキーワードになっている。つまりゾンビは存在するというのである。

    ②古代におけるゾンビの事例は既に発見されている
    有史以前から人間は、死せる者の復活と復ふく讐しゅうを恐れていた。ギリシア文明等の遺跡からも「ゾンビ・アポカリプス」を示す遺物が見つかっている。中でも特筆すべきはマヤ文明である。

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    ↑人肉を食する「アステカ」の壁画(原文頁より)

    ③マヤ文明がゾンビによって滅んだ根拠

    西暦250年から900年頃に最盛期を迎えたマヤ文明は、世界史上稀まれに見る人口密集型文明で、社会的動力に満ちていた。しかしマヤ文明は突如として人口が急激に減少し姿を消すことになってしまった。このマヤ文明崩壊の謎は、考古学最大のミステリーのひとつとされている。


    一般的には急激な人口減少の理由は大干ばつと言われているが、実はマヤの都市から発掘される遺骸や遺骨に、共通する奇妙な特徴が見られる。それは数多く残された咬かみ傷と思われる痕跡である。


    また関節部分に、無理やり引きちぎられたような痕跡も目立つ。こうした特徴のある遺骸が、あちこちの遺跡から掘りだされるのだ。しかも、墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。


    マヤほどの文明が、死者をその場でまとめて埋葬したとは考えにくい。おそらく、そうせざるを得ない「理由」があったはずである。また、大規模な村がまるごとひとつ、数日で全滅してしまった証拠も見つかっている。干ばつで食糧の備蓄が徐々に減っていったのではない。しかもそこには、「共喰い」を連想させる凄せい惨さんな場面の証拠や、子供が親を食べたことを思わせる痕跡さえ見つけられるのだ。


    ④「代替考古学論」の紹介と専門的裏付け
    オルターナティブ・アーケオロジーという研究分野がある。主流派科学の枠組みから離れたところで大胆な仮説を展開していく「代替考古学論」だ。この論でよくいわれるのが、マヤ文明崩壊の理由は「ゾンビ病」の蔓延だったという仮説である。

    この仮説に特化してマヤ文明崩壊の謎に迫ろうとする「ゾンビ・リサーチ・ソサイエティ(ZRS)」というグループがある。その中核メンバーであるユージーン・フレデリックによれば、古代マヤ人が死体をその場に埋めざるを得なかった理由は、ウイルスに感染した人たちがそれ以上の悪影響を与えないようにするためだというのだ。

    ⑤その他の考古学分野からの裏付け
    スペイン国立調査委員会所属の考古学者、ファン・ホセ・イバニェス博士は、シリアの石器時代の遺跡で発掘調査を行い、頭蓋骨が完全に粉砕され、胴体と切り離された遺骸を発見した。しかも埋葬後一定の時間が経過してから頭蓋骨を砕き、首と胴体を切り離した痕跡が認められる。


    この発見に対する解釈として、「生ける者の世界に対する脅威は、生ける者たち自身が排除しなければならない。そのための手段として選ばれたのが、だれの目にも明らかな、一番わかりやすいアイデンティティーである顔を奪うことだったのだろう。頭を切り落とすことで、生者の世界と死者の世界の境界線を明確に示したのだ。頭を頭蓋骨ごと潰つぶし、境界線を越えられないようにした例もある」と述べている。


    また「ヒストリック・ミステリーズ・ドット・コム」というウェブサイトを運営管理するキンバリー・リンによれば、「墓から甦る死者という概念は、何千年も前から存在しつづけている。世界中の文明にアンデッドに関する迷信や伝説が残っており、そういう概念が今日でも受け容れられていることには何の疑いもない」のだそうだ。


    3.ゾンビ説の検討
    では、順を追ってこのゾンビ説を検討していこう。

    ①ゾンビは存在する?
    ムーの記事では、ゾンビは「映画で見られる」⇒「専門家が扱っている」⇒「だから存在する」という論理展開である。三段論法のような疑似論理であり、結論に飛躍がある。

    特に根拠としているのは「専門家が扱っている」ことであり、実際に各分野で有識者がどのようにゾンビを扱っているかは記載されていない。

    各専門家がゾンビという言葉を用いたとしても、「ゾンビ会社」や「ゾンビプログラム」といった用語に見られるように比喩として用いており、ゾンビそのものが存在すると結論付けている科学者はいないであろう。

    医療関係でも災害対策の一環として、ウィルスの蔓延に関するシミュレーションを行う際にもゾンビという言葉は見られるが、あくまで「もしゾンビウィルス存在したら」という仮定の下であるし、それほど強力なウィルスに備える目的が半分、注目を集める目的が半分であり、やはりゾンビの存在を肯定してはいないのが通常である。

    ②古代におけるゾンビの事例は既に発見されている?

