2020ねん 10がつ 12にち(げつよーび、晴れ)

ひとつ峠を越えたが、年内まだまだ山あり谷ありだ( ・Д・)


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↑ダチョウの卵たちに囲まれた問題の品(*^・ェ・)ノ(「NOIZMOON」の記事内画像より転載)



今回の考古学・歴史ニュースは「コロンブスのアメリカ大陸到達直後に作られた地球儀があるらしいよ!?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


クリストファー・コロンブスと言えば、1492年にアメリカ大陸を「発見」したとして有名な人物です。

これは白人視点ですので、正確にはアメリカ大陸の先住民やその文化との「遭遇」と言えるでしょう。

現在ではコロンブス以前にヴァイキングがアメリカ大陸に到達しており、「ヴィンランド」と呼んでいたことが分かっています。

……このお話はまた別の機会に( -д-)ノ




他にもコロンブス以前に古代ポリネシア人が南米に到達していたとする説も出ています。


彼自身コンキスタドール(征服者)なのですが、コロンブスのアメリカ到達により、先住民人口が3分の1まで縮小しました。

こうして近年は判的評価を受けることが多いコロンブスですが、今回の地球儀の作成の件では彼の新大陸への到達時点である1492年が一つの重要な指標になります。



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これが問題のダチョウの卵です。

見つかったのは2013年なので、比較的最近ですね!( ・Д・)


卵の殻を利用して作られています。

ダチョウの卵を半分に切断して、比較的真球に近い形態を有する下半分を2つ組み合わせて作られているのです。


表面はエッチングという化学薬品などの腐食作用を利用した塑形ないし表面加工の技法を用いて世界地図が描かれています。


分析では卵の殻の老朽過程でカルシウム密度の約50%を失っていたことから1504年に作られたと結論付けられているそうです。



そして問題は3枚目の画像です。

アメリカ大陸が描かれているのですΣ(・ω・ノ)ノ


南米は描かれているのですが、北米はありません。

1504年ってコロンブスの到達直後ですし、どういうことなのでしょうか?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?





ハント・レノックス地球儀

こちらはハント・レノックス地球儀と呼ばれるものです。

1855年に建築家のリチャード・モリス・ハントによってパリで購入され、彼はこの地球儀をジェームズ・レノックスに贈りました。

そしてレノックスのコレクションは現在ニューヨーク公共図書館の所蔵品となっています。

この両名の名前を取って、「ハント・レノックス地球儀」なのです。



この地球儀は直径112mmの銅製で1504~1506年に作られたと推定されています。

1504年と言われているダチョウの卵の地図が見つかるまで最古の世界地図を表現した作品だったのです(*・ω・)ノ

そしてこのハント・レノックス地球儀にもアメリカ大陸が描かれているのです……





ちょっと考えてみた( ・Д・)

以上の2つの遺物はオーパーツ的に紹介されている記事が多いので、そういうものかと思いきや、、、

どちらもまがい物じゃないようです!( ・Д・)



でもなんか引っかかる……

ダチョウの卵のアメリカ大陸と、ハント・レノックス地球儀のアメリカ大陸を比べてみましょう!



ダチョウの卵の南アメリカ大陸しか描かれていない地図

左側の南アメリカ大陸しか描かれていない地図(ハント・レノックス地球儀のもの)


どちらも同じ地図でない?( ・Д・)




こうして見てみると、南アメリカ大陸は角度がおかしいけども良く描けてますよね。

分かりにくいけど、ドミニカ、ハイチ、もしかするとキューバまで描かれているかも知れませんね。

パナマの細さが上手く描けてないので、不明瞭ですが、中米は少なくともホンジュラスまで書かれていそうな気がします。

南アメリカ大陸の上に書かれた2つの島の左側がキューバならば、ユカタン半島までぎりぎり描かれていそうです。



コロンブスはハイチ、ドミニカの東に位置するサン・サルバドル島に最初に到着し、次にキューバ、そして現在のハイチ、ドミニカのあるイスパニョーラ島を発見しています。

その後ベネズエラに上陸していますし、正確には「南米大陸の発見者」と言えます。

まぁアメリゴ・ヴェスプッチの名前に負けていますけども( ・Д・)



コロンブスは殺戮・強姦・拷問など非道の極みを地で行きましたが、あっという間に1506年にはスペインで病死しています。

仮に本当にダチョウの卵やハント・レノックス地球儀が1504年の製作だったとして、彼の作ったであろう地図が基になっている可能性が高いですね。



何せ、コロンブスは「新大陸発見」の前に、航海士・地図製作者として一定の成功を収めていた人物ですから(*・ω・)ノ

だから2つの地図には彼の知らない北アメリカ大陸が描かれていないのでしょう(*・ω・)ノ



まぁそれにしても南米全体を描くには時期的に早過ぎますが、一部不正確な部分もありますし、黄金のありかを求めて拷問を行う中で地図作成を優先させていた可能性が高いと思います(*・ω・)ノ


やっぱり宝の地図って大事なので!( ・Д・)




↑これ、個人的には好きだし、ロマンあると思うよ!人気出ろ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


おわりに

不思議と言えば、不思議、、、

でも何となく分かりそうな気がしますね(*^・ェ・)ノ


こういった一見、難しそうで、でも解けそうな問題って「在野の歴史研究家」にさくっとクリアされる傾向にあると思います。

いつになるかな?

私自身、続報を楽しみにしています(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


結論:ダチョウの卵はオーパーツじゃ、無さ気!( ・Д・)


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