2024ねん 7がつ 27にち(どよーび、晴れ)

昨日休憩すらもらえんかったヽ(TдT)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースはRPG序盤装備として有名なあの子が見られるよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


今回の舞台は福岡県糸島市の深江石町遺跡です。

上に挙げた画像やサムネの画像がまさに復元図としての「きのよろい」なのです。

弥生時代に生産されていたもので、この遺跡が生産地だったようです。




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上に挙げたものが同遺跡の平面図です。

「8」というか「B」みたいな形のラインが見て取れるかと思いますが、これがトレンチ(実際に掘ってる範囲)です。

図面の解像度が粗いのでよくわかりませんが、左側が居住域でその辺り(黄色の部分)から遺物がたくさん出ているようです。



右側が木工を行った場所で木甲も出土しています。

不出来なものを投棄したのでしょうかね?( -д-)ノ





製作址はやはりたくさんの品を生産するために失敗品とかを近くに投棄しがちです。

今回のケースでは理由は不明ですが、、、

見つかった木甲は後胴1点、前胴2点、半裁材2点です。

いずれも未成品(完成していない製作途中のもの)のため、製作工程が分かる良好な資料です。



写真で水が溜まっていることが分かるように、低湿地のような環境下に助けられて貴重な木製品が残存したのでしょう。

とは言え、木製品はほっておくとダメになるので、保存処理が施されました。



そしてその作業が終わった今、伊都国歴史博物館にて特別展示されるそうです。

今なら「きのよろい」の実物見れます!(・∀・)つ










先ほどは弥生時代と書きましたが、正確には弥生時代後期前半(後1世紀前半頃)と推定されています。

そもそも木製の鎧、木甲は全国で17例しか発見されていないため、レアな発見と言えます。


今夏の事例は保存環境が良かったという点が大きいのですが、弥生時代後期は「倭国大乱」の頃なのでたくさんの装備を必要として生産した結果残り得たということも言えるでしょう。





おわりに


ほんと、復元図かわいい!

出土した実物の写真撮りまくって、復元図つくってもらって、図鑑つくりたいわ( ・Д・)

考古学・歴史的なRPG装備図鑑!



探せばすでにそれなりにありそうだよね。

特に中世とか新しい時代の物はね( ・Д・)



何はともあれ、

何するにも金かかる!( ・Д・)



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