2020ねん 10がつ 1にち(すいよーび、晴れ)

日付変わって、もう10月だ!(*^・ェ・)ノ

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arukemaya1011
↑カッコ良きもふもふ(*^・ェ・)ノ(「grape」の記事内画像より転載)



今回の考古学・歴史ニュースは「永久凍土の中からオオカミの頭部が見つかったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


まぁ今回のお話は考古学とは直接的には関係ありません。

ただ、考古学は人類を研究対象にするだけあって、どんな知識も役立つと、だから博学であれと教えられてきました。

その観点からすると、考え方によっては今回のオオカミの話も全く無関係ではないのです(*・ω・)ノ



さて、この度、ロシア北極圏の永久凍土から、約3万2000年前に死んだ成体のオオカミの頭部が、ほぼ完全な状態で見つかったわけですが、

*写真が生々しいので閲覧注意です( ・Д・)




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私的には「七つの大罪」に出てくるオスロ―に見えるんですけども……


めっちゃ似てません!??( ・Д・)




さて、話を戻しますと、


この厚い毛皮に覆われたオオカミの頭部は発掘調査ではなく、地元住民が発見したものです。


詳細な場所はシベリア地方ヤクチアに流れるチレフチャフ川の土手だそうです。


頭部の長さは41.5cmで、写真からも分かるようにとても良い保存状態で脳や軟部組織、力強い歯もそろっています。



古生物学者らによる分析の結果、このオオカミは約3万2000年前、氷河時代の更新世に死んだと考えられ、当時2~4歳だったと推定されています。


これまでに見つかっているオオカミは子どもばかりで今回のような発見は初めての貴重な事例だそうです。



arukemaya1010







おわりに

上に挙げた記事にも多少書いていますが、ヒトとイヌの関わりはとても古いものです。

所謂、オオカミは「タイリクオオカミ」を指しますが、この大陸ってユーラシア大陸のことです。

現在でもオオカミの主な分布はユーラシアの北端に集中してます。



とあるDNA解析結果ではオオカミからイヌへの分岐は13万5000年前とされています。

でもこれってネアンデルタール人とか旧人段階の時期なのです。

我々、新人は7~5万年前にユーラシア大陸に進出しましたから、ちょっと古過ぎます。

もしネアンデルタール人がオオカミの家畜化を開始したのであれば、センセーショナルな発見になりますね!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



別のDNAに関する研究結果では4万年前とか1万5000年前と言われています。

後者であれば、上に挙げた日本の縄文時代の事例とほぼ合致します。

縄文時代早期に当たる1万2000年前~7000年前にはイヌの痕跡が考古学的証拠として見つかっているからです。


前者であれば、まさに今回のケース(3万5000年前)が一つの面白い事例になるかと思います。

こういったレアな発見は、どうしても偶然に左右されてしまいます( -д-)ノ

しかしながらデータを積み上げて、いつの日かヒトとイヌの関係史における最初期のことが分かるといいですね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


それはともかくオスロ―可愛いっ!( ・Д・)


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