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あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

カテゴリ: ニュース(一般)

2023ねん 1がつ 29にち(にちよーび、晴れ)

後輩に話したら、それは大学生の若気の至りでやることだと言われてしまいましたヽ(TдT)ノ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今回の考古学・歴史ニュース(!?)は国内研究費をクラファンで集める代わりに、人生でほとんどチャリ乗ってない研究者が無謀にもサンプリング調査しつつチャリで四国一周1000kmチャレンジするぜ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回のタイトルは所謂 ”なろう系” みたいな超長い、内容が全部分かってしまうようなものにしてみました~( -д-)ノ




↑これがクラファンのサイト


上に挙げたように、これまではアカデミスト社のCF(クラファンの略語)を利用してマヤ文明、ティカル遺跡の調査研究のために色々とやってきたわけですが、

今回は国内調査のために新たにCFを行うことにしました。



上のものは諸事情により月額型なのですが、今回やるのは単発の寄付型です。

まだ公開していないので、今回の記事は事前の宣伝を兼ねております(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



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↑砂って色々違うのよ(。・ω・)ノ゙


何するの?どんな調査?

日本だと古墳時代以降、窯焼きが普及すると高温焼成された硬質土器が出てきます。

これは窯跡遺跡がたくさん見つかっていて、各遺跡の灰原で出土する土器片をそこの在地土器とした上で蛍光X分析などの手法を用いる産地同定法が確立しているといって過言ではないと個人的には思っています。



一方で野焼きによる低温焼成の軟質土器、つまり縄文土器とか弥生土器などの産地同定法は未確立です。

これは土器資料同士が胎土として似てる似てないは言えるけど、土地と結びつかないことが問題となっています。



土器の胎土を削って試料とする分析方法も詳しく分かって良いのですが、著名マヤ遺跡で国宝級の土器資料を扱う私としては「非破壊」の分析手法が好ましいのです。

なので、非破壊の分析手法を三つ、

①器形や文様などの ”見た目” を対象とした型式学的研究法

②胎土中の粘土という ”中身” に着目した蛍光X線分析法

③胎土中の砂粒鉱物という ”中身” に着目した岩石学的手法



を組み合わせた方法による胎土分析、産地同定法を実践しています。





これらの内、①は考古学者が普通にやっていることなので置いておくとして、②は機材があまりに高価(800万円くらい)なので置いておくとして、③が低予算でやりやすいのです。


ただ基礎データとして現在の各地域の河川・湖沼に堆積する砂粒の鉱物組成を明らかにする必要があるので、それが面倒くさいのです。

お金もかかるし、面倒くさいし、基礎研究だからお金獲れない、の3コンボなために日本ではなかなかやられていません。



日本だけではありませんが、土器資料は膨大に、まさに腐るほどあるので、それを活かせればな~と思っています。

あまり細かな産地同定はできないんですけど、小地域的、特徴的な鉱物組成分布の範囲で特定できるので、古代の地域間交流について型式学以外の手法で多角的に迫ることができるというのが利点です。




これまでは北海道本島、北海道の離島、沖縄、鹿児島の離島を対象にサンプリング調査を実施してきました。

今回は四国を一周して一回で四国のサンプリング調査を終えたいなと思っています!



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何でチャリなの?

実は科研費で行っている場合は車を使ってます。

その方が早いので( ・Д・)



でも車だと一人で調査できないんですよ。

運転してると地形見れないし、露頭発見が難しいし、2級河川以下の河川は通り過ぎちゃうし、そもそも「わき見運転」になるし!




また今回はCFなので予算が40万円(手取り32万円)なので、研究協力者への謝金、交通費、宿泊費の捻出が困難なのです。

だから自転車なら一人でも何とかなるだろうなと、そんな軽い気持ちでやることにしました。

高い確率で筋肉痛で連日死んで、酷く後悔することになると思います。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン





おわりに サイエンスカフェの実施&プレゼントは何にしよう?


返礼とは違うんですけど、サンプリング調査旅行の最中に、四国の各県庁所在地でサイエンスカフェを実施しようかなと思ってます。

内容はマヤ文明に関する研究紹介と今回の調査内容の紹介になるでしょうか・・・



ちょうど来年、「マヤ・アステカ・テオティワカン」文明展みたいなのが開催されるそうで(メキシコ展なのかな?)、展示されるであろう遺物の説明でもいいかなと思ってます。

もちろん無料かコーヒー1杯分で実施しますので(各県の担当者等と相談します)、お近くの方は是非ご参加ください。



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↑100均のコンタクトケースなんだけども、これにオリジナル/粗砂/細砂をそれぞれ入れようかと。


それと今回のCFは購入型なので何らかの返礼が必要なのですが、、、

基本的には先達者の例に従って「お礼の手紙(メール?)」とか「謝辞に記載」になると思うんですけど、それだけじゃつまらないので、、、

実際に取ったサンプルを処理して試料化したものをプレゼントしようかなと・・・


ちょっと欲しくない?( ・Д・)



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2022ねん 12がつ 31にち(どよーび、晴れ)

もう今年最後だね!( ・Д・)

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今回の考古学・歴史ニュースは「木製の埴輪ってあるんだね!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


今の所属の関係もあり、元々国家形成研究の一環としてマヤ文明社会と古墳時代社会の比較をやってみたかったということもあり、ちょちょちょっと古墳の勉強してましたけど、、、

木製の埴輪ってあるんですね!?




