2020ねん 10がつ 18にち(にちよーび、晴れ)
寝過ぎたため、この記事で乗り切るヽ(TдT)ノ
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↑ちょっと笑えるネコ(「ABEMA news」の動画より加工・転載)
今回の考古学・歴史ニュースは「新たなに発見されたナスカの地上絵はキモカワだけど、なんか怪しいな!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
Twitterとかでめちゃくちゃ人気になっているこのキモカワいいネコですが、何だか一般的に知られているコンドルとかの地上絵とは全然違いますよね。
まぁ確かにちょっと「下手くそ」な地上絵は他にも存在しているのでいいんですけども……
これ、本物なのかな?って思ってしまうのですが( ・Д・)
ニュースの内容では「ドローンの導入により低空での撮影が可能になったため、こうした発見がこれらかも期待できる」的なこと言ってましたけど、
元々、低空でなかった?( ・Д・)
それが人工衛星の写真とか使って、超高度から撮影した高解像度データから新しい地上絵をガンガンに見つけてたんでなかった?
上の写真で分かるように確かに斜面に配置されているから、真上からは見にくいかもしれないけども、、、
↑(同上)
どうですか?
どの映像も特殊な処理を施した結果として見やすく加工しているようには見えません( -д-)ノ
そして、遊歩道近すぎない?
2枚目の写真なんか、たぶん遊歩道からでも映るんでない?( ・Д・)ニャー!
報道内では、「斜面にあり、自然の浸食でほぼ見えない状態だった」と言ってますけど、
まぁ浸食ってもともと自然のものですし、、、
ナスカの地上絵って地表面に見られる暗赤褐色のレキや砂などを取り除き、下部にある明るい色の砂レキ層を露出させることで描いています。
つまり写真に写っている作業員らは、見つけた地上絵が見やすくなるように上に被っていたであろう余計な砂レキを除去しているのだと思います( ・Д・)
だから明らかに見やすいんですよ、きっと!(*^・ェ・)ノ
↓過去の地上絵関連の記事を読んで下さいな( -д-)ノ
↑ナスカのことにも触れてますよヾ(´ω`=´ω`)ノ
おわりに
コロナ禍で外貨獲得のために重要な観光業がヤラれている状況なので、無理やり作って宣伝してるのかと邪推してしまいましたが、
どうやら本物のようですね( -д-)ノ
ただ何でこれが古い時期のものなのか、謎です。
絵が下手くそだから?( ・Д・)
近くで土器が出たとも、地上絵を描くために用いた木杭が見つかったとも報道されていませんが、どうやって時期判定したのでしょう?(*^・ェ・)ノ
実は、アメリカ考古学ではかつて、彩文土器などに「修復・復元」と称して普通の絵の具で上塗りするということが行われていました。
「多彩色土器はかつてより美しかったに違いない」という偏見あるいは期待によって好き勝手に塗られていたのです。
現在では当然批判されており、そのようなことは行われておりません。
……では、この地上絵の事例はどうなのでしょう?
発見時の写真をしっかり保存していて、画像処理によって本来のラインを確認した上で、こうして「本来のライン」を明瞭に出しているのでしょうか?
地上絵の研究が現在どうなっているのか分かりませんが、
「新しい地上絵を発見さえすればいいって思ってる」とまでは言いませんが、
文化遺産の活用だけではなく、しっかりとした研究と分析による「本来の形」への復元・保存が大事なのではないかと思います(*^・ェ・)ノ
あるいは発見時の状態を維持するよう努めて、将来の研究を待つというのも英断ではないかと思います。
しっかりとやってかないと、いつの日か、たまにポッと現れる「ミステリーサークル」みたいになってしまう気がします( ・Д・)
やっぱ気になるな、
なんでこれまでの地上絵より古いって言えるんだろう……
……やっぱ、下手くそだから?( ・Д・)
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