2025ねん 11がつ 7にち(きんよーび、くもり)

11月、もう1週間か、論文書かにゃ!( ・Д・)

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↑現代では青色塗料は普通に売ってるよね!( ・Д・)




今回の考古学・歴史ニュースは「青言えばマヤブルーだと思ってた!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



📰はじめに

こんにちは、「あるけまや」流で長めにじっくりお届けします。今回は、青い色素の歴史を書き換える可能性を秘めた発見――ドイツ・ミュールハイム=ディーテスハイム(Mühlheim-Dietesheim)で、なんと 約1万3千年前の青色顔料の痕跡 が見つかったというニュースです。伝統的には『最古の人工青色顔料=Egyptian blue(エジプシャン・ブルー)』という認識がありましたが、この発見はその定説に揺さぶりをかけています。さらに、発見された顔料が“化粧用途”だった可能性まで言及されており、旧石器時代の人びとの色彩・装飾・自己表現が新たな光を浴びています。色という小さな要素が、じつは「文化・技術・美意識」の大洪水を提示してくれていたのです。では、その全貌を、一緒に探っていきましょう。




🧪 発見の舞台:1万3千年前の青色残留物とその意味

ドイツ・ミュールハイム=ディーテスハイムの旧石器遺跡において、1970年代末に出土し長らく「油皿」または「ランプ」として展示されていた砂岩片が、2023年以降の再分析によって変貌します。研究チームはこの砂岩表面に微小な青色残留物を確認し、銅を高レベルで含む分析結果から、青色鉱物顔料「Azurite(藍銅鉱)」であると特定しました。年代測定の結果、約 13,000年前(最終氷期末期) のものと推定されており、ヨーロッパにおいて確認された最古の青色顔料使用例とされています。


「青は旧石器時代のパレットにはない色だった」という常識をひっくり返すこの発見。しかもこの顔料が“化粧用”であった可能性まで浮上しており、ついては次の章でその仮説に迫ります。




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↑僅かに青いの見えるね!( ・Д・) (Wisher et al. 2025)


💄 化粧顔料説:なぜ“化粧”の可能性が出てきたのか?

青色鉱物は、旧石器時代においては稀少で扱い難い素材でした。従来の分析でも、旧石器時代に利用されるのは主に赤・黒・黄色などでした。しかし、発見された砂岩片の凹面・研磨痕・位置関係などから、研究者らは次のような仮説を立てています。

  • サンドストーンの凹面形状が「顔料をすり潰す・混ぜる・保存する」ための作業台として利用された可能性。

  • 青色残留物という視覚的に稀な色が、身体装飾・顔面彩色・儀礼化粧用途に転用されたと推定。特に写真・文献に残らない“色彩的自己表現”の証拠となる。

  • なぜ壁画・岩画に青が少ないかという問いに対し、「青色は衣服・皮膚装飾など可視痕跡を残さない用途だった」という可能性を提示。

つまり、この発見は「最古の人工顔料=エジプシャンブルー」だけを問うのではなく、「人類が色を持ち・装うという自己表現をいつから始めたか」を問い直す契機となっているのです。



🖌️ エジプシャンブルーとの関係:最古とは何かを問い直す

これまで「最古の人工青色顔料」として位置づけられてきたエジプシャンブルー。現在では紀元前3300年頃からエジプトで使用され始めたとされています。今回発見された顔料が約13,000年前とすれば、エジプシャンブルー誕生約10,000年も前の彩色技術を提示する事になります。

これにより、以下のような問いが立ち上がります:

  • 「人工合成顔料=青」という図式が、実は“天然鉱物顔料+混色・顔料化”という初期段階を経ていた?

  • 色彩利用=装飾・化粧・儀礼という材質拡張が、旧石器時代からすでに存在していた?

  • 顔料の“量産・普及”ではなく、“象徴的少量使用”が長く続いていた可能性?

このように、エジプシャンブルー以前の色彩技術を考えるうえで、このドイツ発の発見は「最古とは何か」を問い直すマイルストーンとなります。


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↑拡大したら確かに青いね!( ・Д・) (Wisher et al. 2025)

🧬 技術・文化的インパクト:色彩と人類の物質文化

この発見が持つインパクトは小さくありません。色彩・顔料という物質文化を通じて見えてくるのは、人類の“視覚的・社会的”な営みです。以下、ポイントを整理します。

  • 青という色が、旧石器時代においても希少価値・象徴価値を持っていたという仮説。

  • 顔料素材(藍銅鉱=Azurite)を選び、加工し、用途を想定していたという技術的知見の広がり。

  • 化粧・装飾という“身体を媒介とする文化”が、旧石器時代にも根付いていた可能性。

  • 色彩利用が地理・時代・文化を越える“自己表現”“社会的アイデンティティ”の手段であったという視点。

このように「青色顔料」という一見ニッチなテーマが、物質文化史・視覚文化史・社会構造史を一気に横断する鍵になっているのです。


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おわりに

古代の技術で青色って作るの難しいんですよね。天然素材で鉱物で青色のものもあるけれど、アースカラーに比べたらそもそも希少だから見つけるのも一苦労!なのでかつては「古代のパレットを完成させたのは古代マヤ人」とか言われてたけどもう言われなくなった。実際、マヤ人のパレットにも黄色系とか緑系とか苦手な色がたくさんあるからね。

それにしてもマヤブルーは西暦800年頃、古典期マヤ文明の終わりかけに発生したものなんだけれど、1000年経っても退色しないことで有名だったんだよね。で、みんなこぞって成分分析やって技術の再現を試みて、もう再現出来ちゃったんだよね。だから「古代マヤ人すげー!」的な熱狂は、復元不可という一種の浪漫と共に消え去ってしまったのかなと思います( -д-)ノ





何はともあれ、、、

私も顔青く塗ってアバターみたいになるかな!( ・Д・)







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