2018ねん 5がつ 13にち(にちよーび、めっちゃ雨)
仕事に根詰め過ぎたのか、病んでました。
友人や酒の助けを借りても回復せず
ブログもさぼっておりました。すみませぬ。
しかしニュースはたくさん集めてたので、取り返しますね!
・・・・・・・・・・・・
↑考古学者が主人公な海外ドラマ(ニューリリースポータルより転載; © Mammoth Productions )
【目次】
さて、ここ2日間現実逃避してミステリー小説書いてました!文章書くのに疲れて、文章書く趣味を選択する辺り、我ながら頭がおかしいなと思っております( -д-)ノ
若い頃に趣味で小説を書いたことはあるのですが、今回は気晴らしだけではなく、考古学研究者に可能な社会還元を念頭に考えてみました。そこで選んだのがミステリ―小説!(普通に研究して、学会発表や講演会で社会還元しろ!という正論はごもっともです(/TДT)/)
ざっくり言うと、調査現場という非日常的閉鎖空間で、様々な不満を抱えた人々が殺し合うという内容です!
盛り込みたい内容は、私たちの現実はこうなんですよ?という様々な立場の人間が抱える問題を描きたいなと思ってます。私の場合フィールドは海外ですし、考古学調査の現場が一体どのようなものなのか紹介したいなと、遺跡公園と現地スタッフが抱える生々しい社会問題や、様々な国籍の研究プロジェクトがある中での問題、研究者同士の対立、教授と助手や院生、学生との間に見えるアカデミックな問題、プロジェクト内外の雇用問題と、細かく挙げればキリないくらいに様々な問題を抱えているものです。
まぁ社会風刺にもなるかも知れませんが、そういった気概よりは、私のフィールドの現実はこういう感じって伝わればいいかなくらいの軽い気持ちです。まぁのんびり続ける趣味なんで書き終わるかすら謎ですけどね!('A`|||)
まぁ私の話は置いておいて、考古学に限らず、何かしらの専門の人は自分の経験を活かしたミステリー小説が書けるのではないかなと思っています。もちろん小説家が書くわけではないので本格派ミステリーとはなりませんけど、すごいリアルな実際問題の中、あるあるネタが原因で事件が起きていくのも悪くないかなと思います。
私の場合は考古学ですけども、考古学って鑑識っぽいんですよ。私たちは「物的証拠」を取り扱いますから。現場に残った痕跡から推論を行っていくなんて、探偵っぽさもあると思うんですよね。
どんな痕跡だとどう推測できるのかを考えるお仕事なのです。よくある推理小説とかサスペンスだと、痕跡を残さないように気を付けますけど、私たちとしては「どういう痕跡を残せば」ミスリードを誘発できるのか、つまりそれは推論の方向性のコントロールであり、捜査の攪乱に繋がるかなと思っているわけです。
もちろんミステリー初心者の浅知恵なのですが、、、調べてみると日本や海外のドラマで考古学者が主人公なものがありますね!やっぱり似たような考え方をする人がいるです!
2.ミステリー小説の書き方
ミステリ―小説を書くにあたって、ルールがあるようなので重要そうな点を絞って紹介しておきます。この記事、研究者の趣味向けなので本格派ミステリ―小説を書きたい方はこちらをどうぞ!
「森村誠一公式サイト ミステリーの書き方」←たくさん参考サイトがありますけど特に印象的です!
【禁止事項】
言ってることは単純です。一種のパズルゲームですから、読者が解けるようにヒント出して、最後にちゃんと解答しなさいと。その時に出してないヒントを推論に使うなってことですね。推論は純粋に論理的なもので、未知のものや非科学的なものは使うなってことです。
一言でいえば、「フェアに楽しもうぜ!」ってことだと思います。別に作者が偉いわけでも賢いわけでもないですし、ミステリー好きの読者と知恵比べしたいわけでもないでしょう。どうやらそういう人たちもいるようですが(´Д⊂)
まぁ私たちのように趣味として書く時は軽い気持ちで書くでしょうし、余計なプライドを持ち込んでもしょうがないのではと思います。何事もフェアにいきましょう!まぁ本職じゃなさ過ぎて、伏線回収とか見落としによる情報不足とか起きそうですけどね(ρ゚∩゚) グスン
あ、あと気になる約束事に「双子、一人二役は予め読者に知らされなければならない」というのもありました。こういうの見てると「うみねこのなく頃に」を思い出してしまいますね・・・ヽ(TдT)ノ
最後に、面白い作品とは何か?ということですが、これは小説でも映画でも何でもだと思いますが、「イイ感じに予想を裏切ること」ですね、きっと。いわゆる「どんでん返し」を盛り込むことです。それも2回盛り込むのが良いようです(。・ω・)ノ゙(。・ω・)ノ゙
3.考古学者が出て着るミステリードラマ
さて、考古学者が主人公なミステリー作品を探してみたところ、面白そうなのがいくつか出てきたので紹介します!