知りませんでした( -д-)ノ


まぁ木製品にあまり興味ないもので、、、マヤってほぼ木製品出ないしね( ・Д・)




……話を戻すと、やはり埴輪って土製のイメージですよね。

古墳時代には石製品で様々なものの模造品とか作ってるから、木製で埴輪作っててもおかしくはないとは思うのだけれども、

埴輪って古墳の上に並べて使用するイメージもありますよね。




だとすると、これまでの記事でも紹介してきたようにレアな遺物が残存する条件はかなり狭くて、日本の木製品の事例だと大体が水分が供給され続けて酸素の供給が滞ってる場所なんですけど、

古墳のような墳丘上の所で絶えず水分が供給されるところなんてイメージ湧かないじゃないですか。

もし古墳が滝に打たれてたら別だけど!( ・Д・)




だから木製の埴輪があっても残存しないだろうな〜って思ってたら、あるんですね!Σ(・ω・ノ)ノ

世の中知らないことで一杯ですわ(*^・ェ・)ノ



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ってことで、今回の舞台は大阪府、羽曳野(はびきの)市にある峯ケ塚古墳です。



近年、世界遺産に登録されたことで有名な百舌鳥・古市古墳群はご存知の方も多いかと思います思います。

2019年の登録ですから本当に最近の話です。

今回紹介する峯ケ塚古墳はこの百舌鳥・古市古墳群を構成する古墳の一つなのです。

見つかったのは木製埴輪で長さは352cmと日本最大の記録をおよそ90cmも更新しました。



さて、最初に挙げた写真は真上から撮影したもので、考古学的にはそのような写真がベストですね。

さすがは市教委が撮影したものです。

一般的にはサイズ感が分かりにくいですが、専門としては周りに開いているサブトレンチの形状から大体の予想がつきます。

恐らくは別撮りでスケール入りのバージョンも撮影しているはずです。



続く2枚目の写真では人間がスケールの代わりを果たしているのですが、斜めから撮影しているのでせっかくの日本最大サイズの遺物が小さく見えますよね。

まぁこれも遺物の隣にスタッフ(長い定規みたいなもの)が置いてあるので3mちょいの長さがあることは確認できます。


3番目の写真は人間がイイ感じのスケール感を出しているのでデカいってことを知る上で一般的にはこれが一番良いのかなと思います。


こう見てみると、現場写真って先入観に囚われず色々撮った方が良いようですね(*^・ェ・)ノ









さて、今回のレアな遺物の出土地点は周濠です。

先に述べたように木製品の残存には水分が必要なことが多いですが、これで納得です。

完全に濠(ほり)の存在を忘れていました( -д-)ノ



出てきた木製埴輪の形状はやや分かりにくいのですが、上に挙げたような石見型木製品(いわみがた)です。

2枚目のものは類似形状の土製埴輪の事例です。




記事を見つけた時は本当に木製埴輪ってなんぞ?って思いましたが、写真探してて、ふと、あ、これ見たことあるやつだ!ってなりました。

皆さんも知ってたやつでした?



この「石見型」の資料は権力者の玉杖を模したものとか、儀礼の際に使う杖や武器、旗を模したものと色々な解釈がなされています。

また神聖な場を区切るための結界の意味があったとも言われています。



今回のケースでは、峰ケ塚古墳の北部に祭祀の場と考えられる造り出しがあり、その周辺の周濠から石見型木製品が出土したことから、本来は造り出し部に立てられていたものかも知れません。

造り出し部の調査や、今後こうした事例が増えていく中で、石見型木製品あるいはこうした形状の遺物の役割が明らかになるかも知れませんね。






おわりに

なんだかんだ今年も終わりますね~。

今年も古墳時代とか日本の研究や勉強する時間をあまり取れなかったけども、来年は少しはなんとかしたいですね。

まぁ来年は来年で、マヤ関係の欧米研究史をガガガっとまとめにゃならんのですが、、、

記事に少し力入れつつ最低限情報収集をするよう努めますね( -д-)ノ



そんなこんなで皆様も良いお年をお過ごし&お迎えください。


良いお年を!( ・Д・)



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2022ねん 12がつ 3にち(どよーび、曇り、寒い)

他の考古学者に勧められてカルチャーセンターの講師に応募してみた!どこかで合おう!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

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今回の考古学・歴史ニュースは日本のポンペイは他にもあるよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は群馬県、渋川市金井の金井平氏裏遺跡です。

この遺跡は榛名山の北東部の麓に位置しています。

榛名山は古墳時代の後期に当たる6世紀頃に2度噴火しており、当該遺跡を含めて広い地域が火山灰などの多量の降下火砕物によって覆われました。

そのため周辺には他にも黒井峰遺跡、白井遺跡群などの火山災害を示す遺跡があります。




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↑これが激レア遺物です、「骨の鎧」Σ(・ω・ノ)ノ(群馬県埋蔵文化財調査事業団作成のパンフ画像より転載)



イタリアのポンペイ遺跡で状態の良い様々な遺物・遺構が見つかっているように、日本のポンペイこと、ここ金井平氏裏遺跡でも多数の素晴らしい遺物が出土しています。

隣接する金井下新田遺跡では鍛冶工房が見つかっており、そのためか金井平氏裏遺跡では多数の金属製の遺物、写真に挙げたような鎧や兜が見つかっています。

ちなみにRPGゲームでは鎧・兜と書くけれども、この時代・地域のそれらは甲・冑と書きます。

甲冑(かっちゅう)のそれですね。



一番最初に挙げた甲は1800枚もの鉄製小札(こざね)を絹糸で連結したもので、当時の”武器屋”では「最強の鎧」だったことでしょう。

上に挙げた白っぽい甲は実は動物骨で作られたもので国内初の発見事例です。

まさに「骨の鎧」なわけですねヾ(´ω`=´ω`)ノ



ちなみにこれらの甲の数え方は領(りょう)です。


*あとRPGに例えて一般向けに書いている時が鎧・兜表示で、考古学として書いてる時が甲・冑表示なんですけど分かりにくくてごめんなさい( -д-)ノ




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↑これが赤玉(群馬県埋蔵文化財調査事業団作成のパンフ画像より転載)




