2026ねん 2がつ 19にち(もくよーび、晴れ)

何度考えても今年の研究計画は狂ってやがる!( ・Д・)

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今回の考古学・歴史ニュースは格差を建物で測ってみた!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



📰はじめに


ティカル(グアテマラ)って聞くと、まず巨大な神殿を想像するよね。王の権力、儀礼、天を突く石の建物。たしかにそれはティカルの顔。

でも、都市の本体はそこだけじゃない。今回は、もっと地味で、でも文明の本音が出る場所――住居群の話をする( ・Д・)





🏘️都市の主役は、神殿より「住居の森」

ティカルには、巨大建築の周りに無数の住居群が広がっている。
考古学ではよく「建造物グループ」と呼ばれる単位があって、複数の建物が中庭を囲むようにまとまっている。いわば生活のかたまりが、森みたいに広がってる感じ。


で、この住居の森を眺めると、だいたい分かってしまう。
文明って、きれいごとより先に格差が出る。




📏建物の大きさは「経済力の痕跡」になる

建築は、夢や信仰だけじゃ建たない。
必要なのは現実の力――人手と資材と、維持の負担だ。



だから建物の規模は、そのまま
どれくらい労働や資源を動員できたか
の痕跡として扱える。


ここで言う経済力は、お金というより
動員できる力の大きさ
と思ってくれればOK。




📊やったことは単純。ランキングを作る

私は「建造物グループの総面積」を計算して、大きい順に並べた。
そして1位から501位までのランキングを作った。


これを、考古学的な経済指標ランキングと呼ぶ。
名前は強そうだけど、やってること自体は素直で、直感とも合うはず。





🧠ポイントは、社会を先に区切らないこと

ここが今回の肝。

社会を語るとき、つい
上流・中流・下層
みたいに最初から階層で区切りたくなる。

でも建物の大きさって、ほんとは連続量なんだよね。
境界がない。

どこからが上流で、どこからが平民か、地面の上には線が引いてない。

だから最初から箱に入れると、格差の形そのものが見えなくなる。

今回やりたいのは、格差を先に決めつけることじゃなくて、連続のまま格差の形を観察すること。

格差は、まず形として現れる。
名前はあとからつければいい。




🔜次回予告:その分布、冪則だけで語れるのか?

ランキングの世界では、上位が極端に大きくて下位がずらっと並ぶから、よく冪則(パレート)で説明されがち。
でも、見た目のそれっぽさは危険。


次回からは、このティカルのランキング分布が
冪則だけで説明できるのか
それとも別の形が必要なのか
をモデル比較で確かめていく。




※この記事で紹介した考え方は、MME(物質文化マクロ生態学)の初の実証論文の一部です。データと解析コードは Zenodo に公開してあります。







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