2025ねん 10がつ 20にち(げつよーび、あめ)

やりたいことたくさんだけれど今日は早く寝ようかな!( -д-)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースは「真面目に報告したんだぜ! で、報奨金はいくらだよ?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ

↓過去記事







📰はじめに

── ミミズ掘りから生まれた6 kg級の中世銀貨系財宝。報道の華やかさの陰には、きちんとした法制度と報酬額の計算がある。──


ある晴れた日、スウェーデンで釣り餌のミミズを採取中だった男性が、地中から中世の銀貨や装飾品を詰めた鍋を発見しました。報道ではその重さ(約6 kg)や枚数(最大2万枚規模)に注目が集まっています。


ですが同時に、このような「埋蔵財宝発見」には、国家・法律・発見者・公共益という複雑な構図があります。今回はその構図を、「法律・倫理・公開」の視点だけでなく、発見者がもらえるであろう報酬額の推定まで含めて整理します。






📜 スウェーデンの法律制度:文化遺産・発見物の扱い

法令の概要

スウェーデンでは、文化遺産や考古資料に関して「Historic Environment Act (1988:950)(文化遺産法)」が中心的な枠組みです。
この法律では、遺跡・遺構・遺物(古代遺物)などが保護対象とされ、発見された場合には国または県の行政機関に届け出る義務があります。

発見の報告義務と権利関係

  • 発見者は、金・銀・銅・青銅・真鍮を含む合金でできた複数の物品(いわゆる「クラスター」)を発見した場合には、国家に提供する義務があります。

  • 金属探知機などを使用しての発見・掘削には、県行政局(Länsstyrelsen)などからの許可が必要で、許可なく行うと罰則の対象になる場合があります。

  • 発見物が「国家が取得を望む」ものとされる場合、発見者には“報酬”(finders reward)が支払われる可能性があります。

報酬制度の具体例

法律上は「発見報告をした者には、少なくとも金属としての価値+8分の1(12.5%)以上が支払われること」がひとつの目安とされてきました。
例えば、2009年の報道では、端的な金属価値に対して10%を報酬として支払うという例があります。
また、非常に大きな銀貨のhoard(遺跡的な埋蔵財)では、報酬が SEK 2,091,672(約24万ドル) 被支払われた例があります。






💰 発見者がもらえるであろう報酬額:推定計算

今回、報道では「重さ約6 kg」「最大2万枚規模」などの数字が提示されており、銀貨+装飾品という構成。ここから「報酬として発見者が受け取り得る金額」のおおまかな推定を行います(あくまで推定です)。

前提条件

  • 銀貨6 kg:銀の純度を仮に90%とし、1 kg=純銀として換算。

  • 銀の市場価格(2025年頃)を仮に USD 25/oz(1oz≈31.1g)とする → USD 25/31.1 g ≈ USD 0.804/1 g。1 kg=1000 g → USD 804/kg。6 kg→USD 4,824。

  • スウェーデンクローナ(SEK)換算を仮に USD 1 ≈ SEK 10.5 とすると 4,824×10.5 ≈ SEK 50,652。
    (もちろん、実際の銀貨の収集価値や歴史的価値はこれを大きく上回る可能性あり。)

  • 法制度上「金属価値+最低12.5%以上」が報酬額の目安 → 銀の純価値50,652 SEKの12.5%=≈ 6,332 SEK。つまり最低でも 約 6,300 SEK(約USD 600) が「最低線」として考えられます。

  • ただし実例では10%以上、また「可収集価値」がある場合には数百万円(数十万ドル)支払われたケースもあります(例:SEK 2,091,672=約USD 242,000)

推定レンジ

  • 下限目安:金属としての価値のみ評価 → 約 SEK 6,000〜10,000 程度。

  • 上限可能性:歴史的価値・希少性を加味 → SEK 数百万(数十万ドル)規模が理論的に可能。過去最高例(SEK 2,091,672)を鑑みれば、今回のような大規模hoardなら SEK 数十万〜百万超 もあり得ます。

  • 今回の「約6 kg/2万枚規模」という条件を元に、「可収集価値・市場性・希少性」が高いと仮定すれば、報酬額が SEK 100万(約USD 95,000)前後に到達する可能性も排除できません

  • ただし実際には、貨幣の保存状態、打刻の希少性、装飾品の存在、法的・博物館的買取意向、保存・公開費用などが影響し、報酬額は変動します。

なぜ「数千SEK」で済むこともあるか

報酬額が数千クローナで済む例もあります。例えば、8歳の少女が湖から引き上げた古代剣では 15,000 SEK(約USD 1,670) が報酬となった事例も。

条件(希少性/状態/資料価値)が低ければ、金属価値+一部という“最低ライン報酬”に近づくためです。






🧭 公開・倫理・発見者の立場

  • 発見者が適切に報告を行った場合、国家が取得権を行使するかどうかを決めます。報道では今回も「正式に当局へ届けられた」とされています。

  • 公共的価値(歴史研究・展示)を勘案して、報酬より「学術的価値をどう社会に還元するか」が重視されます。

  • 発見者は報酬を得る権利を持つ一方で、探査/発掘の方法が法律に適合していること(許可の取得・土地所有者との合意など)が条件となります。無許可で探査した場合、報酬が認められない、罰則を受ける可能性があります。

  • 探知器使用・掘削許可のハードルが高く、スウェーデンでは多くの場所で禁止または厳格管理されています。





✅ 総括:今回の発見者に期待できる報酬 ― あくまで“可能性”

今回のように「6 kgの中世銀貨+装飾品」という条件ならば、スウェーデンの制度下で発見者がもらえる報酬はおそらく数十万クローナ(数万ドル)レベルの可能性があります。


最悪でも数千クローナという“最低ライン報酬”が保障されており、最高では過去に数百万クローナ支払われた実例もあります。


もちろん、最終的な報酬額は保存状態・希少性・研究価値・博物館等による取得意向・公開コストなどが大きく影響します。







おわりに

日本はケチだからね、ないね、こういうの!

政治家も官僚も自分の懐のこと以外考えていない腐った国だからね!( ・Д・)

日本でも極端に「公共的価値(歴史研究・展示)を勘案して、報酬より「学術的価値をどう社会に還元するか」が重視され」るため、報酬は忘れろ!ってことですね(゚Д゚)ゴルァ!!



まぁ実際に日本で埋蔵金を掘り当てたとしたら微妙な額のお金をもらえます。

しかも発見者は発見した土地の所有者とその微妙な額を折半することになります。

そして行政側は埋蔵金を博物館展示してその微妙な額以上のお金を手に入れて、、、



展示が終わったら溶かして売って懐に入れます!( ・Д・)



ま、エジプトじゃあるまいし、さすがにそこまではやらん・・・

でも大量に見つかったら数十枚は消えてそう、そして誰も追及しなさそうヽ(TдT)ノ

日本では上司が悪さしても黙認、偉い人が悪いことしても世間が忘れるまで待てば無罪の文化ですからね~。



話を戻すと、彼は日本円で数百万円はもらえるのか。



何はともあれ、

やぱ報奨金もらえるのいいな!( ・Д・)



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