2020ねん 11がつ 24にち(かよーび、くもり)

どこかで伏せてた分を取り返さねば(*^・ェ・)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースは使い方が謎!変な囲炉裏である『複式炉』が見つかったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は岩手県、北上市にある八天遺跡です。

岩手県の新聞記事が元ネタなのですが、写真が上の1枚しかないのですΣ(・ω・ノ)ノ

これだけだと正直、何も伝わらないので、他遺跡の事例の写真を紹介しながら本記事の紹介をしたいと思います( -д-)ノ




まずは八天遺跡での発見について概要を示しますね(*・ω・)ノ

八天遺跡は縄文後期の中頃(約3800~3500年前)の直径13mにも及ぶ大型建造物址が発見されたことにより、国指定史跡として登録されている遺跡です。

また重要文化財指定を受けている遺物も多数出ている有名遺跡なのです。

今回の発見では以前の発見よりも更に古い時期に当たる縄文中期の終わり頃(約4500年前)の竪穴式住居で囲炉裏(いろり)として使われた複式炉が発見されました。

他には縄文後期の初頭(約4400~4100年前)に帰属する、1.5mの深さの貯蔵穴も発見されています。

どうやらクリなどを入れていたようです(*^・ェ・)ノ

これらの発見により大型建造物が使われた時代よりも古い時代に既に集落が形成されており、この地に長く人々が生活していたことが分かったのです(。・ω・)ノ゙ 






珍しい囲炉裏、複式炉とは?

さて、タイトルにあるように本記事では複式炉を「謎の囲炉裏」としています。

何が謎かというと使い方が良く分からないのです( -д-)ノ

上に挙げた1枚目の写真のように、普通私たちがイメージする囲炉裏は上から吊っていて、皆で囲むようなタイプではないでしょうか。

おまけに何の役に立つのか分からん「魚を模したやつ」が付いてたりします( -д-)ノ

実はアレ、自在鈎の部品で、ヤカンなどをかける鈎の部分を上下させて固定するためにある横木と呼ばれるものだそうです。

火を使う場所なので、水に関係したものを飾って火事にならないようにするおまじないの意味があるそうです。


昔はあそこに魚引っかけて干したり燻製にしてた名残なのかと勝手に思ってました( -д-)ノ


さて、話を戻しまして、囲炉裏ってやっぱり一個のヤカンをかけたり、一個の鍋をかけたりするイメージですよね?

一方で2枚目の写真はジブリの「隣のトトロ」に出てきそうな古いカマドなのですが、これは二つの焚口があるわけです。

今回発見された炉は「『複式炉』だからこれ?」と思うかもしれませんが違います。

このトトロ・タイプは現代のキッチンでもよく見られる単にコンロが2つあるタイプです。

この場合、使いやすいように横に2つ並んでますよね?

もし縦に並んでたら、奥側を扱う際に火傷してしまいそうです。

そうです、なんと『複式炉は炉が縦に2つあるタイプ』のものなのですΣ(・ω・ノ)ノ


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複式炉の写真を見ても、「これはただこの角度から撮ったから縦に見えるんじゃないか!」と思うかともいるでしょう。

なので竪穴住居内における複式炉の配置図も用意しました。

まぁ住居内は広いので横方向からも使える気もしますが、まぁ『縦タイプ』なんです!( -д-)ノ

「複式炉」自体がレアな囲炉裏の形態で、主に東北地方で検出されています。

今回の記事は岩手県ですし、上に挙げた事例は福島県のものです。

使い方は先に述べたように「不明」なのですが、恐らく、石組みになっている部分で火を焚いていて、土器が二つ埋めてある部分は種火や灰、置き火のための空間だったのではと考えられています。

下に挙げた2枚の写真で分かるように、住居の中心側に土器が埋められていて、その外側に石組みがあります。

下の写真のパターンでは更に外側に石組みのない開けた空間があり、ここには薪を置いていたのではと考えられています。

東北地方で見られるこうした『複式炉』は、単に囲炉裏として機能しただけではなく、東北の寒さに耐えるために囲炉裏の有する暖房設備機能を強化したものだったのかも知れませんね(*^・ェ・)ノ






おわりに

囲炉裏ってなんだかとっても和風な気がするのは私だけでしょうか。

でも家に囲炉裏なんてないし、私は海辺とか山でバーベキューしに行って、その際はバーベキューセットというのか、金属製の箱みたいなのを持っていくわけですが、、、

そういう時に、たまに砂浜とか地面に直接炭を置いて貝などを焼いたような痕跡に出くわすことがあります。

マナー的には「炭もゴミも捨ててくなよ」と思いますが、考古学的には人類が残した痕跡として興味深さもあります( -д-)ノ

地面で直接火を起こし続けると、地面が焼けて焼土が残ります。

レアですが、これは考古学調査でも検出されるもので古いケースが一般的です。

時期が新しくなると、炉の形態としては「三石炉」が最初期の形態です。

3つの石の間で火を焚いて、石を支えにしてその上に土器を置いたりします。

昔の人も3つの支えだと安定することに気付いていたようですね。

皆さんも特に砂浜で見かけることが多いと思うのですが、誰かの炉跡を見つけたら観察してみてください。

面白いですよ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

そしてアクシデント等でバーベキューセットが使えない時は、適当な石を3つ拾って三石炉を作ってみましょう!

それだけで「文明度(?)」がアップしますので(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

……まぁこんな風に炉ないし囲炉裏というのもすごい長い歴史があって、日本国内でも海外でも様々な地域差があって面白いものなのです(*^・ェ・)ノ

何はともあれ、

囲炉裏で美味しいもの食べたいね!( ・Д・)



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