2021ねん 2がつ 2にち(かよーび、くもり)
124年ぶりの節分、、、語弊があるな( ・Д・)
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今回の考古学・歴史ニュースは「でっかくて可愛い勾玉が出たよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
さて、今回の舞台は奈良県、香芝市の狐井稲荷古墳です。
ちなみに読み方は「きついいなりこふん」です。
上に挙げた写真は確かに日本最大の勾玉なのですが、島根県松江市、いづもまがたまの里伝承館に展示されているもので、現代の作品です。
今回紹介するのは古墳から出土した遺物として最大のものになります(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
狐井稲荷古墳は5世紀後半に帰属する前方後円墳で、全長は70mあります。
周辺は住宅地になっていて、現在も古墳の範囲は私有地になっています。
この発見は2011年のものですが資料は非公開のままであり、2020年末に初めて一般公開されました。
さて、上に挙げた写真(右側)が国内最大の勾玉になります。
滑石で出来ていて、サイズは長軸約13cm、幅約10cm、厚さ約5.5cmで、重さは565gもあるそうです。
500gってけっこうずっしりとくるサイズ感ですよね(*^・ェ・)ノ
上の勾玉は皆さんの知っている「ふつーの勾玉」とは異なる形態をしていますが、これは「子持勾玉」と呼ばれるものです。
本体の大きな勾玉に小さな勾玉が付随している点が特徴で、この資料では小さな勾玉が10個付いています。
ちなみにこの日本最大の勾玉、実は古墳の立地する土地の所有者が庭仕事をしている際に、後円部の裾辺りで発見したそうです。
発見の経緯も面白いですね(・∀・)つ
さて、こうした子持勾玉は儀礼に使われたと考えられており、今回のように埋葬儀礼に関連しているようです。
古墳という埋葬形態が形態としてある程度規格化されていたように、この子持勾玉も規格化が進んでいた可能性があります。
これまでに全国で450点ほど確認されていますが、サイズは長軸10cm程度、幅5~6cm程度が一般的とされています。
今回のケースでは長軸13cmなのでちょっと長いくらいなので全国4位の長さ、幅が10cmと平均のほぼ2倍なのでこれが全国1位の幅ということになります。
なので国内で最大の勾玉となっていますが、実際に最大なのは幅と体積の点でということなります。
それでも国内最大級の勾玉なのは間違いありませんヾ(´ω`=´ω`)ノ
おわりに
この子持勾玉、、、
動物みたいに見えて何だか可愛いなと思ってしまうのは私だけでしょうか?カワ(・∀・)イイ!!
私はミニチュアとか小さいものが好きですが、この勾玉の場合は程良いサイズ感でいいですね。
本記事を通して、考古学ではなんがかんだ「最古」が一番人気ですが、「最大」とか「最小」もいいな~って思えました。
うむ、今度は可愛い子持勾玉について書こうかな!
考古学においても可愛いは正義!( ・Д・)
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