2019ねん 1がつ 21にち

心がすさんでいるのだろうか……

今日の記事は心の問題のせいにしよう!( -д-)ノ


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さて、今回の考古学・歴史ニュース(?)は「今何で密かに縄文文化が流行ってるのか?」です。


・・・・・・今回は批判的な内容になるのでご了承下さい。いつもある程度ふざけるようにしてるんですけどね。まぁ面白くなるように頑張ります( -д-)ノ


というか、振り返ってみるとニュース記事以外はいつも批判的な内容を書いてますね(/TДT)/


今回は考古学研究者を批判対象にしてるので緊張しますけど、まぁやけに多い縄文ブームが気になったので記事にしてみました。


怒られるのが怖いので「なる早」で締めたいなと思っておりますヽ(TдT)ノ



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最近やけに、縄文とか古墳ブームが一部で来てるな~と思うのです。

展覧会もちらほらと催されていますし、それとは無関係に個人店やグループ、企業で古代文明関係のグッズもけっこう販売されています。


まぁそういった流れは、考古学者として嬉しいことです。多くの一般の方に興味を持ってもらえる良い機会となるのですから。



・・・・・・他方で、私が気になるのは、「縄文時代は平和だった」、「縄文時代の人間関係は良かった」、「縄文時代の就労時間は一日4時間だった」とかそういうことを発信する人がいるってことですね。


まぁ一般の人がそういうことを言ってもそこまで気にしないんですけど、科研費取ってる研究者がそういうこと言うのはどうなの?って思ってしまったわけです( -д-)ノ

(ヤバイかな、この記事……何かあったら速攻消します( ・Д・))



ほんとはリンクも貼ろうかと思いましたが、ロクに調べもせずにビール飲みながら書いてる程度で痛烈な批判をするのは宜しくないので、やめました(TДT)


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さて、その研究の結論は要約すると以下のようになります。


①縄文の思想は優れている

②それは一部現代日本にも引き継がれており、特に海辺の人々においてである

③だから海辺の町では自殺率が低い

④その思想とは自由意志の尊重、他人に強制されない社会構造、売買ではなく贈与行為の尊重、平等な分配行為

⑤対する一般現代社会は、勤勉さ、克己心、忍耐強さを美徳とし、そのために自殺率が高い


・・・まぁ一言で批判すると、「これが考古学成果か?」ってことです。

本人は考古学研究者であり、こう考えるには考古学的な根拠があると言っていますが、、、

私の知っている考古学はそこまで個人の心に踏み込むことができないし、

自殺した縄文人あるいは他の古代人の検出例を知らないし、

該当する時期の総人口に対する古代人の自殺率も知りません。



また人類学研究で現代日本における億万長者の多くが漁業関係者であることが分かっています。知り合いのホタテやらウニやら養殖やってる社長とか凄い稼いでますよ。


でもめちゃくちゃ部下とか周りに奢るそうです。これは上に述べた贈与行為に相当しますけど、これって特別な地域で一部に見られる「互酬性」だと思います。


たくさん財をなした人が狭いコミュニティでそれを溜め込むと問題が生じる。だから分配する。それによって立場を維持する。だからこれは決して平等な分配ではありません


知人の漁業組合の人で船主も何も関係なく、平等に利益を分配するなんて話は聞いたことがないです。


つまり海浜部で見られる互酬性と思しき『平等な贈与・分配行為』は人類社会に共通する構造的な問題であって、「縄文の思想」として特別に評価できるのでしょうか?


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一方で、これはまた別の人ですけど、「縄文時代の勤労時間が4時間程度であるので素晴らしい!」みたない文章も意味が分かりません。


民族例で現代においても狩猟採集民の基本的な労働時間は短いということが遥か昔から指摘されてますからね(*・ω・)ノ


現代でも釣りだけやって生きてれば4時間で何とかなるかも知れませんよ。

個人的に漁をすることは禁止ですけど、釣りはOKですからね。その分ハンデはありますけど。


現代では土地の問題とか諸問題がありますけど、狩猟採集で生きていきたいなら、たぶんできますよ。禁猟期間という制限もありますけど、当時の人々も知恵として取り尽くさないようにしていたと考えられますから。


「現代社会の労働時間は長い!おかしい!」って本気で思うなら、スマホもPCも捨てて狩猟採集してみなさいよと思います。そしてそういう文章を書く人に限って、ネット上に文章上げてがっつり稼いでるでしょ?って思いますヽ(TдT)ノ


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まぁということで、不満をぶちまけてみました(・ε・)ムー


何故、こういう「縄文回顧」的な言説が語られるのでしょうか?


恐らくは現代社会人が抱える不満をぶちまけてるのでしょう。つまり現代社会と対比して縄文社会をターゲットとして利用し「理想社会」として描き上げ現代社会が抱える問題や矛盾へのアンチテーゼとして機能させているのでしょう。


しかしながらあくまで我々は現代社会に生きています。そして縄文時代の暮らしは単純に労働時間の長さだけで計れるような「楽な暮らし」ではなかったでしょう。



……私も年を重ねるごとに、人々に新たな発見によるインパクトを与えたり、人々の知的欲求心を満たす以外に、考古学という研究分野いかにして現代社会により直接的に貢献できるかを考えるようになりました。


今回紹介した2例は、確かに過去と現在を結んでいるかに見えます。でも果たしてこういう形が考古学が現代社会に貢献するってことなのでしょうか?

・・・・・・・非常に個人的意見ですが、私は違うと思うのです( -д-)ノ

↓やっぱり明るい内容がいいね(´・ω・`)↓