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あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

カテゴリ: 未来予測

2020ねん 10がつ 26にち(げつよーび、やや雨)

やっぱつまらんぽいので(PV伸びないので)、反省して通常の記事を後ほど追加しようかと思います(´・ω・`)ショボン


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↑世界一になるぜ!( ・Д・)(昔、スマホアプリで作ったやつ( -д-)ノ)



今回は「考古学で未来を予測するよ!( ・Д・)ってお話の続きです(*・ω・)ノ

普段はなるべく写真を使うようにしていますけど、文字ばっかりですし、良く分からん話かも知れないですが、今回で終わりにしますのでお付き合い下さいヽ(TдT)ノ

前回のまでは、けっこう夢見がちなことを書いていましたが、今回は後半においてやや具体的な内容になります。

おさらいとなりますが、全ての科学は繋がっていると考える私にとって、人間活動も法則性をもっていて然るべきと考えているわけです。

ただし、それは決して個人レベルではなく、古代においてはコミュニティ、マヤ文明で言えば都市国家、現代で言えば日本、アメリカ、中国といった国家というような「集団」として捉えた際に法則性が見えてくるのではないかということです(*^・ェ・)ノ



マヤ文明研究は文明崩壊の研究には最適

さて、世界史を取った方には良く分かると思いますが古今東西数多の文明、文化があったわけで幾度となく滅び去っています。

でも実際の文明崩壊というのは戦争を代表とする武力闘争に敗北した結果、支配者層が入れ替わっているだけです。

単独の都市国家規模であったり、あるいはイースター島のような地理的に大きな制限のある場合を除くと、文明が崩壊してその地域に人がいなくなるケースというのはほとんどないように思います。

その点、マヤ文明における『古典期マヤの崩壊』では文化の中心地であったマヤ中部低地から完全に文化が消失し、かつての何十万もの人々は離散し、明らかに希薄な人口のみが残りました。

古典期マヤの歴史は、初期国家形成から都市国家の成長、都市国家同盟の成立、対立の激化、文明の崩壊と『一直線に』進んだかに見えるのです。


マヤ地域あるいはメソアメリカ地域をひとつのコスモ(小宇宙;小さな世界)と捉えた際に、当時の都市国家群は現在の国家、当時の都市国家同盟とその対立は現在の日米同盟や米朝対立とそれぞれの支援国として反映して考えることができるのではないかと思うのです。


考古学で未来予測できるのか?

地震の確率の出し方知ってます?

過去1000年間に10回地震があった痕跡を地層等で発見した場合、単純に割り算して約100年に1回のペース、最後の地震から50年だから確率は低いとか、最後の地震から120年経過しているのでいつ来てもおかしくないとかそんな感じです。

だったら戦争の回数とかもざっくり計算しても良いのでは?とか思ってしまいます。

地震は良くて、戦争はダメ、天気なら良くて、文明崩壊はダメ。

これは自然現象か人為的な問題かどうかに起因しているわけですが、ヒトが絡むと法則性がなくなると根本的に考えていることを端的に示していると思います。

実際には天気予報外れるし、誤差は認められている。

地震なんて数十年単位で外れる。

なのにOK。

でも戦争や文明崩壊はダメ。

私は違和感を感じます。

どうせどんな予測でも最初はズブズブなんだから、堂々と法則性定立的な研究を行って、少しずつ改善していけば良いのではと考えています( ・Д・)

だから考古学で何が何でも、穴だらけでも未来予測しちゃえばいいのです。



考古学の基本は分類・分布(空間)・編年(時間 / 変遷)だと思います。

分類の結果、私たちはモノを数としてカウントしますし、それらのモノの変遷を捉えるのも得意です。

なんやかんや考古学は数値データを扱うことが多いので、統計等の手法とも組み合わせること出来ますし、予測グラフを比較的描きやすい学問かなと思うのです(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


じゃあ具体的に何をやるのか?( ・Д・)

