2021ねん 2がつ 8にち(げつよーび、晴れ)

今週さえ乗り切れば少し楽になる……と思い続けて幾星霜ヽ(TдT)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースはトレジャーハンターが本当にお宝見つけたよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はイギリス、スコットランドです。

今回は大好きなナショナルジオグラフィックの記事を参考にしたもので、写真も全てそこから転載しております(いつもながらその都度、リンクとクレジット表記をしておきます)。

発見されたお宝を紹介するのはサクッと終わらせて、『盗掘と文化財保護』について少し書こうかなと思います。

まぁそう書くとお堅い感じがするので、『お宝見つけたらお金になるの?』ってテーマでお話したいなと思います(*・ω・)ノ


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さて、イギリスと言えば「トレジャーハンターの国」なイメージを持っているのですが、、、

何故かというとそれくらいたくさん金銀財宝が地下に眠っていて、金属探知機でお宝を探すトレジャーハンター(歴史愛好家?)がたくさんいるからです。

実際にイギリスではほとんど全ての金銀財宝はトレジャーハンターによって見つけられています。

一方で考古学者がお宝を発見することはほぼありません( -д-)ノ



何ででしょう?( ・Д・)



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・・・



「考古学者はお宝を発見するために発掘しているわけではないから」です(*・ω・)ノ

どこの国の考古学者も基本的には税金や企業の助成金で研究しているわけで、何らかの研究テーマに沿って何らかの学術的課題をクリアするために調査を行っています。

皆さんも、もし「私たちが税金使ってお宝発見してヤッホイ!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」してたら怒るでしょ?

そうなのです、目的が全然違うので考古学者がお宝を発見することはほぼありません。

例えば建設工事などに伴う緊急調査、特に高速道路とかの大きな範囲を掘る際には確率的に出てくることもあるでしょう。

でも基本的にはないのです( ・Д・)



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今回紹介しているお宝たちも2014年にトレジャーハンター(お宝探し愛好家)が金属探知機を使って発見したものです。

もちろん全部ではありません。

発見者が博物館などに報告して、考古学者が派遣され、周辺の調査がなされたのです。

・・・・・・この時、土地の所有者と第一発見者であるトレジャーハンターにはお金が支払われるのですが、考古学者には支払われません。

誠に哀しいですねヽ(TдT)ノ

発見されたこれらのお宝はおよそ1000年前のバイキングの宝であることが分かりました。

丁寧に布などにくるまれて、2つのお宝の山に分けて埋められていたようです。

出土状況はお墓ではないので、まさに埋蔵金というか、童話や伝説に出てくるような『海賊の隠し財宝』ですねヾ(´ω`=´ω`)ノ





さて、盗掘と文化財保護法について少し述べようかなと思います( -д-)ノ

今回の件のように一般の人がもしお宝を見つけた場合、日本では「落とし物」扱いになります。

その辺で拾った「拾得物」と同じです。

古ければ古いほど、持ち主が現れることはないので、その価値が判定され20~50%くらいのお金がもらえます。

このお金は大体の場合、土地の所有者と折半になります。

これが比較的新しい時期の「拾得物」、例えば明治期とかになると、直接の子孫がいる場合があるので、その家族に通達が行くことがあります(*・ω・)ノ

この埋蔵文化財保護法の内容は各国によってまちまちで、例えばイギリスの大部分では「300年以上前の金銀製の遺物」に関しては価値が査定され、市場価格がそのまま支払われます。

価値の査定は主に有名博物館同士が争うオークションで決定されることが多く、対象は金銀財宝ですから結果として5000万円とか億単位の金額が支払われることさえあるのですΣ(・ω・ノ)ノ

……考古学者やめて、イギリスでトレジャーハンターやろうかな( ・Д・)

って思えるくらいの額ですね( -д-)ノ


ちなみにスコットランドでは金銀以外の製品も査定され、且つ時期の新しいものも対象になります。

アメリカでは州法によってまちまちで、あまり保護されていません。

その代わり、アメリカでは海の中で見つけたお宝は州法によりますが20%程度税金として払うだけなので、たくさんもらえます(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

一方でイギリスやスペインでは世界中の海の中に「かつての王家の船」がたくさん沈んでいることが歴史史料で分かっていることもあり、見つけても王家のものになってしまいます。

アメリカにとっては「他国のもの」だからどうでもいいんでしょうね( -д-)ノ

しかし公海で見つけてしまうと法的に所有者と思われる各国と争うことになるので、『盗掘』というか『ネコババ』が起きます。

この「盗掘」や「ネコババ」は世界的に見て、土中の考古学資料に対しても多々見られます。

グアテマラなんか「盗掘天国」と揶揄されるくらいです(´・ω・`)

その点、イギリスでは盗掘行為は少なく、発見者は皆報告する傾向にあります。

だって、「正しく査定されて、その額がそのままもらえる」んだもの(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

ただでさえ発見至上主義な古風な考古学者が多いのが事実だから、「イイモノ」出した考古学者に対する保護が必要だなんて言わないから、

「盗掘による考古学データの消失」を防ぐためにも、埋蔵文化財保護法の見直しと整備をお願いしたい!

もちろん日本の埋蔵文化財保護法はしっかりしている方だとは思うけど、部分的な見直し・改善は常に必要、重要だなと考えさせられますね(*^・ェ・)ノ



↓財宝やっほい.。゚+.(・∀・)゚+.゚



↑お宝関連記事(*・ω・)ノ

↓こんな事件もあったね( ・Д・)

↑日本では盗掘なんて対岸の火事だと思ってたやヽ(TдT)ノ



おわりに

海外の博物館は立派なところが多いし、運営もしっかりしていて、何と言ってもお金持ちですよね(*・ω・)ノ

それに比べて、日本の博物館ってたくさんあるんですけども、運営が厳しいせいで民営化が進んでもう長いこと経ちますね。

そうした中、資料調査の際の写真撮影や資料化作業に対して、1点当たり3000~4000円の料金を徴収すると言っている博物館もあるくらいです。

お金に困ってるのは分かるけど、博物館が所蔵している資料は、今現在は民営化の結果、運営会社の管理下にあるかも知れないけど、そもそも「税金」による調査で出土して、収蔵されるに至ったものではないの?

個人のギャラリーならいざ知らず、県・町立の博物館がやることではないと思います。

というかそんな博物館の資料使わんよ!

資料調査でいったい総額いくらかかるのか分からんじゃないヽ(TдT)ノ

まぁそう思うと、現在無償にも関わらず色々と忙しい中、個人的な資料調査に協力してくださる博物館や地方自治体等の学芸員諸氏には頭が上がりませんね。

改めて感謝ですヾ(´ω`=´ω`)ノ


……博物館収蔵資料閲覧の有料化か、どこも大変なんだろうけども

こんな世界に誰がした!?( ・Д・)



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