2026ねん 3がつ26にち(もくよーび、がっつり雨)
お腹痛い!( ・Д・)
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↑サルの脳みそは食べたことないや!( ・Д・)(「インディジョーンズ」の有名シーンより転載)



今回の考古学・歴史ニュースは古代ヨーロッパ、人骨が“食べる前提”みたいに処理されていたかも?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ



📰はじめに


「古代人が人を食べたかもしれない」という話は、考古学ではたまに出てくる。
でも今回の研究がちょっと強いのは、ただの「人食いっぽい」ではなく、

頭皮をはぎ、肉を外し、頭蓋骨を割って脳にアクセスしたらしい

という、かなり具体的な処理の痕跡が出てきたところなんだよね。


舞台はポーランド南部の マシツカ洞窟(Maszycka Cave)
年代は 約1万8000年前、後期旧石器時代の マグダレニアン文化 の時期で、研究チームはここで見つかった人骨63点を再検討し、少なくとも10人分の遺体に組織的な解体とカニバリズムの痕跡があると結論づけた。 




🪨 ただのバラバラ死体じゃなく、「食べるための傷」がある

今回の研究では、人骨のかなりの割合に人工的な加工痕が見つかっている。
論文では、分析対象の 67.9% に文化的改変があり、その多くが まっすぐで平行な深い切り傷 だとされる。しかも顕微鏡観察と比較実験から、これらは獣の歯や踏みつけ傷ではなく、人の道具による切断痕とみてよさそうだ。


つまり、ここで起きていたのは
「骨が偶然壊れた」
ではなく、
身体を順序立てて処理した行為
らしい。



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↑確かにたくさん傷があるね!( ・Д・)(Marginedas et al. 2025, Fig.5より転載)


🩸 脳まで届くように頭蓋骨が壊されていた

この研究でいちばんインパクトが強いのはここ。

頭頂骨や後頭骨には、

  • 頭皮をはぐための切り傷
  • 耳まわりやこめかみの肉を外す痕
  • 頭蓋骨を割るためのノッチや打撃痕

が確認されている。

論文では、こうした損傷は 脳を取り出すための頭蓋骨破壊 と結びつけられていて、保存用の“頭蓋杯”づくりとは違うパターンだとされる。

要するにこれ、
頭を壊したことそのものより、
どう壊したか が問題なんだよね。

そこに「脳へ到達する意図」が見える。



🍖 長骨も割られていて、肉も髄も狙っていたっぽい

頭だけじゃない。

上腕骨や大腿骨、腓骨、橈骨なんかにも、筋肉を外したり関節を切り離したりする痕が見つかっている。
さらに研究チームは、骨の破壊が 栄養価の高い部分を取り出す目的 を示すとしていて、大学の発表でも「栄養豊富な成分を抽出する意図に疑いはない」と説明している。

つまり今回の話は、
「死体を荒らした」
だけではなく、
肉・脳・骨髄のような高カロリー部位をちゃんと狙っている
というところまで踏み込んでいる。



⚔️ でもそれは飢餓だったのか? そこが次の論点

ここで気になるのは、
「そんなに食べ物がなかったの?」
ってことだよね。


でも研究チームは、少なくとも単純な飢餓説明には慎重だ。
この時期は気候改善と人口増加の時代で、大学発表でも 食糧不足が主因とは考えにくい とされている。論文でも、マグダレニアン期にはこうしたカニバリズムが断続的に見られ、資源をめぐる 集団間緊張や暴力 と関わる可能性が論じられている。


だから今回のテーマにある
「敵の脳を食べた」
という表現は、完全な断定ではない。

ただ、かなりそれに近い解釈が有力になっている、という感じだ。


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↑脳みそだけじゃなく脚もいっとるやないかい!( ・Д・)(Marginedas et al. 2025, Fig.6より転載)


🧾 「敵だったか」はまだ推定。でも“敬意ある埋葬”ではなさそう

論文が強調しているのは、遺体が丁寧に葬られた形ではなく、食べられた動物の残骸と混ざっていた ことだ。
こうした状況は、愛着や追悼を示す一次埋葬とはかなり違う。論文では、こうした混在状態は人類学的には エクソカニバリズム(外部集団の人を食べること)、つまり敵の非人間化と関係しうると述べている。報道でも「征服した rival への侮辱」や「戦争的カニバリズム」の可能性が紹介されている。

ここが大事なんだよね。

考古学では、
人骨に傷がある = すぐ敵を食べた
とは言えない。

でも今回は、

  • 解体の仕方
  • 脳へのアクセス
  • 動物骨との混在
  • 丁寧な葬送らしさの乏しさ

がそろっていて、
かなり敵対的な文脈 が見えてくる。



🧠 人を食べた、というより「相手を物体化した」感じが怖い

あるけまや的に今回いちばん怖いのは、
人を食べたこと自体より、
人間の体を資源として処理している感じ なんだよね。

頭は脳へ。
四肢は筋肉へ。
長骨は髄へ。

そこには、死者への敬意より先に、
解体の合理性がある。

しかもそれが、ただの生存危機ではなく、
集団間の緊張や勝敗と結びつくなら、
これはかなり重い。

食べることが栄養補給であると同時に、
相手を徹底的に「人ではなくする」行為でもある

そういう世界が、氷期末のヨーロッパにあったかもしれないわけだ。



🏺 あるけまや的まとめ

今回の話を雑に言うと、

ポーランドの旧石器時代の洞窟で見つかった人骨には、
頭皮剥離、肉はぎ、頭蓋骨破壊、長骨破砕といった
かなり“食べる前提”っぽい処理 が見つかった。

しかも、その対象は単なる身内の葬送ではなく、
敵対集団を食べたエクソカニバリズム の可能性が高い。
ただし、そこはまだ「かなり有力な解釈」であって、絶対確定ではない。


でも、面白いよね。

旧石器時代の人々って、つい
芸術とか洞窟壁画とか、きれいな方向で語られがちじゃない?

もちろんそれは本当。
でもその一方で、人類はかなり早い時期から
象徴も暴力も両方やる生き物 だったのかもしれない。


洞窟の奥には、
美だけじゃなくて、
勝者の食卓まで残っていたのかもしれないのさ( ・Д・)




なにはともあれ・・・・・・

人喰ってるの縄文人じゃなくてお前らだろがい( ・Д・)

↑日本考古学やってると分かるネタ( -д-)ノ





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