鉄製の鉾や鏃の他、馬も見つかっています。

当時、馬は飼育も大変でとても貴重なものでした。



様々なレアな発見がある遺跡ですが、上に挙げた甲を着た武人がうつ伏せになって発見された点が他に類を見ない事例だと思います。

被災されて亡くなったようですねヽ(TдT)ノ




上に挙げた赤玉は赤色顔料を丸めて団子状にしたもので100点ほど見つかっています。

当時の高級品が一堂に介した状況ですが、噴火によりパッキングされないと消費されてしまうのでこうした当時の具体的な生活の様子は分からないわけです。

災害の被害を受けたことは悲しいことですが、考古学者として感謝して余すところなくきちっとデータ化して活用する&皆さんに公開することが供養になるのかも知れませんね。



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↑これ古墳時代の人の足跡!(群馬県埋蔵文化財調査事業団作成のパンフ画像より転載)



おわりに

この遺跡、古代人の足跡まで出てるんですよね。

本当に色々出る。



ちなみに住居址も複数見つかっていて、それぞれのおうちの中に遺物が残されていました。

被災して慌てて逃げてますから当然でしょう。

そうした状態のそれぞれの遺物の配置をデータ化して、当時の一般的な”間取り”というか生活空間の利用方法の特徴について分析した研究などがあります。

事例自体は少ないので考古学としては扱いにくいことが難点ですが、火山大国でもある日本では今後こうした良好なデータを得られる遺跡、『日本のポンペイ』が多数見つかる可能性が十分にあると思います。



今後に期待ですね。

ということで、


・・・私もレアな発見したい!( ・Д・)



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2022ねん 12がつ 2にち(きんよーび、晴れ)

次の銀英伝っていつ?って気持ちでいっぱい(*^・ェ・)ノ

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↑これサムネを画像化したやつ、動画は記事の真ん中辺りにあるよ( ・Д・)(「公式トレーラー」の動画より転載)



今回の考古学・歴史ニュースは「インディ・ジョーンズ!!!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


映画待ってたよ!ってだけのニュースなんですけどね。

いやほんとに待ってた!




正確にはマヤ文明ではないんだけど、中南米系の文明をテーマにしたって意味で前作(4作目)の「クリスタル・スカルの王国」は良かった。

もちろん中身がオカルト過ぎて叩かれてたけど、落ち着いて考えてみると元々インディって全部オカルト的な内容だからね。




世界征服のために超自然的な力を持つ古代遺物を収集するナチス・ドイツと博物館に収蔵すべきという考古学者の戦いを描いたものだから。

ナチス側もアーネンエルベがモチーフになってるしね。

この辺は最後にYouTubeに載せた動画を是非見ておくれ!


まぁなんだかんだ叩かれ酷評された理由はトンデモが過ぎたかなってのもあるけれど、私たちが期待し過ぎたってのが大きいかなと思ってます。

でもファンサービス的なシーンも盛り込んであって個人的にはそれなりに良かったかな!

想い出の作品の続編だしねヾ(´ω`=´ω`)ノ





↑これ動画に飛ぶよ!(英語だよ)



最新作のタイトルは「Indiana Jones and the Dial of Distiny」です!

邦題は決まってないようですが、そのまんま「インディ・ジョーンズ 運命のダイアル」ってとこでしょうかね?




ハリウッド映画らしいトレーラーで面白そうだなって思いますね。

日本公開も2023年7月辺りになるのかな?

楽しみでなりません(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




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↑クリスタルスカルの時のインディと息子(「FILMAGA」の記事内画像より転載)



ところでインディ・ジョーンズ役のハリソン・フォードは御年80歳だそうでこれがインディとしてある意味最後の聖戦になるようです。

インディ・ジョーンズはディズニーが権利を購入・取得しているので、是非シリーズとして続けて欲しいんですよね。

考古学ファンの形成・維持に大いに役立つと思うんだけどなぁ(。・ω・)ノ゙




クリスタル・スカルでインディの息子が出てきているので「ジュニアのジュニアシリーズ」でもいいよ、何でもいい。

配役変わってインディ続けてもいいし、息子がインディジョーンズを名乗って続けてもいい!




まぁ後者の場合何と戦うことになるのか分からんけども、、、

クリスタルスカルで一部出てきたように、ロシアかな?




ファンとして、一考古学者として本当に是非どんな形でもいいから続いて欲しいなと思います。

回し者ではないけれど、是非皆さんも劇場で観ましょう!




↑聞き取りづらいけど勘弁、最近滑舌良くする練習頑張ってる( -д-)ノ




おわりに

上に挙げた動画は元々、クラウドファンディングの返礼の一環として、みんな大好きTDSのロストリバーデルタの考察用に作ったのだけど、

最後の方にインディ・ジョーンズのモチーフに関する考察(新説)もあるから観てみてね!

この記事の最初に書いた、ナチスとインディの関係について触れてるからね!




あと、普通の人の考察と違って、考古学者としてその立地/環境や学史的な背景を基に組み立ててるから他にはないものだと思うし、面白いと思ってもらえる自信あり!




ただね、滑舌わっるい!

長いのに一発撮りだし、字幕付けようかと思ったらAIも聞き取れてなかった(ノд・。) グスン

ま、そんなこんなで、


YouTubeも収益化したい!( ・Д・)



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2022ねん 10がつ 21にち(きんよーび、晴れ)

すごく休んだらすごく元気になってきたんだけどすごく仕事溜まるんだよね、当然か( ・Д・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今回の考古学・歴史ニュースは「何か生々しい……反省します!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は群馬県嬬恋(つまごい)村の鎌原(かんばら)地区にある「天明三年浅間やけ遺跡」です。

何が生々しいかはこの先を読んで頂ければ分かるサクッと思います。

反省します!って箇所は「おわりに」の部分で書きますが「考古学者として反省します」の意味です( -д-)ノ




反省の部分、思いの外長くなって真面目ながらも最後は楽しい仕上がりになったので是非読んで欲しい!

