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あるけまや -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

タグ:エジプト

2024ねん 8がつ 12にち(げつよーび、晴れ)

疲れ溜まってたのか11時間寝た( ・Д・)

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今回の考古学・歴史ニュースは黄金がっぽり!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


今回の舞台はエジプト、ダミエッタにあるテル・エルディール遺跡です。



テル・エルディール遺跡は「ネクロポリス(死者の都)」として知られています。

考古学的に簡単に言えば ”墓域” です。

一般的に簡単に言えば ”規模のでっかい墓地” です(*・ω・)ノ

マヤ文明やこの前紹介したトルコのチャタル・ヒュユクのような『居住域=墓域』な文化の方が珍しく、この古代エジプトや現代日本のように住むところと居住域を分け隔てる方が一般的です。




なので今回の発見では63基もの墓が見つかったとありますが、ネクロポリスであればそうだろうなという感想です( -д-)ノ

墓地に肝試しに行って、墓石見つけた!って喜ばないでしょ?( ・Д・)

上に挙げた写真のようにボコボコたくさんあるんですから、あって当然なのですから。






今回見つかった63基の墓からは青銅製硬貨の詰まった壺や上に挙げた写真にあるような黄金製品が副葬されているケースが多かったため、テル・エルディール遺跡というネクロポリスそのものが比較的社会階層の高い人々のための埋葬エリアと推測されています。

そうした中であっても同遺跡では墓に社会階層性が見て取れます。

最も下位の墓は墓壙として穴を掘っただけのもので副葬品も僅かです。

高位の墓ではアドベ(日干しレンガ)製の墓や石灰岩製の墓が見つかっています。




やはり高位のしっかりした造りの墓にあればなるほど、墓の規模も大きくなります。

現代日本社会でもお墓に行くと、金持ちの家かな?って思う黒い墓石で出来たデカいお墓ありますよね?

大体専有面積もデカかったりします。

あれと同じなのです(*・ω・)ノ




今回の発見では63基のほとんどがアドベ製の墓で、ウシャブティやバステト、ホルスなどの様々な神を模した像が金箔で覆った製品として副葬されるケースが多数見つかっています。

以前の調査ではビザンティン時代の金貨も出土していますから、やはり社会的地位として高位の人物は黄金製品を副葬する習慣があったのだということが分かります。



ネクロポリスですから今後もどんどん新たな発見があるでしょう。

時間的な変遷と墓の造りと副葬品の種別・多寡との相関が分かると面白いですね(*・ω・)ノ






おわりに


こういう記事書く度に「黄金製品いいな~」って思って素直にそう書いてますが、、、

いやだって皆さんお好きでしょ???

ハイボールや綺麗なお姉さんより好きじゃないの?ってくらい一般ウケはいいんですよね。




ニュースでもそうですけど、博物館の特別展とかやると差は歴然としますよ、ほんと。

人間って昔から変わらない生き物なんですよ( ・Д・)



でもまぁそうした嫉妬心は抑えて冷静に考えると、、、

黄金が出るってことは常に盗掘の被害を考えなければならないし、

古代から現在までの盗掘によって情報が欠落していることも考慮に入れなければならないしで、

考古学研究としては結構めんどくさい気がしますね。




私、自分の理論研究の拡張で日本にも手を出していますが、古墳時代のデータ取ってたら実際面倒でしたもの。

貴重品が入っていたり、墓自体が目立つとどうしても盗掘されちゃうんですよね。

その点、マヤの場合は場所にもよるけれど、ティカルなどの場合は亜熱帯のジャングルに守られていますし、重層建築のおかげで物凄い労働力を投下しないと墓に当たらない上に、当たるとも限らないんですよね。

墓を内包しないケースもあるので。。。



そう考えるとなんだかんだ研究する上で、特に数理を扱うような詳細なデータが必要な研究の上では……

やぱマヤ文明が一番!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

(自分の取り扱う文明や遺跡が一番だと考えるのは考古学者の性です( ・Д・))





何はともあれ、

やぱ黄金いいな!( ・Д・)



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2023ねん 4がつ 14にち(きんよーび、曇り)

みんな、私は元気だぜ!v( ̄∇ ̄)v

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今回の考古学・歴史ニュースは金箔で覆われたミイラより、なんか気になる写真見つけた!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台はエジプト、サッカラです。