    実際、有史以前から人間は、死せる者の復活と復ふく讐しゅうを恐れていた。石器時代のシリア、ルネッサンス期のイタリア、ギリシア文明の遺跡からも、ゾンビ・アポカリプスを示し唆さするさまざまな遺物が見つかっている。中でも特筆すべきは、マヤ文明だろう(原文ママ)。

     先に述べたように、現在の研究によってゾンビの存在を肯定し、次には突如として有史以前からゾンビの存在はあったことになっているような記述である。特別根拠は示されていない。

    ③マヤ文明がゾンビによって滅んだ根拠は?
    まずは図版の引用であるが、アステカと明記されている。アステカ文明とマヤ文明は異なる言語集団に基づく文化であり、時代も異なる。この図版を引用するのは不適切である。またこの図像は人身供犠の一端を示していると解釈されている。人肉を食する各人物も生者として表現されており、死体として描かれてはおらず、ゾンビを示してはいないだろう。

     マヤの都市から発掘される遺骸や遺骨に、共通する奇妙な特徴が見られるのだ。

    それは、数多く残された咬かみ傷と思われる痕跡である。あるいは関節部分に、無理やり引きちぎられたような痕跡も目立つ。こうした特徴のある遺骸が、あちこちの遺跡から掘りだされるのだ。しかも、墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。(中略)

     また、大規模な村がまるごとひとつ、数日で全滅してしまった証拠も見つかっている。干ばつで食糧の備蓄が徐々に減っていったのではない。しかもそこには、「共喰い」を連想させる凄せい惨さんな場面の証拠や、子供が親を食べたことを思わせる痕跡さえ見つけられるのだ(原文ママ)。

    まず1点目に、私は形質人類学は専門ではないが、それでもマヤ考古学の専門として、噛痕や千切られた痕のある人骨が多数出土したという事例を知らない。また共食いや子供が親を食べたと思わせる痕跡が発見されたという事例も知らない。少なくともこのような事例があちこちの遺跡から検出されるなどということはあり得ない。

    2点目に、古代マヤの葬制に関して、墓域は存在しない。住居基壇に埋葬し、住居を一回り大きく更新することで、床下の祖先と共に暮らすという葬制を取る。そのため「墓所でないところに」という表現が不適切である。もちろん住居床下が古代マヤにおける「墓所」と呼ぶなら間違いではないが、通常そのような表現は用いない。

    仮にこの文章、つまり「墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。」を認めるとするならば、これは古代マヤの話ではなく、近現代史の内容であろう。1930年代から90年代後半までグアテマラでは内戦状態であり、現代マヤ人を中心として推定で20万人に及ぶ人々が虐殺された。

    この虐殺された遺体は墓所(教会墓地)ではなく、廃棄されるかの如くまとめて埋められたということが近年分かってきた。この近現代における虐殺の事実を明らかにし、遺体を遺族に返還することを目的とした考古学調査も行われている。原文の文章は恐らくはこのことを指しており、時間的も歴史的にも無関係の内容を根拠に用いていると考えられる。

    ④「代替考古学論」の紹介と専門的裏付け?

     オルターナティブ・アーケオロジーという研究分野がある。主流派科学の枠組みから離れたところで大胆な仮説を展開していく「代替考古学論」だ。この論でよくいわれるのが、マヤ文明崩壊の理由は「ゾンビ病」の蔓まん延だったという仮説である。

     ゾンビ病――正確にいえば、ゾンビ・ウイルスということになるだろうか――の蔓延。主流派科学の中ではなかなか出にくい発想であることは間違いない(原文ママ)。

    「主流派科学の枠組みから離れたところで・・・」という表現は、このゾンビ仮説を展開する「代替考古学論」が、「主流派ではないが科学」というように述べているように感じる。

    マヤ学会において、未だ定説とはなっていないテーマで、議論が分かれる場合があり、その内一方が現在は主流である、有力であるといった状態はあり得る。しかしもし彼らの業績が真に科学なのであれば、学会で発表して我々「主流派科学の連中」を納得させればいい話だと思う。

    ちなみに国内外のマヤ学に関する学会誌等において、考古学やその他の分野を含めてゾンビに関する論文はこれまで一度も見たことがない。もし私が不勉強なだけで存在するなら紹介して欲しい(但し一般紙や査読なし論文は認めないが、読む分には面白そうなのでそれでもやはり紹介して欲しい。比喩表現として用いている場合は不可である)。

     こうした可能性に特化して、マヤ文明崩壊の謎に迫ろうとする「ゾンビ・リサーチ・ソサイエティ(ZRS)」というグループがある。その中核メンバーであるユージーン・フレデリックは、次のように語っている(原文ママ)。

    このグループが実際にどうのような組織なのか不明である。「組織名称と人物名を具体的に出す」とあたかも有識者が言及しているような「如何にも感」が出るだけではないだろうか。

