2025ねん 11がつ 26にち(すいよーび、晴れ)

今日は論文終わらせるまで寝れない!( ・Д・)

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↑高坏だね!( ・Д・)




今回の考古学・歴史ニュースは池の水抜いてみたとか、なんだかみんな水中好きだよね!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



📰はじめに

湖は、記憶を閉じ込める“時の水瓶”。そこに眠る遺物は、私たちの知らない過去の物語を、静かに語りかけてくる。滋賀県・琵琶湖の北端、葛籠尾崎(つづらおざき)湖底遺跡。その深さ約 64〜70 メートルの水底から、なんと 縄文時代初期(約1万1,000年前〜1万5,000年前) の土器が、ほぼ完全な形で発見された。


これはただの「古い土器」の発掘ではない。破片として風化し散逸するはずだったものが、湖の深みによって「時のカプセル」となり、今の私たちの前に姿を現したのだ。あるけまや風に言えば、「水底に眠る時間旅行の入り口」が開かれた瞬間。この記事では、この大発見の背景と意味、そのロマンをたっぷりと辿ってみたい。




🔎 湖底遺跡「葛籠尾崎」とは何か

琵琶湖には、数多くの湖底遺跡が認められている。漁網にかかった縄文土器によって、1924年に最初に「葛籠尾崎湖底遺跡」が知られることになった。この遺跡では、これまでにも約 200点以上の土器片が、水深10 〜 70メートルの湖底から引き揚げられてきた。時代は縄文から平安にまでおよぶ。


ただ、このように多数出土するにもかかわらず、湖底から「完形」に近い形の土器が見つかった例は稀だった。ほとんどは壊れ、破片化し、水中の運動や堆積によって散らばってしまうからだ。だからこそ、今回のような「ほぼ完全な形状の土器」の発見は、湖底遺跡研究においてきわめて重要だ。




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↑これが砲弾型縄文土器、、、尖底土器のことなのね!( ・Д・)
(リンク切れしてる)




🏺 湖底に眠っていた、“砲弾型”縄文土器

2025年10月、滋賀県は無人潜水機を使って葛籠尾崎湖底遺跡の約 2 万平米のエリアをスキャン。64 メートル付近で、 高さ約25センチの砲弾型尖底土器(底が尖って舟底に差し込むような形)が、ほぼ完全な形で存在することを確認した。県が発表した年代は、縄文時代初期前葉〜初中葉(約11,000〜10,500年前)あるいはそれ以前。これまで同遺跡で確認されていた最古の土器は約1万年前だったため、遺跡の始まりがさらに古く広がる可能性が浮上している。

驚くのはその保存状態だ。湖底という暗く、動かない環境が「割れず、崩れず、時を閉じ込める」完璧な保存庫となっていたのだ。地上で発見される土器がたいてい破片であるのと比べると、その希少性は圧倒的だ。




🌊 なぜ、水底に?さまざまな水没のストーリー

では、なぜこのような古い土器が湖底に沈んでいたのか。それは、琵琶湖の地形・環境変動と人々の営みによると、研究者は分析する。

  • 当時、人々はこの地域を舟で往来していた可能性がある。湖上交通の積み荷が事故で沈没した。

  • または、地震・地盤変動や水位上昇によって、かつての陸地が水没し、集落や聖地が湖に飲まれた。過去には、噴砂や液状化による地形変動が確認されているという。

いずれの説も、水底に沈んだ理由として有力で、今回の完形土器もそのいずれかの「事件」の産物である可能性が高い。






🔍 水中考古学の醍醐味 ― ロボットが映した“時の底”

この発見の背景には、水中考古学の技術進歩がある。滋賀県と琵琶湖博物館は、湖底遺跡の調査に 水中ロボット(無人潜水機) を積極的に活用してきた。これにより、水深70 m を超える深さでも湖底の様子を鮮明に映像で記録可能になったのだ。この技術がなければ、深海のような湖の底に埋もれた土器はおそらく永遠に闇に葬られたままだっただろう。現代の技術が、過去の姿を写し出す ― それはまさに考古学の新時代とも言える瞬間だ。






🧭 遺跡が教えてくれる、“失われた暮らし”の断片

この完形土器の発見が持つ意味は大きい。なぜなら、それは「割れずに残るかもしれない記憶」の存在を示しているからだ。湖底には、今回のような縄文時代初期の土器のほか、弥生・古墳時代、さらに近代に至るまで、実に多様な時代の遺物が眠っている。琵琶湖は、時代を重ねた人々の営みを、水の中で静かに抱えてきたのだ。


もし今後もこうした“完形”の土器や、当時の舟、木製の道具、あるいは埋没林などが発見されれば ― 湖上交通や住居の構造、水没の原因、さらには古人の生活環境まで ― 私たちの縄文期や弥生期に対する理解は、一気に書き換えられるだろう。




🌿 湖は沈黙を抱く大きな墓 ― それでも未来を開く場所

今回の発見は、湖が単なる水域ではなく、「文化の墓所」にもなりうることを示した。だが、それは終わりではない。湖底に眠る“断片”を掘り起こし、つなぎ合わせることで、かつてこの地に暮らした人々の息遣いや暮らしぶり、失われた集落の姿を取り戻すことができる。


琵琶湖は、古代の人たちにとっては「生活の場」であり、「交通の要所」であり、あるいは「儀礼の場」でもあったかもしれない。その多層的な営みの痕跡は、今も湖の底で静かに待っている。私たちはその扉の前に立ったと言えよう。




arukemaya_y386
↑色々見つかってるし、何でか完形が多いね!( ・Д・)
(「Start Home」の記事内画像より転載)




おわりに

やっぱ何か「発見」したことをメディアに売り込むのって大事なんだな~と最近強く思う。みんなそうやって強かに生きてるんだなぁって感じる。研究ってなんだろう、成果とは何だろうって思う・・・今私が面白いと思ってやってるパラダイムシフト系研究は即効性ないから全く売り込む要素ないんだけど!戦略間違えてるぜ!( ・Д・) ・・・まぁ来年度研究費獲れて調査できたら何でもかんでも売り込むぜ、魂までもね!( ・Д・)





何はともあれ・・・

私もティカルの池の水抜いてみるかな!ワニさんに怒られるけど!( ・Д・)







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