サッカラはよく聞く名前ですよね、インディジョーンズを始めとして冒険ものでエジプトのシーンがある時は大体サッカラが出てくる気がします。

気のせいかも知れませんが、まぁそんなサッカラは首都カイロの南郊にあります。




今回の記事はエジプト考古学庁が展示のために出し渋っているのか写真がないんですよね。

発見したお墓や出土品の写真はあるのに肝心のミイラの写真がない……

掲載されていた痕跡もあるけれどそれだけ非表示になっているので、止められたのかな~と思ったり。

記事の最後に「しかし、エジプト政府は観光客を増やすため、学術的な研究よりもメディア受けするような発見を優先しているとの批判もある」なんて書いてるしね。

まぁこれについては「おわりに」で触れます。




ということでなるべく写真を多用しようと頑張っている当サイトですが、ないものはないので今回はご了承ください。

最初に挙げた写真は関係ない写真だけれども、金箔で覆われたマスクなんですよね。




「金箔で覆われた」なんて書かれたら気になるけれど、よくよく考えたら、あれだけ黄金製品が出るエジプトでは対して目玉にならん気がするのだが気のせいだろうか……( -д-)ノ

ただ今回の発見があった墓は4300年前のもので、ファラオなど王族以外の墓としては最古かつ完璧な状態のものとしてレアな発見なのです。

未盗掘だったので保存状態が極めて良好だったようです。

盗掘されていたらミイラごと持っていかれてそうですもんね( -д-)ノ




さてさて、とりあえず私が一番気になった写真をどうぞ!





これって一般の人が見たらたぶん何の違和感も感じない写真だと思います。

ちなみにキャプションは「サッカラでの新発見発表後、発掘したものを修復する考古学者」です。





エジプト考古学のことは知らないけれど、、、

修復作業を現場でやるの!?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

そんなことある?

なんで???

ラボが遠いの?





写真だと小さくてよく見えないけれど、黄色の箱やチューブみたいなものが瞬間接着剤的なものに見えるけれど、、、

砂埃とか大丈夫なんでしょうか。

ってか洗浄具が周りにないけれど、土に埋まっていたわけじゃないから埃を払う程度なのかも知れないけれど、、、本当にそれでいいの?

土に埋まってないから土圧などで歪んでないから接合も楽ちんなんだろうけれど、ラボに帰ってからやればいいのにと思ってしまいます。




そんな大々的に発表するほど重要な墓から出た副葬品でしょ?

きっちり落ち着いて修復した方が展示映えもするだろうに……そう思ってしまうのは専門地域が異なるせいなのでしょうかね( ・Д・)

誰か理由を知っている方がいたら是非教えてくださいね!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ




↓ガンガンに宣伝していくぜ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

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おわりに

メディア受けする調査を優先するのは世界各地でまぁ見られる現象です。

トレジャーハンターというか「許可書持ちの盗掘者」はどこにでもいます。

マヤ地域でもそういう考古学者がいますし、そういう日本人考古学者もいます。

彼らの見分け方は簡単!




論文書かない、報告書出さない、一般誌・一般書は書く、メディアに露出する。

こんなもんかな。




まぁ露出しててもしっかり研究者してる人も中にはいるようですけどね(*^・ェ・)ノ




確かに傍から見てると、そもそもエジプト考古学自体が、学術系そのものが発見至上主義に浸かってる気がしますけどね。

エジプトってあれだけ保存状態も質も良い考古遺物が大量に出て、たくさんの碑文資料もあって、周辺地域の文献史料もあってと、たぶん世界で一番データが豊富な地域だと思うんですよ。

でも世界の考古学を牽引している気がしない。




新たな考古学理論が誕生しても良さそうだけれど、何もないよね。

というかこれまでも一度もない。




私が知らないだけかな。

周りにエジプト考古学の人いないから、適当にエジプト考古学発の理論系論文を探してみるかな(*・ω・)ノ



もしかしたらデータがあり過ぎるせいで、文献史学的な世界に突入しているのかも知れませんね。

そういう可能性もある!





