2020ねん 10がつ 10にち(どよーび、晴れ)
早速さぼったよ!明日年内最後の調査終わるから暫し待たれよ!( ・Д・)
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↑たまごは旨いよね(・∀・)つ(「温泉部」の記事内画像より転載)
今回の考古学・歴史ニュースは「人類は170万年前から温泉に入って、温泉卵食べてたかもよ!?( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
突然ですが、卵美味しいですよね。
完全栄養食としても名高いですしね(。・ω・)ノ゙
そんな、私たちの食卓には欠かせない卵ですが、私たちが食べているのは「鶏卵」です。
鳥の卵と考えた場合、私たちは一体いつから卵を食べ始めたのでしょうか?
卵の殻って脆い一面もあるのですが、残存しやすい側面もあります。
そのため考古学的証拠から、人類が卵を食べたと思われる最古の事例は500万年前と考えられています。
500万年前というとアルディピテクスの時代です。
アルディピテクスは約580万~440万年前の猿人で、よく教科書で出てくるアウストラロピテクスの前の最古の猿人です。
ひと昔前はアウストラロピテクスが最古だったのですが、1995年に変更になりました(*^・ェ・)ノ
この頃は人類はまだまだアフリカにいましたから、食べていたのはニワトリではなく、ダチョウの卵です。
石でガンガン叩いて割って食べていたと考えられています。
時代は下って、ネアンデルタール人や私たち現生人類と近い関係にあると考えられているデニソワ人は4万9000年前にダチョウの卵の殻を使った装飾品を作っていたことが分かっています。
このように鳥の卵の利用の歴史はとっても古いのですヾ(´ω`=´ω`)ノ
さて、「人類のゆりかご」、つまり人類発祥の地として知られる東アフリカには、人類進化の秘密を探る上で重要な地点があります。
それがオルドヴァイ渓谷です。
ここではアウストラロピテクスやホモ・ハビリスといった化石人骨が多数発見されています。
近年の研究で、上に挙げた写真のように地層の中の砂(鉱物組成)を分析していたところ、170万年のオルドヴァイ渓谷にはかつて温泉があった可能性が高いことが分かりました。
170万年前というと先ほどのホモ・ハビリス(240-140万年前)などの原人の時代に当たります。
この温泉の近くで原人たちが居住していた痕跡が見つかりました。
研究者によれば、偶然温泉に落ちて茹で上がった獣などを食べた可能性が高いと述べているようですが、、、
まぁ証拠はありません( -д-)ノ
なのでタイトルに書いたような、温泉卵や茹で卵を食べていたかも知れませんが、証拠はないのです( -д-)ノ
ちなみに、現生のサルの観察では、1匹のサルが芋を海水で洗って食べたところ、ほどよく塩味が付いて美味しかったため、
群れ全体が学習し、芋を海水で洗うようになったという事例が報告されています。
アフリカは遥か昔において湿潤であった気候が、人類の進化の歴史の中で乾燥気候に変わっていきました。
そのため人類は新しい食料を求めて様々な工夫をし、結果として分化していったという説もあります。
人類の発展は偶然の発見にかなり左右されている点が伺えますし、特に食文化に関しては飢餓の影響によってか様々なチャレンジャーを生み出した結果発展した部分もあると考えられます。
最初にナマコ食べた人とか凄いですよね?Σ(・ω・ノ)ノ
そういった数多のチャレンジャーのおかげで、現代の我々の食文化は非常に豊かになっていると言えると思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
そういう意味では、原人が温泉を利用して温泉卵やゆで卵を食べた可能性は十分にあると思います。
ただ土器の発生(1万6500年前頃)までひどく時間の開きがありますから、仮にそういった慣習が生じていたとしても、温泉の傍を離れて拡散し、やがて出アフリカを成す人類に直接的に引き継がれはしなかったでしょう(*^・ェ・)ノ
おわりに
故意に・慣習的に作る場合、温泉卵はどうかと思いますが、茹で卵あるいは燻製卵だったらけっこう古くからありそうですね。
特に「くんたま」は保存の観点から、その方法と効果にさえ気付けばとても有用です。
まぁもちろん初期人類は保存とか考えずにさっさと食べていたと思いますけども、、、
火の使用は北京原人による50万年前が定説ですからね。
人口がある程度増えないと食料の保存も考えないでしょうし、、、
なんだか食べ物の歴史に面白さを感じ始めたよ!( ・Д・)
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