ここから急に毛色が変わります。

色々述べてきましたが、実際に考古学で未来を予測しても大した結果になりません。

適当に「それらしく」第三次世界大戦の勃発や文明崩壊を予測することはできますが、中身が薄いでしょうね。

なので、これまで書いてきたような内容は、個人的にはとても面白いのですが、ここでの特集記事として書くくらいが丁度いいかなと思ってます。

「マヤ考古学データを使って人類滅亡を予測してみた!( ・Д・)」みたいな感じで。


残念ながらこういったものは一般ウケはしますが(当記事はウケてませんが(/TДT)/ギャー)、研究費は獲れません。

そこまで甘くないのです( -д-)ノ



マヤの歴史を用いつつ、未来を予測する上で

・都市間関係
・戦争
・文明崩壊

がキーワードになってきます。

この内、文明崩壊はある意味「ゴール」なのでそっとしておき、戦争は考古学では良く分からないデータなのでそっとしておくと、、、

正直、都市間関係しかわかりません。


最も多量に出土する土器はタイムスケールとして有効ですし、土器データを用いてこの都市間関係を明らかにしていく必要があります。

土器を用いると、威信材であれば都市間の上下関係が分かるかも知れませんし、原産地同定がしっかりしていれば経済関係が分かります。


つまり最終目標として未来を予測するためには、まず考古学らしく地道な調査研究が必要であり、まずは1都市における土器を中心とした物質文化を明らかにし、次に都市間の関係を分析していく必要があるのです。

それも通時的に、変化を意識しながら。

ここまで来ると一気に普通の考古学の世界になったと思います( -д-)ノ



おわりに

もっと書きたいことはありますが、これ以上は複雑になるかなと思い、一度筆を置くことにしました。

考古学における数学・統計学の導入と法則定立的研究の推進が今後私のテーマのひとつとなります。

今回は興味を持って頂ければとかなりふわっとした感じで思い思いに書きましたが、どうだったでしょうか?

向こう3年間の中で、私のやりたい法則定立的研究は十分に芽吹くと考えていますので、今後チラホラと近況報告をするやも知れません(*^・ェ・)ノ


応援、支援してくれるかはともかく、『普通の考古学研究』以外に私が大きな野望を抱いて密かに研究を進めていることを知って頂ければなと思います。


最後まで読んでくれた方、本当にありがとうっ!( ・Д・)

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2020ねん 10がつ 25にち(にちよーび、やや雨)

あと一週間頑張ったら研究時間が増えます(・∀・)つ


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↑世界一になるぜ!( ・Д・)(昔、スマホアプリで作ったやつ( -д-)ノ)



今回は「私の野望を教えるから、どんな形でも本気で支えてね!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


いつものニュースや企画ものと違って、ただただ私の考えを書き連ねる予定でおります( -д-)ノ


内容はちょっとぶっ飛んでます( ・Д・)


あと記事も複数にまたがる可能性が多分にあります。


が、しばしお付き合い下さい(*_ _)ペコリ




役に立つ学問として人文科学をけん引するよ!( ・Д・)


所謂、人文科学って役に立たないとかよく言われるじゃないですか?ヽ(TдT)ノ



昔話をすると、


私が博士課程の頃、「科学って何だろう?」、「考古学は科学か?」、「どうしたら考古学は科学と認められるだろう?」、「考古学はどうしたら社会の役に立つのだろう?」なんて思い悩んで、眠れぬ日々を過ごしておりました。


