2019ねん 6がつ 3にち(げつよーび、晴れ)
今日は暑い!
そーめんが美味しい季節になってきた~
ここ最近はつけ麺ばかりだけども、そうめん、ひやむぎの出番かな~( ・Д・)
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さて、今回の考古学・歴史ニュースは、「2000年前の古代エジプトで犬もペットとして手厚く葬られていたよ!」ってお話です。
ペットの歴史とか、日本の縄文時代における犬の手厚い埋葬例の話も過去にありましたね。
確か渡来人が犬を食べる風習があったけど、縄文系の人々にその風習は根付かず狩りのパートナーであり家族でもあった犬を手厚く葬っていた事例が考古学的に確認されたという紹介だったような。
……うむ、過去の記事が見当たらない!( ・Д・)
ライブドアブログの記事検索は使いにくいからと人のせいにしておきます( -д-)ノ
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さて、今回の発見の舞台は現在のエジプトの中部にあるミニヤ(Minya)県に所在する遺跡、トゥーナ・エル・ガバル(Tunah Al-Gabal)です。
遺跡はエジプトの首都カイロの南方およそ260kmに位置しています。
この遺跡は墓地遺跡で、所謂「ネクロポリス」です。
エジプト考古省の発掘調査によって同遺跡の地下に墳墓があることが確認されました。
地下墳墓は、地下およそ9mの位置に造られており、墓室はこれまでに6つ確認されています。
発見されたミイラは全部で40体以上にのぼり、内22体が成人、12体が子供、6体が動物でした(他に保存状態が良好ではないミイラが発見されている)。
これらの大量のミイラはその多くが墓室床面に設置されており、一部の限られたミイラだけが最初に挙げた写真のように棺に納められていました。
この棺は石棺ではなく、粘土由来の陶製棺であり、蓋がないのが特徴です。
陶製棺に納められた人々は、より高い社会階層に属した人々であったと考えられています。

↑たくさんのミイラが安置されていた(「AFP BB NEWS」の記事内画像を一部加工;Credit: MOHAMED EL-SHAHED / AFP)
古代エジプトにおけるミイラ作りの歴史は長いですが、共伴して出土したパピルスの分析から、地下墳墓とこれらのミイラは古代エジプトのプトレマイオス朝(紀元前323~30年)の時期にに帰属すると推定されています。
今回発見された6体の動物のミイラのほとんどが「イヌ」であると同定されており、ヒトのミイラと共に安置されていました。
イヌは1万5000年前頃にオオカミと分化し、当時の人々の狩猟生活を支える上で実用面で非常に重要でした。
1万2000年前までには人間には欠かせないパートナーとなっていたと考えられています。
今回の発見からは、2000年前の古代エジプトの人々にとって犬が実用面だけではなくペットとして家族として非常に大切な存在だったことを示しています。
現在の私達のペットを想う気持ちと関係が、既にこの頃には誕生しており、ミイラとして共に埋葬するという形に現れているわけですね(*・ω・)ノ。
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ミイラと言えばやはりエジプトを思い浮かべますが、ミイラは歴史的に世界各地で見られる風習です。
また自然環境の影響を受けて自然にミイラができる地域もありますね。
以前、世界のミイラについてまとめて書いたような気がしますが見つかりませんでした( ・Д・)
何の考古学・歴史ニュースに併せて書いたのだったか……ヽ(TдT)ノ
探しておきますが、ひとまずミイラ関係の記事を紹介しておきます。
↓「ミイラ」関係のバックナンバー
↑良かったら併せてどうぞ!(。・ω・)ノ゙
↓あ、縄文のイヌに関する記事が見つかりました~!
↑こちらも良かったらど~ぞ~ヾ(´ω`=´ω`)ノ
↓SEO対策として「歴史」って無駄に書いてみるぞ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓
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