むしろ今回の『日本のポンペイ』の話を飛ばしてもいいから読んで欲しい!( ・Д・)











さてさて、上にも挙げたように本場(?)のイタリアのポンペイに関する記事はこれまでにもたくさん書いてきました。

マヤにも「マヤのポンペイ」があるし、上の3番目の記事は「アジアのポンペイ」だし、、、

世界的に火山噴火被害に遭って火山灰などにパッキングされてしまった遺跡はけっこうあるのです。

なので、火山大国な日本にもそうした遺跡があってもおかしくありません。

今度記事にしようかと思いますが、他の有名な事例として古墳時代の榛名山噴火関連の遺跡があります(*・ω・)ノ



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今からおよそ300年前、天明3年(1738年)に浅間山が大噴火しました。

この噴火で流出した溶岩はおよそ幅1~2km、長さ5.5kmと考えられています。

溶岩は吾妻川に流れ込み、大規模な火砕流となって旧鎌原村(現在の嬬恋村鎌原地区)を襲い、152戸、477名が死亡したとされています。

これは村の住民のおよそ8割に相当する数であり、被害の大きさが分かります。






天明三年浅間やけ遺跡は昭和31年(1956年)に群馬県の県指定史跡に指定され、昭和54年(1979年)に最初の発掘調査が実施されました。

サムネ画像や上に挙げた写真はその当時のものです。




現在の鎌原観音堂は被災を免れて残っているもので、当時この高台に辿り着いた村人たちは生き残ることができました。

現在の鎌原観音堂の前方にある石段は15段ありますが、昭和54年時の発掘調査によって下部(先に挙げた観音堂の写真の真新しい赤い橋の下)に更に35段があり、本来は50段であったことが分かっています。




上に挙げた写真のように下方35段で二人の被災者の人骨が見つかりました。

この折り重なるような状態の2人分の人骨は、年老いた女性を背負った若い女性と判定されています。

ようやく観音堂まで逃げてきてあと少しというところで被害に遭ってしまったのです。





この遺跡での発掘調査は1991年にも実施され、今年2020年から6年計画で更に観音堂周辺を広く調査する予定です。

同調査は被害の状況だけではなく同区域の復興の様子を明らかにし、防災意識の向上にも貢献していくことを目的にしています。

今後の調査成果が楽しみですね(。・ω・)ノ゙










おわりに ~私が反省した点~

考古学だけではないのですが、広い意味での歴史学で、、、

「歴史なんて役に立たない!」

なんて表現はSNSが浸透した昨今、よく目にするなぁと思います。



昔は「考古学も役に立たんっぽい・・・シュン(ノд・。) グスン」

ってなってたんですけども、




ここ最近は立場が変わりまして、

確かに現状、考古学は現代社会の役に立たないかも知れない、ならば役に立つようにすればよい!

と思って調査・研究活動をしています(*・ω・)ノ

私の考古学研究における法則定立的な研究志向はそのせいです(*^・ェ・)ノ




↓これがそう……コラムなんだけど、どうやらちょっと難しいらしい( -д-)ノ




研究とは無関係な一般の人々に、歴史が役に立たないなんて言われてしまうのはある意味仕方ないことなのですが、

仕方ないと安住してしまったことも一因と私は考えています。




「歴史は役に立たない」というのは「歴史は現代の社会と繋がりを感じない」ということなのだと思っています。

もちろん、研究者や歴史が好きな方は過去と現在が歴史的に繋がっているのは当然なのですが、、、

要は「歴史研究のテーマ設定や問題設定が、現代社会における特に歴史の重要性が理解できない/しない人々の身の周りの問題と無関係である」ことが問題なのだと思っています。




なので、その解決策として私はSDGsの中でも重要視されているような貧困や格差の問題に繋がるように、古代マヤ社会における格差について研究し、

そもそも国家あるいは集団が自然と有する格差のシステムについて理解することを目標にしています。

(ちなみにSDGsについて悲しき若手研究者が触れるのは全て助成…のためです、秘密ですからね、約束だよ!( ・Д・))




……前置きが長くなりましたが、つまり私は「考古学研究テーマと現代社会の問題の乖離」が問題と思っていたのですが、

今回の記事を書いていて、ふと気づいたのです( ・Д・)



私自身が過去と現在を結び付けていなかったなと、、、( ・Д・)




本当のポンペイの方は場所も遠いし、時代も古いので身近なものとは全く感じておらず、

「さすがに残りがいいな!」

「レアデータがいっぱいだけど他の通常の出土状況の遺跡とどう比較研究できるだろうか」

「ってかこのパン、絶対まだ食べれるじゃん!( ・Д・)」

なんて考えていたのです(*^・ェ・)ノ




今回は日本の話ですし、たかだか300年前(私の感覚)なので最近の話と感じてしまって、『ただ、お、人骨出た!」ではなく、災害で亡くなってしまった人に対して自然と思いを馳せてしまったのです。

まぁもちろん研究者として客観的な立場であろうとすることは大事なのでそのせいであることが原因とも言えるのですが、

どこか心の上で過去と現在を結び付けてないのは自分も同じだったかなと反省しています(*_ _)ペコリ





って思ったよって話なんですけども、皆さんは本記事を通して何か感じましたか?

まぁとりあえず考古学者なんてお墓出ても喜ぶだけの生き物だと思ってほぼ間違いないということを知ってお帰り頂ければ幸いです(?)




・・・・・・

「歴史は役に立たない」

実は、私はかつて隣に座ってた方に突如言われた経験があります。

所謂飲み屋のカウンターで、私を挟んでの医者と会社員の口喧嘩の仲裁に入った時のことですが、



『人の命も救えないやつに喋る権利はない!』



って会社員に怒鳴られ、かつて「考古学は科学か」、「考古学は現代社会の役に立たないお荷物なのか」なんて悩んでいた私は悲しくて涙を流しました・・・



懐かしいものです( -д-)ノ




……でも今なら言える!