考古学にとって発掘調査が実験なわけで、かつ発掘調査は有限の一回性の実験なのだから、理論もなく掘りまくると間違いなく将来困りますよ。

証明も反証もできなくなる。


博物館のための、観光収入のための考古学。

どうやらエジプト考古学者は半世紀以上前の時代を生きているようですね( ・Д・)





まぁいいや、

何はともあれ、

私の研究が世界で一番!( ・Д・)



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2020ねん 11がつ 18にち(かよーび、晴れ)

あと三週間、というか今週さえ乗り切れば!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

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今回の考古学・歴史ニュースはサッカラで100基以上の棺が見つかったよ~!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


「たくさん見つかるのはいいことですが、けっこう大変な側面もあるよ!」ってのを最後に簡単にお話したいと思います( -д-)ノ

・・・・・・・・・・・・

さて、今回の舞台はエジプト、サッカラ遺跡です。

現在のエジプトの首都カイロから、南方に30kmほどの距離にサッカラ遺跡があります。

サッカラは古代エジプトの首都であったメンフィスのネクロポリスでした。

ネクロポリスは本来「死者の都」という意味で、ここでは「墓所」いう意味で用いています。

サッカラ遺跡は首都に付随する特に大規模な埋葬地だったので、これまでにも多数の埋葬遺構が発見されています。

今回はそのサッカラ遺跡からおよそ2500年前に埋葬されたと考えられる棺が100基以上も発見されたという大発見のお話です(*・ω・)ノ


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見つかった大量の棺はいずれも木製です。


よくこれだけの保存状態の良さで残ったなと思いますねΣ(・ω・ノ)ノ


100基もの棺は深さ12mの3つの穴3からシールされた状態で出土したそうです。


上に挙げた写真もそうですが、下に挙げた写真でも棺が素敵過ぎる装飾を有しています。


このことは見つかった大量の棺が富裕層の人物を埋葬したものであることを示唆しており、恐らくは古代エジプトの末期王朝やプトレマイオス朝時代の高官のものと推定されています。




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↑この精巧さはスゴイ!これで2500年前!?( ・Д・)(「AFP BB news」の記事内画像より転載;credit: Ahmed HASAN / AFP )


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↑青いのカッコイイね!(・∀・)つ(「livedoor news」の記事内画像より転載)


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↑こんなのも出ました!(「livedoor news」の記事内画像より転載)




おわりに ー関連記事の紹介と考古学の大変さー

エジプトの関連記事は多過ぎて困るんですけど、、、

どれもけっこう面白いなと思うので全部ではありませんが、個人的にいいなって思う記事を片っ端から紹介しておきますね( -д-)ノ








まぁこの中では、短い記事ですが、最後の「ネコが好き過ぎてエジプト文明が滅んだ!?」ってのがけっこうお気に入りです(。・ω・)ノ゙

・・・・・・・・・・・・

さて、エジプトは保存状態がスゴイ良いし、何でもかんでも残っていいな~っていつも記事に書いているのですが、、、

何かさすがに出過ぎじゃないですか!?( ・Д・)

エジプト考古省も観光による外貨獲得を目指して文化遺産活用に力を入れているのは分かりますし、エジプト考古学者も世界の考古学を牽引する気持ちでガンガンやっているように伝わってきますが、、、

考古学って掘って終わりじゃないじゃない?

他の記事見てると、コロナで大変だけど新たな博物館にこれらの素敵な棺を展示するから、観光の起爆剤になって欲しいみたいなこと書いてますけども……

100基以上の棺を写真記録撮って、図面描いて、中身チェックして、保存処理かけて、分類して、これまでに出土した膨大な資料と比べて、、、

やることたくさんですよ( ・Д・)

……エジプト考古学の型式分類とかって、土器じゃなくて棺でやったとしても相当の数があるし、どんどん新しい資料見つかるしで大変だろうな~ってホントに思います。

これまでは単純に「すげー!( ・Д・)」って思ってましたけど、改めて考えてみると『出して終わりじゃない』ところが考古学の大変なところですね。

100基の棺の写真を報告書に使うにしてもどれだけ時間かかるのだろう……

まぁきっと予算も人員も莫大なのでしょうね( -д-)ノ

私も大量の墓か何か発見して一大ニュースとして取り扱われたい!!!ヾ(´ω`=´ω`)ノ

出しただけで終われるなら特に良い!( ・Д・)



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2020ねん 8がつ 30にち(にちよーび、激しく雨)

安西先生、二連休が欲しいです(´・ω・`)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




今回の考古学・歴史ニュースは「ツタンカーメンの下着は高級品だったよ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ

考古学って、どんな学問? 遺跡は全国にいくつあるの? そんな子どもたちの質問に答えてくれるWEBサイト「全国子ども考古学教室」(https://kids-kouko.com/別ウインドウで開きます)ができた。ありそうでなかった入門ガイドに、子どもたちはもちろん、大人の歴史ファンからも歓迎の声が聞こえてきそうだ。( ・Д・)

