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あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

2023年04月

2023ねん 4がつ 16にち(にちよーび、曇り)

最近ドラクエウォーク頑張ってるさ

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arukemaya1785
↑考古学界に影響を与える私の図( ・Д・)


今回の考古学・歴史ニュースは考古学理論つくったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は、、、人類社会?人類史全部?地球全体?たぶん理論上、宇宙全体です。ただし文明を築けるレベルの知的生命体が構成する社会集団に限る!( ・Д・)

そもそもこのサイトはマヤを名乗りつつもマヤ文明研究関連のニュース記事とか発見って専門として面白くないので、明らかにマヤ文明を避けているレベルに取り扱ってないんですよね。

まぁだけどしゃーないので今後はぼちぼち取り扱っていきます。




この「あるけまや」のコアなファンの方々は私が所謂マヤ考古学者であり、グアテマラの世界複合遺産ティカル国立公園にて発掘調査プロジェクトを指揮していることをご存じかと思いますが、、、

けっこう私、国内調査や土器の胎土分析を始めとして色々やってるんですよね。

そんな中でも今回は私の中核的研究である「多層的冪分布構造論」について話していきたいと思います。





タイトルに「私の研究①」とあるように長くなる予定ですし、最初は私の理論とは全く異なる話、つまり研究史のお話などなどになると思います。

なるべく分かりやすく書くのでそれなりに頑張って読んで欲しいなと思います( -д-)ノ

せめてもの応援として要所要所にマヤ遺跡の写真を貼っておきますね!


↓こんな風に
uxmal001
↑ウシュマル遺跡



あとがきのような「はじめに」


さて最初はいきなり悪口から始めようと思います。

日本においてマヤ考古学はほとんど浸透していません。

そもそも海外考古がほとんど浸透していなくて、早稲田大学の吉村作治の貢献あってエジプト考古が知られているくらいじゃないかと思います。

まぁ古代エジプトは黄金製品出るから、特別展やっても人集まるからお金落ちるし、だから開催頻度も高いしと好循環するというのも知名度の高さと関係しているとは思います。





一方、マヤ文明は最高で翡翠製品だから一般の方々にとってはつまらないですよね。

マヤとか所謂中南米好きって僅かにしかいない代わりにファンは圧倒的に「コア」なんだなと市民講座やってて最近本当にそう思います( -д-)ノ





で、悪口というのは、日本におけるマヤ考古学者って現在まだ第一世代が交代していない段階です。

未開の地に飛び込んだことはスゴイのかも知れないけれどそれだけで、最悪修士卒で教授になるくらいの『程度の低い』世界です。

当然、論文書けないし、考古学者ってよりは「許可持ちの盗掘者」って感じです。





この先、5年10年で世代交代が起きてガッと雰囲気変わるでしょうが、次の世代も問題です。

まず1番ヤバイのが、日本の大学で考古学も何も勉強してない、つまり専門外なのに、就業経験を経由してからか、あるいは突然修士課程からアメリカやメキシコの大学に入って学位取るパターン。

これまともな研究者ひとりも見たことない。

それはさすがに厳しいかな。

まともな人もいる、けれどつまらない。

アメリカ流、メキシコ流の研究をやるなら現地人にやらせておいた方がずっと効率的だと個人的には思います。

一番よくないのはアメリカやメキシコなどの海外大学出てるからと変なプライドとマウント取りに一生懸命過ぎて研究能力ないことですね、これあるある。





次によくないのは日本の学士取って、マスター以降は海外で取るパターン。

語学強くなるし、海外の様々なツテ出来るし、研究者個人としてメリットはすごいのでオススメではある。

が、これも日本考古学、海外考古学(これ以降は全てアメリカ考古学として記述するね;マヤ考古学を牽引してるのアメリカだからさ)の悪いところ取りになるか、結局中途半端に一方に偏るかっていう研究姿勢になって、誠にもってつまらんのである。




ということで、個人的見解としては日本人としてしっかり日本考古学をおさめつつ、アメリカ考古学の視点から批判的に研究を推進できることが重要かなと思ってます。

もちろんそれさえできるならば院進時点でアメリカ行くのが最強なんだけど、まぁ難しいよね( -д-)ノ

学部で日本考古学ほぼほぼ極めるって意味だからね( ・Д・)



xtampak
↑シュタムパック遺跡



「はじめに」の続き ー悪口言わないで!