お前も救えないから喋んな、このハ~ゲ~!( ・Д・)(ハゲてない)



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2022ねん 9がつ 13にち(かよーび、晴れ)

今週1週間何もしないで精神疲労を何とかしようと思ってたが、結局めちゃ仕事してるのは何故?( ・Д・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




今回の考古学・歴史ニュースは古代マヤ人、遺灰を混ぜたボールでサッカーしてたぜ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はメキシコ南部、チアパス州にあるトニナ遺跡です。




当サイトの読者には釈迦に説法だとは思いますが、、、

所謂、古代マヤ文明って統一国家がないのです。

数多の都市国家が林立してバチバチやってるさながら戦国時代のような状況だったのです。




私、前にGIS(地理情報システム)をかじってた時に座標が分かっているマヤ遺跡全部プロットしてカーネル密度分布推定で地図作ってみたことあるんですけども、

その時に使ったデータ数がおよそ1300でした。

「時間と空間が考古学の基礎」といつも謳っている当サイトですが、「時期」って案外難しいのです。

何故なら掘らないと決定できないから( -д-)ノ




マヤ地域は日本とは異なり、踏査と試掘で遺跡分布を決めているのではなくて、生い茂ったジャングルのせいで、衛星写真や流行のライダー(簡単に述べるなら航空レーザー測量技術)使ったものも多いので時期のデータがないこともままあるのです( ・Д・)

だからおおよその予測だけども、まぁ古代マヤ文明の”メイン”である古典期には小規模遺跡含めてざっと800遺跡程度あったのかな(古典期にカスってるもの含むと)と思っています。








少なく見積もっても500遺跡はあると思うのだけれど、それだけ多くの遺跡がある中で皆さんが知っているのは僅か10遺跡くらいでしょうか(言うて、私もさほど変わらない(´・ω・`))。

今回紹介する『トニナ遺跡』はたぶん日本ではほとんど知られていないはずです。

日本語の書籍にはほとんど出てこないからです(*^・ェ・)ノ




ですが古典期マヤ文明(CE250-1000)の遺跡の中ではトニナ遺跡は非常に大きな遺跡なのです。

マヤ文字を含む重要な遺物も本当にたくさん出てます。

トニナ遺跡は、世界遺産としても古代マヤ文明史でも超有名&重要なパレンケ遺跡の70kmほど南に位置していて、パレンケとずっと戦争して最後に勝ってるくらい重要な遺跡なのです(・∀・)つ






さて、本題に入りますと、、、

このトニナ遺跡での最新の発掘調査速報として、殿ピラミッドの基壇部分に出入り口のような石組み遺構が確認され、そこを掘り下げてみたところ、宝物庫のような空間を発見したということです。

問題はその空間に納められていた遺物なのですが、およそ400個ものゴムボールが発見されました。




古代マヤ文明を中心としてメソアメリカ地域全般において球戯場(ボールコート)の存在が知られています。

現代でいうとことの『サッカー』ですね(*・ω・)ノ




ただこれだけまとまってサッカーボール(?)が見つかる事例は類を見ません。

そして調査責任者のメキシコ人考古学者、フアン・ヤデウンによると、これらのゴムボールは王族・貴族層(エリート層)の遺灰を植物と共に練り込んで作られたものだと言うのです。

星への見立てなのでしょうか、一種の生まれ変わりの儀礼として偉大な人物の魂(?)が丸いボールとして260日後(ツォルキン歴/儀礼歴の1年後)に「復活」するのだそうです。




彼によると、古典期のサッカーボールは巨大だったそうで、、、

彼の述べる証拠というのは主に図像のようですが・・・・・・




古代マヤ人って王族・貴族の遺灰を蹴り飛ばしてサッカーしてたのでしょうかね?

であれば、コロッセウムより遥かに、一般層の心をスカッとさせる催しだったのかも知れません(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




そう言えば、国葬で盛り上がる現代日本。

彼の英霊も遺灰をサッカーボールに入れて蹴り飛ばせば、我々一般的な国民の心も少しは晴れるかも知れませんね( ・Д・)








おわりに ~真面目なお話~

容量とかの問題なんですかね?

大手のメディア系会社のネット上の記事とかYouTube動画とかって何故か削除されてるような気がするのですが、、、

埋もれて見つからないだけ?( ・Д・)



そんな気もしますけど、とりあえずマヤ文明関連の記事は当サイトで取り上げて記録するとして、動画はひとまず収集します。

余裕ある時に複数の動画を編集してニュース動画として記録できればと思うのですが、、、まぁ暫くはただ集めておくだけってことになりそうです( -д-)ノ




さて、マヤ考古学を牽引しているのはアメリカ考古学だと思うのですが、、、

まぁ距離的にも近いですし、調査に来やすいですよね。



アメリカ考古学は1960~70年代の法則定立的研究を志向した時代から潮流が変わり、文化相対主義に基づく個別記述主義が現在も主流です。

所謂発展途上国などへの進歩史観に基づく差別が根底にあって、「それ良くない!(゚Д゚)ゴルァ!!」って反発からこの『体制』が敷かれていると個人的には思ってます。




というのも、そういう活動、、、怒られるだろうけど所謂欧米の白人集団はそういうのが大好きだなって思うし(歴史的に他者を一番差別してきたのはあなたがーたでは?とか思うのだけど)、

はっきり言って、この文化相対主義って息が長すぎるんですよ。

単純に『この上なく素晴らしい研究理論だから』というわけで存続しているのではなく、圧力がある気がするのです( -д-)ノ





・・・長い前置きですが、結局何が言いたいかと言いますと、、、




個別記述主義の名の下、各マヤ遺跡で行われる調査や研究の結論は常に「ほにゃららだからこの遺跡(私の取り扱う遺跡)はユニーク!研究の価値あり!」ってなるんですよね。

(面白いくらいそうなる、たぶんほぼ100%)

まぁユニークというのはマヤ文化にバリエーションがあったことを示す上での表現の問題に過ぎないので、別にそれはそれで構わないという気持ちもあるのですが、、、




一方で一般向けの概説書とかガイドブックとかになると特にですが、どうしてもマヤ文明に関して普遍化する必要があるのですよ。

そこでは、ティカルではこう!コパンではこう!パレンケではこう!