まぁタイトルに使った「勃起して死んだツタンカーメン」ってのは語弊がありますね。

そのせいで死んだみたいにもとれますし(*^・ェ・)ノ



(敢えてその表現を選んでいるのですがね( ・Д・))


↓勃起死したファラオの話ヾ(´ω`=´ω`)ノ

↑さすがに悪ふざけが過ぎるか( -д-)ノ



上に挙げたリンク先で詳しく書いているように、ツタンカーメンは勃起が原因で死んだわけでもなく、勃起した状態で死んだわけでもなく、ましてやテクノブレイクで死んだわけでもありません。


勃起状態になるようにしてミイラとして埋葬されたのです(*・ω・)ノ


さて、今回はそんな「the 勃起ミイラ君」であるツタンカーメン王の下着は高級品だったよ!ってお話なのです(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




ツタンカーメン王と言えばBCE14世紀の古代エジプト王です。

黄金のマスクで超有名な少年王ですねヾ(´ω`=´ω`)ノ



彼の墓室には多数の副葬品があったわけですがその中のひとつが上に挙げた写真のものになります。




二枚の布切れに見えますが、、、


上の布が頭に巻く頭巾です。

下の布が古代の下着、所謂「ふんどし」です。




このふんどし等の布製品に対して化学組成分析を行い、素材を調べたところ、上質の亜麻布であることが判明しました。

非常に細い糸を用いて製作されており、1cm当たりの織りの密度を計測すると、下着は75~80本と最も緻密に織られていることが分かりました!

ツタンカーメン王の下着は高級な品だったのですヾ(´ω`=´ω`)ノ



この下着を含めて全部で約400組もの服飾品が副葬されていて、その内、下着だけで146枚確認されています。

やはり王様はたくさんお着換えするようですね(*^・ェ・)ノ




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↑貴重な布製の資料(上の三枚は「カイロ ~天使たちの暮らす町~」の記事内画像より転載)




これらはいずれもツタンカーメン王の応募から出土した貴重な布製資料になります。



一番上の写真が古代の肩掛けバッグです。


現代でも使えそうですよね!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!




真ん中のものはチュニック(貫頭衣)です。


現在の博物館のミュージアムショップで売ってそうな、『古代エジプト感』でいっぱいの図柄ですねヾ(´ω`=´ω`)ノ



最後のものはシーツです。


非常に保存状態が良く、また高品質なものですから、現代社会でも十分通じるレベルだと思いますΣ(・ω・ノ)ノ





↓エジプト関連は記事多めですね~(*・ω・)ノ










↑気になった記事があれば、是非!(・∀・)つ



おわりに

映画とか見てると、古代の王族・貴族は綺麗に着飾ってます。

やはり現代の技術で作られた衣装ですから、美しく映えて見えます。

でも今回の記事からすると、古代といえど、王族・貴族が着てた衣服は非常に高品質で現代にも十分に通じるものだったということが分かると思います(*・ω・)ノ



今回の記事の中心であるツタンカーメンのふんどしも非常に精巧なものでした。

しかし、ふんどしはふんどし……

パンツのデザインはおしゃれじゃないのね!( ・Д・)

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2020ねん 5がつ 2にち(どよーび、雨のち晴れ)

早寝したら早起きし過ぎて、結局昼寝したよ!( ・Д・)

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↑コロナウィルスは考古学にも影響を与えてます( -д-)ノ(
柳田康雄氏提供
「歩け、マヤ」作成)


今回の考古学・歴史ニュースは「あの有名なギザのピラミッドを消毒したらしいよ!……でも結局、観光客来ないから、開き直ったよ!」ってお話です(*・ω・)ノ

久々の更新なのに考古学ぽくない!って思われるかもしれませんが、『観光と考古学』って密接な関係にあるのです。

特に一部の外国ではってお話ですけどね。

日本だと外国人観光客による外貨獲得は重要な経済ファクターではあるものの、観光地として一番人気な京都を始めとして、考古学と関係ないのですよね( -д-)ノ

もちろん京都では学術調査だけではなく、現在でもたくさんの建設工事が行われており、それに伴う緊急発掘調査が実施されています。

そうした中、京都では寺社や武家屋敷など考古学的な発見も相次いでいるわけですが、だからと言ってそれが直ちに修復・保存され、新たな観光地として整備・活用されるわけではありません。

