2020ねん 8がつ 16にち(にちよーび、晴れ)

もし一か月間、毎日記事投稿チャレンジとかしたらいい感じになるかい!?( ・Д・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




今回の考古学・歴史ニュースは「元寇船見つかってるけど、壊れるからとりあえずいかりを揚げてみたってさ!( ・Д・)」ってお話です(*・ω・)ノ



ちょうどちょっと前に元寇の際に沈んだ船が見つかったって記事を書いたと思いますが、今回はその続きみたいなものです。

なので、元寇の説明は省きますね( -д-)ノ



せめてwiki情報貼っておきます(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!(ほんの一部、管理人が加筆修正)

日本の鎌倉時代中期に、当時モンゴル高原及び中国大陸を中心領域として東アジアと北アジアを支配していたモンゴル帝国(元朝)およびその属国である高麗によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称である。

1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)という。

別名、蒙古襲来とも言う。

特に2度目の弘安の役において日本へ派遣された艦隊は、当時世界最大規模の艦隊であった。
(wikipediaより転載;一部、筆者加筆修正)



↓まぁここでも教科書程度のさっくりとした説明だけどね( ・Д・)


↑まぁ黙ってぽちっと押しときなよ(*^・ェ・)ノほれ、ぽちっとな(*^・ェ・)ノ



さて、元寇船の発見があったのは長崎県の鷹島(たかしま)です。



珍しいことにこの水中遺跡をそのまま遺跡登録したそうで「高島神崎遺跡(たかしまこうざきいせき)」と名付けられました。

水中にある遺跡で国指定史跡となったのはここが初めてだそうです.。゚+.(・∀・)゚+.゚




最初に挙げた写真が「鷹島2号沈没船」と名付けられた船の船首部分に当たるそうです。

2号というだけあって2011年と2014年に一隻ずつ発見され、現在も調査が続いているそうです。


arukemaya942
↑違う角度から見た船首(「産経WEST」の記事内画像より転載)







みなさん「ワンピース」見ます?

あの「海賊王に俺はなる」的なアレですよ。

まぁいずれ「考古学王に俺はなる」(大事なところなので無駄に強調しておきました( ・Д・))にせよ、ワンピースの中で『竜骨』出てくるんですが、、、

これ知ってると話は早いんですが、竜骨は「キール」とも呼ばれるもので船の底の中心線にあって、船首と船尾をつなぐ重要な木材の加工品です。




この竜骨が発見されてまして、その幅が50cm、長さ12mだそうです。

なので船全体の大きさは全長約25m程度あったのではないかと推測されているそうです。




さすがは当時最大規模の艦隊、船もデカいですわ!Σ(・ω・ノ)ノ




まぁその割に大した距離も移動せずに沈みましたけど。



(とか言ったら怒られるのかな?( ・Д・))


まぁゆうて、戦艦大和もさくっと沈みましたからね!


(自国ネタを自虐しておいて炎上回避の術、次は自国民を敵に回すのか( ・Д・)……ちなみに私は大和が好きだ!( -д-)ノ)。





……まぁあれですわ、、、

物理的に考えて、、、同じ素材でデカけりゃ重いし沈みやすい!普通ですわ!( ・Д・)





ところでこれみてください。

教科書とか資料集でよく見る蒙古襲来の絵巻ですけど、、、


(これも後世に加筆されているそうですね、

色濃い真ん中の闘うモンゴル兵(3人)。本当は意外に侍強くて、左側の元絵のようにモンゴル兵は逃げ腰だったのだとか……

勝った側が描いてるからそうなのか、実際そうであって艦隊本体が神風でやられてるから戦意喪失してたのか、、、どうなんでしょう(*^・ェ・)ノ)



……右上になんか爆発してるじゃないですか。

これ「てつはう」です。


習いましたよね?


私、覚えましたよ!ヾ(´ω`=´ω`)ノ





で、これが本物のてつはう!


この歳でちょっと感動ですよ。

これ投げて、ぼかーん!ってなってたのね~って今再びリアルに思いますわ。



小学生くらいの時?、「てつはう」って何よ!??( ・Д・)

「てっぽう」の訛りじゃないんかいっ!( ・Д・)って思ってましたもの。




真面目な話に戻すと、X線の分析の結果、光と音による威嚇攻撃、つまり閃光弾のような役割ではなく、手りゅう弾の仲間だということが分かりました。

中に金属片とか陶器片が入っていてそれが炸裂して突き刺さるという殺傷能力があったようですΣ(・ω・ノ)ノ



それで、てつはうは金属製だから引き揚げて保存していますが、木材はそうはいきません。

外気に触れると腐りますから!

だから全部、海中の砂で埋め戻したそうです。



arukemaya944





ということで、せっかく発見した元寇船も引き揚げてしまうと腐ったり劣化してしまいます。


なので、上に挙げた写真に見られるような、船の「いかり」だけをとりあえず引き挙げて、展示してみて、いかにして保存・保管すれば良いのだろうということを実験することにしたそうなのです。



arukemaya947



おわりに

さて、そうして実験的に引き上げて、湿度や気温を調整して保存・展示しているのが、最後に挙げた写真のいかりになります。

さすがに大きいですね!ヾ(=^▽^=)ノ



考古屋さんとしてはどうしても「発見」が大好きなわけですが、

保存・活用のことを考えると保存科学の皆様のご協力、

また博物館の皆様のご支援が必要なことが多々あるなと再認識するようなニュースでした。




遺物を将来までしっかりと残すことが当然ながら人類の文化遺産の保護として必要でありますし、

我々研究者としても資料としてのオリジナルデータが損なわれることなく引き継がれることはとても大事なことですね(*・ω・)ノ




当記事執筆現在、このご時世(コロナ禍)ということもありますが、、、


皆さんもご助力の一環として是非、博物館に足を運んでみてください(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


……たまには真面目に終わるか!( ・Д・)

↓マヤ遺跡の調査速報等をアップしてます!↓
↓登録者数、目指せ1000人!↓
↓逃避行動で実験考古学キャンプとかゲーム実況もやってるよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!↓