2025ねん 9がつ 26にち(きんよーび、晴れ)

今日は発掘現場で送別会あるんだけどお金ないから出費つらいぜ!( -д-)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースは「埴輪に鳥のアップリケが付いてるぜ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ


🔍発見の構図:松江・八幡鹿島山古墳で“鳥が舞う”朝顔形埴輪

松江市の 八幡鹿島山古墳 で、古墳時代中期(5世紀前半あたりとされる)に作られた 朝顔形埴輪 に、翼を大きく広げて滑空する鳥の装飾が付いたものが発見されたと市が発表した。これは 国内初 の事例とされている。


この鳥形装飾、口縁部(朝顔の「縁」のところ)に取り付けられていたもので、ほぼ完全な状態で、縦 14.3 センチ・横 13.9 センチ・高さ 5 センチ、尾部の造形などから「タカ」可能性が高いとされている。また、線刻で複雑な文様も刻まれていたとのこと。


この発見は「これまで知られていない装飾的な意匠」が埴輪に付加されうるという点で、古墳時代の埴輪研究にとって画期の一歩になりそうだ。






🧱朝顔形埴輪とは何?── 伝統と変化のフォルム

朝顔形埴輪は、円筒埴輪が上部で口縁を広げ、朝顔のようなシルエットを持つ形態を指す。その起源・発展には次のような論点がある:


  • 円筒埴輪が器台の役割を兼ねた形(壺や器を載せるなど)から発展 → 朝顔形の拡がり部分が装飾性を帯びていったという流れが指摘される。

  • 多くは無装飾で、文様や穿孔(透孔)を施す例はあるが、鳥の装飾という具象モチーフを加える例は極めて稀。

  • 出土例:例えば埼玉・さきたまの朝顔形埴輪など、典型的な形状例はある。

今回の発見は、朝顔形埴輪という枠を越えて「装飾付き具象モチーフ併設型埴輪」の可能性を示唆するものになる。




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↑朝顔形埴輪ってこんな感じ!( ・Д・)(「明治大学博物館」、「本庄早稲田の杜ミュージアム」の画像を転載)





🔄近似事例・比較視点:鳥形埴輪との接点

装飾付き朝顔形埴輪という具体例が極めて少ない中、以下の類例情報を押さえておくと文脈が見えてくる:

  • 鳥形埴輪そのもの:日本各地で鳥をモチーフにした埴輪(飛翔・止まる鳥など)が出土している例もある。MIHO MUSEUM の「埴輪 鳥」もその一例。

  • 翼を広げた鳥形装飾の報道:松江市の出土例が「国内初・翼を広げ滑空する鳥の装飾付き埴輪」としてニュースになっている。

  • 埴輪列や形態変化:朝顔形埴輪は多くの場合無装飾型が中心。よって装飾付き形態の発現時期・地域差を探ることが重要。

  • 他地域の象徴動物モチーフ:古墳時代には馬や鹿、鳥などがしばしば陪葬品や埴輪モチーフに使われており、鳥形モチーフには象徴性(霊的・導き手・守護など)があった可能性。

比較を通じて、「この松江例が孤立例か、ある系譜の一端か」を議論できる土壌が出てくる。






🧪発掘・解析の視点:どこに注目してるか

この発見で注目されている研究・検証視点を整理しておこう:

  • 装飾部材の接合痕・継ぎ目観察
     鳥装飾が本体にどう取り付けられていたか(接合部分、接合粘土痕、接着土痕など)が鍵。

  • 線刻文様・彫り込み手法分析
     装飾の線刻の深さ、彫法、文様パターンから製作者の技術・流派を推測できる。

  • 粘土組成・土質分析
     朝顔形部分と鳥装飾部分で粘土の性質(含水率・粒度・成分など)が一致するか、別素材併用かを化学的に見る。

  • 層位・出土状況の関係
     発見された層位と周囲の出土物(副葬品・器物破片など)を総合して、制作時期や使用時期を絞り込む。

  • 類例比較・地域的分布調査
     他の古墳で未記録の装飾付き埴輪がないか、古報・未発表遺構報告を洗い直す。

  • 象徴解釈との結びつけ
     鳥モチーフが持つ意味(霊鳥・守護・来訪者象徴など)を、出土古墳の傾向や被葬者推定と絡めて議論。



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↑これ見つかったこ!( ・Д・)(「山陰中央新報」の記事内画像を一部雑に加工)


💬意味と波紋:古墳文化・王権との関係を問う

この発見にはさまざまな含意がある。いくつか考えられる論点を並べてみる:

  1. ヤマト王権との結びつき
     松江市という位置から、当地豪族が大和政権と関係を持っていた可能性が、こうした先進的・装飾的埴輪制作を通じて浮かぶという論点。報道ではこの点も注目されてる。

  2. 地方独自性 vs 形式継承
     装飾付き形態の出現は、地方の工房が意欲的に造形を試みた可能性を示唆する。中央の形式に従うだけでなく、地域性を発揮する方向性を見る手がかりになる。

  3. 守護象徴としての鳥モチーフ
     翼を広げて滑空する鳥=空を制する存在、霊界と現世を媒介する象徴とした意味づけは古代世界でよく見られるテーマ。そうした象徴性を埴輪という静物に込めた試みと解釈できる。

  4. 意匠進化のタイミング
     無装飾型朝顔形から装飾付き型への変遷タイミングを把握することは、埴輪文化進化の年次軸を補強する可能性がある。

  5. 普及と希少性のはざま
     この例が“記念碑的例外”なのか、他にも潜在例があるかを探すことによって、装飾付き埴輪の普及度・方向性を議論できる。






おわりに

今回の鳥も可愛いよね。

てか動物系は大体可愛い!



でもできればまんまるにデフォルメされていると尚良い!

が、今回は復元図がめちゃ可愛いので良き!



動物系遺物ばっか集めた「動物の考古学」もいいね~ヾ(´ω`=´ω`)ノ





何はともあれ、

やぱ鳥はまんまるおでぶがいいな!( ・Д・)



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