    ⑤その他の考古学分野からの裏付け

     博士はシリアの石器時代の遺跡で発掘調査を行い、奇妙な状態の遺骸を大量に発見した。頭蓋骨が完全に粉砕され、胴体と切り離された遺骸である。しかも、埋葬後一定の時間が経過してから頭蓋骨を砕き、首と胴体を切り離した痕跡が認められる。

    そこでスタッツ博士は、次のような解釈を提示した。

     「生ける者の世界に対する脅威は、生ける者たち自身が排除しなければならない。そのための手段として選ばれたのが、だれの目にも明らかな、一番わかりやすいアイデンティティーである顔を奪うことだったのだろう。

     頭を切り落とすことで、生者の世界と死者の世界の境界線を明確に示したのだ。頭を頭蓋骨ごと潰つぶし、境界線を越えられないようにした例もある」(原文ママ)

    ここではスタッツ博士とイバニェス博士の解釈が引用されている。引用元が示されていないため、各原文に当たることができなかったが、恐らく引用の仕方が間違っているのではなかろうか。

    上記引用文はイバニェス博士の解釈であるが、これはシリアの石器時代における葬制と再葬の事例について述べている。

    アニミズム等の初期の信仰にも、説明原理としての性格が認められ、生と死の区別は古代から現在に至るまで重要な関心ごとである。死そのものや死者に対する恐怖を取り除く他に様々な目的で、一度埋葬した遺体を「再び埋葬する(再葬)」という行為がしばしば行われることが確認されている。

    現代日本では火葬のため、あまり馴染みが薄い。イメージとしては、火葬後に遺骨を自宅で(一時的に)保管し、四十九日の法要後に納骨の儀を行うという行為であり、保管場所を変えるという意味では現代日本における再葬の一形態と言えるかも知れない。

    ちなみに古代マヤでは再葬の習慣があり、再葬の際に、場所を変更する、副葬品を追加する、遺骨の一部を取り出す、朱をかける等といった様々な儀礼的な行為が加えられた例が分かっている。

    このような葬送儀礼の過程において、遺骨の一部を故意に取り出したり、破壊する行為は、儀礼的行為と解釈されており、ゾンビ対策とは考えられていない。そもそもゾンビ対策なら、最初に埋める前に頭部の切断や破壊が必要であろう。

    つまりイバニェス氏の解釈の引用文は特定の人類の葬制や死生観、宗教観について言及しているのであって、人類がかつてゾンビと戦ったことには触れていないだろう。

     『ザ・ゾンビ・サバイバル・ガイド』(2003年)、および『ザ・ゾンビ・サバイバル・ガイド:レコーデッド・アタックス』(2009年)の著者マックス・ブルックスは、考古学関連の専門誌のインタビューに対し、次のように語っている。

     「ゾンビが実在した証拠を求める考古学者が捜すべきものは、頭をはねられた死体、あるいは脳みそが取り除かれた形跡がある頭蓋骨である。リビング・デッドを止めるには、このふたつしかないからだ」(原文ママ)

    この引用に関しては、1点目に、そもそもゾンビが実在した証拠を求める考古学者がいるのか?ということである。私はいないと思う。いたとしても自称考古学者であろう。

    もちろん古代においてゾンビが比喩的に使われた可能性はある。人類学者がハイチ島で観察したように、フラフラと歩く知的障害者をゾンビと見間違える事例のように、古代にも何かしらの勘違いは起こり得る。感染症のような死を振り撒く死にかけた人間がゾンビに見えたかも知れない(そもそもゾンビという概念が古代にはないであろうが)。しかしそのような個人的な現象は考古記録として残らないのが通常である。

    仮に、上記引用のように、頭をはねられた死体あるいは脳みそが取り除かれた痕跡のある頭蓋骨が出土したとして(実際多数の例がある)、どのようにゾンビと結びつけることが可能だろうか。何故ゾンビにこだわるのか、何故他のより普遍的な可能性を無視するのか不明である。

    つまりあくまでゾンビ説ありきで、ゾンビ説を支持するための都合の良い根拠を、世界中のありとあらゆる時間軸から集めてきたに他ならない。例えば、中世においてギロチンで首を刎ねられた遺体もゾンビだったからとでも言うのであろうか。


    4.おわりに
    さて、これまでの記事とは異なり、上記文章はですます調ではなく、である調で書きました。批判的文章となるのでしっかりと書きたいなと思ったからです。

    実際書いてみて感じたのは、世の中、ツッコミどころ満載の記事は多々あれど、批判的な文章を書くというのはあまり気持ちの良いものではないですね。

    そして、オカルト的な内容は、考古学が重要視する時間的・空間的枠組みを無視して、様々な話に飛ぶので全部を専門的に批判することは困難だなと感じました。

    今後はいつも通り、考古学・歴史・マヤ文明に関係する記事の紹介に留めて、批判的な文章は書かない方向でいきたいなと思います。書くとしても専門的に扱える範囲の場合に限定しようと思います。

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