2020ねん 10がつ 30にち(きんよーび、曇り)
一年半前の記事が下書きのまま発掘されました( -д-)ノ
クロGは中国南部が起源の外来種とされており、今回の土器の証拠から約4300年以前に大陸から日本に渡来したか、あるいは実は外来種ではなく、日本在来種である可能性も考えられるようです。
一年半前の記事が下書きのまま発掘されました( -д-)ノ
今回の考古学・歴史ニュースは「土器の研究から、日本のGの起源が中国である可能性が分かったよ!」ってことです!
*本記事ではすべてのGをGと表記する方向でいきますね( -д-)ノ
この研究は熊本大学の小畑弘己教授によるもので、土器表面に対するレプリカ法(圧痕法)を用いたものです。
より正確には「土器圧痕のレプリカ法」と言います。
土器の器面(表面)に何らかの要因で押し付けられた痕跡(圧痕)に対して、シリコンを流して型を取った標本(レプリカ)を電子顕微鏡等で観察して分析する手法のことです。
対象となった資料は宮崎県、宮崎市田野町の本野原遺跡(もとのばるいせき)で出土したものです。
この本野原遺跡は縄文時代後期の遺跡であり、西日本において最大級の集落跡が発見されています。
この遺跡から出土した約4300年前の土器と約4000年前の土器の器面からGの卵の痕跡が見つかったわけです。
本記事内で述べている検出されたGの「卵」というのは実際には「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれるもので10~11mm程度のサイズだそうです。
この「卵鞘」の中に複数の卵が入っている構造なのです。
そのため「卵のさや」と書くのですね。しかし記事内では分かり易く、「卵」と表記します( -д-)ノ
今回検出されたGの卵は、中国南部が原産とされるクロGの卵と形態的に強い類似性を示しているということが分かりました。
クロGとは屋内に生息する種のGとして代表的なものです。
ちなみにこの屋内GであるクロGが縄文時代の遺跡から確認されたのは初めての事例のようです。
つまり今回の発見によって縄文時代の家屋の中にもGがいたことになります。
どうやら我々と”G”との戦いの歴史はとても長いようですね( ・Д・)
おわりにかえて、誰得? ”G”の歴史
現在の日本には、野生を含めると約50種類のGが生息するそうです。
そんなにいるのですねΣ(・ω・ノ)ノ
北海道産の私としてはほぼ海外でしか見ないのですが( ・Д・)
その50種類のGの中でも家屋内に住む種類はヤマトG、クロG、チャバネG、トビイロGなど10種類いるそうです。
ほんとそんなにいるのですね(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
こうした日本の屋内Gは、在来種のヤマトGとクロGの他は全て、原産地がアフリカだと考えられているそうです。
平安時代の文献にヤマトGとみられるものが記載されているのがこれまでの初出で、今回の発見でヤマトGがクロGと酷似する可能性が指摘されたわけです。
クロGは中国南部が起源の外来種とされており、今回の土器の証拠から約4300年以前に大陸から日本に渡来したか、あるいは実は外来種ではなく、日本在来種である可能性も考えられるようです。
こうして考古学ではGの起源にまで迫れるのです(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
……ところで、個人的にGというとモンハンしか出てこないんですけども、
まぁ少なくとも、、、
Gはモンスター!( ・Д・)
↓”G”が嫌いなひと~?(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓
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