2019ねん 3がつ 19にち(かよーび、晴れ)

今日の夕方頃、何故かクラクラするくらいに眠かった。

たくさん寝たつもりなのに、眠りが浅いのだろうか。

今晩から、快眠BGMを流して寝ることにする!( ・Д・)


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今回の考古学・歴史ニュースは『古代エジプトにも恋の呪文があったよ!』ってお話です。

あとおまけで「メジェド様」について( -д-)ノ


さて、上に挙げた写真が、オーストリアの最大の都市、シドニーにあるマッコーリー大学に所蔵されているパピルスです。

マッコーリー大学には約900点のパピルスが所蔵されているそうですが、このパピルスについてはいつどこから入手したものなのか、その経緯が分かっていないそうです。

しかしながら今からおよそ1300年前に書かれたパピルスであると推定されています。

写真からは「2羽の鳥のような図象」と、「コプト語の文章」が読み取れます。

この文章の解読の結果、内容が「恋のおまじない」であることが分かりました。


しかしながら文章の大部分が失われているため、どのようなおまじないだったかは不明だそうです。

類似の内容のパピルスはこれまでにも発見されていて、それらは女性の心を射止めるための呪文ではなく、周囲の障害の中で男性が意中の女性に会うための方法や、意中の人が既婚であるといった問題を解決するためのものだそうです。

そのためこの2羽の鳥のパピルスに記載されているおまじないも、三角関係の解消といった複雑な恋愛問題を解決するためのものだったようです。


さて、2羽の鳥のような図像モチーフについては、左側の羽のある生物がクチバシで右側の生物のクチバシの中をつついているかのように見えます。

またつがいの生物の周囲は人間の手らしきもので囲まれています。

解読者によると、生物の下部で2羽をつないでいるものは、鎖や縄、あるいは男性器などが考えられるそうです。

体の前は羽毛かウロコらしきもので覆われていて、右側の生物には2つの耳(あるいはツノ)があり、
こうした小さな違いは性別の違いを表しているそうです(右側がメスで、左側がオス)。

・・・・・・私には鳥に見えないんですけどね(ちょうどこの下に挙げた画像に写実的な鳥が描かれています)。

私には「蝶々」に見えます( ・Д・)

まぁ数多くの史料に当たると、この時期の図像モチーフとしてはこういった鳥が描かれることが一般的なのかも知れませんね。

(・・・・・・やはり羽化したケムンパスに見える( ・Д・))

↑コメントやTwitterで皆さんの意見をお待ちしておりますヾ(´ω`=´ω`)ノ




最初に紹介した恋の呪文のパピルスもそうですが、本当にエジプトのパピルスは残りが良い!

本当に羨ましいです。

情報量が違いますよ、やっぱり。

上の写真にいる不思議な存在が「メジェド様」です。

古代エジプトの神々の1柱です。

まぁ見た目は「銀魂」に出てくるエリザベスの仲間ですね(。・ω・)ノ゙




古代エジプトの神々を可愛らしくデフォルメ化して作られたアニメがこれです。

その名も『神々の記』

知ってます?

古代マヤの神々でもアニメとか作って欲しいんですけどね( -д-)ノ

……やんわりとパクって、古代マヤ文明の神々でアニメ作って普及活動したいわ~!( ・Д・)


こういった作品が作り易いのは情報量の差だけではなく、古代エジプトの神々は動物が多いのも理由でしょう。

だから可愛くもしやすいです。

一方でマヤの神々は「ヒト型」が多いです。

しかも見た目が怖い!( ・Д・)

古代マヤ神話に出てきて、可愛くできそうなのは・・・やはり動物!

ジャガー、亀、ワニ、ウサギ、鳥類(コンゴウインコ、ケツァール……ヴクブ・カキシュもいけるか)、羽毛の生えた蛇(ククルカン/ケツァル・コアトル)等。

あ、けっこういるぞ、古代マヤ神話・物語に登場する動物類!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


↑「神々の記」の第1話(公式より)


暇みて、もし可愛く古代マヤの神々を描けたら紹介しますね~ヽ(TдT)ノ

それはともかく、古代エジプトがテーマのアニメ「神々の紀」(1話~4話+特別編)を良かったらお楽しみください。

*いつもながら回し者ではありません( -д-)ノ

ちなみに、本場(?)エジプトでは「日本人は(たぶんいい意味で)クレイジー」と思われているようです。

私もそう思う時がままありますが、そんな日本も日本人も大好きです(・∀・)つ

↓アニメのタイトルは「マヤマヤの樹」……かな?( ・Д・)↓

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