2021ねん 11がつ 29にち(げつよーび、晴れ)
研究は著しく進んだが記事サボりまくったヽ(TдT)ノ
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今回の考古学・歴史ニュースは「沖縄の土器の起源は南!?( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
さて、今回の舞台はもちろん沖縄なわけですが、、、
前回の地図を再掲しておきますね。
前回までに北琉球と中琉球のお話をしてきました。
簡単にまとめると、最初、沖縄で見つかった爪形文土器は本土の爪形文土器(草創期)とは似てるだけで違うんだって意見がありました。
実際に北琉球の貝塚で見つかった爪形文を有する土器は、九州南部の縄文後期に典型的な爪形文を有する土器との関係が示されたのです。
その後、藪地洞窟遺跡などの中琉球でより古い時期の爪形文土器(早期)が発見され、沖縄の土器の起源はどこぞ?ってなったってお話です(*・ω・)ノ
さて今回のお話は宮古島で有名な南琉球です。
先に述べたように北琉球は意外に新しくて、中琉球でもっと古いのが出て、、、
という中で、南琉球の石垣島にある白保竿根田原洞穴遺跡でおよそ1万年前の土器(早期初頭)が見つかったのです。
こうなると沖縄の土器は南にいくほど古くなる、、、つまり南が起源なのか?って話になります。
北琉球や中琉球の爪形文土器が「他人の空似」とか言われていた段階では、特に古い中琉球の土器は中国南部や大陸の南東部との関係性が指摘されていました。
でも今回のこの琉球大学(山極チーム)の研究成果では南方に起源があると言えそうです。
一方で上図を見てみると草創期や早期初頭において台湾やフィリピンは無土器時代なのです。
私も沖縄から地理的に近い台湾の土器を確認したことがありますが、爪形文はなく、貝殻条痕のある土器はあったものの、時期的に新しかったのです。
こうなってくると、、、沖縄の土器の起源は南琉球で、つまり独自に発生したもので日本本土や大陸とは関係ないってことになるのでしょうか?
・・・相変わらず、沖縄の土器の起源はいずこ!?( ・Д・)
おわりに
マヤ研究がメインだけど、どこやっても土器なら楽しいなって気がします。
まぁマヤが一番なんだけど!(大事なので何度でも言う( ・Д・))
あるいは、どこのどの時期やっても私は研究進められるなって気もしてます(自慢( ・Д・))。
話は逸れますが、、、いやー、物理学者が宇宙のすべてを理解したいように、私も人間社会の、人類史の全てを理解したいと思いますわ。
実は最近「考古物理学」と称して数理モデルと統計学を利用しつつ、考古学・歴史学における法則定立的研究を目指しているのですが、、、
学会発表や論文投稿後に記事やYouTubeで私の理論と実践についてお話しできたらな~って思っています。
いやはや、、、何はともあれ、
・・・琉球大学に勤めたい!( ・Д・)
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