って記述しないんですよね。

何故か一気に『古典期マヤはこう!』ってなるんですよヽ(TдT)ノ




そうした時に、今回のような1遺跡で見つかった特殊な事例が普遍化されてしまうケースがあるのです。

そして怖いことに、「高名な考古学者」は声が大きいので、気付けば定説化してたりするんですよね。



発掘調査や遺物の保管には莫大なお金がかかる関係上、学閥とか権威主義とかの脅威は常にあると個人的には思っているので、是非皆さんも色々な記事やニュースを目にしたとしても、

「自分の頭で考える」ということを忘れないで頂きたい。

これ本当に大事です。

種々雑多な情報が溢れる現代社会では特に、、、



ちなみに、

この記事も嘘かも知れんよ!( ・Д・)



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2022ねん 8がつ 20にち(どよーび、晴れ)

出張から戻ってきてふと気づけば今月も終盤( ・Д・)

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↑この人スゴイ人(「Yahoo!ニュース」の記事内画像より転載/ credit: 神戸新聞社)




今回の考古学・歴史ニュースは考古学愛好家が新しい古墳を950基も見つけたよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は兵庫県、丹波市




考古学愛好家の東昭吾さんがこの度、新しく報告書を出すそうです。

考古学関係書籍で有名な六一書房から出版されます。

価格は2200円!




自費出版なのかどうか知りませんけど、考古学の入っている大学は買うし、それなりの稼ぎになりそうですね(*・ω・)ノ

なんで買うかというと、、、




東さんは丹波市の柏原地域の踏査を行っていて、今期の報告書だけでも205基の古墳を新発見して登録しているのです。

更に今回新たに発見した古墳の中には、測量調査によって正確な規模が確認され、丹波市最大規模の古墳と認定されたものを含んでいます。

この報告書にはこれらの古墳の分布図も載っているので買うしかないのです(*^・ェ・)ノ




東さんはこれまでに丹波市の氷上地域、春日地域にて踏査を実施して、約750基の古墳を見つけているので、合計950基見つけたということになります。

しかもたった2年間で!



ちなみに踏査で見つけた埴輪片などの遺物は市教委に寄贈するそうです。

やることなすこと完璧ですねヾ(´ω`=´ω`)ノ


arukemaya1706



おわりに ~考古学者は何故やらないのか?~

この記事を読んで、「この人スゴイ!」って思う一方で、何で考古学者はやらないのか?怠慢か?と思う方々もいるでしょう。

これはとても難しい問題なので、様々な意見があると思います。

ここでは個人の意見として書かせてもらいます、としっかり前置きをしますね。



私の感覚だと、皆さんと同様に、よくこれまでこんなに見つかってこなかったなと思います( -д-)ノ

市教委などの各教育委員会には考古学を専攻した者が設置されていて、埋蔵物の包蔵地(遺跡や遺物がある/ありそうなとこ)を調べるための踏査や試掘を行っているものです。

ただ予算の都合がとても大きいので開発が進まない地域は優先順位が低く、どうしてものんびりとゆっくりやっていくことになります。

(ところで、、、最近よく、日本社会ってあるいは日本政治ってどうかしてるなって思います( ・Д・))





他方で皆さんが想像する考古学者はきっとそういった行政系の専門家ではなくて、「大学教員」としての、あるいは所謂「アカデミア所属」の考古学専門家でしょう。

踏査でこれだけ成果が挙がるならば、私のような若手研究者レベルあるいは院生クラスなら喜んでやりそうなものです。




でもやりませんね。




これは教員の指導の在り方の問題に起因しています。

なので、やるなら私のようなボスのいない自由なポスドクの立場が最もやりやすいんでしょうけど、どうやら聞こえてこないところを見るとやっていないようですね。

もしかしたらこの記事を契機に今後現れるかも知れません。




一方で教員もやりません。

考古学において、「踏査は基礎研究」なのです。

比較的『金回りの良い』所謂理系研究でも基礎研究の軽視が問題視されていますよね。




はっきり言って「役に立たない人文系研究」の基礎研究なんかにお金つくわけないんですよ!( ・Д・)



私は上手いやり方があると思っていて、実際に古代マヤ研究では実践してますけどね。

そう思うと、定職についた人間の熱量の無さも問題のひとつなのかもって、、、

実際にそう思わざるを得ない人物もちらほらいますからね~( -д-)ノ



世の中、古墳はたくさんありますけど、測量されていない古墳も山ほどありますし、開発などでろくに記録も公開されぬまま壊される事例も多いのが現状です。

私は調査にかなり私費をぶち込んでますけど、

教員とか大体、家族ありますからね、、、




哀しいかな、、、

金がなきゃ何もできん!( ・Д・)



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2022ねん 8がつ 4にち(きんよーび、晴れ)

出張中も仕事とか偉い!って褒めて欲しいヽ(TдT)ノ

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ロゴ、サイズ半分_credit
↑これがロゴマーク(。・ω・)ノ゙(credit:あるけまや/ illust:あずさ)


今回の考古学・歴史ニュースは土器の美少女化始めたよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


まぁ何でも擬人化、美少女化しちゃう日本だから、土器も美少女化しちゃおうかなって思いまして、、、

「ウマ娘」にあやかって「ドキ娘」でも良かったけど訴えられたら泣くので、被らんやつに変更しました。

今回はお披露目の先立っての簡単な紹介です!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


加曾利Eの子、顔_画像サイズ半分



さて、この土器の美少女化プロジェクトの目的は『土器型式を知ってもらおう!』ってことです。

当サイトをご覧の皆様がーたは、博物館とかに行く機会もあるかと思います。

博物館の考古学展示室では膨大な資料が並んでいることがしばしばで、よく見ると「~式土器」って書いてますよね?

