2021ねん 4がつ 29にち(すいよーび、晴れ)
最近、記事を夜寝る前に書くようになってる( -д-)ノ
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今回の考古学・歴史ニュースは「世界の井戸マスターにもなろう!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
さて、今回の舞台はチェコ、オストロフの町の近郊です。
3連続で井戸についてお伝えしておりますが、今回は『世界編』です(*・ω・)ノ
日本では弥生時代の井戸が最古でしたので、古くとも今からおよそ2500年程度前ということになります。
一方で世界で最も古い井戸は、アメリカのニューメキシコ州にあるクローヴィス文化期の遺跡で見つかっています。
時期はなんと今から1万3500年前です。Σ(・ω・ノ)ノ
クローヴィスはニューメキシコ州にある町の名前ですが、当サイトでもアメリカ大陸に関連する記事で良く出てくる、「クローヴィス尖頭器」や「クローヴィス・ファースト仮説」の名前の由来になっています。
古いだけあって、直径60cm、深さ1.4mのサイズの素掘りの井戸です。
これが世界最古の井戸の事例になります(・∀・)つ
今回メインで紹介するのはチェコの事例ですが、サムネイル画像や上に挙げた写真に映る黒っぽい四角い塊が問題の井戸です。
見て分かるようにこれは木製の井戸です。
保存状態が良いので、材木はオークの木であると判明しており、年輪も残ってることから、今から約7000年前に造られた井戸であると推測されています。
さっきの事例よりも新しいじゃないかと思うかもしれませんが、、、
これまでに見つかった「木製の構造物」として世界最古の事例になるのですヾ(´ω`=´ω`)ノ

高速道路の建設現場で見つかったのですが、重機で掘っててよく見つかるなぁと感心しますねΣ(・ω・ノ)ノ
ショベル使ってても遺物や遺構に当たる感覚があるそうです、本当にスゴイ( ・Д・)
見つかった井戸の近くに水が溜まっているように、この井戸は水分を多く含んだ土層に覆われていたために腐敗せずに残ったようです。
年輪が綺麗に残ってることから、正確には紀元前5256年頃に伐採された木であると分かっています。
ポールが立っている写真も含め、ここで挙げた写真は全てまだ井戸を全部出し切っている状態の写真ではないようです。
記録では井戸の高さは約140cmあるそうです。
写真だと125cmくらいしかないように見えますもんね(*^・ェ・)ノ
木製の枠は80cmの正方形で、こうした構造物としての形状と木材の表面に残る石器・骨角器の道具の痕跡から、加工や接合に先進的な技術が用いられていたと推測されています。
↓日本の巨大な井戸の検出事例(*^・ェ・)ノ
↑日本の最古の井戸のお話(*・ω・)ノ
おわりに
このチェコの事例は約7000年前ですから新石器時代初期に相当するのですが、ここ数年の間に他に2例も見つかっているそうです。
チェコすごいですね!
でもこうした高い技術力で作られ、保存状態も良好な物は今回紹介した事例のみになります。
・・・3連続で「井戸」ばかりだったけども、、、
これで世界の井戸マスターになれる!( ・Д・)
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