さて、敢えて厳しく悪口言うことで興味を惹こうと試みたわけですが、何故こんなことをするのか、、、

日本考古学とアメリカ考古学は現状において全然違う性質を持っていると私が思うから、それを分かりやすい二項対立的な対立構図として皆さんに理解してもらいたかったからです。





日本考古学におけるニュースって最近たくさんありますよね。

世界遺産化の話でも盛り上がってるし、縄文や古墳ブームの中で大きな新発見も相次いでいます。

でもあれ、大体行政発掘、つまり建設工事に伴う緊急調査であって学術調査じゃない。





そんなこんなで日本って一応先進国だから都市圏では工事がめちゃくちゃ多くて、結果として行政調査がめちゃくちゃ多い。

アメリカと比べると埋蔵文化財保護法のおかげでけっこう調査予算はある方だけれども、とにかく緊急調査の嵐。

そうした中、真面目な性格の日本国内において発掘報告書や考古学資料が溢れ返るのは必然だと思う。





日本考古学ではこうした学術的ではない調査、つまりとりあえずやらなきゃならないからやった実験で得た膨大なデータを基に研究する傾向がある。

だから所謂「モノに即した研究」としては世界に誇れるくらいにスゴイものが多い。

他方であくまで「理論のない考古学」であり、理化学系のような理論構築と実験による検証の両輪が成立していないことが問題である。

結果として「感覚の学問」とか非科学のレッテルを貼られ、それにも関わらず「センスが大事」みたいなナンセンスな教育が大通りを肩で風を切って歩いていく状況を払拭できずにいる。





では”アメリカ様”はどうだろう?

アメリカ考古学でも元々はモノに即した研究を行っていた、当然考古学なのだから。

しかし現在では所謂「理論考古学」が支配的である。




こうした理論構築を目指す研究は良いとは思う。

この流れは1960年代以降のプロセス考古学(ニューアーケオロジー)の枠組みの中から
一気に強まったと思う。

しかし理論考古学における理論構築は文献史料に頼るところが大きく、文献史学と哲学を混ぜたような学問に感じる。

まぁそれは良いとして、理論とハッピーセットの実践面(実験;発掘調査や資料分析)はどうだろう?




日本では考古学は歴史学の仲間だが、アメリカでは考古学は人類学の仲間だ。

プロセス考古学の隆盛期の特徴のひとつである「ミドルレンジセオリー」はまさに考古学における遺物研究(実践面)を民俗学研究という現代の参与観察によって類推の難しい機能などの側面を証明しようと試みるものであった。

この流れが残っているためか、現在の理論考古学における理論の証明は人類学研究による現在の特定の集団に対する参与観察によってなされている。




ん?考古学どこいった?

文献史料で理論構築して、人類学で実証、、、まぁアメリカでは考古学が人類学の一分野だからアリなんだけど、日本考古学者としてはナシに感じてしまう。




私の言いたいことをまとめるとこうだ。

日本考古学は日本考古学で、アメリカ考古学はアメリカ考古学で、良い点も強みもある。

他方で両者に弱点もある。

そもそも理論と実験は科学の両輪のはずだ。




でも両者に歩み寄りはなさそうだ。

ならば私が両方一気にいくよ。

理論構築も発掘調査という名の実験による証明も私がやる。

ちゃんと両者とも考古学というモノを扱う学問としての枠組みの範疇で行う。

それが私の中核的研究であり、野望であり、考古学者としてのライフワークである。


yaxchilan001
↑ヤシュチランのパネル




↑日本国内でも研究しています。。。1000円ちょーだい!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ


おわりに

あれ、想像していたのと全然違う内容になった!(笑)

なんか宣言になっちゃったけど、

実際に過去にこういう気持ちでこの研究を始めたのだと思います。




タイトルにあるように理論面はほぼ完成していて、従来の考古学研究における課題を乗り越えるための応用研究も考案済みで、何もかもイイ感じです。

ただここ数年病んでて、先日快復したけれど、論文の執筆速度が間に合っていないので、今後ぼちぼち書ける範囲で書いていきます。

たぶん今の元気さだと半年以内に全部論文化してその後記事に出来るし、それまでの繋ぎとしてのネタ(研究史とか)もあるから「私の研究」シリーズはきっと大丈夫!




ただ数理モデルを利用した法則定立的研究が私の研究のキーワードなので、他の所謂文献史学的な歴史研究とは異なり、数式は記事では出さないけれどグラフとかが出てくるのはどうしようもないのでご了承願いたい!




何はともあれ、

私の研究が一番だから!( ・Д・)



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2023ねん 4がつ 14にち(きんよーび、曇り)

みんな、私は元気だぜ!v( ̄∇ ̄)v

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今回の考古学・歴史ニュースは金箔で覆われたミイラより、なんか気になる写真見つけた!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はエジプト、サッカラです。

サッカラはよく聞く名前ですよね、インディジョーンズを始めとして冒険ものでエジプトのシーンがある時は大体サッカラが出てくる気がします。

気のせいかも知れませんが、まぁそんなサッカラは首都カイロの南郊にあります。




今回の記事はエジプト考古学庁が展示のために出し渋っているのか写真がないんですよね。

発見したお墓や出土品の写真はあるのに肝心のミイラの写真がない……

掲載されていた痕跡もあるけれどそれだけ非表示になっているので、止められたのかな~と思ったり。

記事の最後に「しかし、エジプト政府は観光客を増やすため、学術的な研究よりもメディア受けするような発見を優先しているとの批判もある」なんて書いてるしね。

まぁこれについては「おわりに」で触れます。




ということでなるべく写真を多用しようと頑張っている当サイトですが、ないものはないので今回はご了承ください。

最初に挙げた写真は関係ない写真だけれども、金箔で覆われたマスクなんですよね。




「金箔で覆われた」なんて書かれたら気になるけれど、よくよく考えたら、あれだけ黄金製品が出るエジプトでは対して目玉にならん気がするのだが気のせいだろうか……( -д-)ノ

ただ今回の発見があった墓は4300年前のもので、ファラオなど王族以外の墓としては最古かつ完璧な状態のものとしてレアな発見なのです。

未盗掘だったので保存状態が極めて良好だったようです。

盗掘されていたらミイラごと持っていかれてそうですもんね( -д-)ノ




さてさて、とりあえず私が一番気になった写真をどうぞ!





これって一般の人が見たらたぶん何の違和感も感じない写真だと思います。

ちなみにキャプションは「サッカラでの新発見発表後、発掘したものを修復する考古学者」です。





エジプト考古学のことは知らないけれど、、、

修復作業を現場でやるの!?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

そんなことある?

なんで???

ラボが遠いの?





写真だと小さくてよく見えないけれど、黄色の箱やチューブみたいなものが瞬間接着剤的なものに見えるけれど、、、

砂埃とか大丈夫なんでしょうか。

ってか洗浄具が周りにないけれど、土に埋まっていたわけじゃないから埃を払う程度なのかも知れないけれど、、、本当にそれでいいの?

土に埋まってないから土圧などで歪んでないから接合も楽ちんなんだろうけれど、ラボに帰ってからやればいいのにと思ってしまいます。




そんな大々的に発表するほど重要な墓から出た副葬品でしょ?