①『ボーンキッカーズ 考古学調査班』
最初に挙げた写真のやつです。イギリスの作品で2008年に放送され、2009年と2011年に日本でも放送されました。内容は、イギリスのバースを舞台に、大学の考古学チームが歴史に埋もれた謎を解き明かしていくって、あれ? これ普通に歴史ミステリーのようですね。でも面白そうなので紹介しておきます。
②『人類学者・岬久美子の殺人鑑定』
日本のドラマです。2010年から2017年までやっていて7作もあるシリーズものです。設定は主人公の久美子が准教授で、人骨を専門に研究している人類学者です。まぁ考古学ではないですけど形質人類ですね、世間一般では似たようなものかも知れません。
③『地の塩』
2014年に全4回放送された、考古学者が主人公のサスペンスドラマです。大泉洋と松雪泰子が主役を演じていて話題になりました。
あらすじは、
当時見たかったのに、見なかったんですよね。これを機会に観てみたいと思います!(*・ω・)ノ
4.おわりに ーミステリー小説の賞金の話ー
さてさて、金にならない考古学を金にするのがモットーな「歩け、マヤ」なわけですが、やっぱり誰しも『お金』に惹かれますし、モチベーションに関わりますよね。
趣味とはいえ、やるからには真剣に取り組みたいし、取り組んだ以上は成果・報酬があると嬉しいわけで、ミステリーの公募について調べてみました!
どうやら文字数によって大きく二分されるようです。原稿用紙400字詰を一枚として、ざっと30~100枚だと、30~100万円のようです。
これすごい分かりやすい!入賞すれば、400字詰1枚で1万円ですよ!・・・そう言えば、とある考古学専攻の卒業論文を控えた大学4年生が研究者は論文を書いたらお金もらえると思っていたという逸話を聞きました...もらえるどころか学会誌の会員になって投稿権利買うんですよ。つまりお金払って投稿してるんですよ!まぁ教育が行き届いていないのだなと反省もしております(ρ゚∩゚) グスン
さて、その他の多くの賞では、350~600枚くらいが目安のようです。賞金額は400~1200万円まで!まぁだいたいの目安として、やはり原稿用紙1枚1万円のようですね、一等賞だったらですけどね!
なんか100万円くらいでもぽろっともらえたら、とりあえず研究資金に充てられていいな~とは思うんですけどね。400枚書くとして、16万字です。A4で1200字詰だと100枚超えます。あれ?学位論文レベルで取り組む必要があるのですね。しかも図版類は使えない。そう考えると道は険しそうです。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
↓フォロワー増やしたいのです↓
↓5000人くらいにしてフォロワー数分だけ割引!のサービス受けてみたいのです!(切実)(/TДT)/↓
仕事に根詰め過ぎたのか、病んでました。
友人や酒の助けを借りても回復せず
ブログもさぼっておりました。すみませぬ。
しかしニュースはたくさん集めてたので、取り返しますね!
・・・・・・・・・・・・
↑考古学者が主人公な海外ドラマ(ニューリリースポータルより転載; © Mammoth Productions )
【目次】
- はじめに ー考古学(何らかの専門の)ミステリー小説のすすめー
- ミステリー小説の書き方
- 考古学者が出て着るミステリードラマ
- おわりに ーミステリー小説の賞金の話ー
さて、ここ2日間現実逃避してミステリー小説書いてました!文章書くのに疲れて、文章書く趣味を選択する辺り、我ながら頭がおかしいなと思っております( -д-)ノ
若い頃に趣味で小説を書いたことはあるのですが、今回は気晴らしだけではなく、考古学研究者に可能な社会還元を念頭に考えてみました。そこで選んだのがミステリ―小説!(普通に研究して、学会発表や講演会で社会還元しろ!という正論はごもっともです(/TДT)/)
ざっくり言うと、調査現場という非日常的閉鎖空間で、様々な不満を抱えた人々が殺し合うという内容です!
