2024ねん 9がつ 27にち(きんよーび、雨)
結局睡眠時間削って研究時間確保してるけどヤバい眠い( ・Д・)
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今回の考古学・歴史ニュースは「青銅器時代の盾と兜が素敵な保存状態で見つかったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ
今回の舞台はトルコ東部、ヴァン県のアヤニス城です。
上に挙げた画像で分かるように山というかけっこうな高さの丘?の上に立地しています。
ウラルトゥ王国が築いた城で、古代より前の先史時代に相当する遺跡です。
時期的には900 BCE-585 BCEで、アジアの最西端の位置するアナトリア地域(アナトリア半島域)に栄えたのがウラルトゥ王国です。
近くにヴァン湖があるためヴァン王国とも呼ばれていました。
ウラルトゥの呼称もアッシリア人によるもので、ウラルトゥ語ではビアインリ王国という名前でした。
このビアインリがヴァン湖のヴァンの語源になっていて、またウラルトゥの名は聖書の洪水伝説で有名なアララト山と関係があるそうです。
知らないことで一杯です!( -д-)ノ
最初に挙げた画像から近づいてみると、こんな感じです。
柱なのか右側に方形の遺構が並んでいます。
右側上方にはガラス張りみたいな新しい建造物がありますが、恐らくこの中に保護すべき特別な遺構があるのでしょう。
レリーフとか壁画みたいなものでしょうか。
さて、その新しい建物の更に上方と左側には何やら四角い窪みが見られますが、これらは全て発掘で開けたグリッドでしょうね。
今回の遺物の発見場所は左下の赤丸を加えた箇所です。
で、発見した遺物がこちら!
同じものを別の角度で撮影しています。
大きな丸い円盤状のものが青銅製の盾で2点写ってます。
盾は内側が上向きになっていて、中に置かれているものが青銅製の兜です。
これで2700年前!
凄い良い出土状態ですよねΣ(・ω・ノ)ノ
でも落ち着いて考えてみると、、、
青銅と言えば、日本だと銅鐸とかがパッと浮かびますが、やはり鉄器時代以前のものの方が遺物として残りは良いですね。
新しい技術のものって使い勝手は良いけれど、遺物として残りにくいんですよね。
現代社会のデジタル情報なんて最たるもののような気がします( -д-)ノ
おわりに
私、RPG好きなんで、「青銅の盾」とか「青銅の兜」って聞くだけでうぉ~!ってテンション上がります。
実は大学に入るまではヨーロッパの考古学をやりたかったので、、、
なんでかマヤ文明やってますけどね(笑)
ところでこの地域の兜ってとんがりコーンみたいな形なんですね。
受け流すには良い形状なのかも知れませんが、それにしてはかなり薄い感じがします。
防御力低そうですね・・・
いや~、趣味で古代・中世の武器・武具のレプリカ作って、能力値のデータ化したいけど、、、お金も時間もないから無理だな~ヽ(TдT)ノ
ほんと、一般ウケするような面白い研究するから、誰か超金持ちにスポンサーになってもらいたいよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!
知り合いに富豪がいたら紹介&説得してね!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ
何はともあれ、
やぱヨーロッパ(?)史はどこ取っても不思議な風情があるね!( ・Д・)
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