きっちり落ち着いて修復した方が展示映えもするだろうに……そう思ってしまうのは専門地域が異なるせいなのでしょうかね( ・Д・)

誰か理由を知っている方がいたら是非教えてくださいね!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ




↓ガンガンに宣伝していくぜ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

↑研究がんばるから支援よろしく!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


おわりに

メディア受けする調査を優先するのは世界各地でまぁ見られる現象です。

トレジャーハンターというか「許可書持ちの盗掘者」はどこにでもいます。

マヤ地域でもそういう考古学者がいますし、そういう日本人考古学者もいます。

彼らの見分け方は簡単!




論文書かない、報告書出さない、一般誌・一般書は書く、メディアに露出する。

こんなもんかな。




まぁ露出しててもしっかり研究者してる人も中にはいるようですけどね(*^・ェ・)ノ




確かに傍から見てると、そもそもエジプト考古学自体が、学術系そのものが発見至上主義に浸かってる気がしますけどね。

エジプトってあれだけ保存状態も質も良い考古遺物が大量に出て、たくさんの碑文資料もあって、周辺地域の文献史料もあってと、たぶん世界で一番データが豊富な地域だと思うんですよ。

でも世界の考古学を牽引している気がしない。




新たな考古学理論が誕生しても良さそうだけれど、何もないよね。

というかこれまでも一度もない。




私が知らないだけかな。

周りにエジプト考古学の人いないから、適当にエジプト考古学発の理論系論文を探してみるかな(*・ω・)ノ



もしかしたらデータがあり過ぎるせいで、文献史学的な世界に突入しているのかも知れませんね。

そういう可能性もある!





考古学にとって発掘調査が実験なわけで、かつ発掘調査は有限の一回性の実験なのだから、理論もなく掘りまくると間違いなく将来困りますよ。

証明も反証もできなくなる。


博物館のための、観光収入のための考古学。

どうやらエジプト考古学者は半世紀以上前の時代を生きているようですね( ・Д・)





まぁいいや、

何はともあれ、

私の研究が世界で一番!( ・Д・)



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2023ねん 4がつ 12にち(すいよーび、くもり、風強し)

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今回の考古学・歴史ニュースは「人類が新大陸に到達した時期が7000年も遡るかも!?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はアメリカ、ニューメキシコ州、ホワイトサンズ国立公園です。


『人類がいつ所謂「新大陸」、つまりアメリカに到達したか?』というのは考古学者にとって人類史上の重大な関心事のひとつなのですが、、、

最近、この辺りの議論がアツイです!




私がかつてアメリカ大陸史を勉強した時(20年くらい前?)は、ざっと1万7000年前に北米に人類が到達、1万3000年前にチリの最南端に到達、その後新大陸における人口の増加と拡散が生じて、7000年前にメキシコ、オアハカ谷にてトウモロコシ栽培の開始……

なんて学んだので、今でも基本的にその認識というか、とりあえずその数字は覚えているわけです。





他方、近年は人類の新大陸到達は定説より早かったとする発見が相次いでいます。

このブログでも「クローヴィス・ファースト仮説が崩れるかも?」として何度か紹介しています。




ちなみにクローヴィスって文化とか石器(尖頭器)の名前です。

クローヴィスという名前の土層が放射性炭素年代測定で約1万3000年前相当とされていて、そこから見つかった石器文化、尖頭器文化がクローヴィス文化、その石器/尖頭器がクローヴィス尖頭器です。

まぁつまるところ、従来の定説ではアメリカ大陸史最古の文化であり、人類の北米到達を示す最古の記録なのです。



↓これが過去記事





↑人類の「新太陸」到達に関連する記事



今回の発見の地であるホワイトサンズ国立公園にはトゥラロサ盆地という乾燥地帯があってそこでこれほどまでに古い貴重な足跡が残っていたわけです。

当サイトでも繰り返し述べているように、貴重な考古学資料の埋没過程上の保存にはめっちゃ水分あるか、めっちゃ乾燥してる場所が最適なのです。




下に挙げた写真が実際に見つかった足跡ですが、、、はっきりし過ぎてて逆におもちゃっぽく見えるのは私だけなのか……

まぁでも本物です!





