2021ねん 2がつ 11にち(もくよーび、晴れ)

さて、1日2本書かなきゃ遅れを取り戻せないね(´・ω・`)

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今回の考古学・歴史ニュースはもっぱらサメ獲って生きてた先住民文化がブラジルに存在したよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はブラジル、リオ・ド・メイオ遺跡です。

この遺跡はブラジルの南海沖にあるサンタ・カタリーナ島にある遺跡です。

リオ・ド・メイオ遺跡では大きな「貝塚」が見られます。

日本でもよく見られるあの「貝塚」です。

日本の貝塚からは、様々な種類の魚骨、ウニトゲ、フジツボ、カキなどの貝殻、イルカやオットセイの海獣類の骨がよく出ます。

貝塚やその付近からは人骨も出ます。

ちなみに日本近代考古学の父であるエドワード・モースが大森貝塚を調査した結果、「古代日本人は人喰い人種だった」と述べた有名なエピソードがあります。

貝塚は多量の貝類などがあるのでアルカリ性の小山になっており、日本の酸性土壌ではなくなってしまうような人骨も残りやすいというのが理由のひとつです。

また単純に「貝塚=ゴミ捨て場」ではなく、貝塚が儀礼の場であったというのが大きな理由になります。

本当に「食人」があった場合、骨にその痕跡が残るものなのです( -д-)ノ

ちなみに今回紹介するブラジルの海岸に見られる貝塚はサンバキと呼ばれており、大きなものでは7階建てのビルの高さがあるとか(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

このサイズからしてサンバキは明らかに儀礼的な目的で積まれた遺構のようですね。

さて、そんな特徴・性格を有する貝塚ですが、リオ・ド・メイオ遺跡の貝塚では変わった物が出土するのです。




それは「サメの歯」です(。・ω・)ノ゙

上に挙げた写真は標本なので顎付きの状態です。

話はややそれますが、古代のメガロドンは現代でもとても人気でパニック映画にもよく登場しますが、メガロドンの体長は歯の化石からおおよその推定をしたものであることもよく知られています。

これはメガロドンやサメが「軟骨魚類」なのでほとんど歯しか残らないからなのです。

なのでこのリオ・ド・メイオ遺跡の貝塚でも歯ばかり出てきます。

本当にたくさん出てくるので、個体数を推定してみたところ、どうやらこのリオ・ド・メイオ遺跡に住んでいた人々はサメの肉を主に食べていて、それは全体の食事量の半分以上を占めていた可能性があると考えられています。

分析では食べていた肉の54~75%がサメであったと推定しています。

彼らが獲っていたサメの種類も豊富で、ハンマーヘッド、タイガー、ホオジロザメなど、体長10フィート以上、体重1000ポンド以上のサメを含む15種のサメ、そして小型のサメを47種を同定できました。


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そしてリオ・ド・メイオ遺跡の人々は上に挙げた写真がのようサメの歯を加工して道具として使っていました。

ちなみにこの写真は展開図状になっているので、左右は同一の資料であり、左が表面、右が裏面になっています。

このサメの歯の下部には2つの穿孔痕があります。

この穴に紐を通して木製のシャフトに縛り付けて固定した上で、切削工具として使用したと推定されています。

こうしてサメを獲り、その歯を加工して利用するという風習は約8000年前から1500年代まで続いていました。




おわりに ー武器としてのサメの歯ー

実験考古学では黒曜石製の石槍や細石刃を用いた槍を作成して、海獣などの動物に対して実際に使用してみるというものがあります。

今回の発見を受けて、実験考古学の一環としてサメの歯を実際に鏃として使用し、ブタに向けて弓をを射てみたそうです。

するとサメの歯の矢はブタの厚い肉に十分に突き刺さり、鏃である歯が破損することはありませんでした。

肋骨などの骨に当たった際にのみ破損しました。

ちなみに黒曜石の石槍だと肉にしっかり刺さりますが当たった衝撃で先端が折れてしまいます。

なので再使用するために再度加工が必要なのです。

ちなみにギザギザなサメの歯は、魚の鱗取りにも有用だっただけではなく、のこぎりとして木材を切断するためにも有用でした。

サメの歯、万能!( ・Д・)



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