だって、今現存・機能している寺社だけで十分観光資源は足りていると考えているわけですからね(*^・ェ・)ノ

一方で例えば、マヤ文明遺跡の豊富なグアテマラやメキシコでは、遺跡の発掘調査と国立公園化、そうして遺跡や遺物等の文化財を観光資源として活用することが重要なのです(*・ω・)ノ




コロナ禍で被害を被る考古学的な観光業

日本は都市封鎖とか法律上できないようですけど、海外はあっという間に空港封鎖しましたし、都市封鎖による対応も早かったですよね。

グアテマラも早かったですよ。

一日違いで、危うく帰国できないところでしたから( ・Д・)

空港封鎖が3月14日くらいで、5月2日現在まで遺跡国立公園や国立研究所、国立博物館、大学組織は全部稼働停止状態だそうです。

学会やシンポジウムの中止、専門誌発行の中止と、考古学関係者もある種のダメージを受けています。

(……発掘調査・資料調査できないし、業績が伸びない~( ・Д・))


arukemaya841
↑観光客はゼロ、これは全て政府関係者です(「TBSニュース」の画像を転載;当該記事執筆現在、リンク先存在せず)



まぁ個人的な問題はさておき、観光業による外貨獲得を主な財源としている国では国家レベルの大打撃を受けています。

エジプトもギザの三大ピラミッドを中心とする古代エジプト文明関係遺跡や博物館を目的とした観光収入は莫大で同国経済を支えているわけですから、上に挙げた2枚の写真のように、頑張って消毒しているようです。

でも2020年3月末までに観光客が全く来ないと嘆いていたようです。

(というか空港封鎖してるし、当然じゃないかと思うのは私だけか( -д-)ノ)

ピラミッドまで消毒する!って勢いで、実際には登頂禁止なこともあり、下部付近だけのようですが、徹底して消毒したそうです。

でも空港封鎖は延長されるし、その後もなんやかんやでやはり観光客は来ないと、先が見えないと悲しみにくれていました。

どこの国も同じですね(*^・ェ・)ノ




開き直りもどこの国も同じ?

それでもエジプトでは、さくっと嘆くのを止めて方向転換しました。

そして上に挙げた写真のように、

「家にいて!私たちを守ってくれてありがとう!」ってピラミッドにライトアップしたのでした。

まぁやることやってダメなら、嘆いていても仕方ない!

日本でも小樽とか開き直りの事例が散見されていますけど、そういう心の持ちようも大事じゃないかなと思います。

ずっと「お先真っ暗」だと思って、家に籠ってるよりは精神衛生上良い気がします(*・ω・)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・

コロナ禍の中、結局3週間近くダウンしていた管理人ですが、これから先はぼちぼちと記事を書いていきたいと思っています。

そうして皆さんの在宅期間中に少しでも暇つぶし時間を与えられたらと思っております(*・ω・)ノ

辛い時期ですが、頑張りましょう!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

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2020ねん 3がつ 12にち(もくよーび、晴れ)

渡航開始前の最終日……のんびりできない( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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今回の考古学・歴史ニュースは「エジプト文明はねこを盾にされて戦争に負けたよ!」ってお話です(*・ω・)ノ


ネコ大好き、古代エジプト人

前回ティカル遺跡に現れたジャガーの子供のニュースがありましたが、ライオンやらトラやらネコ科動物はたくさんいます。

その中でも私たちがペットにしているのはイエネコ(Felis silvestris catus)です。

このイエネコの祖先がヤマネコなわけですが、西アジアのリビアヤマネコを起源とすると考えられています。

ネコとの共生の歴史はより古いのですが、家畜化されたのは
約3700年前のエジプトと推定されています。

古代エジプト人は穀物をネズミの害などから守るためにネコを利用し、やがて家畜化したのです。


この辺りの流れは他の地域と変わりありません。


しかし古代エジプトでは家畜化開始期であるおよそ紀元前2000年前頃から、ペットとしてだけではなく、ネコを崇拝し、信仰の対象としても扱っていきます。





上に挙げたのは「神々の記」で描かれるネコの神様、バステトです。

以前にも「神々の記」は紹介したことありました↓↓↓


 





上のリンクが『神々の記』関連で、下のリンクは「バステト神」を祭る神殿からライオンとか猫のミイラが出たよ!ってお話です。

下のリンクでバステト神について語ってますので今回は割愛させて頂きますが、つまるところ、古代エジプト人はネコを神格化してしまうほど、ネコ好きだったのです(*^・ェ・)ノ