先に述べたようにクローヴィス・ファースト仮説に基づけば、人類の新大陸到達は1万6000~7000年前くらいになります。

この足跡が見つかった層から検出された炭素を用いた分析によれば、足跡の時期は2万1000~2万3000年前となります。




なのでまたもやクローヴィス・ファースト”神話”を崩す証拠の発見がなされたことになるのです。

ひとつでも反証事例が見つかったら十分じゃないかと思う方もいるでしょう。




まぁ確かにそうなんですけど、アメリカは特に学閥の影響が強いですし、所謂大御所の意見には逆らえないんですよね。

(マヤ文明研究史でもその手の定番ネタがあります( ・Д・))

なので定説の交代はいつも遅れます。




そのような実態は科学としての考古学の発展の阻害になっている気もしますが、そもそも理化学系の実験に相当する考古学調査は時間のかかるのんびりとしたものです。

なので、大御所同士であーだこーだ言っている間に、若手研究者はせっせと調査を繰り返し、類似の反証事例を地道に積み上げていくのです。

考古学は「無いことに依存した理論は弱い」側面があるので、つまり今回のように定説を覆す発見(あることに依拠した理論)が強いので、まぁこうした慎重な姿勢も大事なのです( -д-)ノ




↓アメリカ大陸関連の人気記事





↑オカルトっぽいかもだけど、個人的には好き



おわりに

マヤ文明は亜熱帯ジャングルだから保存状態的によく残ったね的なレアな発見はないんですよね。

うん、あんまりない。




見目麗しい多彩色土器の内側に古代ココアの残滓が残ってた、くらいかな。

環境的に足跡残らないだろうし、残っても元気一杯の植物の根に全部壊されてるでしょうからね。





いや~今まで小さい建造物とか地道に掘って成果上げてきたけど、やっぱ一度は大きな発見してみたいよね( ・Д・)





何はともあれ、

ネコの足跡見つけたい!( ・Д・)



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2023ねん 4がつ 10にち(げつよーび、晴れ)

熱下がった!

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今回の考古学・歴史ニュースは最古の石器作ったのはヒトじゃないかも!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はケニアのニャヤンガ遺跡です。

古い時期の化石人類系の発見はまぁ大体アフリカですよね。

人類発祥の地ですから。




そんなアフリカでも今回のお話は300万年前なのでけっこう古い話です。

最古の人類と言えば700万年前のサヘラントロプス・チャデンシスが有名です。

ひと昔前までは400万年前のアウストラロピテクスが最古だなんて世界史の教科書にも載っていましたので、覚えている方も多いのかなと思います。





このアウストラロピテクスも当初は新発見として盛り上がりましたが、その後たくさん類例が見つかっていく中で細分され、華奢型がアウストラロピテクス、頑丈型がパラントロプスとなっています。

今回のお話はこのパラントロプスについてなので、皆さんご存じのアウストラロピテクス
と大体同じくらいの時期に存在したがっちりした猿人の話だと思って聞いてください。






ちなみに一番最初に挙げた写真がニャヤンガ遺跡の発掘風景です。

化石人類系の古いやつってどれも洞窟遺跡かと思ってましたけど、こんな開けたところでかつけっこう浅いところから出るのね~と個人的に驚きです。

まぁ浅さに関しては、マヤ遺跡も亜熱帯気候のせいで激浅ですので、暑いであろうこの地域でも同様なのは理解できます。

でも平地でこの遺跡見つけるの大変だったというか、踏査・試掘過程で奇跡的に見つかったんですかね?