盛り込みたい内容は、私たちの現実はこうなんですよ?という様々な立場の人間が抱える問題を描きたいなと思ってます。私の場合フィールドは海外ですし、考古学調査の現場が一体どのようなものなのか紹介したいなと、遺跡公園と現地スタッフが抱える生々しい社会問題や、様々な国籍の研究プロジェクトがある中での問題、研究者同士の対立、教授と助手や院生、学生との間に見えるアカデミックな問題、プロジェクト内外の雇用問題と、細かく挙げればキリないくらいに様々な問題を抱えているものです。
まぁ社会風刺にもなるかも知れませんが、そういった気概よりは、私のフィールドの現実はこういう感じって伝わればいいかなくらいの軽い気持ちです。まぁのんびり続ける趣味なんで書き終わるかすら謎ですけどね!('A`|||)
まぁ私の話は置いておいて、考古学に限らず、何かしらの専門の人は自分の経験を活かしたミステリー小説が書けるのではないかなと思っています。もちろん小説家が書くわけではないので本格派ミステリーとはなりませんけど、すごいリアルな実際問題の中、あるあるネタが原因で事件が起きていくのも悪くないかなと思います。
私の場合は考古学ですけども、考古学って鑑識っぽいんですよ。私たちは「物的証拠」を取り扱いますから。現場に残った痕跡から推論を行っていくなんて、探偵っぽさもあると思うんですよね。
どんな痕跡だとどう推測できるのかを考えるお仕事なのです。よくある推理小説とかサスペンスだと、痕跡を残さないように気を付けますけど、私たちとしては「どういう痕跡を残せば」ミスリードを誘発できるのか、つまりそれは推論の方向性のコントロールであり、捜査の攪乱に繋がるかなと思っているわけです。
もちろんミステリー初心者の浅知恵なのですが、、、調べてみると日本や海外のドラマで考古学者が主人公なものがありますね!やっぱり似たような考え方をする人がいるです!
2.ミステリー小説の書き方
ミステリ―小説を書くにあたって、ルールがあるようなので重要そうな点を絞って紹介しておきます。この記事、研究者の趣味向けなので本格派ミステリ―小説を書きたい方はこちらをどうぞ!
「森村誠一公式サイト ミステリーの書き方」←たくさん参考サイトがありますけど特に印象的です!
【禁止事項】
- 犯人は物語の最初から出ていること
- 探偵は論理的思考によって事件を解決すること(超能力、第六感の禁止)
- 既知の物質・理論を使っての犯行であること(ホーミングレーザーとかダメ!)
- 推論に必要な全ての情報の提示が必要(実は抜け道がありましたはダメ!)
言ってることは単純です。一種のパズルゲームですから、読者が解けるようにヒント出して、最後にちゃんと解答しなさいと。その時に出してないヒントを推論に使うなってことですね。推論は純粋に論理的なもので、未知のものや非科学的なものは使うなってことです。
一言でいえば、「フェアに楽しもうぜ!」ってことだと思います。別に作者が偉いわけでも賢いわけでもないですし、ミステリー好きの読者と知恵比べしたいわけでもないでしょう。どうやらそういう人たちもいるようですが(´Д⊂)
まぁ私たちのように趣味として書く時は軽い気持ちで書くでしょうし、余計なプライドを持ち込んでもしょうがないのではと思います。何事もフェアにいきましょう!まぁ本職じゃなさ過ぎて、伏線回収とか見落としによる情報不足とか起きそうですけどね(ρ゚∩゚) グスン
あ、あと気になる約束事に「双子、一人二役は予め読者に知らされなければならない」というのもありました。こういうの見てると「うみねこのなく頃に」を思い出してしまいますね・・・ヽ(TдT)ノ
最後に、面白い作品とは何か?ということですが、これは小説でも映画でも何でもだと思いますが、「イイ感じに予想を裏切ること」ですね、きっと。いわゆる「どんでん返し」を盛り込むことです。それも2回盛り込むのが良いようです(。・ω・)ノ゙(。・ω・)ノ゙
3.考古学者が出て着るミステリードラマ
さて、考古学者が主人公なミステリー作品を探してみたところ、面白そうなのがいくつか出てきたので紹介します!