非道なる所業、許すまじ、カンビュセス2世( ・Д・)

今回のメインテーマは、「ねこを盾にされたので戦争に負けちゃったよ」ってことなのですが、実際のお話なのです( ・Д・)

BCE525年のペルシウムの戦いでは、アケメネス朝ペルシア第2代王カンビュセス2世と、古代エジプト第26王朝ファラオ、プサメティコス3世が戦いました。

しかしカンビュセス2世が、兵士に「ネコの絵を描いた盾」を持たせました。

あるいは一部、本当に盾にネコを括り付けたそうですが、こちらは史実かどうか不明です。

エジプトの兵士たちは「絵」なのに、猫の絵の盾をもつ敵兵を攻撃できず退散してしまいます。

カンビュセス2世はプサメティコス3世を捕虜とし、聖なる動物のために国を犠牲にしたエジプト人を軽蔑し、エジプト人たちの顔に猫を投げつけたそうです。

少なくとも何らかの効果を期待して卑怯な手段を取ったくせにね!( -д-)ノ

後にプサメティコス3世は処刑され、エジプト第26王朝は断絶してしまいます。

本当に戦争とは非情なるものです。

例え、可愛いネコを盾にしようとも、勝てば官軍負ければ賊軍、世の中間違ってるぜ( ・Д・)




ちなみにこれがカンビュセス世のご尊顔!

わっるい顔してるわ~、許すまじ( ・Д・)

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2020ねん 2がつ 9にち(にちよーび、晴れ)

こちらは調査開始後、ようやく最初の土曜日である。

のんびり寝つつも、しっかりと仕事したよ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ


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↑声帯が再現されたミイラ、なんか怖いヽ(TдT)ノ(下記の動画の映像より)


今回の考古学・歴史ニュースは「ミイラの声帯を復元して当時の声を再現した研究があるよ!」ってお話です(*・ω・)ノ

上に挙げた写真のミイラが今回の研究の対象になったミイラです。

彼の棺には神聖文字が刻まれており、その名前は「ネシャムン」で、カルナック神殿で書記官や僧侶として働いていたことが分かっています。

ネムシャンは古代エジプト第20代王朝の第10代ファラオ、ラムセス11世(紀元前1098~1070年頃)の時期の人物で、埋葬されたのは紀元前1100年頃、つまりネムシャンのミイラは今から約3000年前のミイラということになります。

また彼の棺には「声の真実」を意味する贈り言葉(称号のようなもの)が記されており、彼は生前、神殿における儀式の際に歌を歌っていたと推測されています。

このことを理由に声帯の復元が行われた……のではなく、研究者側の事情でこのミイラ「ネシャムン」が選ばれたのだろうなと私は思います( -д-)ノ

というのもこの研究を行ったのは、イギリス、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイのデビッド・ハワード氏らの研究グループだそうです。

一方でこのネムシャンは同じくイギリス、リーズ私立博物館が所蔵するミイラであり、イギリスでも最も保存状態の良好なミイラなのだそうです。

やはり研究の上では許可の関係上、自国や影響力の強いところでやるのが普通です。

変わった研究であればあるほど、どうしてもそうなる傾向が強いですね( ・Д・)




ネムシャンのミイラは医療で用いられるCTスキャンを使用して内部構造が分析され、3Dプリント技術によって復元されました。

これによってミイラの唇から咽頭までのモデルが印刷・復元されたのです。

この復元モデルをコンピューターとスピーカーにつないで人工声道を作り、発声させました。

↓それがこれ↓(*何か怖いので注意!ヽ(TдT)ノ、音量にも注意!( -д-)ノ)






私は怖いの苦手なので、聴いた時はうわぁヽ(TдT)ノってなりましたけども……

面白い研究だとは思うのですが、どんな意味があるのかなってちょっと思ってしまいました。

海外ではこのような一般向けにインパクトのある研究がちらほらと散見されるのですが、日本ではほとんどないですよね。

私がこの研究について知って驚いたのは、「こういう研究にもお金が落ちるんだ!Σ(・ω・ノ)ノ」ってことですね。

世の中歴史好きが多いにも関わらず、人文科学は一体何の役に立つのかと叩かれっぱなしに思えます。

もちろん何の役に立つだろうかと研究者自身が自問することは大事だと思います。

そしてそれは研究の助成金申請時の書類の記述にもやはり現れてきます。

地道な基礎研究も大事ですが、日本でもこうした世間一般にインパクトのある面白い研究に対しても助成金が落ちるようになるといいですね(*^・ェ・)ノ

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2019ねん 5がつ 27にち(げつよーび、晴れ)

今晩は論文を書き始めるよ!

