2021ねん 5がつ 27にち(もくよーび、雨)
ずっと雨はやだねぇヽ(TдT)ノ
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今回の考古学・歴史ニュースは「砂浜から保存状態の良い古代ローマ期の遺構が検出されたよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
さて、今回の舞台はスペイン、アンダルシア地方にあるカーニョス・デ・メカの海岸です。
上に挙げた写真はイギリスのバースにある浴場なのですが、これは古代ローマ期の浴場施設で、且つ現在も使われているものだそうです。
当然世界遺産登録されているのですが、周りの街並みも風情があって綺麗でしょう?
ちなみにバースは街全体が世界遺産だそうですΣ(・ω・ノ)ノ
さて、イギリスにおけるこの事例、当然、現在までに何かしらの改修工事は行われているでしょうが、古代ローマ期の公衆浴場のイメージとして参考までに挙げてみました(*・ω・)ノ
さて、こちらが今回、スペイン南部の海岸で見つかった古代ローマ時代の複合浴場施設です。
時期は今から約2000年前のものだそうです。
壁が綺麗に残ってますね(*・ω・)ノ
何が「複合」してるのかは不明ですが、試掘の結果、おおよそ1ヘクタールに建造物遺構が広がっていると予測されていることから、まぁそれだけデカければ浴場施設だけではなく、複合的な施設だろうと見当を付けているのかも知れません。
この一番綺麗に残っている壁は約3.9mあるそうです。
紅白ポールが、、、これ何センのポールなのだろう・・・
目がチカチカして数え間違えてるかも知れませんが、赤と白の部分がそれぞれ10cmの規格になっているので、200cm(2m)のポールだと思います。
5mのバカボーとかスタッフあれば上部までしっかり測れそうですが、まぁ撮影用のスケールとして置いてるんだろうし、実際私のプロジェクトも長いやつは高いから持ってないし、まぁ海外の現場なんてそんなもんでしょうヽ(TдT)ノ
ポール入りの写真だと、確かに高い壁だなと思いますし、海岸の砂にどうやって埋まってたのだろうとか思っちゃいますけど、上に挙げた画像をみると分かりますね。
海岸の山側に砂丘状の巨大な堆積があって、その中に埋もれていたのですね。
人が立っている位置から、4~5m掘っていることになります。
現在までのところ、この浴場施設は古代末期(3~8世紀)に放棄され、砂に埋もれたと推測されています。
先ほど述べたように、遺跡の広さは1ヘクタールと推測されています。
つまり10000㎡ですから、分かりやすく正方形で考えると100m四方になります。
単純に考えて100×100mもの範囲の中で、まだこれだけしか調査が進んでいない状態なので、今後の成果に期待できそうですねヾ(´ω`=´ω`)ノ
砂に包まれて色々な遺物もしっかり保存されていそうですしね(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
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おわりに
映画のテルマエ・ロマエを見ていてもそうですが、2000年も前から古代ローマ人は温泉好き・お風呂好きだったと聞くと、何だか日本人として親近感が湧きますね。
都市には必ずと言ってもいいほど公衆浴場があり、貴族やお金持ちは個人宅用の浴場を持っていました。
古代ローマ人は毎日1時間程度、長いと一日中浴場にいたそうです。
まぁずっと湯船に浸かっているわけではないでしょうが( ・Д・)
のぼせますものね(´・ω・`)
金持ちは有料の浴場を経営していて、一部の貴族たちに対しては無料で使わせることで浴場を政治的に利用していたこともあったそうです。
古代ローマ人にとって温泉というか入浴という行為は本当に重要だったんだなと思わせるエピソードです(*・ω・)ノ
私も温泉好きなんですけどね、、、
歳取ると長く入ってられなくない!?( ・Д・)
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