2024ねん 8がつ 7にち(すいよーび、晴れ)
たくさん食べて飲んで寝た( ・Д・)
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今回の考古学・歴史ニュースは「大阪の弥生時代の遺跡から色々見つかったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今回の舞台は大阪府茨木市の郡(こおり)遺跡・倍賀(へか)遺跡です。
この2つの遺跡は隣接しているようで、発掘調査においても調査区に同時に2遺跡が入るように掘られたりしています。
主要な遺跡としては弥生時代の中期から後期、約2200~1900年前の住居&お墓の遺跡なのですが、上層からは平安時代の中期~後期、約1000~800年前のムラも見つかっています。
平安時代の方でも、掘立柱建物群や屋敷、井戸、お墓も出ているので重要な遺跡です。
この辺りは住みやすい地域だったのかも知れませんね。
さて、今回の弥生時代の方の発見では上の写真にあるような鍵穴形の住居が見つかっています。
この他にも通常の竪穴住居が50基見つかっています。
中には焼失住居も含まれるので、室内の遺物の分布状況のデータも取れそうです。
住居も方形周溝墓もたくさん見つかっている郡遺跡・倍賀遺跡ですが、その他にも船を線刻した土器、銅鐸形土製品の破片、用途不明の土製品などレアな発見が続いているそうです。
また木棺墓が13基も見つかっていて、その中の幼児用の小さな墓から青いガラス玉が出土しています。
子供に貴重な副葬品を入れることができるってことは階層化が進んでいそうです。
ちなみにこのガラス玉は茨木市文化財資料館で展示される予定だそうなので見に行きたいですね。
・・・弥生時代中後期か、うん、階層化の研究に使えそうで良き(*・ω・)ノ
↑出土したガラス玉、綺麗( ・Д・)(「静岡新聞」の記事内画像より転載)
おわりに
いやー最近自分の研究の影響で、海外遺跡にしても今回のような遺跡にしても、
住居址が出てて、副葬品とかで格差の有無が分かるようなとこが結構あって、
データ取りたいな~ってなるんですよね。
なんだかんだ最近飛鳥、奈良、平安あたりのデータを取ってるので、
縄文、弥生、古墳辺りやりたいんだけどな~
研究費獲れたら誰かに任せたい気持ちがあってズルズルと手を付けずにいるんですよね……( ・Д・)
が、やはり人類史面白い!
何はともあれ、
やぱ研究費欲しい!( ・Д・)
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