ランドマークもなさそうなのに、そこだけ個人的に不思議で仕方ないです(*^・ェ・)ノ





さて、話を戻しますと、

これまで「最古の石器はヒト属の登場と共に生まれた」と考えられてきました。

時期で言うとざっと200万年前です。




道具を使う動物は数種のサルの他、ラッコなども使ってることが指摘されてかなりの時が流れ、道具がヒト属のメルクマールではなくなってきたというか、「道具使用=ヒトの特徴」という感覚がなくなってきた昨今、今回の発見に至りました。


さきほど出てきたパラントロプスは私たちヒト属とは異なる系統の化石人類ですが、ニャヤンガ遺跡にて彼らの歯と共におよそ300万年前相当の最古の石器が出土したのです。





物理学の世界でも3次元の他の異次元の存在が認められなかった過去がありますが、現在では量子レベルなどの私たちの感覚より小さなミクロな世界に異次元が隠れていることが常識となっています。

恐らくこういう事例はそれぞれの学問であるのでしょうが、学界内の常識あるいはコンセンサスというものはちょっと発見があったくらいじゃすぐに変更されず時間を要するものです。

考古学、あるいは古人類学においても、やはり「最古の石器はヒト属と共に誕生」という考え方は現在も根強く存在します。




今後、こうした事例がどんどん増えていく中で、最古の石器を作ったのはヒト属ではなく、パラントロプスということが常識になっていくのかも知れませんね。





おわりに サルが作った石器って区別付くの?


けっこう前の研究報告の話ですが、南アメリカだったかな、サルも石器を作るよって。

問題は過去にもサルが意図してか、あるいは偶然に石器を作っただろうと、

それならば、最古級の曖昧な技法の石器は本当にヒトが作ったものなのかどうかどうやって判定できるのか?という提言だったのです。




土器屋の私としては対岸の火事なので単に面白いなと思っていましたが、、、

上に挙げた写真がサルの作った石器だそうです。




この中に一つだけヒトの作った最古級の石器、オルドワン石器が含まれています。

オルドワン石器は今回の話でパラントロプスの作ったと思われる石器と同種のものです。

どれか分かります?

私は分からない!(笑)



・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


答えは「N」だそうです。


改めて見ても全然分からない。


まぁ私はおとなしく自分の領域の研究をやりますよ~だ( -д-)ノ



何はともあれ、

四国チャリで1周サンプリング調査のCF応援して!( ・Д・)



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2023ねん 4がつ 7にち(きんよーび、晴れ)

ブログもYouTubeもできんかったが私は満足なり

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arukemaya1777
↑とりま反省はしている!( ・Д・)(あ、疲れてる、どっから引っぱったかわからん)


今回の考古学・歴史ニュースは「ごめん書けんかった!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


まぁ聞いてくださいよ。

今日何しようかな~って思って、予定のやつ以外に、ぱっと終わる各種提出物の期限の再チェックをしようと思ったんですよ。

で、ついでに「なんかいい助成金ないかな~」って何気なく調べたらあったんですよ!



「うおー、やったー!」って思ったら今日締切りだったんですよ。


で、一日中書いてた。


さっき終わった。

23時半。




ぎりっぎりでまにあった。




他の研究者がどうしてるかは知らないけど、私は科研費だったら1か月から1カ月半使って書く。

本気だから。



企業とかの一般助成だとまぁ1週間かそこらかな。




でも1日で書いたことない!

頑張った俺、偉い。




ってことで明日早いので今日は寝るね。


明日土曜は1日詰まってるので、日曜に頑張りますわ。


本当に申し訳ない。

日曜は仕事の予定ないから、ちゃんとやる!





おわりに

どうですかね?

現在の日本では研究者の仕事の多くが研究費集めに割かれているなんて聞いたことありません?

楽勝だろうと思うかもしれませんけど、けっこう時間かかるんですよ

そんなに時間かかるんだって思いませんでした?




まぁかけない研究者もいるかも知れんけど

ん~、提出書類のフォーマットを統一してくれたら、いいな~。

あと経歴とか業績とかはリサーチマップのURLじゃだめなんかい?とか思っちゃう。

何のためのリサマなの?



