2020ねん 10がつ 21にち(すいよーび、晴れ)
研究することは大変ではないけど、環境整えるのは大変だわ( ・Д・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑日本経済の柱、炭治朗様にあやかりたい( ・Д・)(みんなあげてる「twitter」の投稿画像から拾ってきました( -д-)ノ)
今回は「若手研究者は大変だよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
若手と言っても、「常勤職」に就いていない研究者のお話です。
現在の日本で、博士号取得後にそのまま常勤で就職できる人がどれだけいるのか謎ですけどね。
今回は完全に私のお話ですヾ(´ω`=´ω`)ノ
つまらない苦労自慢大会になるかも知れませんが、研究者の現実ってこんなもん!ってのがよく分かると思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
1.研究費の獲得が大変
まず研究者がぶち当たる最初の壁が研究費だと思います。
学費ってのもありますけど、この際忘れましょう( ・Д・)
最も有名な助成金は所謂「科研費」ですが、新規採択率は25%~30未満と言われています。
応募する内容にもよるので一概には言えませんがそんなもんです。
企業が出している助成金もありますが、
年齢制限や、テーマの制限が大きく、かつ採択率は多くの場合10%もない狭き門となっています。
申請数が30件程度で、採択数が1~2件なんてのもザラにあります。
しかも採択された人物は「~大学教授」みたいな、そもそも若手研究者の土俵じゃない場合も多いのです( ・Д・)
2.研究費が獲れたら獲れたで大変
上に述べたように研究費が獲れる研究者は一部の研究者に限られるわけですが、
大学のポストを持っていない若手研究者、特に私のような海外をフィールドにしている研究者は研究費が獲れるとどうなるのでしょう?
結論:正社員で働けません、むしろバイトすら限られてきますヽ(TдT)ノ
何でかと言うと、私はグアテマラがフィールドですから、研究費が獲れた以上、発掘調査等を行いにはるばる地球の裏側まで行きます。
調査地までの往復だけで約1週間かかってしまいますから、20~30万円くらいの航空券のことを思うと少なくとも1か月、できれば3か月近くは滞在したいと思うわけです。
でも日本で正社員で働いてて、年に1か月以上まとめて休みをくれるところはないでしょう( -д-)ノ
研究費は自分の生活費等には使えないという厳格な決まりがありますから、
生活費は別に稼がなければならない。
でも一年足らずで辞められるとこにしなければならない。
そう、アルバイト探しすら大変なのですよヽ(TдT)ノ
おわりに
当初の予定より短く切り上げました。
本当に苦労自慢大会になってしまいそうだったので( ・Д・)
まぁでも私はまだ恵まれている方です。
日本学術振興会の特別研究員(DC、PD)に採択されましたし、
大学の研究助成金や、科研費も獲れています。
学問の種別や研究テーマによって様々でしょうが、大学の常勤職でない若手研究者は大体みんな大変だと思います。
なので、どこかで見かけても決してイジメないでくださいね(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
今回は、研究者の育成が問題になっている現代日本社会において様々な記事を見かけますけど、一般化し過ぎてなんだかリアリティに欠けるなと思ったので記事にしてみました。
決して面白い話ではないですが、これが実情ということで、少しでもご理解頂けると幸いです(*・ω・)ノ
ま、私は何とかなるさ!根拠はないっ!( ・Д・)
↓マヤ遺跡の調査速報等をアップしてます!↓
↓登録者数、目指せ1000人!↓
↓逃避行動で実験考古学キャンプとかゲーム実況もやってるよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓
コメント