誓うよ!( ・Д・)

……ほんとだよ!ヽ(TдT)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今回の考古学・歴史ニュースは「これまで最古のビールの再現って色々あったけど、今回は古代エジプトのイースト菌を実際に使ってみたのだよ!」というお話です!(*・ω・)ノ

どうやら「お酒の考古学」は人気なようなので、バックナンバーを表示しておきますね。


↓『お酒の考古学』のバックナンバーです(*・ω・)ノ
↑良かったらど~ぞヾ(´ω`=´ω`)ノ



さて、古代のビールを再現する研究はこれまでに世界各地で行われてきました。

考古学が明らかにする対象の一つとして「技術」がありますが、これまでの復元研究ではビールをどのような道具を用いてどのような工程で作っていたのかということが焦点でした。

そのため古代に使われていた道具や施設を再現して、古代と同じ材料を用意し、推定される製作工程に沿って作ってみるということを行ってきたわけです。

今回の研究の面白いところは、材料の部分に関して実際に古代に使われていたイースト菌を使ってみたという点にあります。

ではどうやって古代に用いられていたイースト菌を入手したのでしょうか?

近年の考古学研究では、多くの場合、土器を対象として内部に残る残滓(ざんし;うまいこと残った内容物)を対象とした理化学分析が行われています。

日本の事例では土器の内面に残る所謂「おこげ」の分析から、その土器を使って食べていた物が堅果類であったとか、魚介類であったといった研究がなされています。

マヤ文明の事例では同じく残滓の分析から、ココアを飲んでいたとか、コパルというお香を焚いていたとかいった研究がなされています。

また「内容物が~であった」という分析結果から、特定の土器の使い方、つまり「機能」について議論する研究もあります。




ということで今回の考古学・歴史ニュースでは、イスラエル考古学庁(IAA)と、バル・イラン大学(Bar-Ilan University)、エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)、テル・アビブ大学(Tel Aviv University)の研究者による共同研究チームが古代エジプトのビールを再現しました。

上に挙げた写真はイスラエル中部にあるペリシテ人の遺跡や古代エジプトと関係するネゲブ砂漠、テル・アビブ、エルサレムなどの複数の発掘現場から見つかった土器です。

これらの土器資料の内面に残る残滓を用いて、6年もの歳月をかけて古代のイースト菌の抽出に成功しました。

彼らは抽出したイースト菌のゲノムを解析し、液体培地で培養しました。

この培養したイースト菌を用いてビールや蜂蜜酒の醸造したのです(・∀・)つ




これまでの研究では古代の製法を使用しても原料は現代のものを使っていました。

上記のように抽出したイースト菌を培養して用いることで、今回の研究は古代のビールを造るために実際にその時代の原料を使用した点で初めての事例となります。

抽出した各種のイースト菌を分析したところ、現在のジンバブエの伝統的なビールやエチオピアの蜂蜜酒に使用されているものと類似の種も確認されたそうです。

抽出・培養されたイースト菌を用いて、研究では数種類のビールと蜂蜜酒が造られました。

用いられたのは約3000年前のイースト菌だそうですが、抽出できたイースト菌の中には約5000年前に遡るものもあるそうです。



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↑古代エジプトっぽいビールジョッキ?マグカップ?(「Amazon」商品紹介ページ内画像より転載;*現在品切れ中&当リンクは商品ページに飛びます、回し者じゃないよ!( ・Д・))



最後に、これはラムセス3世の墓の内部に描かれた壁画の一部です。

パン作りの様子が描かれています。

これまでの説では、パンを作って水に浸して、それを自然発酵させることでビールを作っていたと考えられています。

だから今回のビール作りもパン作りの酵母であるイースト菌を使っていたのですね!(*・ω・)ノ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、どうやらこの研究チームは商品化も考えているそうです。

いいですね~!

「お金にならない考古学をお金にする!」が、「歩け、マヤ」の掲げるモットーですからね( ・Д・)


マヤ文明でもバルチェ酒を研究して販売したいわ!

日本でも似たような古代酒作って、「『考古学徒』はそれ以外飲んじゃダメ!」ってルールにすればどうでしょう!?

