2024ねん 4がつ 21にち(にちよーび、晴れ)
やっぱ健康第一だね(定期)(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の考古学・歴史ニュースは「川から古墳!?( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今回の舞台は滋賀県、近江八幡市江頭町です。
ここに日野川という川が流れていて、上に挙げた地点で円筒埴輪が6点1列に並んだ状態で見つかりました。
上の写真だとパッと見は分かりにくいのですが、、、右手に白色や黒色の土のう袋(?)の列が見えると思いますがその辺りが発掘現場となります。
よく見ると調査地点の真ん中ぐらいになにやら細かな『破片群が縦一列』になっているのですがわかりますか???( -д-)ノ
↑これならより分かり易い!(やばい、リンク先忘れたヽ(TдT)ノ)
上に挙げた写真が、最初の写真の右手側から撮影したものです。
なので奥に少し川が見えている状態です。
これだと真ん中に破片群が「横一列(やや左肩上がり)」になっている状態が分かり易いかなと思います。
ちなみにその破片群の下側には青みがかった灰色っぽい地面が見えていますね。
これは『グライ土(無機質水成土壌)』です。
川の傍ではけっこう見られます。
というのも水分が絶えず供給されることで酸素不足になって(この現象はレアな遺物が残る理由としてもこれまでに何度も紹介しました)、その状態で土壌や粘土中の鉄分が還元すると青灰色や緑灰色になるのです。
土壌や粘土のグライ化なんて風にも表現します。
↑たくさんの土器片(やばい、リンク先忘れたヽ(TдT)ノ)
さて、もっと寄って撮影したものがこれです。
先ほどの写真の左側から撮ったものですね。
なので、左手に乾燥した地表面が見えていて、右手にぐちゃぐちゃな地面(グライ土側)が見えています。
破片群も奥側のものはかなり形が残っているようです。
これで円筒埴輪6個体分……?
もっと多い気がするけれど、まぁいいでしょう( ・Д・)
見つかった破片試料群を接合するとこのような感じになります。
博物館の古墳時代のコーナーでは、特に右側のものは見たことがあるのではないでしょうか?
さて、タイトルは「川から古墳!?」ですが、これだと河岸から埴輪が見つかっただけの話になってしまいます(´・ω・`)
この写真には補助線が入っています。
埴輪は古墳の上に列を成して並べていることが通例です。
下側の黄色のラインが先ほどまで見てきたものです。
なのでやや左肩上がりのラインでしたね。
ってことは対になる埴輪のラインがあるはずで、それが上側の黄色のラインになります。
つまりこの地点にかつて前方後円墳があって、埴輪はその上に並んでいたのです。
長い時間経過や造成工事によって河川の経路が変わったため、古墳は削れてしまい、水没することになったようですね( ・Д・)
ほんとレアな発見だと思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
おわりに
今回、渡航中に書いていたものを時間が経過してから書き終えたため、写真のリンク情報を失念してしまいました( -д-)ノ
まぁ主に「滋賀News」のはずです……
これを機に、『書く時は一気に仕上げる』ように致します。
そして……時間ある時にリンク調べて追記しますね(*^・ェ・)ノ
何はともあれ、
レアな発見っていいな!( ・Д・)
↓マヤ遺跡の調査速報等をアップしてます!↓
↓登録者数、目指せ1000人!↓
↓逃避行動で実験考古学キャンプとかゲーム実況もやってるよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓
スポンサードリンク
コメント