抽出・培養されたイースト菌を用いて、研究では数種類のビールと蜂蜜酒が造られました。
「お金にならない考古学をお金にする!」が、「歩け、マヤ」の掲げるモットーですからね( ・Д・)
「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙
修羅と呼ばれるようになったのは近世以降とされており、その語源は「運搬する大石をタイシャクと読み、それを帝釈天に引っ掛け、帝釈天を動かせるものは阿修羅すなわち修羅であるとの語呂合わせからきたものとされている(wikiより転載;一部筆者修正)」そうです。
上に挙げた画像から分かるように、今回見つかった修羅は長さ約140cmの破片であり、大きな修羅のほんの一部ということになります。
分析結果から使用された木材はムクノキであることが分かっています。
一部とはいえ、良く残ったなぁと思いますね(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
↑しっかりと原型を留めていますね(「文化遺産オンライン」の紹介ページより画像を転載)
↑下にミニのそりが見えるカワ(・∀・)イイ!!(「藤井寺市HP」の修羅紹介ページの画像より転載)
↑サイズが大きいのがよく分かりますね(「組積石工技能」の記事内画像より転載)
さて、上に挙げた画像は国内で最初に見つかった修羅のものです。
1978年(昭和53年)に大阪府の藤井寺市に所在する三ツ塚古墳で発見されました。
こちらも周濠の底から出土しています。
この事例では大小2つの修羅が同時に出土しており、大型の修羅は全長8.8mに及びます。
先ほど紹介した松面古墳の事例ではおよそ三分の一が残存している状態で140cmでしたから、本来の全長はおよそ4.5mくらいと推定できます。
三ツ塚古墳の修羅はその2倍程度の大きさということになりますね。
まぁ個人的には小さい修羅の方が好きですけどねカワ(・∀・)イイ!!
2019ねん 5がつ 17にち(きんよーび、晴れ)
この前、追加の調査に行ってきた。
河川で砂のサンプルを採取する簡単な作業。
やっぱフィールドワークは楽しいな~って思った。
……そうして、私は川に落ちたのであった( ・Д・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑AIが頑張って考えてくれるイメージ(「Business Insider Japan」の記事内画像より転載)
今回の考古学・歴史ニュースは『近年急速に発展している機械学習を利用してAIに未解読の古代文字であるインダス文字を解析してみた』と言う内容です(*・ω・)ノ
インダス文明は紀元前5500年~紀元前1900年にインダス川流域に栄えた文明で、現在のパキスタンに主要遺跡が所在しています。
このインダス文明の遺跡で発見されているインダス文字は現在も未解読の古代文字として有名です。
インダス文字は土器や粘土板、印章に見られ、これまでに約1500点の資料が確認されています。
それなりに出土量が多いようにも思えますが、どれも短文であることが特徴です。
最長でも27文字しかないため統計的な解析が困難であり、現在も未解読の古代文字となっています。
実際にインダス文字は「文字なのか?」あるいは「象徴なのか?」という根本的な問いについても論争中であり、今回紹介する研究成果では「インダス文字は文字である」可能性が高いと結論付けられました。
↑インダス文字の例(「知識の空間 ー中学生のための社会科講座ー」さんの記事内画像より転載)
これまでの研究としては1877年のアレクサンダー・カニングハム(Alexander Cunningham)による、インダス文字が現在の中央アジアから東南アジアにかけて使われているブラーフミー系文字の祖先だとする主張があります。
また1960年代にはマヤ文字研究で著名なユーリー・クノロゾフ(Ю́рий Валенти́нович Кноро́зов)が早くもコンピューターを用ってインダス文字の解析を行っています。
この解析結果としてインダス文字には名詞、形容詞などの文法的特徴が見られると指摘しています。
2004年にはスティーブ・ファーマー(Steve Farmer)が、現存するインダス文字は政治的、宗教的な象徴(シンボル)を表すものであると結論付けています。
今回紹介するのは2009年にラジェス・ラオ(Rajesh Rao)によって共同研究として発表されたものです。
彼は考古学や言語学が専門なのではなく、機械学習が専門です。
彼はAIに4種類の話し言葉(古代シュメール語、サンスクリット語、古代タミル語、英語)と4種類の話し言葉ではない伝達システム(人間のDNA、フォートラン、バクテリアのタンパク質配列、人工言語)を学習させました。
そしてパターン分析により、各言語に存在する規則性のレベルを計算しました。
結果として「話し言葉ではない言語」は、高い規則性を持つものか、まったく秩序がないものであり、「話し言葉」はその中間でした。
その結果を踏まえて、インダス文字をパターン分析にかけたところ、文法的な規則性が検出されました。
そしてこの検出された規則性は「話し言葉」と同程度の適度な規則性を有していることが分かりました。
どうやらインダス文字は話し言葉であり、単なる象徴ではなかったようです(*・ω・)ノ
↑こんな時代が来ないことを願うばかりである( -д-)ノ(「悠々自適な会社の-neko-になる」さんの記事内画像より転載)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インダス文字が象徴ではなく言語であると分かったことは大きな進展ですね。
ただしマヤ文字のように、インダス文字が解読され当時の様子がよく分かるようになった、ということではないのです。
AIに関する技術は近年大きく発展しているので、やはり長文の文字資料を発見すること、そして文字資料数を増加させることが課題と言えるでしょう。
……便利な世の中になるのは大事なことですが、上に挙げた画像のように、研究者が要らないなんて時代が来たら怖いですね~( ・Д・)
↓読者登録よろしくお願いします!ヾ(´ω`=´ω`)ノ↓
アングロ・サクソン(Anglo-Saxons)は、5世紀頃に現在のドイツ北岸からグレートブリテン島南部へと侵入してきた「アングル人、ジュート人、サクソン人のゲルマン系の3つの部族の総称」である。特にこの中でアングル人が、イングランド人としてイングランドの基礎を築いた。(参考:wikipedia)