そんな折、たまたま入った飲み屋さんで、カウンターに座ったわけですが、


隣の50代くらいの会社員のおじさんに、


「あんたらみたいな賢い博士がしっかりしないから、日本はこんなんなんだ。俺は何もできないが、あんたたちはしっかりしないといけない」


と言われました。




まぁ頑張りますわと思っていたら、


反対隣りに今度はお医者さんがやってきて、お酒が進んだ先ほどのおじさんは私を挟んでお医者さんと喧嘩を始めました。


「医者がしっかりしないから、大切な人が死んでいって、この世の中は悪くなる一方だ」


そんなことを述べていました。




私は挟まれて喧嘩されてるもの辛いので、「まぁまぁ落ち着いて楽しく飲みましょう」と言ったら、


そのおじさんに、


「お前のような人の命も救えないようなやつに喋る資格はない!」


と言われ、


どうやったら考古学が社会の役に立つ学問となるかと本気で悩んでいた私には、あまりに辛辣な言葉で、ガチで泣きました(笑)(ρ゚∩゚) グスン




そこからですね、考古学を、歴史学を、ひいては人文科学を社会に役立つ学問として認めさせることが私の目標になりました。




人類を守る考古学( ・Д・)


役に立つかどうかって何だろうって考えた挙句、


現代社会と学問との乖離が、一般の方々に「学問は役に立たない」というイメージを与えているのかなと思うに至りました。


難しい言葉を並べて、論理的に、学問がいかに重要かを説くこともできるでしょうが、それだと大衆には響かないのです。


なので、誰にでも分かりやすく、考古学が役に立つと高らかに宣言する方法として、「未来を予測する」ことにしたのです。




だから、「考古学って何の役に立つの?」って聞かれたら、今ならこう応えます。


「人類を滅亡から守ってます( ・Д・)」





考古学で未来を予測することは可能か?( ・Д・)


古代中国では「歴史」はとても大事な物でした。


過去の王朝や王様がどういう時にどのような決定を下した結果、良くない事態に至った。


なんていうように、二の舞にならないように過去の事例を参考にしていたのです。



歴史研究だって昔は、「人類の規則性」を求めていた時期があります。


でも今ではどうでしょう?


怪しい研究(?)はありますが、基本的には個別的な事例研究になっている気がします。


何故そうなったのでしょう?



長い研究の中で、「人類には法則性などない」と思えるほど上手くいかず、何度も打ちのめされて、諦めたのでしょう。




昔は「歴史は繰り返す」なんて言ってたのに、


今では「歴史は一回性の事象」なんて言われています。


一回性という言葉、そういった時間に対する感覚こそ、歴史学に痛烈なダメージを与えたように思うのです。


なので私は、過去の失敗にビビッて歴史法則を求める行為すら憚れてしまう現在の在り方の原因を『一回性の悪魔』の仕業と呼称することにしました。



個別に見れば、ミクロな視点ではもちろん一回性は存在します。


時間が何度も巻き戻り、織田信長が何度も殺されて、100回に1回くらいは返り討ちにしてその後の歴史が大きく変わって……そうした全ての歴史的な反復事象を観測できる、なんてことはヒトをやめない限り不可能でしょう。



でもマクロな視点では、人間(集団)って、大体同じような問題を抱えていて、似たような選択をするのではないでしょうか?



例えば、量子レベルでは個別の量子がどこで何してるのか良く分からず、確率の問題に帰着します。


でも古典物理学みたいな実生活レベルのマクロな運動であれば計算してその運動を十分予測できるでしょう。




人も同じじゃないでしょうか?


個別の人間は何考えているか分からないし、日常における様々な選択肢の中、何を選ぶかもよく分かりません。


でも集団になれば人間の意思決定はかなり単純化されると考えています。

所謂、集団心理とか群集心理というものの方がモデル化しやすいと考えているのです( -д-)ノ



何かと私たちは人類を特別視しがちですが、結局はただの生き物です。

「意識」がある動物も「知性」がある動物も決して少なくなく発見されています。

そんな動物たちに対して法則性を見出すのに、何故私たち人類だけ法則性がないのでしょうか?

心理学も社会学も経済学も法則性を見出すのに、何故歴史だけ法則性がないのでしょうか?

我々の複雑怪奇な行動の背後にも難解な法則性があるのではないでしょうか?



……とまぁ、今回は徒然なるままに夢見がちに筆を走らせましたが、

次はより具体的な内容を紹介していきたいなと思います。

……次回に続くよ!( ・Д・)

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