関東だと、「勝坂」とか「加曾利」とか「安行」とか・・・

こういったものが『土器型式』です。


大木の双子twitter用



ざっくり言うと、日本をいくつかの小地域に分けていて、その中での新旧を示したものが土器型式です。

だから土器型式が分かると考古学で重要な「時間と空間」が分かるってことです。




例えば土器を見て、「あ~これは勝坂I式だな」って分かれば、、、

「時期は縄文中期で、5000年前くらいで、南関東に分布してるやつだな」とか分かっちゃいます。



博物館で見てると土器ってほんとに多様ですよね?

でもそんな一見バラバラに見える土器資料も共通の特徴を持ってたりするので「土器型式」としてグループ化することができるのです。

ちょっと難しいので、はっきり言って一般の人には「~式土器」って書いてあるネームタグ見ても何も感じないと思います。

そこをなんとか一歩踏み込んで、考古学の奥深い世界を楽しむきっかけになればと思っています(屮゚Д゚)屮 沼にカモーン!


里木、阿高_顔_画像サイズ半分



おわりに

ひとまず5人分のキャラは出来たのです。

今はモデルの土器資料のデフォルメイラストを作成中です(作成してるのはもちろん絵師さんで私ではない( ・Д・))。

どうなるかな、たぶん早ければ9月には公開になるかと思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



でもね、土器型式ってたくさんあるんですよ!

なのでクラファンやることになるかな~って思います。

私の財力だけだと破産するか、絶対に終わらんとです( -д-)ノ



また告知しますけども、、、

ここの読者は私の多忙っぷりとサボり癖をよく分かっているはず……


まぁ・・・焦らず気長に待ちたまえ!( ・Д・)



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2022ねん 6がつ 18にち(どよーび、晴れ)

何度でも言おう、スマホ割れた。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

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今回の考古学・歴史ニュースは「こんなもん残る!?糸玉が見つかったよ!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は徳島県、徳島市、南蔵本遺跡です。


サムネ画として上に挙げた写真があまりにインパクトつよつよですよね!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



時期は弥生時代前期!

長軸6.2cm、短軸4.5cmの大きさです。

見た目通り、保存状態は非常に良好です。

糸を巻き巻きしてまとめている感じがそのまま残っています。




これまでにも「まだ食べれるよ!シリーズ」とかやってきましたけど、これはまだ編み編みできるよ!って遺物です。

実際には用途は分かっていません。

現代的なイメージで、セーターを編むための糸玉ではなかったようです。

というのも、この糸玉は漆で固められているので、装飾品として機能した可能性が指摘されています。
 


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上に挙げたように、実際には小片もいくつか見つかっています。

問題は出土地点なのですが、「畑」です。




日本では「古代人の脳みそ」や「クワガタ」とかレアな発見も結構見られるわけですが、こうしたレアな発見を支えているのは「水分」です。

水場付近は絶え間なく水分が供給されるので無酸素状態が維持されて分解が進まないことがあります。

最近流行りの水中考古学で古い船舶が海底に残っているのはこのためです。




弥生時代は水耕や水の儀礼も盛んなためにこうしたレアな発見が多々見られるのですが、今回は畑(通常比較的乾燥している)なので様相が少し異なります。



1点目は湿度!

この南蔵本遺跡の出土地点は湿度が高く、乾燥するタイミングがなかったのです。

湿潤・乾燥の繰り返しでモノは分解されていくのです(*^・ェ・)ノ




2点目に漆!

縄文時代や古墳時代、それ以降も含めてですが、漆が塗られていると有機質の遺物も残り易いのですヾ(´ω`=´ω`)ノ



このような条件が整って始めて残存した超レアな今回のケース、弥生時代の糸玉は史上初の発見となったわけです!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



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↑縄文時代の糸玉①(「東北歴史博物館」のHP画像より転載)



さて、史上初の発見と書きましたが、これはあくまで「弥生時代の糸玉として」です!

より古い時期である縄文時代ではなんと、すでに12例も見つかっているのです。





上に挙げたのは新潟県、青田遺跡の出土資料です。

この遺跡はレアな発見が多い所謂「低湿地遺跡」で水場遺構も見つかっているのです。


そんなタイムカプセルような素晴らしい埋没環境で、かつ漆でコーティングされているため、しっかりと残存しています。




下の写真の出土情報は不明ですが、どうやら縄文時代の糸玉の出土事例は全て漆コーティングによるもののようです。

つまり「水分+漆」の組み合わせが考古学における奇跡的な発見を生み出しているといっても良いでしょう、知らんけど( -д-)ノ



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↑縄文時代の糸玉②(「日本古来の「麻」手しごと暮らし日記」)







おわりに

色んな記事見てると、特に新聞会社の記事って考古学・歴史担当の記者がいるようですね。

みんな思い思いに写真を撮るのですが、見栄えをよくするためか「斜めから撮影する」ことがほとんどです。

私は記事を眺めながら、この写真はダメ、この写真はまぁヨシ、とか勝手に評価して遊んでるんですけど、今回最も良かった写真は上に挙げた徳島新聞の写真です。





おめでとうございます(!?( ・Д・))




ガッツリ斜めから撮ってる感じがアウトなのですが、唯一スケール入ってるところが評価点です(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?



多分考古学やってない人ばかりなのでしょうが、接写に慣れてないのかピンボケばかりなんですよね。

何様ですが、プロなのだから被写体深度くらい上げて撮って欲しいものですねとか思ったり(´・ω・`)




何はともあれ、レアな発見はテンション上がるね!

