2025ねん 11がつ 1にち(どよーび、はれ)

がんばるぞ宣言!( ・Д・)

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arukemaya_y285
↑マニフェストのイメージ!?( ・Д・)




今回は「私の壮大な研究構想をかっこよく書いてみた!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ

*最後にコメントがあるよ!(*^・ェ・)ノ



🜍 ホモ・ヒストリア宣言

――人類史を統合する新しい学問構想――


Ⅰ. 前口上

われわれ人類は、自らを歴史する存在である。
星々が生まれ、生命が進化し、文明が立ち上がる。
その長大な連鎖のなかで、人間は「過去を語る者」ではなく、「過去を構築し直す者」として現れた。

いま求められているのは、断片化された学問の再統合である。
考古学・経済学・生態学・社会学・哲学・歴史学——
これらを再びひとつの生命体として結び直す枠組み。
その名を、われわれは ホモ・ヒストリア(Homo Historia) と呼ぶ。




Ⅱ. 学問の骨格

ホモ・ヒストリアの第一の使命は、人類史を数理的な骨格として描くことである。
その基盤となるのは、

「物質文化マクロ生態学」
すなわち、人類の財・技術・知識・制度を生態系的構造として数式化する試みである。

この骨格は、冪関数・指数関数・確率過程といった単純な形をとる。
しかしその単純さの中に、

選択・移入・分化・ドリフト
という四つの進化原理が流れ、人類史の深層に潜む力学的秩序を示す。



Ⅲ. 学問の肉体

第二の使命は、数理的骨格に文化的肉付けを施すことである。
歴史学・文化人類学・芸術学・社会思想などの成果を、
数式の外皮に血肉としてまとわせ、
「人間が生きた具体的世界」を呼び戻す。

ここでは、データと物語、分析と直観、法則と意味が再び交わる。
学問は冷たい構造ではなく、呼吸する叙事詩として再生する。




Ⅳ. 統合の精神

ホモ・ヒストリアは、ビッグヒストリーの理念を継承しつつ、
宇宙から人類への外的統合ではなく、
人類の内部における内的統合を目指す。

それは、自然科学と人文科学の断絶を越え、
「物質」と「意味」が共に進化する第二の統一学である。




Ⅴ. 目的と展望

ホモ・ヒストリアは、

  • 学問の再統合

  • 人類史の再構築

  • 文明の自己理解
    を通じて、未来に向かう新しい知の生態系を育む。

人類はもはや、歴史の観察者ではない。
われわれ自身が、歴史を創発する存在なのだ。

われわれはホモ・ヒストリアである。
歴史する者。
そして、歴史を生み出し続ける者である。


✳︎附記

この宣言は、特定の学派に属さず、いかなる学問にも開かれている。
それは体系ではなく、生成のプロセスである。
数式と物語のあいだに、新しい「知の生態系」を築くために。






あるけまや流コメント


ってことで私の考える考古学研究の統一・統合を人文科学全体に拡張してみたものをマニフェストの形で紹介してみました。

元々、考古学において「統一的なデータ取得法(発掘調査方法)、報告書フォーマット、分析手法」の確立が重要だなと思っていました。それぞれが個別に自由に研究するのではなく、全人類史(全物質文化史)を統一的に記述・分析する手法があれば、自然科学のように皆で同じ目標に向かって研究成果を積み重ねていけるのになと思っていました。

その段階でも考古学における数理理論、私のやっている物質文化マクロ生態学を骨組みとして従来の考古学研究や文献史学研究成果によって肉付けすることは考えていました。しかしながら今回の宣言では人文科学全体を巻き込みたいという想いで書いてます。なんだろう、例えるなら、映画という総合芸術があるように、人類史を描くために総合学問があるべきだなとそういう感じ。

有名になって、研究費余るほどたくさんあって、そうした段階になってからようやく一般の人々も周りの研究者も『壮大な夢』に耳を傾けてくれるのかなと思ってました。だけど人生もうそんなに長くはないからね、宣言してみた!ってお話です。で、私のマニフェスト、どう思った?( ・Д・)