2024ねん 5がつ 5にち(げつよーび、晴れ)
数学とダーツやりたい欲がすごい今日この頃( -д-)ノ
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今回の考古学・歴史ニュースは「南九州で最古級の古墳が見つかったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今回の舞台は鹿児島県鹿屋市、名主原(みょうずばる)遺跡です。
古墳は全国で約16万基も見つかっています。
1位は兵庫県の約1万9000基ですし、数だけで見るとバラつきがあるのですが、やはり数だけではなく、規模・大きさを考慮すると機内が中心地だなという印象があります。
今回は鹿児島県、ということで南九州なのですが、畿内からはとっても離れているわけです。
実際に鹿児島県における古墳の数は約500基で37位です。
北海道、青森県、秋田県など0基の県もあるので、(北海道式古墳は別物です( -д-)ノ)、鹿児島県の古墳数は下位と言えます。
弥生時代から社会の複雑化、階層化が進行して、階層化社会のひとつの指標とも言える巨大なモニュメント、つまり日本では古墳が造られるようになるわけですが、
古墳の形状とか造り方なんかは恐らく畿内(中心地)から外側に広がっていったはずです。
なので南九州への到達はかなり遅かったと考えられるわけですが、、、
今回は古墳時代前期の古墳が見つかったということで、どうやら南九州地域での階層化社会の成立と古墳建造文化への参入は物理的距離の問題を切り抜けてどうやら思ったより早かったようだということが分かったのですヾ(´ω`=´ω`)ノ
上の写真を見て分かるようにかなり大規模な調査です。
つまり今回の調査は道路工事に伴う緊急調査なのです。
記事内の1枚目の写真で確認できるように周りが畑ですよね。
なのでこの地点も元々畑だったと思われます。
だから土がまっくろくろすけ(腐植土/黒色土)なのです。
見つかったのは直径およそ20mの半円形の溝です。
その内側の高まりが古墳の墳丘部だったのですが、後世の人間活動、つまりは畑を作る際の土木工事などで削平されて残っていません。
お墓の部分も削られて失われているので、人骨も副葬品も見つかっていません。
しかしながらこの遺構や周辺部からの出土品によって古墳時代前期に築造された古墳であると推定されています。
古墳は群集墳になっていることが多いですが、この古墳は単独で存在し、サイズも大きなものです。
大隅半島の塚崎古墳群も古墳時代前期に帰属しますが、この古墳から出土した土器の様相から同時期かやや古い可能性があります。
総合して考えると今回の名主原遺跡の古墳は南九州最古の古墳である蓋然性が高いと言えます。
今回の発見は、古墳の広がり、社会の複雑化の進展、大和王権の成立を考える上で重要な発見です。
特に大和王権の影響が北九州までではなく、南九州までこれまでの想定よりも古くから強くあったと考えられる点で大きな発見と言えるでしょう。
おわりに
先ほどの上空からの美しい写真見るとやっぱドローンいいな~って思います。
やっぱ調査やってると真上から撮りたいもんね!
でも問題が4点あるのです・・・
①高い
②海外に持っていけるか謎だし、運搬機材が増えてやだ
③ジャングルの中だと枝葉にぶつかって壊れそうw
④そもそも今のダブルワークじゃ現地に私が行けないヽ(TдT)ノ
まぁその内、アカデミアに戻ったら、許可関連確認してから研究費ゲットして購入するかな~
ってことで、
何はともあれ、
まずは前回の調査で壊れた一眼レフ修理しなきゃ!( ・Д・)
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