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歩け、マヤ -考古学・歴史ニュース-

「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙

タグ:ネアンデルタール人

2020ねん 10がつ 13にち(かよーび、曇り)

ストレスなくなったら毎日とても眠い( ・Д・)


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↑ダチョウの卵たちに囲まれた問題の品(*^・ェ・)ノ(「NOIZMOON」の記事内画像より転載)



今回の考古学・歴史ニュースは「ネアンデルタール人の遺伝子がコロナ重症化のリスクと関係しているそうだよ!?( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


ご存じの通り、現在、コロナウィルスは世界的に猛威を奮っています。

日本ではどうでしょうか?


所謂「コロナ禍」として経済が回らなくなり、倒産・閉店する会社・お店が増え、それに伴い失業者も増え、問題は多いのですが、、、

法律的にロックダウンという強硬手段を取ることのできない日本では海外に比べてまだ穏やかな方ではないでしょうか?

マスク文化が定着した感じがしますが、多くの人々が気持ちの上では既に収束したかのように行動しているようにも思えます(*^・ェ・)ノ


一方で、先日(2020年10月初頭)ニューヨークでは2度目のロックダウンとなり、依然としてアメリカでは大問題のようです。



現在日常的に「コロナ」と私たちが呼んでいるものは、新型ウイルスSARS-CoV-2によって引き起こされる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)です。


感染した場合、重症化して入院が必要になる人がいる一方で、症状が軽い人や無症状で済む人もいます。


日本でも重症化し、死亡した事例はありますが、世界的にみると感染者数も死亡者数も極めて少ないのです。


新しい感染症であるが故に研究も進んでおらず、ほとんど憶測段階で様々な原因や対処法が流布し、怪しげな商品も販売されました。



子供や老人が重症化しやすい。


肥満は重症化しやすい。


持病があると重症化しやすい。



でもこれって免疫力や健康状態からして当然のことのように思えます( -д-)ノ



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↑ネアンデルタール人の遺伝子(バリアント)を含む割合(「OIST」の記事内画像より転載)




最近、沖縄科学技術大学院大学(OIST)が東大や京大を抜いて、日本の大学で最も優秀な研究機関として有名になりました。


というのも、海外研究者を多量に招いた結果でしかないので、日本人研究者がいかに育っていないかを知らしめることになっただけと私は考えています( -д-)ノ




今回紹介する研究は、そんなOISTが招聘したバンテ・ペーボ教授らの研究チームがコロナの重症化には遺伝的要因の影響があり、それは私たちがネアンデルタール人の遺伝子から受け継いだ遺伝子領域と関係があるとしたものです。



この研究で3番染色体のある領域の遺伝子多様体(バリアント)が、重症化リスクを高めることが示され、上に挙げた図のようにヨーロッパや南アジアの人々が多くのバリアントを有していることが分かります。



地図を見て分かるように、日本では「0」になっていますよね。

東アジアではバリアントを有している人がとても少ないのです。

一方で南アジアでは国によっては最大で人口の50%がバリアントを有しているそうです。


重症化の要因として遺伝子要因の中ではこのバリアントの有無が最も強いもので、このネアンデルタール人のバリアントを持つ人は、COVID-19に感染した際に人工呼吸器を必要とするリスクが最大 3 倍になるそうですΣ(・ω・ノ)ノ





おわりに

旧人であるネアンデルタール人と私たち現生人類が交雑していたことは2010年に明らかになりました。

とても新しい研究の成果なのですヾ(´ω`=´ω`)ノ


先ほどのバリアントの分布図はつい先月(2020年9月)に発表された論文のものですが、アフリカにはバリアントの数が「0」になっています。

これは「出アフリカ」というアフリカで誕生した私たち現生人類が世界に拡散していき、その先々でネアンデルタール人と交雑したという2010年段階の理論的背景の影響を受けていると思います。


しかし今年2020年には新しい研究が登場し、アフリカを含む全人類がネアンデルタール人の遺伝子を約2%含むという報告がなされています。

これによって聖書になぞらえた「出アフリカ」という一方的な人類の拡散を描く解釈が揺らぎ始めています。



2つの情報を紹介したので混乱を避けるために整理しますと、

つまり日本人もネアンデルタール人由来の遺伝子を有していますが、コロナの重症化の要因となるバリアントは有していない傾向が強いということになるのだと思います。



正直、研究がここ数か月に発表された最新のものばかりなので、今後の進展に期待します!

急務のコロナ研究はともかく、化石人骨の研究は時間かかるでしょうけどね( -д-)ノ


うむ、人類学・考古学研究は今話題のコロナ研究にも通じているよ!( ・Д・)


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2019ねん 2がつ 15にち(きんよーび、晴れ)

休みもなく一週間以上ずっと多忙でした。

こんなに待ちわびた週末は初めてかも知れません( -д-)ノ


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今回の考古学・歴史ニュースは『ネアンデルタール人とデニソワ人が交雑していたよ!』っていう内容です(*・ω・)ノ



タイトルからして色々疑問があると思いますが、ネアンデルタール人というのは知っている方も多いかなと思います。

歴史の教科書の冒頭部に出てくるあの人類の進化図の箇所で「旧人」として紹介されていたと記憶している方もいるやも知れません。


現在ではネアンデルタール人は私たち現生人類、つまりホモ・サピエンス・サピエンスの亜種と考えられています。


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一方でデニソワ人というのは聞いたことがないかも知れませんね。


というのもデニソワ人の発見は2008年ですので、比較的最近になって新たに見つかった化石人骨なのです。


デニソワ人の名前の由来は発見地がロシアにあるデニソワ洞窟であることです。


今回の発見もデニソワ洞窟におけるもので、この洞窟は西シベリアのアルタイ山脈に位置しています。





この上に挙げた写真が発見された化石人骨になります。


この骨片は大量のライオンやクマ、ハイエナといった動物骨と一緒の状態で発見されました。


分析の結果、この骨片は約9万年前に13歳で亡くなった少女の腕あるいは脚の骨の破片であることが分かりました。


この少女の凄いところは、なんと母親がネアンデルタール人、父親がデニソワ人だったということなのです!(*・ω・)ノ



初期人類間の交雑(異種交配)を示す証拠はこれまでにも数例見つかっています。

しかし交配の第一世代が見つかるのは初めてであり、本当に奇跡的なことなのです(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!



ちなみにこの少女はデニソワ洞窟から取って、『デニー』と愛称が付けられたそうです。


またデニーの父親であるデニソワ人は祖先に少なくとも一人のネアンデルタール人がいたことも分かっています。





デニーのお父さんの事例から分かるように、初期人類は複雑な異種交配を繰り返し、その結果として私たちが誕生したようですね(。・ω・)ノ゙

つまり私達、現生人類もかつて交雑を行っていたのです。


そのためヨーロッパとアジアの人々のDNAの約2パーセントはネアンデルタール人に由来するものだそうです。

(確かに知り合いにネアンデルタール人みたいな人がいますわ( ・Д・))

またメラネシアの人々のDNAの4~6パーセントはデニソワ人に由来するそうです。

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