はぁ疲れたよ、パトラッシュ

さっきまで、「できた、全部できた!ポテチよ、さとしくん!」ってハイテンションだったのにもうアドレナリン抜けましたわ(古い?)



まぁ研究者の世界も資本主義、、、


何はともあれ、

お金くれ!( ・Д・)



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2022ねん 4がつ 6にち(もくよーび、晴れ)

私は完全に蘇った!( ・Д・)

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今回の(考古学・歴史)ニュースは「ちょっとしたことで完全復活したよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ

カルチャーショックが発端だったのか、アカハラがあったからなのか、浮気されたからなのか、失恋が続いたからなのか、親友に裏切られたからなのか、アカデミアの待遇が悪いからか、政府と文科省にいじめられまくった結果として研究者としての未来が五里霧中なせいなのか、、、

まぁ原因は分からんです。

きっとマヤ文明の滅亡理由と同じ。

色んな原因があって、タイミング悪く重なってそれぞれの回復期に更に殴られ続けた結果、どうしようもなく病んだのだと思う。




でもこの前、協力隊時代の友人に誘われて飲みに行ったら世界の色が変わったのさ。

病む前の友人だから?

なんで快復したのか本当に自分でも謎なんだけど、もう大丈夫。

私は元気!




ちなみに彼がお土産でくれた日本酒は「夜明け前」

その晩はJRの駅構内で潰れて駅員さんに迷惑かけたけど(笑)、

見事に象徴的な名前のお酒であった・・・

こうして長い夜がようやく明けたのであった(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!





人生何があるかわからんね!

今日から身の周りの病んでる人の味方になるわ。

皆さんも何かあったらコメントでもTwitterでもFBでも気軽に連絡してね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ



あと「おわりに」で今後やること宣言するから良かったら見てって!


ってことで、とりあえず定期報告として表を提示していきますね!




2023年3月まで表

表1.2023年3月までの各属性の変化




本当にまるまるひと月何もしてないもんね~

まことに申し訳ぬ( -д-)ノ




考古学ニュースに関するアンテナすら張ってなかったから最近に何が起こってるのか分からんけども、明日何か書きますわ~。


終末だしね(*^・ェ・)ノ






さて、グラフ表示で見てみると、、、




2023年3月までグラフ


図1.2023年3月までの各属性の変化


うん、完全に書くことない!

何もやらんかった、ごめん!

頑張る!

それだけ!







↑こちらもちゃっかり宣伝。。。今はズブの素人だけど、たくさんやってれば上手になるかな?( ・Д・)



↑これ4/12から始まるの!是非応援して!300円でイイから!


おわりに

そう言えば前の報告の際に書いてた「Kindke出版」、ちゃんとやりました!

『ティカルのうわさ』っていう普通じゃないガイドブックなんだけども

まぁこの宣伝はまた今度でいいかな。

今のとこ、日本はコアなファンのみで、海外の方がウケがいいかも。

(日本語版と英語版があるのさ)





さてさて、最近、YouTubeで『古代文明』関係が再び小ブームな模様。

まぁ大体がわけわからん宇宙人関連の眉唾なやつなんだけども、、、




このブログでもヒストリーチャンネルの「古代の宇宙人」を批判してみたりしましたが、、、

またやろうかな~と。

もう元気だし、ちゃんとオカルトであろうとも愛をもってキッチリ批判しようかなと。





古代の宇宙人は最近新しい動画が無料ではやってないようなので、

他の有名(?)なYouTuberのやってるやつを私が視聴しながら適当にコメント付けようかなと思います。

あ、YouTube版はね。

ここではここでちゃんと文章で書きますよ。




まぁまたアンチ(あるいはオカルト大好き勢)が飛んでくるだろうけど、

大きな愛で受け止めたいと思います。



ここのブログ記事用にちゃんと考古学ニュースもぼちぼち集めていきますね。

とりあえず明日何か書く!

いいの見つからんかったら、上に書いたやつやる!



あとは……


有言実行あるのみ!( ・Д・)



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