うるし最強!( ・Д・)



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2022ねん 6がつ 18にち(どよーび、晴れ)

スマホ割ったヽ(TдT)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースは「史上最大の地下都市が見つかった!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はトルコ南東部、マルディン県のミドヤトにあるマティアテ遺跡です。

 

最大ってのはインパクトあるので“考古学者は大好き“(有名になれるし、お金獲れるから)なわけですが、、、専門外だけれどもそれにしてもパッと記事読んでいる限りちょっとよく分からない……( ・Д・)




「建造されたのは紀元前2世紀頃、1900年もの間使われていた」

西暦1700年まで使われてたのなら文献に残ってるだろうし、よく今まで見つかっていないもんだと逆に驚きますΣ(・ω・ノ)ノ


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↑これが発見現場Σ(・ω・ノ)ノ(「ナゾロジー」の記事内画像より転載)



このミドヤト地区自体が世界遺産なのですが、そのための清掃や保全作業中に「発見」されたそうです。

そしてこの遺跡は「マティアテ(洞窟の街の意)」と名付けられたそうです。

つまり新発見ってことですよね、、、




上の写真を見ると、洞窟の天井部が崩落して見つかった感があります。

作業員や現場の様子を見ていると、住宅街における工事か何かで空洞部が見つかった様に見て取れますね(*^・ェ・)ノ

だって考古学調査に使う機材が一つもないんですもの( -д-)ノ



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↑内部の保存状態の良さよ!(「Gigazine」の記事内画像より転載)



で、まだ全体の3%しか発掘が進んでいないが、6〜7万人もの人口を収容することができた最大級の地下都市なのだとか……

上に挙げた写真で分かるように内部は大きな空洞です。




掘る必要なくない?( ・Д・)




で、全体の3%しか調査進んでないのに、最大級とか6〜7万人収容とかなぜ分かるのか……

踏だけは100%終えて測量図は作成したと言うことなのでしょう……




つまり歩いて踏破できている、、、

何度でも言おう、



掘る必要なくない?( ・Д・)
 






このマティアテ遺跡には多数の部屋があって、換気シャフト、井戸、水のタンク、厩舎、アパート、集会所、墓地などが揃っていて、充実した居住空間だったようです。


まぁ都市と言うだけあって、、、っていうか1700年頃まで使われていたならそりゃあ都市構造持っているでしょうよ!って思うけど( -д-)ノ





遺物などの写真が全然ないなと感じていてふと思ったのですが、こういう空間って観光(話題)にはいいかもしれないけど、考古学的にはつまらん気がします。( ・Д・)




何故かというと、岩盤をくり抜いて空間を作っているわけですが、石材加工時期の判定は極めて困難だから、内部に残っていた最古の遺物や意匠から紀元前2世紀頃に造られた都市だと分かったにしても、どのように拡張されたかといった過程は分からないから。



そしてこれだけ長く使われていると清掃活動によって遺物はほとんど残らないし、層位データも得られない。


このマティアテ遺跡は多層構造なので、まぁきっと下へ下へと横へ横へと拡張したのでしょうけども、、、

墓域があるから墓の副葬品で年代幅決めたり、その年代幅が決まった墓域がどの階層にあるのかで各階層の拡張時期をおおよそ判定するのか、、、

パッと思い付く研究はそんなもんかな( -д-)ノ



……歴史考古学的には文献史と照らし合わせてもっとやることあるんでしょうね、きっと。



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↑アリの巣みたいヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ(「カラパイア」の記事内画像より転載)



上に挙げたのが同じトルコの有名な地下都市遺跡、カッパドキアの地図です。

暑く乾燥した地域だから、こうした地下都市は理に適っていたのかも知れませんね。

地下は涼しそう!(。・ω・)ノ゙




地下水は飲料水などの生活水として利用できるし、乾燥地帯なら水の確保は必要で、どの道ここまで深く掘るならば、そりゃあ途中の空間も掘って利用しようと思いますよね。

そもそもただただ垂直に落としたら(考古学では掘り下げたらの意)、井戸としては深過ぎる問題もあるからね!( ・Д・)




当然環境条件として岩盤の性質も関係してますけども、上記のような解釈が正しいのか、トルコにはすでに40を超える巨大な地下都市が発見されています。




……でも水利と空間利用としては優秀な地下都市だけれども、「数万人の人口を収容」ってのは何だか引っ掛かりますね。

電気のない時代なのだから採光のために燃料使うし、現在のようにラボ内(屋内)で生産は行えず基本的に食糧生産自体は地上で行うのだから地下に余剰人口を維持できるわけない。





そう考えると地下都市という表現はおかしい気もします。

あくまで「地上とセットでひとつの都市」なのであり、通常の都市に見られる周縁部に拡張する中で建設される貯蔵庫、礼拝所や墓域といった占有空間を、縦方向に拡張しただけな気がします。






あ、最後真面目になり過ぎたのでふざけます( ・Д・)





ところで、、、

「人がゴミのようだ!」とは言わんけど、

アリの巣と地下都市の拡張方法の共通性とか研究したら、“こんがり焼けそう“ですよね。

研究者の炎上商法が上手くいくかは謎だけれども、論理的にしっかりしてればイケる?( ・Д・)



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↑こう見ると綺麗だね(「tabiyori」の記事内画像より転載)



おわりに

……実は私、中学生の頃、地理の先生がラリホーマの使い手だったこともあり、めちゃくちゃ苦手なんですよね( -д-)ノ

空間認識能力(?)はめちゃくちゃ高いので行ったとこあるところは脳内でばっと地図が作れちゃうんですけども、世の中行ったことないとこばかりだからね~( ・Д・)




考古学との関連性からも地理の基礎も地理学(〇〇地理学系も)も勉強しなきゃと思いつつ、なかなか進んでいないのですが、、、

今回の記事でも「トルコってどのへんだっけかな~」ってなると思いきや、ウクライナ情勢で周辺地図を見る機会がぐっと増えたので、なりませんでした(・∀・)つ




いや~そう思うと、小中高の先生の責任って重いですよね・・・・・・

たくさんの子供たちの将来に響いてる気がする(´・ω・`)

まぁ大学の先生も当たりはずれはヤバイですけど




「親ガチャ」とか「国ガチャ」って言葉もあるけど、、、

「教員ガチャ」もあるね(*^・ェ・)ノ

……てか、人生全部ガチャでない?

だってこの世の中、確率の集まりだもんね~( ・Д・)




まぁなんだかんだ、、、


ラリホーマ怖い!( ・Д・)



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