どうせ考古学者というかフィールドワーカーは大体みんな、お酒よく飲むでしょ?(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

↓た、頼むから、登録してくれぃ!!!( ・Д・)↓

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2018ねん 7がつ 31にち(かよーび、晴れ)

最初は下手なもの書けないなと、とてもプレッシャーだったが、

気付けば、面白おかしく記事を書くことに喜びを感じている。

相変わらずのんびりだけど、

しっかり継続していきたいと思う今日この頃(*・ω・)ノ


・・・・・・・・・・・・

今回紹介するのは、エジプトのアレキサンドリアで発見された巨大な黒い石棺に関係するお話です。この石棺は長さ2.7m、幅1.5m、高さ1.8mという通常より大きなサイズあり、花崗岩製なのですが見た目が真っ黒なのが特徴です。


周辺で出土した遺物から、石棺の帰属年代はおよそ2000年前と推定されていました。そのため当該地域をアレクサンドロス3世が征服した紀元前332年以降のものである可能性が高く、もしかするとアレクサンドロス3世本人の棺かも知れないと期待される声もありました。


しかしこの石棺の近くには男性の頭部を模った石膏像がある他には金石文などの決定的に重要な情報を有する遺物が見つかっていませんでした。


一般誌等の噂としては、これこそがアレクサンドロス3世の棺であり、開ければ呪いが解き放たれるとの情報も流れていました。「歩け、マヤ」でも以前に扱ったツタンカーメン王墓発掘にまつわる「ファラオの呪い」の最新バージョンですね( ・Д・)


【いにしえの呪い】国宝展示ケースから有害ガス!&ツタンカーメンの呪いとマヤの呪い【文化遺産保護】


まぁ考古学者は例え呪われようとも、せっかく見つけた棺を開けないわけないので、彼らもやっぱり開けてみたのです。エジプト考古省の発表によると、中に納められていたのは将校と思われる3人分の人骨だったのです。この内の一人は頭蓋骨に矢による傷が見受けられたそうです。


古代エジプトでは紀元前3000年頃から始まったミイラ作りがずっと盛んで、アレクサンダー大王がファラオとなった時期(紀元前4世紀頃)もまだキリスト教が浸透(後5世紀頃)しておらず、ミイラ作り文化は残っていました。


ミイラは場所を取るし、残るし、墓の再利用は禁じられていたため、すし詰め状態の共同墓地も多数存在していた時代です。


この石棺に納められた3人の将校も、もしアレクサンダー大王の部下であるならば、有名なガザ包囲戦等で戦死した後にまとめて埋葬されたのかも知れませんね。


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↑発見された石棺、中の様子、黒い液体、臭いなってきっと思ってる方々(「Discovery」の記事内の画像を転載)

今回のお話の問題点は、考古学者らが石棺の蓋を開けた時に石棺の内部を、上の写真に見られる真っ黒な水が満たしていたことです。この水の正体は下水溝から漏れ出た下水だったのです( ̄▽ ̄;)!!ガーン

そしてなぜかこの石棺の中の液体がネットで注目を浴び、様々な目的のためのキャンペーンにオンラインで署名を集め届け出る「Change.org」では、なぜか「黒い石棺からの赤い液体を人々が飲めるように」という不思議なキャンペーンが掲載されたそうです。


このキャンペーンの趣旨は、「我々は呪われた黒い石棺の赤い液体を炭酸入りエナジードリンクみたいに飲んで、その力を受け継ぎ死なねばならない」ということだそうです。


死者のエネルギーみたいなものを得る気なのでしょうか……てか下水だし、飲んだら死者になる気がする( ・Д・)


とまぁ普通に考えて非常に奇妙な署名活動なのにも関わらず、2万人以上の署名が集まっているそうです。署名が2万5000人に達すればこの嘆願が届けられるようですが……


ミイラの出汁はめちゃ利いてるかも知れませんが、それ以前に他の出汁の方が危険です。呪いよりも確実に死者を出すでしょう。あるいはこのようなキャンペーンが行われること自体が呪いなのでしょうかね。


(……ツタンカーメンやアレクサンダー大王ならいざ知らず(?)、ただの将校にさえも呪われるなら、きっと「考古学者は墓が好物」なんて言えるわけがない!( ・Д・))


↓死者のパワーを得るために「超真黒水」を飲みたい方は押してみよう!( -д-)ノ↓

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