2024ねん3がつ 5にち(げつよーび、晴れ)

やば、また三カ月さぼった、すまぬ!( ・Д・)

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↑烏帽子って売ってるのね( ・Д・)(「SHIGEMORI ONLINE STORE」の商品画像より転載;商品詳細ページに飛ぶので注意、いつも通り回し者じゃないよ)



今回の考古学・歴史ニュースは鎌倉時代の烏帽子が見つかったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



今回の舞台は滋賀県大津市にある里西遺跡です。

近くの道路工事に伴う緊急調査の際に見つかったそうです。



まぁよく残ったよね。

ひとまずモノを見てみると、、、


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↑こんな感じ、画像ちっちゃいけど(「NHK NEWS WEB」の記事内画像より転載


サイズは幅 27cmで高さ 22cm。

絹製で漆の上塗りがしてあります。



最初に挙げた画像と形が違うように思えますが、

これは「折烏帽子(おりえぼし)」です。

元の形状から二回折りたたんでいるため三角形の形になっているのです。



見つかった遺構は、長軸 1.3m、短軸 1.0mの墓穴で、その中に長軸 1.1m、短軸 0.7mの木棺がありました。

木棺内には副葬品としてこの折烏帽子1点の他に、短刀1点、土師器皿11点、青磁碗1点、鋏(ハサミ)1点が含まれていました。



「レアな発見」ばかり追うような考古学者は嫌いだけれど、やっぱり墓は情報豊かでいいよね~って再確認するような良き発見事例ですね(・∀・)つ

滋賀県埋蔵文化財センターにて2024年4月5日までの平日の間は公開されているそうなので行ける方は是非この機会に見に行ってみてくださいな。




おわりに

上に挙げたものは茶道具の水差しなんですけれど、その形状から「烏帽子箱」と名付けられています。

あの烏帽子、普段はこうした形状の箱に入れて、形が崩れないように保管していたようですね。



折烏帽子は武士の被り物として行動し易いように折り畳んでいたことから「侍烏帽子」とも言います。

ということは今回の発見の被葬者は鎌倉時代のお侍さん?

あるいは副葬の過程で折り畳む風習でもあったのでしょうかね?

そして結構コンパクトに折り畳んでいたようですが、そのサイズ感の場合、烏帽子箱は使っていなかったんでしょうかね?



ニュースひとつ取っても興味関心が広がるのはいいことですし、考えたり、調べたり、思いをはせるのも楽しいものです。

伝われ~!ヾ(´ω`=´ω`)ノ



何はともあれ、

私の古代以降の知識の無さよ!( ・Д・)



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