2024ねん 6がつ 28にち(きんよーび、大雨)
少ない研究時間の中よくやってると思うのだが!が!( ・Д・)
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↑まだ飲めるよ?シリーズに新たな仲間が加わったね( ・Д・)(「CNN.co.jp」の記事内画像より転載; credit: /Daniel Cosano/Juan Manuel Román/Dolores Esquivel/Fernando Lafont/José Rafael Ruiz Arrebola)
今回の考古学・歴史ニュースは「2000年前の古代ローマのワインが見つかったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今回の舞台はスペイン南部のカルモナです。
ヨーロッパの街並みって古めかしいカッコイイ感じがしますが、実際に古い住宅ってたくさんあるんですよね。
完全に壊さずに必要に応じて修復したり、補強したりして住み続けています。
伝統的な住居は趣あっていいですよね、実際に住むのは大変そうだけれども!( ・Д・)
スペインでもそうした風習はあって、今回の発見はそうした古い住宅の改装工事に伴って発見されたものです。
下に挙げた写真のように屋根がアーチ状になっているカタコンベ(地下墓室)状の遺構が発見されました。
カタコンベ内では骨壺に骨を入れるために遺体を火葬したと思われる痕跡があり、その薪の痕から象牙が検出されたようです。
恐らく儀礼的に遺体ともに焼いたのでしょう。
ニッチ(壁の中の窪み)の中に骨壺などが入れられていたわけですが、その蓋を開けてみたところ、液体状のワインが見つかったのですΣ(・ω・ノ)ノ
ワインなどの食べ物や飲み物は考古学の発掘調査によって土器や陶器の中から見つかります。
でも基本的には『残滓』として僅かに残っていて、理化学分析によってその正体が分かります。
今回のケースでは『液体のまま』のワインが残っていた、というのが凄いことなのです。
特にアルコール分などは揮発しやすいですし、本当にレアな発見なのです。
しかもその総量は約4.5L!( ・Д・)
これは本当にすごい量です。
発見時、液体は赤みがかった様相でしたが、科学分析の結果、赤ワインにのみ含まれる物質「シリング酸」が含まれていなかったことから、元々は白ワインだったと推定されています。
おわりに
これまでも考古学で見つかっている液体状のワインはいくつかあって、当サイトでも記事にしてきましたが、最古でも1700年前?
今回の発見にある墓の古さが2000年前で確定ならば最古の記録更新となります。
ちなみに上に挙げた写真は1774年産の最古のワインです。
こちらはオークションで購入できて、飲めるものとして最古のものです。
過去にも同年産の黄ワインはオークションに出されていて、その時の価格は500万円~700万円ほどだったそうです。
ワインって高いですよね……
何はともあれ、
ワインの味はよくわからん!( ・Д・)
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