2021ねん 2がつ 28にち(にちよーび、晴れ)
記事も動画も作れてないが、論文も終わらぬのだ( -д-)ノ
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今回の考古学・歴史ニュースは「またポンペイか!?( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
さて、今回の舞台はイタリア、ポンペイ遺跡です。
世界の考古学の記事を集めてると、色々なところでみんな頑張ってるな~と感じるものですが、、、
有名な大手誌に取り上げられるのは、ポンペイ、エジプト、インカが圧倒的多数な気がしますね( -д-)ノ
その三つの中でもニュース量だけではなく、常にインパクトがスゴイのがポンペイ遺跡ですヾ(´ω`=´ω`)ノ
↓ポンペイネタはたくさんあり過ぎて困る( -д-)ノ
↑ポンペイはレアな発見の宝庫だね(*・ω・)ノ
今回の発見はポンペイ考古学公園による調査成果の発表となっていますが、正確にはポンペイの都市の外での発見です。
ポンペイの都市から僅か数百メートルの距離にある郊外の住宅群遺構でチビタ・ジュリアーナ(Civita
Giuliana)という名称が付いています。
上にたくさん挙げた過去記事の一番下にある『禁断の恋?』って記事もこのチビタ・ジュリアーナを取り扱ったものです。
図面が見つからなかったのですが、写真から察するにこの住宅遺構は元々どうやらかなり立派な邸宅だったようですね。
今回はこのチビタ・ジュリアーナにてほぼ完形の立派な馬車が見つかりました(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
このチビタ・ジュリアーナでは馬の骨が3頭分見つかったことから厩舎であったと思われる遺構が確認されています。
今回発見された馬車はこの厩舎に面したポルチコ(柱で支えられた屋根つきの玄関)から出土しました。
まだ全体像がはっきりと分かりませんが、馬車は四輪タイプと推定されています。
鉄や青銅、錫を用いた非常に精巧な装飾が施された馬車であるため儀礼用の馬車と考えられています。
今回の発見のスゴイところは、通常は残らない有機物までが残存しており、石化した木材や馬とつなぐ縄、花飾りを確認できたのですΣ(・ω・ノ)ノ
間違いなく、国宝級の考古学的発見ですね!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
↓馬車と言えばこれもスゴイ!Σ(・ω・ノ)ノ
おわりに
精巧な装飾に見られるモチーフ内にドレスを着た女性と男性の姿が見られることや、花飾りが見られることから、「花嫁を新居に運ぶための特別な馬車」との見解もあるそうです。
だとしたらロマンティックでもあり、やはり『ポンペイの悲劇』の名に相応しい発見となってしまいますねヽ(TдT)ノ
これだけ保存状態の良い馬車は他にはないわけですし、当時の馬車の出土事例や文献記録にも限りがあるでしょうから、なかなか細かな用途の推定は難しいかと思います。
それでもこの馬車が『特別な馬車』であることは疑いないでしょう。
……哀しい気持ちになったので今回はふざけないでおきます!( ・Д・)
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