抽出・培養されたイースト菌を用いて、研究では数種類のビールと蜂蜜酒が造られました。
「お金にならない考古学をお金にする!」が、「歩け、マヤ」の掲げるモットーですからね( ・Д・)
「考古学」を中心に考古学・歴史に関するニュースをお届け! 世界には様々な発見や不思議があるものです。ちょっとした身の回りのモノにも歴史があり、「らーめん」すらも考古学できるってことを、他の考古学・歴史ニュースと共にお伝えします!(。・ω・)ノ゙
バルト海の冷たい水の中で200年間キンキンに冷やされ続けてきたビール・・・ほんとに飲める?Σ(・ω・ノ)ノ
先に述べた世界最古のシャンパンはオークションで売られたそうです。
シャンパンは実際に飲める状態だったそうですよ!
↑引き上げられたビールのボトル①(「ねとらぼ」の記事内画像より転載)
↑引き上げられたビールのボトル②、気圧差で栓が抜けないように止めていると思われる(「IRORIO」の記事内画像より転載;credit: Augusto Mendes, Ålands Landskapsregering)
これまで同地域では4000年前のメソポタミアの醸造所の址といった、ビールの存在を示唆する間接的な証拠としての遺構・遺物が見つかっていました。
しかし今回の「発酵した大麦の化合物」は決定的な痕跡の発見であり、ビールの存在を示す「最古の直接証拠」として重要視されています。
↑回転式のスタンプ。粘土板に押し付けると文様が分かる。壺からストローで何か飲んでる!(「COSMOS」の記事内画像より転載;英文; credit: Courtesy of the Oriental Institute of the University of Chicago)
↑分析対象となった土器、それぞれ先の写真のどこにあるか分かりますか?(・∀・)つ(「Dayly Sabah History」の記事内画像より転載;英文)
中世ドイツではビールは「液体状のパン」とか「飲むパン」と呼ばれ、栄養価の高い特別な飲料物として重宝されていました。
古代より主食のパンは肉体を、赤ワインは血液を象徴する事例は多く見受けられます。マヤでも主食のトウモロコシから人間が作られていますからね。
つまり普遍的に主食となる作物は肉体を構成ないし維持する上で重要なものとして捉えられたのですね、例え液体になってもね!( -д-)ノ
・・・・・・まぁ昔からこの手の発見には『付き物』だと思いますが、研究者らは今回検出された残留物の分析結果に一致するビールの醸造を行おうとしています。