①『ボーンキッカーズ 考古学調査班』
最初に挙げた写真のやつです。イギリスの作品で2008年に放送され、2009年と2011年に日本でも放送されました。内容は、イギリスのバースを舞台に、大学の考古学チームが歴史に埋もれた謎を解き明かしていくって、あれ? これ普通に歴史ミステリーのようですね。でも面白そうなので紹介しておきます。
- 神の軍隊 / Army of God
- 戦士たち / Warriors
- 永遠の炎 / The Eternal Fire
- 文明発祥の地 / The Cradle of Civilisation
- 塹壕戦 / The Lines of War
- 輝きを追え / Follow the Gleam
②『人類学者・岬久美子の殺人鑑定』
日本のドラマです。2010年から2017年までやっていて7作もあるシリーズものです。設定は主人公の久美子が准教授で、人骨を専門に研究している人類学者です。まぁ考古学ではないですけど形質人類ですね、世間一般では似たようなものかも知れません。
夫も人類学者であり、中国へ単身赴任して北京原人の発掘調査活動を続けているが夫の活動費は大学からの研究費だけでは足りず、その出費を補填するため、妻の久美子が、警察からの捜査協力を受けて遺骨の鑑定を行っている、のだそうです(wikiより転載)。専門が化石人骨ですからね、きっと白骨死体の事件ばかり扱うのでしょうか?シリーズ化してますし、きっと人気なんですね!
③『地の塩』
2014年に全4回放送された、考古学者が主人公のサスペンスドラマです。大泉洋と松雪泰子が主役を演じていて話題になりました。
あらすじは、
3年前、長野県の塩名町で遺跡の発掘作業をしていた考古学者の神村賢作は、日本にはないとされていた前期旧石器時代の遺物を発掘し、今もなお専門家による検証作業が続いているが、教科書編集者の佐久間里奈の尽力により、歴史の教科書に掲載されることになる。ってことで、これ日本考古学会を震撼させたあの「ねつ造事件」のお話なのです。いわゆる『ゴッドハンド』の話ですね。ドラマの中でも『神の手』として登場するようです。
塩名は遺跡の町として沸き上がり、観光の町へと変貌を遂げていた。ある日、西多摩の桑見遺跡で発掘作業をしていた神村は、13年前に誘拐・殺害された女子高生の遺骨を見つけてしまう。当時、未解決に終わったこの事件を担当していた行永刑事は再びやる気を取り戻し、捜査を始める(wikiより転載)。
当時見たかったのに、見なかったんですよね。これを機会に観てみたいと思います!(*・ω・)ノ
④『考古学探偵一法師全』
最後に、これは小説ですが、考古学関連ミステリーのようです!求めていたやつですよ!ちなみに4巻まで出ています。
主人公は怜悧な頭脳とカミソリのような態度の一法師全(いっぽうし ぜん)、は、私設研究所に勤務する文化財専門のトラブル・シューターで「考古学探偵」の異名を持つという設定です。
考古学の薀蓄が凄いライトミステリーだとか、気になりますね!
4.おわりに ーミステリー小説の賞金の話ー
さてさて、金にならない考古学を金にするのがモットーな「歩け、マヤ」なわけですが、やっぱり誰しも『お金』に惹かれますし、モチベーションに関わりますよね。
趣味とはいえ、やるからには真剣に取り組みたいし、取り組んだ以上は成果・報酬があると嬉しいわけで、ミステリーの公募について調べてみました!
どうやら文字数によって大きく二分されるようです。原稿用紙400字詰を一枚として、ざっと30~100枚だと、30~100万円のようです。
これすごい分かりやすい!入賞すれば、400字詰1枚で1万円ですよ!・・・そう言えば、とある考古学専攻の卒業論文を控えた大学4年生が研究者は論文を書いたらお金もらえると思っていたという逸話を聞きました...もらえるどころか学会誌の会員になって投稿権利買うんですよ。つまりお金払って投稿してるんですよ!まぁ教育が行き届いていないのだなと反省もしております(ρ゚∩゚) グスン
さて、その他の多くの賞では、350~600枚くらいが目安のようです。賞金額は400~1200万円まで!まぁだいたいの目安として、やはり原稿用紙1枚1万円のようですね、一等賞だったらですけどね!
なんか100万円くらいでもぽろっともらえたら、とりあえず研究資金に充てられていいな~とは思うんですけどね。400枚書くとして、16万字です。A4で1200字詰だと100枚超えます。あれ?学位論文レベルで取り組む必要があるのですね。しかも図版類は使えない。そう考えると道は険しそうです。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
↓フォロワー増やしたいのです↓
↓5000人くらいにしてフォロワー数分だけ割引!のサービス受けてみたいのです!(切実)(/TДT)/↓