2024ねん 8がつ 16にち(もくよーび、一瞬豪雨)
明日台風直撃かぁ( ・Д・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の考古学・歴史ニュースは「1.2万年前に彗星が地球を襲ったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今や、日本は南海トラフ地震のニュースで持ち切りですが、、、
日本は地震大国ですからね。
現代社会においてもしょっちゅう地震と闘っているわけです。
前回の記事はポンペイでしたが「火山の噴火」の被害の話でした。
↓津波の話( ・Д・)
↑蝗害の話( ・Д・)
こんな風に地震や噴火の他にも津波や飢饉があるわけで、、、
人類ってずーっと自然と闘い続けているんですよね( -д-)ノ
ってことで今回のお話は、1万2000年前に北米上空で彗星が爆発した結果、地球が急激に寒冷化したよってことです。
最終氷期の最寒冷期が2.1万年前でその後、地球は次第に温暖化していったわけですが、およそ1万2000年前から1000~1300年間ほど氷期に戻るように急激に寒冷化した時期があります。
これを「ヤンガードリアス期」と呼ぶわけです。
せっかく住みやすい気候に変わってきてその環境に慣れた世代に交代したところを、突然1000年間の寒冷化に襲われるわけですから当時の人類にとっては大ダメージですね。
日本では縄文時代草創期(1万7000~1万1500年前)の末期から早期(1万1500年前~7000年前)の初頭にかけての時代に相当します。
土器は作り始めていますから、鍋でも食べて耐え忍んだのでしょうか( ・Д・)
さて、以上のことは既知の内容なのですが、今回の発見は「彗星が空中爆発した証拠が更に見つかった」ということです。
この時の爆発はタッチダウンと呼ばれるタイプのもので、地表面に衝突したわけではないのでクレーターが残りません。
その代わりに白金、溶融ガラス、衝撃石英などの巨大なエネルギー放出によって生成される鉱物が証拠となり、今回はあメリカのニュージャージー州、メリーランド州、サウスカロライナ州の各地で確認することが出来ました。
何故これが重要なのか、何故考古学と関係あるかなのですが、、、
先にも述べたように最終氷期が終わって温暖化に進んでいたと思いきや、急激な寒冷化が進んだため全人類に与えた影響は大きくないわけです。
でも日本のように大きな影響を受けたような痕跡がない地域も多いのです。
単に証拠が見つかっていないだけということもあるでしょうが( ・Д・)
さて、このヤンガードリアスの問題で最も注目されるのは北米で、この時期にサーベルタイガーやマストドンなどの大型動物が絶滅しただけではなく、”一般的に” 新大陸最古の文化とされるクローヴィス文化が滅んだとされています。
この辺りは以前にも記事で取り上げた「先クローヴィス文化」の問題や、クローヴィス文化の後に発生する尖頭器文化との系統問題など考古学的には重要なものなのです。
今回の発見は「クローヴィス文化の崩壊は彗星の空中爆発による急激な寒冷化説」を後押しするものってことなのです(*・ω・)ノ
↑衝撃石英に入った亀裂(「Forbes Japan」の記事内画像より転載;credit: UC Santa Barbara)
おわりに
考古学って今回のような自然環境、特に古環境研究との連携も必要で、本当に色々な知識が必要な分野だなと再確認できました。
近年注目されているトルコのギョべクリテペは「ヤンガードリアス期をもたらした彗星と被害に関する記念碑」という説もあるんだとか、、、
ギョベクリテペの最古段階は1.4~1.5万年前だから、時期的に合うのでしょうかね?
正直ここまで古いと簡単に1000年単位でズレるから良く分からない( ・Д・)
何はともあれ、
やぱ人類大変!( ・Д・)
↓マヤ遺跡の調査速報等をアップしてます!↓
↓祝!登録者数1000人突破!↓
↓逃避行動で実験考古学キャンプとかゲーム実況もやってるよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓
スポンサードリンク
コメント