2021ねん 7がつ 1にち(かよーび、晴れ)

サイゼの旨辛チキンとミラノ風ドリアが美味しいらしい( ・Д・)

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今回の考古学・歴史ニュースは可愛い出土品を紹介するよ!&約2000年前に古代のドラクエ!?&超古代文明についていつもとは異なる切り口で考えてみたよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は北米なのですが、まぁとりあえず置いておきましょう・・・

今回の記事はなんだかたくさん盛り込んだ内容になっていますが、ちゃんと全部関係しているのです。

ただの欲張りさんではないのです(*・ω・)ノ


↓みんな大好き、超古代文明系の記事はこれしかない( ・Д・)


↑現役考古学者が書いてるんだからそりゃそうさ( ・Д・)


なんだか最近、Youtubeも面白いのなくなってきたな~って思うんですよね。

まぁ物理学とか生物学とか面白いけども、、、

超古代文明系がないんですよ。

ふふふって微笑みながら何も考えずに見れていいのに、「古代の宇宙人」くらいしかないし、さらにそれも新ネタないし(´・ω・`)

なので、自分で超古代文明ネタを作ることにしたのです。

これまでの記事とかで書いたように、「オカルト」でタグ検索するとそれなりに出てくると思いますが、私はこれまで考古学のプロの立場から超古代文明ネタは何でもかんでも一刀両断にしてるんですよね。

それだとあまりに不憫かなと思って今回は超古代文明を信じてる方々に助け舟を出すことにしました。

出すだけで、ちゃんと否定はしますけどね( -д-)ノ



↓「オカルト」タグで探すとけっこう記事あったΣ(・ω・ノ)ノ


↑下の記事は現実的だし、ロマンもあって面白い。いずれ定説になる気がする(*^・ェ・)ノ



超古代文明を信じてる?

Youtubeとかたまに超古代文明を信じてる人っていますけど、あるいは「ムー」の関係者とかファンとか、、、

まぁ配信してる方は本当に信じてるのか不明(お金になるしね( ・Д・))ですが、ファンの中には信じてる人もいるでしょう。

信じてる方々っていちいち書くのが面倒なので、以後、「ファン」って表記しますね。

さて、超古代文明の話になるとファンが良く言うセリフに「考古学者がまだ見つけていないだけ」ってのがあるんですけど、これ考古学調査に参加したことある人なら誰でも分かる変な反論なのです。

何で変なのかは・・・Youtubeの考古学講座で近い内、考古学の発掘調査がどのようなものなのかを説明するので期待していてください。

ここでそれを述べるとまた一刀両断になってしまうので全力で回避します( -д-)ノ



さて、私が思うに、大体「超古代文明」に関するプロとファンの衝突があった場合、「これまでに見つかってないのだから存在しない」VS「見つけるのがお前らの仕事だろ」って構造なんじゃないかと。

ずっとここに停滞している気がします。

まぁしょうがないんですけどね。

ファンは素人ですから反論の手段がほぼないし、考古学者は基本的に相手にしないので、何かしらの理由で否定しなければならない時は伝家の宝刀を迷わず抜いて一刀両断するわけですから。

この停滞的な状況下において先に挙げた過去記事の「NASA」の記事は面白いなって思ったのです。

記事内に書いたように考古学的にはさすがにどうかと思うけど、「これまでとは異なる新しい視点で超古代文明の可能性について言及」した点で面白いと思ったのです。

だから私もここでファンへの助け舟として「もし超古代文明が存在したらどのような状況になるか?」の一例を提示し、ものの考え方、考古学者との戦い方を示します。

我々は「モノ」(遺物・遺構)を研究対象として扱うわけですから、ファンの皆様も迷わずモノで戦いましょう!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



ところで約2000年前のドラクエの痕跡を見つけたよ!( ・Д・)

さて、ここで皆さんが気になっているであろう約2000年前のドラクエの痕跡について紹介しますね。

場所は北米です。

カリフォルニア州の南海岸におけるネイティブアメリカンの一族、チュマシュ族に関係する遺物で約2000年前のものになります。

彼らに関係する遺物の中で、私が見つけたのは、みんながよく知っているであろうドラクエのアレです!



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arukemaya1608a
↑じゃ~ん!( ・Д・)


そう、ドラクエと言えば「スライム」

これ、めちゃくちゃスライムに見えません???



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どうですか?

スライムに見えました?

雑な加工で申し訳ございませんが、これは遺物の右側を消したものです

本来の画像はこちら!(*^・ェ・)ノ





これは「クジラ」を模した石製品です。

材料はブラックステアタイトで、「黒色の凍石(とうせき)」です。

凍石は滑石を主成分とする柔らかい石材で、近くに位置するサンタ・カタリナ島で採取された石材を加工して作られたものだと考えられます。

この品自体はオークション品なので、正確な情報は少なく、実際の年代もCE250-1750ととても曖昧です。

超古代文明説の立場に立つ人がよくやる手法に習い、一番古いCE250年を採用し、且つ、「おおよそ」ということで年代を盛って「約2000年前」と表記したのです。

例えば文献史学だと250年の差は大問題ですが、分野によっては「誤差」の範囲でしょう(地質屋なら気にもしないでしょう( ・Д・);ちなみに私的には250年はデカイ)。

・・・要は約2000年前の古代ドラクエの痕跡だなんて嘘なんですけど、まぁなんでこんなこと書いたかは、後に書きます。

その前に他の可愛いくじらを見てみましょう。




上下に挙げた2点も同じチュマシュ族の遺物です。

ステアタイト製なのも同様です。

この2点を所蔵しているシアトルとモントレオールの博物館では遺物の年代をCE1200-1600としているので、最初に挙げたスライムに利用した遺物もその年代の可能性が高いですね。

上に挙げた遺物では、くじらの目に使われている文様と類似のものが複数、側部に施文されています。

スライムに利用した遺物にも同様の施文部が見られ、この内の一つを目として私が利用したわけです。


それにしても下のくじらは本当に可愛い!

現代でも通じますよね?(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!







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