2020ねん 6がつ 21にち(にちよーび、晴れ)
フリースペースにブログ書きに行ったら、PCの充電なくてただの散歩になった( ・Д・)
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今回の考古学・歴史ニュースは「メキシコにはたくさんの文化遺産があるんだよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
当サイトでは以前より、メキシコは国を挙げて考古学調査と古代遺跡の観光地化に力を注いでいるんだよ!ってお話をしてきたかと思います。
というのも、、、
メキシコの古代文明と言えば、恐らく最も有名なのは『アステカ文明』ですね。
1521年にコルテス率いるスペインのコンキスタドール達によって陥落した首都テノチティトランは現在のメキシコの首都であるメキシコシティの地下に眠っています。
次いで有名なのはきっとユカタン半島北端に位置するチチェン・イツァ遺跡ですね。
当サイトの管理するYoutubeチャンネルでもトップ画に使ってる「エル・カスティーヨ(城塞と呼ばれる神殿)」で有名な遺跡です。
こちらのチチェン・イツァに関してはマヤ文明、あるいはトルテカ文明に帰属する遺跡です。
このようにメキシコはたくさんの古代文明、古代遺跡が存在する国のひとつなのです。
なのでエジプトのように古代遺跡を中心とした観光業に力を入れています。
またエジプトのようにメキシコの北部には特に乾燥地帯がかなり広がっていますので、遺物や遺構の残りが良いというのも文化遺産活用が活発な国が有する共通点だと思います。
今回紹介するのはメキシコ北部、チワワに所在するフアポカ遺跡です。
チワワはその名の通り、あの日本でも大人気な小型犬のチワワのふるさとです(*・ω・)ノ
フアポカ遺跡はカサス・グランデス文化に属しています。
この文化は8世紀頃に生じ、その頃は狩猟採集生活が続いていました。
大きく発展し、人口も増加したのが13世紀から14世紀にかけての頃と考えられています。
このフアポカ遺跡はカサス・グランデス文化の中心地ではありませんが、断崖絶壁に造られた住居で有名です。
メソアメリカ諸文化はかなり類似点が多いです。
恐らく長距離交易 を通じて様々な情報が行き交ったのでしょう。
建造物の壁面に見られる『T字型の窓』も類似点のひとつです。
これは古代マヤ文明の古典期(CE250-1000)に帰属する建造物壁面にも多く見られるものです。
例えば、私の調査しているグアテマラの世界複合遺産、ティカルでも見られます。
マヤ文明研究においては「T字」は「イク(風の意味)」を表していると考えられています。
恐らく、古代マヤの宗教観における創造神・最高神であるククルカン(ケツァルコアトル)が、雨雲を呼ぶ風の神としての性格でも崇められたため「T字」が多用されたのだと思います。
(これ私の意見、というか感想……直感?(笑) ちょっと宗教関連疎いので近いうちに先行研究を調べておきますね( -д-)ノ)
実際にこの「T字」文様は土器の図像等(彩文・刻文)にもよく現れます(*^・ェ・)ノ
おわりに
次回、また他のフアポカ遺跡の写真を紹介したいなと思います。
以前、カサス・グランデス文化関連について少し調べたことがあるので、カサス・グランデス文化とフアポカ遺跡について次回はもう少しだけ詳し目に記述できればと思います。
ところでちょっと行きにくいけど、こういうホテルとかいいですよね(・∀・)つ
そう言えば洞窟ホテルってどこかにあったような……
世界には様々な遺跡や博物館があります。
是非、色々と周ってみたいものです……
お金と時間に余裕があったらねっ!( ・Д・)
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コメント
コメント一覧 (2)
プエブロの岩壁集落のように有名になるかもしれませんね。
これからもよろしくお願いいたします。
いつもコメントありがとうございます。
メソアメリカ文化という意味で関係すれど、時期・地域共に専門外なため概説レベルで申し訳ありません(*_ _)ペコリ
写真映えするような、あるいな何か特徴のある珍しい遺跡があったら紹介するようにしますね!