2020ねん 10がつ 16にち(きんよーび、晴れ)
最近YouTubeの「シークレット」を聴きながら寝てます(*^・ェ・)ノ
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↑対馬の位置(「Google Map」の画像を一部改変)
今回の考古学・歴史ニュースは「1200年も前の渡来仏が民家から見つかったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
発見の舞台は長崎県、対馬市です。
上に挙げた地図で分かるように、対馬は朝鮮半島の近くに位置する大きな島です。
その立地条件から、古代より大陸との交流が深い地域です。
邪馬台国について書かれていることで有名な魏志倭人伝の中にも倭国のひとつとして「対馬国」として登場します。
そんな対馬では渡来仏が多数発見されており、これまでに130体が確認されているそうです。
これらの渡来仏は中国や朝鮮半島で5~17世紀に作られたものと推定されています。
この中で比較的古い部類に入る8~9世紀の統一新羅時代に作られたものは新羅仏として知られており、日本では奈良時代や平安時代初頭に渡ってきました。
この新羅仏はこれまでに約30体確認されていましたが、今回民家で発見された新羅仏はこれまでに登録されていなかったものになります(*・ω・)ノ
仏壇に普通に飾られていたもので、家を片付けする際に博物館に調査を依頼したことで発覚しました。
下に写真を挙げましたが、新発見の新羅仏は高さ7.8cmの銅造如来立像です。
高く盛り上がった頭部の肉髻(にっけい)や、両肩からU字を描くように表現された衣紋(えもん)などが統一新羅時代に作られた仏像の特徴とのことです。
印相(いんそう)を示す手先は欠損しています。
また過去に火災に遭ったとみられ、表面の一部にその痕跡が見られます。
おわりに
新発見というと、職業病なのか「土から出た」と思ってしまうのですが、、、
今回のように民家やその蔵から発見、ないし『再発見』されることも結構あるものです(*^・ェ・)ノ
古代マヤ文明の多彩色土器が良い例ですが、見た目が美しく美術的価値の高い遺物は世界中に点在しているものです。
博物館だけではなくて、個人のコレクターの手元にあることも多々あります。
特別展以外でも、実は日本でも古代マヤ文明の遺物が見れる場所があったりします。
今回の件のように、個人収蔵の資料に対する調査やカタログ化がけっこう大事なのですが、そういう研究予算はなかなか獲れないものなので難しい側面があります。
コレクションを没収されることはありませんので、是非お家で眠っているお宝があれば近くの博物館等に連絡してみてくださいね(*^・ェ・)ノ
お宝は身近なところにもあるものなのです!( ・Д・)
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