2020ねん 2がつ 16にち(にちよーび、晴れ)
仕事が溜まっていく。
体力も気力も削れていくヽ(TдT)ノ
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今回の考古学・歴史ニュースは「2000年前の古代の噴火で頭が爆発した事例があるよ!」ってお話です(*・ω・)ノ
つい最近もヴェスビオ火山の噴火の恐ろしさに関する記事を書きました。
今回はそれに類似した内容です。
前回は脳みそがガラス化した話でしたが、今回は脳みそが沸騰して爆発し。内側から頭蓋骨を吹き飛ばしたお話です
↓前回のはこれ。
今回のお話の舞台もヘルクラネウムです。
ヴェスヴィオ火山の近くに位置する古代ローマの一都市ですね。
前回お話したように、有名なポンペイでは飛んできた火山弾に当たって亡くなったり、高温に晒されることで死亡する事例が多いのです。
一方でポンペイよりもヘルクラネウムの位置は噴火した火口の近くにあるため、より高温の火砕流が速やかに到達したと考えられています。
温度に関しては研究者によってばらつきがありますが、概ね500~600度と考えられています。
現代日本では火葬が一般的なのでイメージし易いかも知れませんが、技術の発達に伴い、人の遺体は1000度に達する火葬室で焼かれます。
なので10円玉等の銅を主体とした金属類ならば溶けてしまう温度です。
また現在はもちろん古代より陶器類の焼成や鉄器の精錬には1200度以上に達する窯を用いてきました。
これらと比べると500~600度の火砕流は大した温度じゃないと感じるかも知れません。
あるいはその程度の温度で脳が沸騰したり、頭蓋骨が爆発したりするものかと不思議に思うかも知れません(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
上記の人口的な高温焼成と、ヴェスヴィオ火山の火砕流との違いは「時間」です。
ヘルクラネウムを襲った火砕流は人体を一瞬の内に包み込み、500~600度の高温状態にしたのです( ・Д・)
さて、では実際にヘルクラネウムで発見された頭蓋骨の写真を見てみましょう(*・ω・)ノ
1枚目の画像だと頭蓋骨の上部が砕けています。
2枚目では側頭部、3枚目では頭蓋骨の前方が砕けています。
このように上部だけが吹き飛ぶわけではないようですね。
ところでヘルクラネウムの当時の人口は5000人と推定されています。
ポンペイの事例では人口2万人に対して約2000人が犠牲となりました。
10%程度ですね( -д-)ノ
ヘルクラネウムの事例に適応すると5000人の10%で500人が死亡したことになります。
火口に近い分、被害者数はより多かったかも知れません。
あるいはポンペイの被害者の多くは逃げ遅れた人、あるいは何らかの理由で留まった人なので、しっかり避難していればもっと少ないかも知れません。
そのため正確な犠牲者数は分かりませんし、発掘調査が全て終了しているわけでももちろんありませんが、少なく見積もってもこれまでに発見された100体以上の遺体に対して、頭蓋骨が爆発した事例は僅かです。
みんながみんな、脳みそが急速に沸騰して、頭が爆発して死んだわけではありません。
しかしながら噴火とは恐ろしい物ですね。
日本にも活火山はたくさんあります。
幸いにも過去の被災から学び、現在は様々な対策がなされています。
皆さんも他人事とは思わず、噴火や地震、それらの避難方法について学習し、有事の際にはちゃんと避難してくださいね!ヾ(´ω`=´ω`)ノ
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