2024ねん 5がつ 13にち(げつよーび、めちゃ雨!)

風邪ひいて痰がまだ絡む~(TДT)

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今回の考古学・歴史ニュースは戦国時代の籠手がいい感じで出てきたので公開するぜ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


今回の舞台は埼玉県行田市の忍城跡です。

2019年の発掘調査時に保存状態が極めて良好な籠手が出土しました。



長さ59.6cm、最大幅45cmの鉄製の籠手でした。

鉄製であるのに保存状態が極めて良好なのは出土地点の環境によります。

今回の出土位置は、忍城の本丸と二の丸の間の堀の底付近でした。



出土地点が堀の跡ですが、長いこと水に浸かっていたことから良好な状態で保存されたと考えられます。

ちなみに出土状況としては右腕用の籠手が左腕用の籠手の上に重なって固着した状態でした。

2019年の発見なのに2024年5月になってからの一般公開となった理由は保存処理と、この固着状態からの解放に時間を要したということです。






おわりに

博物館に行くと戦国時代の刀剣や甲冑ってけっこう展示されていますよね。

まぁ「刀剣女子」とか生まれるくらいに全国にはたくさんあるのでしょう。



そういったものは基本的に伝世品だと思います。

それに対して今回の発見は考古学的なものなので、出土地点・状況のデータがあることが特異ですね。

堀の中からは他にも様々な出土品が出ていて、それらからの類推により今回の展示の目玉となっている籠手の帰属期間は1400年代後半から1500年代前半と考えられています。



展示は埼玉県行田市の郷土博物館にて展示中です。

籠手の他にも忍城に関連した具足や刀剣類を含めて計37点公開しているそうです。



とりあえず、戦国期の籠手がほぼ完全な形で発掘されるのは激レアなので、是非見に行ってみましょう!




何はともあれ、

戦国時代は人気あっていいな!( ・Д・)



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